同人誌即売会がぼちぼちと再開し始めて、「今年の冬はひさびさに薄い本を爆買いするぞ!」と意気込んでいる人も多いんじゃないでしょうか。
冬コミもありますしね!
しかし、爆買いした後に問題になるのが収納場所。本棚に入れておく……のは気が引けるタイプの本もありますし、当然そのへんに放置するわけにはいきません。
専用のケースを買ってもいいけど、数が増えるとお金もかかるし……。
なかにはこんな感じで、とりあえず段ボール箱に突っ込んで保管している人もいるのでは?
ローコストで大量に保管でき、押し入れやベッドの下に突っ込んでおくのには最適。段ボール箱保管も意外と悪くはないです。
しかし問題は……。
死ぬほど重い!
要は紙の塊なので、大量に入れるととんでもない重量になってしまうわけです。
たとえば、同人誌に多いB5サイズの本。これを「100サイズ」の段ボール箱いっぱいに詰め込むと……。
なんと約17kg!
そりゃあ腰も悲鳴を上げるってもんです。男のボクでもつらいんだから、女性だと持ち上げるのすら難しいんじゃないでしょうか。
かと言って、大きな箱に少ししか入れないのは微妙ですし、本の型崩れの原因にもなってしまいます。もう少し小分けにできる箱があるといいんですけど……。
そんな要望にピッタリの、ほどよい大きさの段ボールがありました。
それがこちらの収納ケース。単体の写真だとなんてことない段ボール箱に見えますが……
B5サイズの本を入れやすく取り出しやすい、絶妙なサイズで作られた収納ケースなんです。
100サイズの箱と比べると……半分くらいでしょうか
大きさは、横幅約28cm、奥行と高さが約21cmです。
こちらの箱に同人誌をギッシリ詰め込んでみると……ピッタリ!
28ページの同人誌が約80冊入りました(紙の厚さにもよるので参考までに)。
同人誌の入れ方は、写真の向きはもちろん、背表紙を上にする向きでもキレイに入ります。
重量は約9kg
収納量も、重さも、大体100サイズ段ボールの半分といった感じです。
軽い! ……とは言えませんが、このくらいなら女性でも問題なく持ち上げられるでしょう
底以外の各面に穴が開いているのもポイント
ここに指を引っかけると持ちやすいんですよ!
同人誌をギッシリ詰め込んでも簡単に持ち上げられる程度の、“ちょうどいい”サイズの収納ケースボックス。
しかしこの箱、単にサイズがちょうどいいだけではないんです。
たたまれた状態ではこんな感じですが
側面を開いていくと、底板も一緒に開いていき……
ガムテープなしであっという間に組み立て完了!
底板は三重になっているため、本を大量に入れても底が抜けてしまう心配はなさそうです
さらに上のフタも、ベロを穴に突っ込むことで
ガムテープなしでしっかりと閉めることができます
ガムテープが不要ということは、開けたり閉めたり、たたんだり組み立てたりが何度もできるということ。
不要なときは、たたんでおいて省スペースに。同人誌が増えたら組み立てて……。同人誌を処分して箱が空いたら、再びたたんでおく。こんな使い方もできるわけです。
フタを開け閉めできるということで、積み上げて本棚的に使うこともできそう
さすがに日常的に使う本棚としては使い勝手が悪いと思いますが、「たまーにしか読み返さない同人誌を、とりあえず入れておく箱」的な使い方だったら十分です。
こじゃれたデザインなので、同人誌が入っているとは思われそうにないのもポイント
これなら同人誌をいくら買っても大丈夫! 部屋に積み上げておいても問題ない……かな?
もちろん同人誌以外にも、単行本のマンガやDVD、ゲームソフトなどがキレイに収まる絶妙なサイズ感なので、なにかとコレクションの多い方にはいいんじゃないでしょうか!
藤子・F・不二雄先生に憧れすぎているライター&イラストレーター。「デイリーポータルZ」「サイゾー」「エキサイトレビュー」他で連載中。