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年会費を支払っても元が取りやすい!

プロが選ぶ! お得なゴールドカードおすすめ5選

「年会費が高い」というイメージのゴールドカード。年会費が数万円かかるカードもあるなど、無料が多い一般カードと比べ「高い」のは間違いないでしょう。ただし、最近では数千円ほどの年会費でも機能やサービスが従来のゴールドカード並みに充実しているクレジットカードが増えており、使い方次第では一般カードよりもグンとお得になります。今回は、そんな"実利的"なゴールドカードの中でも、プロの目で見て特におすすめしたいお得なカードを厳選。 お得さが増す賢い使い方を伝授します。

・楽天ゴールドカードは楽天市場でポイント5倍の強力カード!
・ネットショッピングに強いOrico Card THE POINT PREMIUM GOLD
・ドコモユーザーなら迷わずdカード GOLD
・イオンゴールドカードは年会費無料だが招待制がネック?
・エポスゴールドカードはポイントの有効期限なし!

安い年会費でお得なサービスを備えたゴールドカードが続々!

クレジットカードには一般カードと、よりステータス性の高いゴールドカードがあります。一般カードは、加盟店で買い物することを重視したカードで、標準的なポイント還元率は0.5%、年会費は1,250円ほどです。つくりやすさ、使いやすさを重視したカードといえます。

ゴールドカードは手厚いサービスと高いポイント還元率が特徴

一方でゴールドカードは、多彩な特典と手厚いサービスを備える中・上級者向けのクレジットカードといえます。ポイント還元率も平均1%で、一般カードと比べ、はやいペースでポイントが貯まります。国内、海外での旅行傷害保険のほか、ショッピング保険が付くカードも多いです。それだけに、年会費は1万円ほどと高く設定されています。

庶民感覚からすると、年会費はできるだけ安いほうがよいですから、ゴールドカードは最初から論外というイメージがありました。ところが最近になって、お得な特典・サービスはそのままで年会費を引き下げたゴールドカードが続々と出てきており、手が届くようになりました。

注目すべき5枚のゴールドカード。共通点は?

注目すべき新しいゴールドカードは楽天ゴールドカード、Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD、dカード GOLD、イオンゴールドカード、エポスゴールドカードの5枚です。これらのカードに共通しているのは、いずれも特典が豊富でありながら年会費が安かったり、ポイントがザクザク貯まったりと、大変使い勝手がよい点です。

それでは、5枚のゴールドカードをそれぞれくわしく見ながら、年会費の元を取るにはどうするか、どのように使えばよりポイントが貯まるかなど、賢い使い方を紹介しましょう。

楽天ゴールドカードは楽天市場でポイント5倍の強力カード!

楽天ゴールドカードは、楽天市場で使うと、通常ポイントの還元率1%に加えて、楽天カード利用でプラス3%、楽天ゴールドカード利用でプラス1%と、合計5%分のポイントが付きます。年会費無料の一般カードである楽天カードと比べ、1%分お得になる計算です。

ラウンジ無料など海外旅行の備えはバッチリ

また、このカードがあれば旅行のサポートも万全です。空港ラウンジも国内28空港ラウンジ利用可能で、海外はハワイ・ホノルル国際空港、韓国・仁川国際空港ラウンジを無料で使えます。海外旅行傷害保険も最高2000万円、ショッピング保険は最高200万円まで補償と、海外旅行の備えはバッチリです。

楽天市場で月1万8001円以上買い物するならゴールドカード>一般カード

楽天カードよりもお得になるのは、いくら分の買い物をしたときでしょうか。楽天市場だけで買い物すると想定した場合、一般カードとの還元率の差は1%なので、単純計算で買い物金額が月1万8000円(年21万6000円)を上回れば、一般カードよりも手元に残るポイントが多くなります(年会費を差し引いた後)。年会費分の元を取るならば、月3,600円(年4万3200円)です。

家電や食品、日用品などこまめに楽天市場で買い物する人にとっては、月1万8000円は決して高いハードルではないでしょう。高い還元率に加えてゴールドカードならではの充実したサービスもあるので、楽天市場のヘビーユーザーにとってはゴールドカードがおすすめです。

楽天ゴールドカード 
発行元/楽天カード
年会費/2,160円(消費税込み)
国際ブランド/Visa、Mastercard、JCB
基本ポイント/楽天スーパーポイント100円で1P

ネットショッピングに強くポイントがザクザク貯まるOrico Card THE POINT PREMIUM GOLD

Orico Card THE POINTの上位カードです。これまでゴールドカードというとステータス重視のエリート(見えっ張り)に向けたものが中心でしたが、このカードはその常識をくつがえし、ポイントマニアに向けたカードとなっています。

どこで利用しても100円で1ポイント、入会後6か月間は還元率が2%にアップ、電子マネーはiDとQUICPayのダブル搭載と、基本的なスペックは一般カードのOrico Card THE POINTと違いはありません。

「オリコモール」→「Amazon」なら還元率2.5%

大きく違うのは、ネットショッピングモールの「オリコモール」を経由して買い物したときです。特別加算ポイントが一般カードの2倍の1%となっています。オリコモールを経由してAmazonで買い物すると、Amazonの0.5%と合わせて還元率は2.5%になります(入会後6か月間は3.5%)。

ほかのショッピングサイトでも還元率が高いという汎用性の高さを考えると、「Amazonプライム特典」込みとはいえ、還元率が同じ2.5%で年会費が最低4,320円かかるAmazon Mastercardゴールドより、お得といえるでしょう。

国内、海外旅行時の「安心」も充実しています。海外旅行中の病気やケガの治療費、携行品の損害・盗難を最高2000万円まで補償する海外旅行傷害保険が自動で付きます。 国内旅行中のアクシデントを最高1000万円まで補償する国内旅行傷害保険、最高100万円補償のショッピングガードも付いています。

元の取りやすさは楽天ゴールドカードに劣る

オリコモールを経由してのみ買い物した前提で計算すると、一般カードとの還元率の差は0.5%。1,950円の年会費分を差し引いた後で手元に残るポイントが一般カードと並ぶのは、月3万2500円分買い物した場合です。年会費の元を取るだけなら、月8,125円以上の支払いが必要(還元率2%で計算)で、楽天ゴールドカードよりもハードルは高めです。

汎用性は高いものの、楽天ゴールドカードのように、特定のサイトでポイントがガンガン貯まるカードではありません。オリコモールを経由してYahoo! ショッピングで買い物しても2.5%と、年会費無料の一般カードで3%の還元率となるYahoo! JAPANカード(ただし基本ポイント2%+期間固定ポイント1%)に劣ります。

Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD
発行元/オリエントコーポレーション
年会費/1,950円(消費税込み)
国際ブランド/Visa、Mastercard、JCB
基本ポイント/100円で1P

ドコモユーザーなら迷わずdカード GOLD

dカード GOLDは、NTTドコモが発行するゴールドカードです。クレジットカード入会と同時にドコモのポイントサービスであるドコモdポイントクラブの最上位ランクの「ゴールドステージ」に自動的にランクインします。ゴールドステージになれるのは、dカード GOLDの保有者だけです。

ドコモユーザーならスマホ料金の10%分のポイントが貯まる

ゴールドステージ会員は、スマートフォンなど携帯電話の料金とドコモ光利用料金の10%分のdポイント還元という大きな特典があります。ほかにも、JALの優良顧客用ラウンジの利用やテーマパークへの招待(抽選)といったサービスもあり、優良顧客気分を味わえます。ローソン、マクドナルドで3%オフで買い物できるほか、2%分のポイントもその都度付くなど、普段使いでも大活躍します。

月9,000円の通信料金支払いで年会費は実質無料に

年会費は1万円超と高いですが、NTTドコモのユーザーなら簡単に元が取れるでしょう。スマホや固定回線(ドコモ光)の料金の10%がポイント還元されるためです。

たとえば、月々の通信料金が1万円であれば、毎月1,000ポイント還元されます。年間1万2000ポイント(1万2000円)で、通信料金で貯まるポイントで年会費を相殺できます。一般カードのdカードは通信料金1,000円につき10ポイントのため、月々1万円を超える通信料金の支払いがある場合は、年会費を支払ってでもゴールドカードを選ぶべきです。携帯電話購入から3年間、最大10万円の補償があるのも心強いです。

dカード GOLD
発行元/NTTドコモ
年会費/1万800円(消費税込み)
国際ブランド/Visa、Mastercard
基本ポイント/dポイント100円で1P

イオンゴールドカードは年会費無料だが招待制がネック?

イオンゴールドカードは、年会費無料であるにもかかわらず、ほかのゴールドカードと同じかそれ以上の特典・サービスがあり、大変お得になっています。ただし、誰でもつくれるカードではありません。年間100万円以上利用する人がつくれる招待制のゴールドカードです。

国内外の旅行傷害保険、イオンラウンジ利用などサービス満載

招待制ではありますが、年会費無料にもかかわらず海外・国内旅行傷害保険が付き、それぞれ最高3000万円の補償があります。さらに、年間300万円まで補償するショッピングセーフティ保険があり、カードでの買い物も安心です。イオンならではのサービスとして、イオンモールでの買い物の間にイオンラウンジで休憩でき、このサービスも人気になっています。

ポイントは200円で1ポイント貯まり、1ポイント=1円で使えます。イオンゴールドカードまたはWAON支払いで買い物代金が5%割引になります。全国のイオングループの店舗が対象です(一部対象外店舗 、対象外商品あり)。

招待されるためのクレジットカードの使い方は?

年間100万円というと月9万円以上の利用が必要で、大変難しく思えるかもしれませんが、友人がクリアするコツを教えてくれましたので紹介します。

友人は、ゴールドカードの招待を受けるために一計を案じました。子どもたちが夏休みのときに米国のディズニーランドに家族で行く計画を立て、飛行機のチケット代からホテルの宿泊代まで、すべてイオンカードで支払いました。総額約50万円です。帰国してからも、日用品などこまごました買い物もイオンカードで支払うようにして、100万円の壁をクリアしました。

年が明けると招待状が届き、念願のイオンゴールドカードを手にすることができました。ラウンジに入れて子どもたちは大喜びだったといいます。

このケースは、年会費の元が取れたという話ではなく、カードの入会資格を手っ取り早く得るために支払いが必要なまとまった金額を一気にイオンカードで支払った、という話でした。いったん招待条件を満たしてカードをつくってしまえば、その後はそれほど高額な支出は必要ありません。家族での海外旅行を計画しているタイミングなどに合わせ、つくってしまいましょう。

イオンゴールドカード
発行元/イオン銀行
年会費/無料
国際ブランド/Visa、Mastercard、JCB
基本ポイント/200円で1P

エポスゴールドカードはポイントの有効期限なし!

基本的な位置付けはイオンゴールドカードと同じ「招待制で年会費無料」です。一般カードのエポスカードで1年で100万円決済すれば招待されますが、年会費(5,000円、税込)を支払ってつくることもできます。年間50万円以上カードで支払えば、翌年以降の年会費は無料となり、招待カードと同等になります。

マルイでの買い物は1%ポイント還元、貯まったポイントは有効期限なし

カード利用200円ごとにエポスポイントが1ポイント(還元率0.5%)貯まり、ポイントは有効期限がありません(一般カードは2年間)。マルイ、モディで買い物すれば還元率は1%(1回払いの場合)にアップします。年間50万円の利用で2,500ポイント、100万円で10,000ポイント加算されます。

エポスカード会員限定の優待サービスなどを提供するサイト「エポトクプラザ」を使えば、ポイントの獲得スピードもはやまります。そのほか、ゴールドカード会員だけの飲食・宿泊施設優待サービスが充実しており、対象施設でのカード利用でもポイントが貯まります。

ゴールドカードになるとポイントの有効期限がなくなるうえ、セール時の10%割引などさまざまな特典があるため、マルイでよく買い物をする人にとってはメリット大です。

普段使いとしては位置付けにくい

普段使いのゴールドカードとして位置付けるのは難しいでしょう。年間利用額50万円のうち20万円分の衣類をマルイで買い(還元率1%)、残り30万円をほかの支払いにあてた(0.5%)とします。50万円で2,500ポイントが加算され、1年間で計6,000ポイントと、還元率は1.2%ほどです。エポスカードのネットショッピングモールを経由してAmazonや楽天市場などで買い物しても、Orico Card THE POINT PREMIUM GOLDのような高還元率カードに及びません。

ただし、一般カードのエポスカードよりもサービスが豊富で使い勝手がよいことは間違いないため、エポスカードを好んで使っている人は、年会費5,000円を支払ってゴールドカードをつくった後、50万円分決済して年会費無料にしてしまったほうがお得です。

エポスゴールドカード
発行元/エポスカード
年会費/4,630円(消費税抜き、招待での発行は無料。年50万円利用で翌年度以降無料)
国際ブランド/Visa
基本ポイント/200円=1P

結局どのゴールドカードが一番お得で、使い勝手がよいのか

さまざまなゴールドカードを紹介し、一般カードよりもお得にする方法などを説明してきましたが、結局どのゴールドカードが一番お得なのでしょうか。

第1位は楽天ゴールドカードでしょう。安い年会費の割にポイントの貯まるペースがはやく、お得度が一番高いです。次いでOrico Card THE POINT PREMIUM GOLD。「楽天市場だけ」など特定のサイトで買い物する人には向きませんが、どんなショッピングサイトでも比較的高い還元率が期待でき、海外旅行傷害保険などの安全・安心サービスも充実しています。3番手はdカード GOLD 。年会費は高いですが、通信料金の還元率が大きいため、気付かないうちにお得になるゴールドカードです。

ゴールドカードというと高嶺の花でしたが、新しい実利的なゴールドカードは非常に身近な存在になってきました。利用者のクレジットカードリテラシーが高まっており、一般カードでは物足りなくなっている人も多いです。この実利的ゴールドカードが、今後一般カードに取って代わる日が来るように思います。そのときに備えてクレジットカードをもっと勉強していきましょう。

※本記事は、執筆者個人または執筆者が所属する団体等の見解です。

岩田昭男

岩田昭男

クレジットカード評論家・早稲田大学を卒業後、月刊誌の記者を経て独立。クレジットカードのオピニオンリーダーとして30年にわたり活動しています。

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