選び方・特集

《2023年》おすすめマウスウォッシュ10選。人気製品を実際に使って味や刺激を徹底検証

歯磨きと併用することで、口内ケアに役立つマウスウォッシュ。歯ブラシでは届きにくい、歯や歯茎のすき間に入り込んだ汚れを洗い流してくれるだけでなく、独特の香味によって口の中をスッキリ爽やかに保ってくれます。今回は、価格.comの売れ筋ランキングをもとに人気の製品をピックアップしてマガジン編集部でも検証を行いました。実際に使ってわかった特徴や使用感とともに、おすすめの製品を紹介します。

マウスウォッシュの選び方

ここでは、マウスウォッシュを選ぶにあたってチェックしたい3つのポイントを解説します。

1.目的に合った製品を選ぶ

マウスウォッシュを使う主な目的としては、「虫歯・歯周病の予防」「口臭予防」「ホワイトニング」などがあげられます。虫歯・歯周病予防であれば「キシリトール」や「デキストラナーゼ」が含まれた製品、口臭予防であれば「CPC(塩化セチルピリジニウム)」や「二酸化塩素」が含まれた製品、ホワイトニングであれば「重曹(炭酸水素Na)」や「ポリリン酸Na」が含まれた製品などが候補になるでしょう。ただし、マウスウォッシュはあくまでも口内ケアを補助するアイテムですので、しっかりと歯磨きをしたうえで使用することが大切です。

2.好みの香味、刺激の強さ(アルコールの有無)で選ぶ

マウスウォッシュの香味は、爽やかなミント系が中心ですが、なかにはレモンやアップルのように果物系の香味を採用した製品も。また、「アルコール配合タイプ」と「ノンアルコールタイプ」に分類されるのも特徴です。アルコールには、口内を浄化して清涼感を得やすくするのを助ける役割がありますが、ピリピリとした刺激や苦みを感じるケースもあるので、使い慣れていない人は、低刺激なノンアルコールタイプから始めてみるのもよいでしょう。

3.使いやすいサイズで選ぶ

ほとんどが、キャップで計量してから使う大容量のボトルタイプ。なかには、小容量のボトルタイプや1回分が個包装された使い捨てタイプもあり、外出先に持ち運んで使うときに便利です。

おすすめのマウスウォッシュ10選

価格.comのランキングとマガジン編集部のアンケートをもとに、おすすめの製品をピックアップ。実際に使ってわかった味や刺激の強さ、使用感のコメントとともに紹介します。

1.ライオン「ノニオ ライトハーブミント」(医薬部外品)

ノンアルコールで、低刺激なミントの香味が特徴。殺菌成分である「CPC(塩化セチルピリジニウム)」と独自のブレスリフレッシュ成分(清涼感持続性香料)を配合しています。

GOOD
GOOD

・刺激がマイルドで使いやすい。柑橘系の爽やかな香味がよかった(30代女性)
・スッキリした香り&甘すぎない口当たりが◎。低刺激タイプだが、爽快感もきちんと感じられた(40代男性)
・クールミントガムに似た、少し甘めのミント味。低刺激なので、慣れていない人にもよさそう(40代男性)

BAD
BAD

・刺激や爽快感がやや物足りなく感じた(30代男性)

2.ジェクス「L8020乳酸菌使用 新ラクレッシュマイルド」

ノンアルコールの低刺激タイプで、アップルミントのやさしい香味が特徴。虫歯になったことのない健康な人の口腔内から発見された制菌効果のある乳酸菌の一種で、口腔内環境を健康に保つのに役立つとされる「L8020乳酸菌」を配合しています。

GOOD
GOOD

・おかしのような甘みは賛否が分かれそうだが、自分は好き。これなら続けるのが楽しそう(40代男性)
・ヨーグルトのような味で苦みもなく使いやすい。「乳酸菌配合」というコンセプトが面白い(30代女性)
・苦みはほとんどなく、飴のように甘い味がした。甘いものが好きな人や子どもには好まれそう(40代男性)

BAD
BAD

・低刺激で使いやすいが、アップル味があまり好きではなかった(40代男性)
・乳酸飲料のような香りが気になった。個人的には、食べ物とは差別化した香味のほうが好み(40代男性)

3.オキナ「ロングスピン Xミント」(医薬部外品)

アルコール配合&ミントの香味が特徴で、ホテルや航空機内、飲食店などのアメニティとしても人気の使い切りタイプ。薬用成分「CPC(塩化セチルピリジニウム)」や「キシリトール」を配合するほか、まろやかな日本の水を精製水として使用しています。

GOOD
GOOD

・刺激や爽快感がほどよく、口内を清潔に保ってくれる感じがした(40代男性)
・ポーションの量がちょうどよい。よい意味で特徴がなく、バランスがとれている(50代男性)
・見た目はキツそうなブルーだが、ナチュラルなミント味。わずかに甘みも感じられた(40代男性)

BAD
BAD

・携帯したいときは便利だが、蓋を開けたり、口に含んだりしたときにこぼれやすいので注意(40代男性)
・薬品っぽい味が苦手だった(40代男性)

4.第一三共ヘルスケア「ブレスラボ マルチケア シトラスミント」(医薬部外品)

ノンアルコールの低刺激タイプ&シトラスミントの香味が特徴。殺菌作用のある「CPC(塩化セチルピリジニウム)」と抗炎症作用のある「グリチルリチン酸ジカリウム」の2種類の薬用成分を配合するほか、清涼感が長持ちするのを助ける独自のキープクールシステムを採用しています。

GOOD
GOOD

・歯磨き粉を液体にしたような味で、食後に使うと、歯磨きした後のような爽快感を得られた(40代男性)
・朝の歯磨き後に使用したところ、お昼まで爽快感が続いた(20代女性)
・刺激・爽快感がちょうどよく、キシリトールのような甘みが感じられた(40代男性)

BAD
BAD

・薬品のような味が苦手かも。口に含んだ瞬間は「無味・無臭」だったが、しだいに苦みを感じた(30代女性)
・刺激・爽快感はよいが、薬品のような味が強い印象(30代男性)

5.ウエルテック「コンクールF」(医薬部外品)

アルコール配合&ミントの香味が特徴の希釈タイプで、水に数滴垂らして使用します。虫歯・歯周病・口臭の原因となる細菌の繁殖を抑制する働きがあるとされる「グルコン酸クロルヘキシジン(殺菌剤)」を配合。100mlボトルで約6か月(毎日3回使用した場合)使用できます。

GOOD
GOOD

・希釈タイプのせいか最初は刺激が弱く感じたが、ゆすいでいるうちに意外と爽快感が出てくる。ボトルが小さいので携帯しやすい点もよい(50代男性)
・やさしいミント風味で使いやすい。希釈タイプなので濃度を調節しやすく、コスパがよいのも◎(30代女性)
・味・刺激ともに強すぎず、使いやすい(40代男性)

BAD
BAD

・幼少期に歯医者で使用していたのが、まさにこの味。独特な苦みがあり、あまり好みではない(40代男性)
・希釈するのがやや面倒(40代男性)

6.ビタットジャパン「オクチレモン」

口臭の原因のひとつであるタンパク質を”固めて洗い流す”がコンセプトで、カバンに入れて携帯しやすい使い切りタイプ。また、ノンアルコールの低刺激タイプですが、レモン独特の酸っぱさが口全体に広がります。

GOOD
GOOD

・化粧ポーチに入れていて普段から愛用中。使いやすさや味、使用後の歯のツルツル感がほかよりも抜きん出ているように感じた(20代女性)
・刺激は少なめで、シュガーレスレモン飴のような味。独特の苦みや甘みが苦手な人にもよさそう(40代男性)
・洗口液っぽくない味で刺激も弱めだが、レモンの味で爽快感が十分に感じられた(50代男性)

BAD
BAD

・レモンというだけあって酸っぱい。にんにくを食べた後などにピンポイントで使うのはよさそう(30代女性)
・レモンの酸味は心地よかったが、ペッとした後の絵面(茶色のドボドボ感)が独特でイマイチ(40代男性)

7.花王「ピュオーラ クリーンミント」(医薬部外品)

アルコール配合&クリーンミントの香料が特徴。「ネバつき」「口臭」「歯肉炎」3つのトラブルの原因となる菌のかたまりに浸透&分散しやすくする清浄剤「エリスリトール」と殺菌効果の高い「CPC(塩化セチルピリジニウム)」を配合しています。

GOOD
GOOD

・甘みが上品で刺激も弱めなので、日常使いしやすい印象(40代男性)
・アルコール配合のわりには刺激が弱めでちょうどよい。後味も爽やかだった(50代男性)
・爽やかな香味が好印象。少し刺激は強く感じたが、全体的にほどよく及第点(40代男性)

BAD
BAD

・刺激はそこまで強くなく、味もフルーティな感じでよかったが、若干残る苦みは苦手(30代女性)
・使用時に、ちょっとピリピリとした刺激を感じた(20代女性)

8.アース製薬「モンダミン プレミアムケア」(医薬部外品)

アルコール配合&プレミアムミントの香味が特徴。虫歯や口臭の原因菌にアプローチする「CPC(セチルピリジニウム塩化物水和物)」、抗炎症作用のある「GK2(グリチルリチン酸ジカリウム)」、歯茎からの出血予防に効果があるとされる「TXA(トラネキサム酸)」などを配合しています。

GOOD
GOOD

・苦みはそこまでなく少し甘めの味なので、苦いのが嫌いな子どもにも好まれそう(40代男性)
・味は少し薬品っぽいが、洗浄後のスッキリ感がよいと感じた(30代男性)
・刺激もちょうどよく、爽快感も続いたので使いやすい(20代女性)

BAD
BAD

・アルコール感が強く、口内への刺激もやや強め(40代男性)
・スパイシーな風味。エスニック料理の後などにはよさそうだが、日常使いは厳しいかも(40代男性)

9.ピエラス「プロポリンス」

「口臭の原因を固めて洗い流す」がコンセプトで、口腔内のタンパク質と結合し、”見える化”して洗い流します。アルコール配合&チャ葉エキスの独特な香料が特徴。天然由来成分の香味剤「プロポリスエキス」をはじめ、 微生物の抑制効果などがあるpH調整剤の「リンゴ酸」、「キシリトール」などを配合しています。

GOOD
GOOD

・粉薬のような味で刺激は弱いのに、口の中がいちばんサッパリした。不思議な感覚(50代男性)
・レモンのような酸味と甘み、苦みがバランスよく配合されており、毎日使うのにはよさそう(40代男性)
・チャ葉エキスやプロポリスエキスを使用しており、効果がありそうだと感じた(40代男性)

BAD
BAD

・使用後は口の中がスッキリしたが、独特の薬品っぽい味がやや苦手かも(30代女性)
・口内のプラークを吸着するコンセプトは面白いが、独特のクセが強く自分には合わなかった(40代男性)

10.アルファネット「セラブレス オーラルリンス」

ノンアルコールの低刺激タイプ&マイルドなミントの香味が特徴の世界中で愛用されているアメリカ発祥のアイテム。独自の手法で開発した酵素「OXUD-8」が口臭を防ぎ、口内を爽やかに保ちます。

GOOD
GOOD

・朝イチ寝起きで使用し、そのまま2時間外出、帰宅しても爽快感が続いた(20代女性)
・刺激は少なめでしたが、口の中は爽快だった(40代男性)
・ほぼ刺激がないのに爽快感があって使いやすい(50代男性)

BAD
BAD

・味が好みではなく、刺激と爽快感も少なく全体的に物足りなさを感じた(30代男性)
・甘みはなく、苦みも薄めだが、独特な薬の味がしたのでやや苦手(40代男性)

>>マウスウォッシュとデンタルリンスの違いとは?おすすめのデンタルリンス3選を見る(2ページ目に続く)

まとめ

今回は、価格.comのランキングをもとに人気の製品をピックアップし、マガジン編集部でも実際に検証を行いました。ランキングでは「5.コンクールF」や「8.モンダミン プレミアムケア」など、どちらかといえばアルコール配合の刺激が強いタイプが人気でしたが、マガジン編集部のアンケートでは「1.ノニオ ライトハーブ」、「2.L8020乳酸菌使用ラクレッシュマイルド」など、ノンアルコールでやさしい香味のアイテムが人気の結果となりました。

また、利用者アンケートで「普段はマウスウォッシュを使う習慣がない」と答えた5名のうち4名は、今回の検証を経て「今後はマウスウォッシュを使ってみたい(好みの製品を見つけることができた)」と回答。 「過去に刺激が強いアイテムを使ってからは敬遠していたが、さまざまなタイプがあると知って驚いた」「必要性が感じられなかったが、実際に使ってみると口の中がスッキリ変わることが体感できた」など、ポジティブな変化が見られたのもひとつの発見でした。

>>マウスウォッシュとデンタルリンスの違いとは?おすすめのデンタルリンス3選を見る(2ページ目に続く)


本記事は、紹介する製品の効能・効果について保証するものではありません。アレルギー体質の方や妊婦の方は、かかりつけの医師に相談のうえ購入してください。
(※本記事の内容は、筆者個人の感想に基づくものです)

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