この1年で、手洗いが習慣になったという人も多いんじゃないでしょうか。
帰宅時はもちろん、外出先でもせっけんを使って念入りに手洗いをしたいですよね。
しかしトイレの液体せっけんって、どんな状態のものが入っているのか気になってしまったり(ほとんどは清潔なんでしょうけど)
ここに触れること自体に抵抗を感じるケースや
そもそもせっけんが設置されていないトイレも……
それなら、安心して使える“マイせっけん”を持ち歩けばいいとも思うものの、
普通のせっけんを持ち歩くのはさすがに無茶でしょう!
持ち歩けるアルコール除菌ジェルなどはたくさんありますが、その前にちゃんと手洗いもしたいんです。ということで、外出先でも使いやすいせっけんを集めてみました。
携帯用せっけん各種をそろえてみました
まずは「シャボン玉石けん」の「バブルガード携帯タイプ」
アルコール、抗菌剤、香料、着色料、酸化防止剤、合成界面活性剤などの添加物が入っておらず、肌にやさしいと好評の「手洗いせっけんバブルガード」を、持ち運びしやすいコンパクトな容器に入れた携帯タイプです。
1〜2回プッシュすれば手洗い1回分の泡が出ます
あとは普通に手を洗うだけ
はい、キレイ!
洗った後の手はしっとりツルツルに。
公衆便所に設置されている液体せっけんって全然泡立たなかったりして、本当にキレイになっているのか不安になってしまうものもありますが、コレだったら安心して使えますね。
続いては懐かしの「紙せっけん」。外出先での手洗い需要が増えたことから、そのよさが見直されているそうです。
「紙せっけん ルアナソープ」
小学生の頃、女の子が持ってたなぁ〜紙せっけん
花形になった紙のように薄〜いせっけん。花(バラ?)の香りが漂ってきます。殺菌・消毒成分である塩化ベンザルコニウムを配合しているとのこと。
こんなふうに1枚取って手を洗いますが……
全然泡立たないな
ちゃんと手洗いしようと思ったら、3〜4枚は必要そうです
ただし、ぬれた手で触るとすぐに崩れちゃうので注意が必要!
昔の紙せっけんも、手洗い用というよりは、手紙に添えていいニオイを付けるみたいな、香りを楽しむものだったからなぁ……。せっけんとしての使い勝手はややイマイチな面も。
でも、手はメチャクチャいい香りに……!
最後は「ポケットソープ」。
やたらとポップなパッケージです
中身は錠剤のようにシートで包装されています。せっけんっぽさゼロ!
これ、よく見るとウイルスを模した形をしているんですよ
この「ポケットソープ」は、子供たちに「手洗いをするとウイルスがなくなる」ということを視覚的に教えるため、手洗いの推奨時間である約30秒で使い切れる、ウイルスの形をしたせっけんなんだそうです。
さて、洗ってみましょう
ちなみに、ウイルスの形は全部で6種類。コロナを始め、インフルエンザやノロなどがあります。それぞれ香りが異なるのも芸が細かい!
わーっ、思ったよりよく泡立つ!
かなりしっかり30秒洗っても……まだちょっと残ってますね
結局、完全になくなるまでには1分程度かかりました。これだけ洗えばウイルス対策もバッチリでしょう
せっけんの中にツブツブが入っていて触感がおもしろく、子供もよろこんで手洗いしてくれそうです! 個別包装なので常に清潔なのもうれしいですね。
それぞれ問題なく手を洗うことができましたが、せっけんとしての使い勝手はやはり、泡が直接出てくる「手洗いせっけんバブルガード携帯タイプ」が一歩リードでしょうか。
カバンのポケットに入るサイズ
ただ、コンパクトとは言ってもそこそこサイズがあるので、ゴチャゴチャのカバンの中に入れておいて泡が出ちゃったら……というのはちょっと心配です。フタをしておけばほとんど問題ないとは思いますが。
その点、「ポケットソープ」と「ルアナソープ」は固形&しっかり包装されているので安心です
無添加にこだわるなら「手洗いせっけんバブルガード携帯タイプ」、子供にもしっかり手洗いさせたいなら「ポケットソープ」、香り重視なら「ルアナソープ」などと、こだわりポイントに合わせて選ぶのがいいんじゃないでしょうか。
外出先でもしっかり手洗いできるよう、持ち運び用のせっけんをカバンに忍ばせておきましょう!
藤子・F・不二雄先生に憧れすぎているライター&イラストレーター。「デイリーポータルZ」「サイゾー」「エキサイトレビュー」他で連載中。