本格的に暖かくなり、外出の機会が増える季節になりましたね。筆者は外に出ると急に鼻水が出てきたり、喉がイガイガして飴を口に入れたりすることがあるのですが、そんな出先で発生する“ちょっとしたゴミ”の処理、皆さんはどうしていますか? 最近は公共の場にゴミ箱が減ってきていて、ゴミを持ち帰らないといけないシーンが多いのではないでしょうか。
こんな風にひとまずポケットティッシュの袋の裏に詰め込んで、結局カバンの中で散らかってしまうこと……あると思います
誰もが一度は感じたことのあるであろうこの煩わしさを解消できそうなアイテムを発見しました。外出時のゴミをまとめておける専用のポーチがあったのです。
キングジムのゴミ箱ポーチ「ホルポ」。色は画像のカーキのほか、ネイビー、ピンク、カーキ、クロがあります
「ホルポ」は、ちょっとおもしろい事務用品でおなじみのキングジムから発売されている“ゴミ箱ポーチ”です。専用のゴミ袋が付属しており、外出中の簡易的なゴミ箱として使うことができるのだとか。
一見すると普通のポーチに見えますよね。実際、前面にはボタン付きポケットがあり、ティッシュなどを入れておけます
縦長のポーチといった見た目で、これのどこがゴミ箱?と思いますが、秘密はポーチ上部にありました。
本体上部がバネ口になっており、片手で持って力を加えるとパカッと開きます!
ここからポイッとゴミを入れて、ポーチの中に閉じ込めておけるというわけです。ただ、このままではぬれたゴミを入れるとポーチが汚れてしまうので、ちゃんとゴミ袋をセットできるようになっています。
付属しているロール状のゴミ袋です。20枚のゴミ袋がミシン目でつながっています
下部のファスナーを開いてロールを入れ、1枚目の袋を先端まで引っ張り出します
引っ張り出したバネ口にゴミ袋の先端を折り返したら、あとはバネ口を本体に押し戻してセット完了
バネ口をパカッと開くだけで袋の中にゴミを入れられます
実際に外で使ってみると、思っている以上に便利です。ゴミを一時的に入れるだけならビニール袋を持ち歩けば済むことかもしれませんが、「ホルポ」のいいところは片手で使える点。たとえば鼻をかんで、片手でティッシュを持っている状態でも、「ホルポ」を取り出して片手でパカッと開いてすぐに閉じられるので、一瞬でゴミを処理できます。
ポーチのサイズは約130(幅)×190(高さ)×26(奥行)mmで、ボディバッグにちょうど入るくらいです
片手でバネ口を握るだけなので、あっという間にゴミを捨てられます
手を離すとバネ口はしっかりと閉じてくれるので、勝手に開いてゴミが出てくるようなことはありません。紙くずはもちろん、ぬれたティッシュや、食べ終わったガムなども安心して捨てられますね。
ゴミ袋がいっぱいになったら本体から引っ張り出して切り離し、ゴミ箱ごとポイッと捨てられます。ゴミに触れなくていいので衛生的です。
ゴミ袋をミシン目まで引っ張り出し、切り離します。次のゴミ袋がバネ口のところまできているので、すぐにセットできますよ
1袋にどれくらいゴミが入るか試してみた結果は下記の通り。袋がパンパンになるまで詰めましたが、ポーチのサイズを考えると結構入る印象です。
・鼻をかんだりガムを包んだりしたポケットティッシュ……12枚前後。
・除菌シートや制汗シートなどのウエットティッシュ……10枚前後
・飴をくるんでいた袋やガムの包み紙など……15個前後
・サプリや薬の空きクズ……15個前後
・駄菓子の袋ゴミなど……10枚前後
・コンビニのサンドイッチやおにぎりの袋……6枚前後
専用のロール状のゴミ袋は、なくなれば単体で追加購入できます。もし切らしてしまったときのために、一般的な袋でも代用できるか試してみました。
コンビニの小さなレジ袋で試してみました。持ち手の部分を無理矢理押し込むため、専用ゴミ袋よりちょっとふっくらしますが、問題なく使えます
大きめのレジ袋だと、さすがにはみ出してしまって使えませんでした
スーパーでもらえるビニール袋は問題なし
専用の袋であればポーチ下部に収納できてセットするのも非常に簡単なので、最適なのはもちろん専用の袋なのですが、小さめであれば一般的な袋でも代用はできそうでした。
外出時にティッシュやウエットティッシュを持ち歩く方は多いと思いますが、使うと必ずゴミになってしまうので、その処理に困ったことのある方も多いはず。「ホルポ」をカバンにしのばせておけば、ティッシュはもちろん、飴の袋やレシートなど、ちょっとしたゴミを隔離しておけるので重宝しますよ。
外出先でゴミ箱を探さなくても、このポーチがあれば安心です
サイズは写真の「スタンダードサイズ」のほかにも、ポケットティッシュサイズの「二つ折りサイズ」がラインアップされていますので、小さめをお探しの方はそちらをチェックしてみてください。
趣味も仕事もゲーム漬けだった人生から脱却を図り模索中。ホビーや生活雑貨記事などを書かせていただきます。