レビュー
あら熱取りなど、調理にも役立つ!

ゆっくり食事しても、お刺身が冷えてる! パナソニック「うま冷えプレート」を使ってみた

食卓に並べた刺身やサラダなどの冷製料理や生鮮食品は、食事中にどんどんぬるくなってしまいます。これは仕方ないことなのですが、冷たいものは冷たい状態で食べたほうが断然おいしい! そんな時に役立つ、パナソニック「うま冷えプレート NY-PC1」(以下、うま冷えプレート)を使ってみました。

冷凍室で凍らせて使用する冷却プレート

うま冷えプレートの内部には蓄冷材が配置されており、冷凍室や冷凍庫で冷やして使用します。クーラーボックスなどに入れて保冷する一般的な保冷剤とは異なり、表面のステンレス部で料理の冷たさをキープしたり、食品のあら熱を取るのが主な使用用途。パナソニック以外のメーカーの冷蔵庫や冷凍庫にも対応していますが、日本産業規格(JIS C 9607)に定められた冷凍記号がスリースター以上の性能を備えた製品に限られます。

サイズは302(幅)×219(奥行)×25(高さ)mmで、重量は約1.2kg。銀色のステンレス部で、食品の熱を取ったり、冷たさをキープします。ステンレス部のサイズは270(幅)×210(奥行)mm

サイズは302(幅)×219(奥行)×25(高さ)mmで、重量は約1.2kg。銀色のステンレス部で、食品の熱を取ったり、冷たさをキープします。ステンレス部のサイズは270(幅)×210(奥行)mm

うま冷えプレートを冷やせる冷蔵庫や冷凍庫は、冷凍記号がスリースター以上であることが絶対条件。冷蔵庫に貼ってあるシールに、3つ以上の★が記されているかをチェックしましょう

うま冷えプレートを冷やせる冷蔵庫や冷凍庫は、冷凍記号がスリースター以上であることが絶対条件。冷蔵庫に貼ってあるシールに、3つ以上の★が記されているかをチェックしましょう

ちなみに、ファミリータイプの冷蔵庫でなくても、スリースターの冷凍記号が付いている製品もあるので、けっこう使える冷蔵庫は多そう

ちなみに、ファミリータイプの冷蔵庫でなくても、スリースターの冷凍記号が付いている製品もあるので、けっこう使える冷蔵庫は多そう

準備は、うま冷えプレートを冷凍室に入れておくだけ。横向きでも縦向きでも、入れ方は自由です。ただ、24時間以上冷やさねばならないので、購入してすぐに使用することはできません

準備は、うま冷えプレートを冷凍室に入れておくだけ。横向きでも縦向きでも、入れ方は自由です。ただ、24時間以上冷やさねばならないので、購入してすぐに使用することはできません

冷凍室に24時間入れておいたうま冷えプレート。内部の蓄冷材は-16℃以下で凍っているそうです

冷凍室に24時間入れておいたうま冷えプレート。内部の蓄冷材は-16℃以下で凍っているそうです

なお、ステンレス部のまわりには樹脂製の持ち手が用意されているので、冷凍室から出して運ぶ際に手が貼り付いたり、冷えすぎて痛くなる心配はありません

なお、ステンレス部のまわりには樹脂製の持ち手が用意されているので、冷凍室から出して運ぶ際に手が貼り付いたり、冷えすぎて痛くなる心配はありません

冷たさのキープ力を刺身で検証!

さっそく、うま冷えプレートを使うことで、どのくらい冷たさがキープできるのかを検証してみましょう。皿に並べた刺身を用意し、そのまま机の上に置いたものと、うま冷えプレートに載せたものとで刺身の状態にどれだけ差が出るかを確かめてみました。

うま冷えプレートの冷気の影響を受けないように、少し離して設置。エアコンの冷房が効いている、室温24.7℃の部屋で検証します。なお、うま冷えプレートに直接食材を置くのは厳禁!

うま冷えプレートの冷気の影響を受けないように、少し離して設置。エアコンの冷房が効いている、室温24.7℃の部屋で検証します。なお、うま冷えプレートに直接食材を置くのは厳禁!

1時間後の様子。うま冷えプレートの霜がずいぶん溶けました。部屋の温度は1℃ほど下がりましたが、以降も室温は±1℃くらいでキープされています

1時間後の様子。うま冷えプレートの霜がずいぶん溶けました。部屋の温度は1℃ほど下がりましたが、以降も室温は±1℃くらいでキープされています

見た目の違いはそれほどない印象。若干サーモンの脂が溶け、くたっとしているように見えるような気もしますが、状況を知っているからそのように見えるだけかも……

見た目の違いはそれほどない印象。若干サーモンの脂が溶け、くたっとしているように見えるような気もしますが、状況を知っているからそのように見えるだけかも……

サーモンの表面温度を計ってみると、7℃以上も差が!

サーモンの表面温度を計ってみると、7℃以上も差が!

その後、さらに30分放置

その後、さらに30分放置

トータル1時間30分経過すると、見た目にも変化が。普通に机の上に置いた刺身は、まぐろが変色してきました

トータル1時間30分経過すると、見た目にも変化が。普通に机の上に置いた刺身は、まぐろが変色してきました

最初に測定したのと同じ、サーモンの刺身の表面温度を計ってみると、どちらも温度は上昇したものの、やはり、うま冷えプレートに載せてあるほうが7℃以上低い! しかも、1時間30分経った時点でも、30前に測定した机の上に置いただけの刺身よりも冷たい状態です

最初に測定したのと同じ、サーモンの刺身の表面温度を計ってみると、どちらも温度は上昇したものの、やはり、うま冷えプレートに載せてあるほうが7℃以上低い! しかも、1時間30分経った時点でも、30前に測定した机の上に置いただけの刺身よりも冷たい状態です

このあと実際に食べてみましたが、うま冷えプレートに置いてある刺身は冷蔵庫から出した時と同じとは言えないものの、十分満足できる冷たさを保っていました。いっぽう、机の上に置いただけの刺身はぬるく、食感もゆるくなった印象。というよりも、食べる気が起きません(笑)。

ちなみに、使用中にステンレス部が結露しましたが、水滴が机に垂れることはありませんでした。

プレート上に水滴がつくものの、下に垂れて机がびしょびしょにならなかったのはいい!

プレート上に水滴がつくものの、下に垂れて机がびしょびしょにならなかったのはいい!

1時間30分使用したうま冷えプレート。まだ、冷却できそう

1時間30分使用したうま冷えプレート。まだ、冷却できそう

再度使用する際は、完全に霜を溶かし、水気を拭き取ってから冷凍室や冷凍庫に入れましょう

再度使用する際は、完全に霜を溶かし、水気を拭き取ってから冷凍室や冷凍庫に入れましょう

プレートに汚れが付いた時は水洗いしてもOK。台所用洗剤(中性)も使えます。洗ったあとは水気をしっかり拭き取り、立てかけて1時間ほど自然乾燥させましょう。なお、食器洗い乾燥機、食器乾燥機の使用はできません

プレートに汚れが付いた時は水洗いしてもOK。台所用洗剤(中性)も使えます。洗ったあとは水気をしっかり拭き取り、立てかけて1時間ほど自然乾燥させましょう。なお、食器洗い乾燥機、食器乾燥機の使用はできません

飲み物も冷たさをキープできる?

うま冷えプレートはステンレス部で冷却する仕組みなので、その部分と接する面が大きく、器の厚みも薄いほうが高い効果を得られそうな気がします。では、面が小さく、高さのある缶飲料はどのくらい冷たさがキープされるのでしょうか。試してみました。

晩酌をするイメージで、食事も用意。うま冷えプレートのサイズはそれほど大きくありませんが、ひとり飲みセットを準備するのにちょうどいサイズ感!

晩酌をするイメージで、食事も用意。うま冷えプレートのサイズはそれほど大きくありませんが、ひとり飲みセットを準備するのにちょうどいサイズ感!

冷蔵庫から取り出した直後の缶飲料の温度は、12.6℃

冷蔵庫から取り出した直後の缶飲料の温度は、12.6℃

45分経過後の温度を測定すると、机にそのまま置いた缶飲料は17.5℃まで上昇

45分経過後の温度を測定すると、机にそのまま置いた缶飲料は17.5℃まで上昇

いっぽう、うま冷えプレートに置いた缶飲料は14℃。3℃強の差ですが、実際に飲むと温度差をかなり感じます。グラスに入れた氷の溶け具合もゆるやかなので、飲料が薄まりにくく、追加の氷を投入する回数も減りそう。用意した小皿のおかずも冷えた状態で食べられるので、ゆっくり飲みをするのにうってつけ!

いっぽう、うま冷えプレートに置いた缶飲料は14℃。3℃強の差ですが、実際に飲むと温度差をかなり感じます。グラスに入れた氷の溶け具合もゆるやかなので、飲料が薄まりにくく、追加の氷を投入する回数も減りそう。用意した小皿のおかずも冷えた状態で食べられるので、ゆっくり飲みをするのにうってつけ!

まとめ

冷蔵庫から出した冷製料理や生鮮食品が食事中にぬるくなっていくのは当たり前だったので、これまで別段気にもしていませんでしたが、今回、うま冷えプレートを使ってみて、冷たいものは冷たいままで食べたほうが、やっぱりおいしいと改めて実感しました。検証した刺身の場合、食卓に出して1時間経っても冷たくて、身が締まっている印象。キンキンに冷えるというよりも、ほどよく冷えた状態が続くので、おいしさをより感じやすいように思いました。サラダや生春巻き、そうめん、デザートなど、うま冷えプレートに載せておいたほうがおいしそうな料理はたくさんあるので、意外と毎食使う機会がありそう。繰り返して使うことができますし、価格は4,000円前後(2021年8月19日時点の価格.com最安価格)なので、コスパも上々。冷房が効いた部屋でも食材はぬるくなっていくのですから、暖房を使う冬場ならさらに役立つでしょう。

溶けやすいチョコレート菓子をうま冷えプレートに載せるのもよさそう

溶けやすいチョコレート菓子をうま冷えプレートに載せるのもよさそう

また、今回は試していませんが、うま冷えプレートを使えば、手作りしたお弁当や冷凍室に入れる前のごはんなどのあら熱取りや、生クリームやハンバーグのたねを作る際に冷やしながら調理することも可能。ただ、冷凍室や冷凍庫で冷やす時間が24時間以上かかり、使用後は霜を完全に溶かしてから再利用しなければならないため、こうした用途と食事時の両方で使いたいなら、うま冷えプレートは最低2つ用意しておいたほうがよさそうです。

中村 真由美(編集部)

中村 真由美(編集部)

モノ雑誌のシロモノ家電の編集者として6年間従事した後、価格.comマガジンで同ジャンルを主に担当。アウトドアからオタク系まで意外と幅広くイケちゃいマス。

記事で紹介した製品・サービスなどの詳細をチェック
関連記事
価格.comマガジン プレゼントマンデー
ページトップへ戻る