こんにちは、「家事貯金研究家」のleafです。夏は湿気が多いので、お風呂場のカビ対策が欠かせません。カビを予防するには、お風呂場の水気をなるべくゼロの状態に保つのがポイントです。そのためには、毎日、最後にお風呂場を使った後に、壁や鏡に付着した水を切っておくのが重要。それだけで湿気対策・カビ予防になるんですよ。
壁や鏡をタオルで拭くのもいいですが、窓掃除などに使われるスクイージー(水切りワイパー)を使うと、よりキレイに水が切れます。私は長年いろいろなスクイージーを試してきましたが、ようやくたどり着いた“一生モノ”のスクイージーを、今回ご紹介させてください。
「エトレ プロシリーズ スクイジー」
サイズ:約14(高さ)×3(奥行)×29(幅)cm
重量:160g
材質:真鍮、ゴム
製造:アメリカ
スクイージーというアイテム自体は100円均一ショップでも買えますし、私も過去に低価格のスクイージーをいくつも試しました。そして、失敗しては買い替える……を繰り返したのです。
低価格のスクイージーで私が最も不満に感じていたのは、ゴム部分の劣化の早さ。それから、意外と1発でキレイに水が切れないこと。そのため、タオルなどで仕上げ拭きをする必要があり、時間も手間もかかりますし、タオルでは結局拭きムラができて水滴が残ってしまい……なかなかキレイに仕上がらないのが悩みでした。
そんなとき、知人におすすめされて購入したのが「エトレ プロシリーズ スクイジー」です。プロ仕様のスクイージーで、お値段が税込で約4,000円(メーカー希望小売価格)と、スクイージーの中ではかなり高価な部類でしたが、思い切って導入してみました。サイズは15cm、20cm、25cm、30cm、35cm、40cm、45cmのラインアップがあり、私が購入したのは30cmです。
半信半疑で使ってみると、驚きました! とにかく水切れのよさが、過去に使ったスクイージーとは歴然の差なのです! 軽く撫でるだけで1発で水が切れるので、短時間で作業が終わるようになりました。
さらに、耐久性にもすぐれています。購入して以来、現在に至るまで約8年間使っていますが、劣化は見られず、現役で毎日活躍中です。
ゴムは交換できますが、8年間1度も交換せずとも問題なく使えています
今や、私が絶大な信用を寄せている愛用品です。
スクイージーといえば窓掃除に使うのが一般的なイメージかと思いますが、前述のとおり、私はお風呂場の掃除に使っています。
使い方は、しっかりと柄を握り、壁からゴム部分が浮かないように、上から下へと軽く撫でるだけ。エトレのスクイージーなら、1回撫でるだけで水滴が残らず、本当にあっという間に水が切れます。私はもう作業に慣れていることもありますが、10秒ほどでお風呂場全体の壁を水切りできますよ。
真鍮製なので適度に重みがあります。柄の長さもちょうどいいので握りやすいです
特に効果を実感しているのが、お風呂場の鏡。お風呂場の鏡は、濡れたまま放置するとすぐにウロコ水アカが付いてしまい、こすっても取れなくなります。お風呂上がりに水滴を拭き取ればウロコ化を防げるのですが、鏡はキレイに水を切るのが難しいんですよね。
タオルで拭いても、水滴が微妙に残ってしまったり、拭きムラができたりします
しかし、エトレのスクイージーを使えば、ひと撫ででツルツルピカピカに!
水滴がまったく残りません!
毎日この水切り作業を続けるだけで、我が家のお風呂場の鏡には、8年間まったくウロコ水アカができていません。
エトレのスクイージーには、柄の両サイドに穴が3か所ずつ開いています。私はこの穴にヒモを通して、お風呂場の壁にスクイージーを引っかけ収納しています。
こうして8年間引っかけっぱなしですが、サビもできていません(もちろん入浴中もこのままの状態です)
高い場所の水切りをする際に、もしスクイージーが落下してしまうと危険なので、指や手首にかけられるように、ヒモは付けることをおすすめします。
また、高い場所の水切りについてですが、お風呂場の椅子に乗れば、浴室内の壁の上端までスクイージーが届くので、私は長さの点で困ってはいません。ですが、柄に取り付けられる専用の伸縮ポールも販売されているので、手の届かない窓などで使いたい場合は、そちらを使うのがよさそうです。
私は主に、お風呂場の水切りに愛用していますが、ときどき洗面所の鏡掃除や窓の結露の水切りなどにも使っています。
個人的にはメリットだらけのアイテムですが、プロ仕様の道具なので、お値段が少々高めなのがネック。ただ、実際に使ってみるとそのお値段にも納得がいくクオリティーでした。
お風呂場のカビ対策にお悩みの方には、ぜひ思い切って試してみてほしい道具です。
夫婦+愛犬2匹と木の家の注文住宅暮らし。ブログ「10年後も好きな家」運営。主婦歴約20年のもの選びと時短ワザが好評で、2018年に家事本出版。家事の合間に北欧インテリア&コーヒーを楽しむ暮らし。