日差しが熱く、まぶしい季節! カーテンよりも細かく光量を調節できるブラインドはすごく重宝しますよね。
ウチもブラインドを使ってます!
ただ、寝室などで使用している場合、起き上がらないとスラットを開け閉めできないのが若干面倒くさく感じます……。
このくらいのことを面倒くさがるなという気もしますが……
そこで、寝っ転がったままでも、なんなら部屋の外からでもブラインドが操作できるようになるアイテムをご紹介しましょう!
SwitchBot社の「SwitchBot ブラインドポール」です!
「SwitchBot ブラインドポール」
SwitchBot社からは、カーテンの開け閉めをスマート化してくれる「SwitchBot カーテン」という商品も出ていましたが、ついにブラインドバージョンも登場です。
中身はこんな感じ
一見すると、パーツがやたら多くてひるんでしまいます。ですが、さまざまなタイプのブラインドに対応するためのパーツがいろいろと付属しているだけ。設置自体は思ったほどは難しくありませんでした。
まず注意すべきなのは、「SwitchBot ブラインドポール」は、スラットが横向きに付いた横型ブラインドにのみ対応しているということ。
縦型ブラインドやロールスクリーン、ローラーブラインドには対応していません。
また、スラットを開け閉めするポールの直径が6.2〜10.2mm、もしくは12mmであることが条件(※)です。
※そのほか、細かい取り付け条件があるので、公式サイトなどで確認してください。
では、取り付け開始!
最初に付属のクリーニングティッシュで、取り付ける場所の汚れを拭き取ります。
取り付け場所の汚れを除去しましょう
続いて、こちらも付属のサイズ計測用紙を使って、ポールの直径を計測します。
サイズ計測用紙は付属しますのでご心配なく
ウチのブラインドのポールはMサイズのようです
サイズがわかったら、型紙で取り付け位置を確認しつつ、当該サイズのアダプターをポールに取り付け、ブラインドの上部にベースを設置。そのアダプターにギアカップをかませてから本体を取り付けていきます。
型紙で取り付け位置を確認しながら、アダプター(灰色のパーツ)を取り付けます
ブラインド上部に、取り付けベースを設置
先ほど取り付けたアダプターにギアカップをしっかりとハメ込んで……
「SwitchBot ブラインドポール」本体を、ギアカップを挟み込むように取り付けます
このあたりの設置方法はお使いのブラインドの種類によって異なりますので、説明書を確認しつつ作業してください。
「SwitchBotブラインドポール」本体はバッテリーが内蔵されているため、事前に充電しておけばこのままでも使用できるのですが、実は便利アイテムが付属します!
付属の専用ソーラーパネルを使えばさらに便利に!
ソーラーパネルを本体近くの窓に貼り付けて
本体にケーブルをイン!
満充電しておけば、内蔵バッテリーのみでも約10か月間使用できるそうですが、ソーラーパネルを併用することで約3年間充電なしで使用できるとのこと。
普通ブラインドが設置されているのは日当たりがいい場所なので、ソーラーパネルを使うというのはいいアイデアですよね!
本製品はスマホとBluetooth接続して使うため、停電時やネット接続が解除された場合でも使用できるのは地味に便利。また、複数のブラインドを同時に操作することもできるんです(もちろんブラインドの数だけ本機が必要)。
それでは使ってみましょう!
まずはスマホにアプリをダウンロードします。
「SwitchBot」のアプリをインストールして、ブラインドポールを追加
手動でスラットを開閉し、下向き全閉した状態、全開にした状態、上向き全閉した状態を登録すれば設定完了!
あとはこのアプリから自由に操作できます
こういうアイテムは動画で見てもらうのが手っ取り早い! 窓から離れた場所でもブラインド操作できるのはなかなか便利でしょう!?
タップひとつで全閉、全開できるのはもちろん、開け具合を2度単位で細かく調整することも可能です。こりゃあ便利だ。
このように、スマホを使ってブラインドを操作するのは未来感があって楽しいのですが、実際問題、寝起きにいちいちスマホを探してブラインドを開け閉めするのは、ちょっと面倒くさい……。
実は「SwitchBot ブラインドポール」は、「Alexa」や「Googleアシスタント」「siri」にも対応しているため、スマートスピーカーに呼びかけるだけでブラインド操作することも可能なんです!
未来だ……! これですよ、ボクの求めていた機能は!
さらにさらに、声を出すのすら面倒くさいという人のために、完全自動でブラインドを開閉してくれる機能も搭載しています。
たとえば、毎週月〜金の朝6時になったら自動的にブラインドを全開にして、夕方5時になったら閉じるとか、ソーラーパネルの光センサーを利用して、ある程度の明るさ(暗さ)になったら、スラットをこのくらいの角度にするとか、こういう設定をしておけば、あとは機械任せ!
時刻や光の強さによって自動的にブラインドを開閉してくれるんです
かなり細かく設定できます
自在にカスタマイズできるため、好みの設定を探るのには手間がかかりますが、1度設定してしまえば、ブラインドに一切手を触れることなく、1日中快適な明るさで過ごすこともできそうです!
朝、強制的に明るくすることで、目覚まし時計いらずで起きられるようになるかも!?
使ってみるまでは正直「ブライドの開け閉めくらい、手動でもいいのでは……」とも思っていましたが、刻々と変わる外の明るさに応じて、細かくブラインドの角度を調整するのは面倒。
普段、全開にするか全閉にするかくらいの、おおざっぱな使い方しかしていない人も多いんじゃないでしょうか。
こういう小まめな角度調節を自動でやってくれる「SwitchBot ブラインドポール」。すべての窓のブラインドに取り付けたいくらい便利です!
藤子・F・不二雄先生に憧れすぎているライター&イラストレーター。「デイリーポータルZ」「サイゾー」「エキサイトレビュー」他で連載中。