この記事をご覧のみなさん、料理で好きなジャンルは何ですか? 私は圧倒的に揚げ物です。トンカツ、天ぷら、フライドポテト。こういった文字を見るだけで胃袋が刺激されます。たっぷりの油で揚げる揚げ物、最高です。衣の色が変わって、音が変化して。想像しただけでお腹が空いてきた気がします。
その揚げ物には必要不可欠な油ですが、一度使ったら網などに油をとおし、ろ過させて何度か使いますよね。今回紹介するのは、揚げ物で使用して汚れてしまった油をキレイにろ過してくれる「天ぷら油ろ過器 油っくりん ナイス」。
セット一式がこちら。フタ、メッシュフィルター、内ポット、ろ過フィルター(1個)、外ポットです。
セッティングは何も難しいことはありません。内ポットのくぼみ部分にろ過フィルターを入れ、内ポット、メッシュフィルターをセットして準備完了。あとは使った後に冷ました油を注いでしばらく待つだけ。汚れてしまった油も、ろ過フィルターでキレイにされて再び使うことができます。
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スポッと入ります |
このろ過フィルターは「粒状活性炭」を使った高機能フィルターで、揚げ油のニオイとヨゴレを除去してくれます。3回ほど使ったら、フィルターを取り替えましょう。これもスゴく簡単。下から押せばポンと取り外せます。
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はい、準備完了 |
というわけで、大好きな揚げ物を作って、どれくらいキレイになるか検証してみました。今回作ったのは、揚げ物のなかでも私が最高位に位置づける食べ物、唐揚げです。このために2kgほどの鶏肉を購入し約50個の唐揚げを揚げてみました。
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どんどん揚げています! |
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唐揚げの山 |
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テーブル一面、唐揚げというのも悪くありません |
唐揚げ、本当においしかった。カリカリの衣とジュワッと溢れる肉汁。ご飯もビールも進みます。一方、2kgの唐揚げとの格闘を終えた油がこちら。お疲れさまでした、本当によく揚げてくれました。
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いじわるをして、余った片栗粉も投入しました |
未使用の油と比べてみましたが、色も変わり、濁った印象。激闘の後がうかがえます。
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かなり違います |
少し時間をおいて油の温度がぬるくなってから、油っくりんナイスに使った油を投入。約30分冷ました時の温度(50℃くらい)が、もっともキレイにろ過することができる油温だそうです。内ポットには600mlほど入るので、だいたい家庭で揚げ物を作る時に使う油は1回で注ぎきれると思います。
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ゆっくりとろ過されていく感じです |
1時間ほど経過したところで、油っくりんを確認すると、もうすでにろ過完了。フィルターをとおって、キレイになっているのでしょうか。
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1時間ほど放置しておきました |
さぁ、ろ過された油はどうなっているのでしょうか。内ポットをオープン!!
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濁ってない!! |
さっきまで濁った茶色をしていた油が濁ってない! 未使用の油、揚げ物で使った油、ろ過した油を並べてみました。
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左から、未使用、使用済み、ろ過済み |
さすがに色は焼けてしまっているため100%戻りませんが、濁りがいっさいありませんでした。フィルターをとおすことで、こんなにキレイになるんですね。しかも、唐揚げを揚げた後の油とは思えないほど、ニオイがない。驚きです。これならまた、この油を使って揚げ物が作れそう。これで油をむだにせず何度も使えそうです! 以上、使った油をキレイにろ過できる「油っくりん ナイス」のご紹介でした。
おいしい食べ物、楽しく食事ができそうなものに興味あり。気になったら、値段や大きさ、ニオイは二の次。とりあえず調査。ときには体を張ったレポートも厭わない、アラフォー2児の父。