今でこそ、ノートや書類のミスを直す時は修正テープや修正ペンが主流だと思いますが、筆者が学生のころ(30年くらい昔)はボトル型の修正液が主流でした。今回ご紹介する「ミスノン」はその当時からあった製品のバリエーションになりますが、いやぁ、このボトル懐かしいです。
あ、でも「今さら古い修正液を紹介するのか…」というわけではなくて、筆者の知らなかった新機能があったので、それをご紹介したくて購入した次第です。
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キャップを開けると下にハケがついています |
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こんな感じに、修正した部分にペタペタと塗っていきます |
ボトルの大きさは、高さ7cm、直径3cmほどの丸いタイプです。修正液の容量は18ml。このタイプの修正液は、マニキュアのようにキャップとハケが一体になっていて、キャップを持ち上げたら修正液のついたハケが持ち上がり、そのまま修正作業が行えます。必要な液の量を手もとで調整できるので、この細かい修正にも重宝するんですよね。なので、文章の修正以外にマンガ原稿のホワイトとしても多く使われているんだそうです。
さて、名前でもわかるとおり、このミスノン最大の特徴は「消しゴムで修正液をはがせる」ことです。消さなくていい文字まで消しちゃった! という時や、修正液の上に書いた文字まで間違えちゃった! なんて時にもキレイに修正できるのがスゴイトコなのです。
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乾いた修正液の上に書いた文字も間違えちゃった! でも消しゴムを用意して… |
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軽くこすっていくと修正液がはがれて… |
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元の間違えた文字がきれいに出てきました。もう一度修正できるわけです |
実際に試してみましたが、消しゴムで軽くこするだけでスルスルと、乾いた修正液がはがれていくのが気持ちよかった! 文字の修正自体も普通の修正液とまったく変わりなく行うことができました。筆者のような、しょっちゅう書き間違いをしちゃう人にはピッタリな商品だと思います。
普通のミスノンや修正ペンだと、修正液の上に書いた文字を間違えると、その上にもう一度修正液を盛ることになるんです。でも、そうするとその部分だけ厚みが出てしまって不格好だわ書きにくいわで、あんまりいいことがなかったんですよね。それが、修正液を消せることでキレイに直せるようになって、すごくいいなと思います。
修正液が乾くまで若干の時間が必要なこと、上手に塗らないとムラができて表面がデコボコになること、持ち運ぶには少しかさばるなど、気になるところはいくつかありますけど、それ以上に魅力があるので、これから修正液はコイツを使っていこうと決めました。久々にミスノンを使ってみて、ハケの使い勝手の良さを改めて感じましたし、修正をさらに何度も修正できるのがすばらしいです。
修正テープや修正ペンしか使ったことのない方は、ぜひ一度お試しくださいっ。
1972年、神奈川県横須賀市生まれ。任天堂ハード系専門誌「NintendoDREAM」でいろいろやってます。好きな物は任天堂と1980〜90年代のパソコン、パソコンゲーム、アーケードゲーム。Mac大好き。あとプログレッシヴロックと少女まんが。