こんにちは、「家事貯金研究家」のleafです。料理を毎日作るとなると、いろいろなキッチンツールが活躍しますが、なかでもひんぱんに使うのが菜箸ではないでしょうか。それなのに、どんな菜箸を選ぶかについては深く考えていなかった私。木製やシリコン製のものを適当に買って使っていましたが、どれも1年程度で劣化してしまうケースがほとんどで、定期的に買い替えていました。
ある時、こんなにひんぱんに使うキッチンツールなのに、どうして今まで適当に選んでいたんだろう? エコではないし、使い勝手や耐久性にももっとこだわりたい、と思うように。そうして探し求めた末にたどり着いたのが、貝印の「SELECT100 ステンレス菜箸」です。
数年間私が使い倒した状態の写真ですが、新品と遜色ありません
サイズ:1.8(幅)×0.9(奥行)×33(高さ)cm
重 量:44g
材 質:金属部/18-8ステンレススチール
ハンドル/ポリアセタール(耐熱温度140℃)
生産国:日本
上の写真のとおり、数年間ほぼ毎日使っていますが、まったく劣化していません。もはや“一生もの”レベルだと思って愛用している、貝印の「ステンレス菜箸」の使いやすさと耐久性をぜひご紹介させてください。
過去に使っていた木製やシリコン製の菜箸で、最も劣化が気になる場所が先端でした。揚げものや炒めものをするとどうしても、加熱した食材や調理器具に触れる部分が、汚れたり溶けたりしてしまうんですよね。しかし本製品は、持ち手部分より下がステンレス製のため、耐久性にすぐれています。
数年使っていますが、購入当初からほとんど見た目が変わりません
劣化の大きな要因となる揚げものの際も、箸の先端が焦げ付かないので快適です!
揚げものの作業が楽しくなりました
また、サッと洗うだけですぐに汚れが取れるので、生のお肉やお魚に触れる際も安心感があります。食洗機で気兼ねなく洗えるのもお気に入りポイントです。
木製やシリコン製の菜箸と比べて、油のヌルヌルもすぐに取れます
お手入れは、1日の終わりにポイッと食洗機に入れればOK
菜箸としてはかなり長めのサイズ(33cm)、かつステンレス製なので、見た目からは重そうな印象を受けますが、実際に使ってみてびっくり。内部が空洞になるように作られているため、重量は44gと予想以上に軽くて扱いやすいです。
手や腕に負担がかかりません
また、ステンレス製というと滑りやすいイメージがありますが、先端部分はザラザラとしたブラスト加工が施されていて、しっかり食材をつかめます。
ヌルヌルとしたイカもこのとおり!
そして菜箸って、料理中に一時的に置いておくシーンが多いですよね。過去に使っていた菜箸は、持ち手まで丸い形状だったので、慌てていると床に落としてしまうことが何度もありました……。その点、貝印の「ステンレス菜箸」は、持ち手部分が六角形なので転がらないのです!
持ち手は、六角形で転がらず、握りやすいのも特徴
このように、耐久性にすぐれつつ、使いやすさも抜群なので、もう手放せなくなりました。
数年間この「ステンレス菜箸」を使い続けていますが、私が作業の際に注意していることを2点お伝えしておきます。
【1】熱する調理直後の取り扱いに注意
熱する料理や揚げものに使った直後の「ステンレス菜箸」は、熱に触れた先端部分が熱くなるので、素手ですぐに触らないように気を付けてください。
たとえば、このまま口に運んで味見……は危険です
【2】フライパンの傷に注意
先端がステンレス製であることのメリットはお伝えしてきたとおりですが、デメリットもあります。それは、ステンレスが硬い素材なので、炒めものには向いていないこと。炒めものを作る際に使うとカツカツと音が鳴り、フライパンに傷が付くのではないかと心配です。フライパンの素材にもよると思いますが、私は炒めものには「ステンレス菜箸」を使っていません。
炒めものの際は、傷が付きにくいシリコン素材のヘラを使っています
貝印の「ステンレス菜箸」のメーカー希望小売価格は3,080円(税込)と、最初は私もお値段を見てびっくりしました。ですが、数年使い続けて納得。お値段相応の便利さ、耐久性だと思います。
スタイリッシュなデザインなのも気に入っています
菜箸を何度も買い替えている方には、ぜひ思い切って「ステンレス菜箸」を試してみてほしいです。私がこれからも使い続けたいと思う、愛用の道具のご紹介でした。
夫婦+愛犬2匹と木の家の注文住宅暮らし。ブログ「10年後も好きな家」運営。主婦歴約20年のもの選びと時短ワザが好評で、2018年に家事本出版。家事の合間に北欧インテリア&コーヒーを楽しむ暮らし。