日常のリラックススポット、お風呂!
スーパー銭湯や温泉にはなかなか行きづらいご時世なので、自宅でのバスタイムの満足度を上げていきたいところです。
……ということで、こんなグッズはいかがでしょうか?
サンコーの極楽肩湯システム「かた〜ゆ」
もう名前そのまんま。自宅のお風呂で手軽に肩湯を楽しむことができるグッズです。
自宅で肩湯というと、普通は専用のユニットバスを取り付けたり、リフォームをしたりする必要がありますよね。
ところがこの「かた〜ゆ」は、工事不要で簡単に取り付けができる肩湯システムなんだとか!?
中身はこんな感じ
要は、この電動ポンプユニットからお湯を吸い上げて……
ここからジャージャーとお湯が出てくる仕組みのようです
シンプルな仕組みですが、当然、ポンプを動かすのには電気を使います。コンセントのない風呂場でどうやって電源を取ればいいのか……?
長〜い電源ケーブルが付属しているので、頑張ってお風呂の外にあるコンセントまで引っ張って!……ということのようです
それじゃ、実際に取り付けていきましょう。
お湯が出てくる本体は、吸盤もしくは磁石で浴室の壁に取り付けるようになっています。
結構、強力な磁石なので、磁石がくっつくタイプの壁ならば、吸盤ナシでもオッケーそうです
本体を、肩にお湯が当たりそうな場所に設置して
電動ポンプユニットのほうは浴槽の中、お湯を張ったときの水面よりも下に設置
問題の電源ケーブルですが、見栄えは悪いものの、なんとか浴室外の洗濯機用のコンセントに差すことができました。感電のおそれがあるため、電源プラグは濡らさないように気を付けましょう
あとは、普通にお湯を張って
スイッチオン!
このスイッチには防水加工が施されているので、浴室内で使用しても大丈夫ということですが、お湯の中に沈めるのは感電のおそれがあるためNGです。
ジョバーッ!
スイッチをオンにすると、なかなか勢いよくお湯が噴き出してきました!
もし蛇口からこの勢いでずーっとお湯を流していたら、水道代やガス代が心配になってしまいますが、「かた〜ゆ」ならお風呂のお湯を循環しているだけなので、当然、水道代もガス代もかかりません。
個人的には、もうちょっとお湯の勢いがあったほうが好みではあるんですが……、実際に浴びてみるといい感じです!
半身浴をしていると肩周りが冷えてしまいますが、「かた〜ゆ」を使えば、長時間の半身浴でも肩が冷えない! ボーッとしたリラックスタイムがはかどりそうです。
本体を高めの位置に設置すると、ちょっとした打たせ湯感覚になって、お湯の勢いも増して気持ちいいですよ!(肩の位置調整が若干難しいですが)
手軽に取り付けられる肩湯システムでしたが、お湯を止めるとフワッと肩が軽くなるような感覚に。
これを自宅で楽しめると考えれば、十分に満足度も高く、リラックス効果も期待できそうです!
やっぱり、ちょっとケーブルがじゃまですけどねぇ……
※安全のため、製品の取扱説明書をよく読んだうえで正しく使用してください
藤子・F・不二雄先生に憧れすぎているライター&イラストレーター。「デイリーポータルZ」「サイゾー」「エキサイトレビュー」他で連載中。