炭酸水メーカーでおなじみのソーダストリームが、最新モデル「DUO(デュオ)」(以下、デュオ)を発表しました。ホワイトとブラックの2色展開で、価格は27,500円(税込)。2022年4月15日より発売開始されます。新製品発表会でお披露目された本製品の特徴をチェックしていきましょう。
イスラエルに本社を置き、世界45か国以上で展開するソーダストリーム。2011年の日本初上陸以降さまざまな国内向けモデルを展開しており、2022年2月にはワンタッチでガスシリンダーを交換できるシリンダークイックコネクト(ピンクシリンダー)を採用したモデル「TERRA(テラ)」を発売したことが記憶に新しいところ。
今回の「デュオ」は、その機能性を継承しつつ、炭酸水が注ぎ込まれる専用ボトルを1種類から2種類に増やしたことが主な進化点。従来のプラスチック製ボトルと、新たにガラス製カラフェが併用可能になった初めてのモデルです。
どうして“ガラス製カラフェ”なのか――。その理由が気になるところですが、実は、すでにガラス製カラフェだけを取り付け可能な「Crystal(クリスタル)」(現在日本では取り扱いなし)がラインアップしており、最も炭酸水が飲まれているドイツを中心に売れ行きが好調とのこと。ガラス製なので日常の食卓にもなじみやすく、「脱プラスチック」のアクションにつながることもあって、広く浸透しているとのことです。しかし、ユーザーから「軽量で持ち運びしやすいプラスチック製ボトルも使えるようにしてほしい」という声が多くあがるようになり、そのニーズに応えるかたちで、このたびの「デュオ」が誕生。世界中のCrystal(クリスタル)ユーザーに合わせるかたちで、ボトル部分のアップデートが実現しました。
サイズは160(幅)×275(奥行)×437(高さ)mm。本体重量は約2,700gで、ラインアップの中では重めのモデルとなります
ガラス製カラフェと、従来品であるプラスチック製ボトルを並べてみました。ガラス製カラフェのほうが直線的なフォルムで、プラスチック製ボトルのようにロゴプリントがなく、すっきりとした印象です。ともに70℃までの食器洗い機で洗浄可能。なお、この2つは「デュオ」を購入すると、付属品として付いてきます
本体もスタイリッシュ。ボタンも凹凸しておらず、オブジェのような統一感のあるデザイン
シルバーのフラスコにボトルをセットしたら、炭酸注入ヘッドを下ろし、ボトルの口を装着。フラスコはどこかワインクーラーのような趣があり、高級感を放ちます
本体裏側のカバーを外すと、ガスシリンダーの取り付け部分がお目見え。今年2月に発売された「TERRA(テラ)」から採用されたばかりの新技術、シリンダークイックコネクト(ピンクシリンダー)を継承しており、ねじ込まずにワンタッチでセットできる仕様
手動式の従来品のとおり、炭酸水の強度は、ボタンを押した回数で調整できます
ガラス製カラフェの中でつくられた炭酸水はこちら。生炭酸のシュワシュワ音が耳を楽しませてくれます。独自の質感を持つガラス製だからこそ、心豊かな炭酸水ライフをかなえてくれそうです
新製品発表会では、ソーダストリーム代表のデイビッド・カッツ氏が、本国イスラエルからオンラインで登場。また会場ではソーダストリームのマーケティング部部長・平野幸恵氏、そしてゲストとして女優の上戸彩さんが登壇し、「デュオ」の魅力をアピール。上戸さんが慣れた手つきで「デュオ」を操作する一幕もありました。
「わたしは強炭酸派ですね。朝から飲むときは微炭酸にしています。作りたての生炭酸、おいしいです」と、上戸さん。炭酸水が欠かせない暮らしぶりを語ってくれました
主に生活家電を担当。機能美や職人技が根づいたものを見ると、テンションがあがります。映画と山と、趣のある町が好きです。