癒しのバスタイムを演出してくれる入浴剤は、おうち時間が増えた昨今、ますます人気が高まっているアイテム。手軽に温泉旅行気分を味わえるものや、ハーブやアロマオイルの効果で疲れをリフレッシュさせてくれるものなど、さまざまな色や香りの製品が発売されています。ここでは、サッと使えて便利なおすすめの入浴剤を厳選してご紹介します。
まずは、入浴剤を選ぶにあたってチェックしたい3つのポイントについて解説します。
入浴剤の形状は、主に「固形タイプ」「粉末・粒タイプ」「液体タイプ」の3種類に大別されます。
「固形タイプ」は、1回分の塊が個包装されているタイプで、炭酸ガスを含んだ製品が多いのが特徴。お湯にポンと入れるだけなので手間もかかりません。「粉末・粒タイプ」は、昔ながらの入浴剤や、バスソルトのように無機塩素系の入浴剤に多いタイプで、大量に入っているものは1回あたりのコスパがよく、温浴作用にもすぐれた製品が多い傾向です。「液体タイプ」は、バスミルクのように保湿・スキンケアを意識した製品が多いのが特徴。1回分を測って入れる必要がありますが、お湯に溶けやすく低刺激タイプも多いのが特徴。それぞれ好みに合わせて選びましょう。
乾燥が気になる人は、入浴剤に含まれた保湿成分にも注目してみましょう。バスミルク系を中心に、「ホホバオイル」「ヒアルロン酸」「セラミド」「スクワラン」などの保湿成分を配合した製品が増えてきています。特に、冬はひび・あかぎれなどのトラブルが出やすい季節ですので、こうした保湿成分を含んだ入浴剤を活用しましょう。
入浴剤には、色や香りで気分を落ち着かせてくれる効果も。ゆず・レモン・オレンジなどの柑橘系、ラベンダー・ローズ・ジャスミンのようなフローラル系、ヒノキ・青竹などのウッディ系、タイム・ローズマリーのようなハーブ系など多種多様です。香りが苦手という人は、シンプルな無香料タイプを試してみるといいでしょう。
ここでは、おうち時間を充実させるおすすめの入浴剤をご紹介します。価格.comでも人気のアイテムが揃っていますので、ぜひチェックしてみてください。
固形タイプの入浴剤で、お湯に溶かすと乳白色に変化します。「炭酸成分」と「あったかベール成分(硫酸マグネシウム、硫酸ナトリウム)」配合で温浴効果を高めるほか、塩素除去成分(アミノ酸)配合で、水道水のピリピリ感をやわらげてくれる効果も期待されます。20錠入りが700円前後(1回あたりのコストは約35円)とコスパがいいのも魅力。無香料なので、香りが苦手な人や残り湯で洗濯したい人にも向いています。
無香料ではなく、香りのある入浴剤が好きな人に試していただきたいのが、こちらのアロマタイプ。ミルキータイプの特徴はそのままに、1パックで4種類の香り(エレガントフローラル、メルティミルク、ドリーミーミュゲ、ハーバルアロマ)を楽しむことができます。こちらは12錠入りが500円前後(1回あたりのコストは約42円)と少しだけ高くなりますが、上品な香りが特徴で、ゆったり癒しのバスタイムを過ごしたい人にぴったり。
4種類の色と香りで温泉気分を楽しめるにごり湯タイプの薬用入浴剤。ヒアルロン酸(保湿成分)を配合する固形タイプで、温泉成分である硫酸ナトリウムと炭酸ガスが温浴効果を高めて1日の疲れをやわらげるとされています。乳緑色の湖畔を包む檜の香り(登別)、乳黄色の山々に実る柚子の香り(草津)、乳橙色の可憐に咲き誇る金木犀の香り(道後)、乳桃色のふわりと芳醇に香る梅の香り(由布院)を各4錠ずつ計16錠入りで500円前後(1回あたりのコストは約31円)とお手ごろ価格なのも嬉しいところ。
ローズマリー&カモミールをブレンドした2層分離型のアロマエッセンスで、安らかな香りを演出する液体タイプの入浴剤。クロモジ蒸留水・ウイキョウエキス・アカヤジオウ根エキス・ビワ葉エキスなどを配合しており、お湯に入れると乳白色に変化します。300mLで2,200円前後(1回あたりのコストは約184円)と価格はやや高めですが、ハーブの香りで癒されたい人や、ギフトにもぴったり。ほかにも、ラベンダー&ベルガモットをブレンドした「ナイトリートバス」も人気です。
潤い成分(セラミド機能成分、ユーカリエキス)配合で、お風呂上がりの乾燥にアプローチする液体タイプの入浴剤。無着色、無香料、弱酸性でお肌への刺激が少ないとされているほか、乳白色に変化するお湯はサラリとしていてぬるつきが少ないのが特徴。420mLボトルが1,000円前後(1回あたりのコストは約70円)で、乾燥肌や敏感肌、香りが苦手な人に向いた製品です。
デリケートな肌に潤いを与えるとされる保湿成分(11種類のアミノ酸)を配合する液体タイプの入浴剤。ミルクのような白くとろみのあるテクスチャーで、グリーンフローラルの香りが特徴です。480mLボトルが1,500円前後(1回あたりのコストは約125円)とやや高めですが、敏感肌の人向けに開発されたミノンブランドならではの安心感があるほか、同じブランドでライン使いすることも可能です。
温泉ミネラル(有効成分)、炭酸ガス(温泉ガス)、亜鉛(保湿成分)を凝縮した粒タイプの入浴剤。形がランダムで1つひとつが細かいブリケット形状になっているため、発泡する表面積が広く、豊かな発泡を実現しました。お湯に溶けると透明に近い青緑色に変化し、爽やかなカボスの香りが漂うのが特徴。360gボトルが600円前後(1回あたりのコストは約50円)で購入できます。ほかにも、冷え症や肩こり、疲労回復など症状や気分に合わせて選べる全8種類のラインアップを用意しています。
牛乳石鹸で有名なカウブランドが手がける、天然由来のセラミド(保湿成分)を配合した入浴剤。ミルクのような液体タイプで、お湯に入れると乳白色に変化します。デリケート肌のことを考えて開発された無添加・無香料・低刺激タイプなので、小さいお子さんと一緒に使えるのが嬉しいポイント。560mLボトルが1,100円前後(1回あたりのコストは約79円)で購入できます。
カモミールを基調に、ベルガモット・ローズマリーなどを加えた華やかな香りで泡風呂を楽しめる入浴剤。液体を投入した後で、さらにお湯を注ぎ足すことでふわふわの泡が立ちます。保湿成分「カモミールローマンオイル」「ローズマリーエキス」と、潤い成分「ヒアルロン酸」「コラーゲン」を配合したミルキーパープルのなめらかなお湯になるのが特徴。ほかにも、「ジュエリーローズ」「アンバーミルク」「ピオニー&ホワイトムスク」の全4種類の香りがラインアップされており、1回分30gが150円前後の個包装で買えるので、好きな香りを選びやすくなっています。
古代海水を精製した岩塩と天然ハーブのエッセンシャルオイルで作られたドイツ生まれのバスソルト。ミネラルを豊富に含んだ岩塩が身体を芯から温めてくれるとされています。細かい粒状になっており、お湯に溶かすと紫色に変化するほか、リラックス効果の高い2種類のハーブ(サンダルウッドとパチュリ)の香りが特徴。850g入りが2,640円前後(1回あたりのコストは約155円)で、やすらぎのバスタイムを演出します。
桃の香りが泡とともに広がる固形タイプの発泡入浴剤。温泉成分(炭酸ナトリウム、硫酸ナトリウム)と保湿成分(葛根・生姜成分)を配合します。マイルドピンクの湯色「もぎたて桃の香り」、ジューシーイエローの湯色「甘熟黄桃の香り」、ライトグリーンの湯色「早摘み桃の香り」、スイートピンクの湯色「とろける蜜桃の香り」の1パック20錠入りが600円前後(1回あたりのコストは約30円)で楽しめます。桃以外にも、「森の香り」「ローズの香り」「ゆずの香り」のシリーズがラインアップされています。
上品なにごり湯で気軽に温泉気分を味わえる粉末タイプの入浴剤。和風テイストのパッケージと生薬(チンピ・トウキ)配合が特徴で、1パックで4種類の色と香りが楽しめます。薄ねこやなぎ色・柑橘と香草の香り(十和田)、白緑色・花と森の香り(奥飛騨)、薄浅葱色・明るいお花畑の香り(霧島)、乳白色・檜の香り(信州白骨)の1パック13袋入りが600円前後(1回あたりのコストは約46円)と手軽に購入できます。また、にごり湯シリーズのほかにも、「とうめい湯」「しっとり湯」2種類のシリーズをお好みで選べます。
パソコン・家電からカップ麺に至るまで、何でも自分で試してみないと気が済まないオタク(こだわり)集団。常にユーザー目線で製品を厳しくチェックします!