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あのクレジットカード、人気なのはなぜ?

価格.comのクレジットカード人気ランキング、人気の理由をプロが鋭く分析!(2月版)

クレジットカードを、さまざまな特徴別に比較できる価格.comのクレジットカードカテゴリ。その中でも人気のコンテンツのひとつが、クレジットカードの人気ランキングです。ランキングは毎日更新され、どんなクレジットカードがユーザーの支持を集めているのか、ひと目でわかるため、カード選びの参考にする人も多いでしょう。

とはいえ、クレジットカード初心者にとって「このカードって何で人気なの?」「こっちのカードと比べて何が違うの?」と、疑問に思うことも多いのでは?

そんな疑問に答えるべく、2020年2月版のランキング(2020年2月1日更新、2020年1月2日〜1月31日集計分)上位のクレジットカードについて、専門家が人気の理由をくわしく分析して紹介し、おすすめの使い方なども解説します。
(本記事内の価格表記は基本的に税別)

2020年2月版のクレジットカード人気ランキングは?

人気の価格.comのクレジットカード人気ランキング。2020年2月版の一般カードとゴールドカードの順位は以下のとおりでした。(この記事は2020年1月2日〜1月31日集計のランキングを基に作成しており、現在のHP上のランキングと異なる場合があります

一般カードランキング上位の5カード

1位:楽天カード
2位:三井住友カード(旧名称:三井住友VISAクラシックカード)
3位:Orico Card THE POINT
4位:dカード
5位:JCB CARD W

ゴールドカードランキング上位の5カード

1位:dカード GOLD
2位:楽天プレミアムカード
3位:アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード
4位:三井住友カード ゴールド(旧名称:三井住友VISAゴールドカード)
5位:楽天ゴールドカード

「一般」「ゴールド」両部門を合わせたクレジットカードの総合人気ランキングや、各部門ごとの6位以下も含めた人気ランキングは、下記リンクよりご覧ください。

2020年2月版の一般カードランキングは、まったく順位変動がありませんでした。「楽天カード」が4か月連続で首位の座を守り、「三井住友カード」(旧名称:三井住友VISAクラシックカード)も1月版に続き2位のままでした。1月版で初めてランクインした「dカード」も4位の座をキープしました。

ゴールドカードランキングでは、「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード」が3位に入り、初のトップ5入りを果たしました。「dカード GOLD」が5か月連続で首位をキープ、「楽天プレミアムカード」が3か月連続の2位。「三井住友カード ゴールド」(旧名称:三井住友VISAゴールドカード)はひとつ順位を落とし4位となりました。1年以上にわたり、4位の座をキープしていた「ダイナースクラブカード」は圏外の7位となりました。

それでは一般カード、ゴールドカードそれぞれのランキング上位のクレジットカードについて、人気の理由やスペック、賢い使い方などを見ていきましょう。

一般カード人気ランキング上位のカード

【1位】楽天カード

楽天のサービスをフル活用すれば驚異の高還元率10%超えにも!
4か月連続で首位の座を守った「楽天カード」。人気の理由は、年会費無料のカードでありながら、圧倒的にポイントを貯めやすい点にあります。基本的な還元率は1%ですが、楽天市場で利用すれば、還元率は一気に3%にアップ。楽天銀行や楽天トラベルなど、楽天グループのさまざまなサービスをあわせて利用すれば、10%を超えることも可能です。金融、レジャー、ファッションなど多様なサービスを展開する楽天グループならではのメリットと言えるでしょう。

ポイントの有効期限には注意
「楽天カード」は、楽天スーパーポイントを抜きには語れません。「お得」を標榜(ひょうぼう)して、日本人のポイントライフをリードしてきた存在と言えます。ただ、注意したいのがポイントの有効期限。楽天スーパーポイントの有効期限は原則1年ですが、キャンペーンで貯まるポイントについては、最短で数週間後に有効期限を迎えるものもあります。

また、大量のポイントを参加者に配分する「山分けキャンペーン」も、ひとりが受け取れるポイント数には上限が設定されており、思ったほどポイントが受け取れないことも少なくありません。仕組みをよく理解して使いましょう。

プロのひと言

楽天カードをひも付けて利用すると、メリットが大きくなるのがスマホ決済の「楽天ペイ」です。2020年1月1日から、「楽天ペイ」はサービスを導入する全店舗で5%還元となる、第2弾のキャンペーンを始めています(2020年3月2日まで)。「楽天ペイ」に「楽天カード」をひも付けて利用すれば、チャージのときにも1%ポイントが付与され、還元率は6%にアップします。

さらに2020年春には「楽天ペイ」はJR東日本の電子マネー「Suica(スイカ)」の機能を組み込めるようになります。「楽天ペイ」があれば、鉄道やバスの利用が可能になり利便性はぐっと高まり、必然的に楽天カードへの注目度も一層高まることが予想されます。首位の座をキープしているのも、これらの点が評価されたからでしょう。

◎楽天カードの人気の理由と賢い使い方
・年会費が無料のうえ、ポイント還元率が高い
・楽天のサービスをフル活用すれば、ポイント還元率10%超えも可能に
・キャンペーンで貯まる期間限定ポイントは有効期限が数週間の場合も

【2位】三井住友カード(旧名称:三井住友VISAクラシックカード)

「三井住友カード」(旧名称:三井住友VISAクラシックカード)が2位の座を守りました。1980年に日本初のVISAカードを発行した歴史あるカード会社のひとつ、三井住友カードのクレジットカードで、安心感につながる高いブランド力と、付帯サービスも含めた総合力が売りのカードです。

年会費は1,250円(インターネットからの入会で初年度無料)。最高2000万円の海外旅行傷害保険が利用付帯(旅費などを事前にクレジットカードで決済すれば保険が適用される)として付いているほか、iD、Apple Pay、WAON、PiTaPaに対応しており、電子マネーでの支払いもスムーズです。基本のポイント還元率は0.5%と「並」のレベルですが、大手コンビニ3社(セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン)とマクドナルドではポイント5倍になるサービスを行っています。

こうしたポイントプログラムに加え、海外旅行保険がしっかりと付帯していることもあり、クレジットカード初心者が初めて作るカードに適した1枚と言えます。「Visa=三井住友カード」というイメージが定着しており、ナンバーワン国際ブランドである「Visa」のブランド力が人気を下支えしている面もあるでしょう。

30年ぶりにカードデザインを刷新、「Visaのタッチ決済」を標準搭載
三井住友カードは約30年ぶりに、カードデザインを刷新。2020年2月3日発行分から、カード番号や有効期限などを裏面に集約するほか、「Visaのタッチ決済」を標準搭載するようになりました。また、新規入会者を対象に「三井住友カード」の年会費が無料になるほか、条件を満たすと20%、最大12,000円還元のキャンペーンも実施しています。歴史がありながらも、次々と新たな手を打ってくる三井住友カードの今後の動きに注目しています。

◎三井住友カードの人気の理由と賢い使い方
・歴史あるカードとしての高いブランド力
・最高2000万円の海外旅行傷害保険(利用付帯)など付帯サービスが充実
・iD、Apple Pay、WAON、PiTaPaなどに対応し電子マネーの支払いがスムーズ

【3位】Orico Card THE POINT

「Orico Card THE POINT」も前月と同じ3位のままでした。ポイント還元率の高さと、貯めたポイントの交換先が幅広い点が、相変わらずの人気を支えています。

ポイントの交換先多数! アマゾンポイントへの交換は本家カードを上回る還元率
年会費無料ですが、基本のポイント還元率が1.0%(100円=1オリコポイント)。さらに、オリコが運営するECサイト「オリコモール」を経由してアマゾン(Amazon)で買い物すると、還元率が2%(オリコポイント1.5%+アマゾンのポイント0.5%)にアップ。ちなみに、アマゾンでお得に買い物できる「Amazon Mastercardクラシック」は還元率が1.5%(Amazonプライム会員以外)。「オリコモールを経由する」という手間をかければ、本家を上回る還元率となります。さらに、入会後6か月間は還元率が2倍にアップする特典も、ユーザーを引きつけています。

貯めたポイントはAmazonギフト券やnanacoギフトなどであれば、即時に交換可能。即時ではありませんが、ANAマイルやJALマイルのほか、楽天スーパーポイントやdポイントなど各種共通ポイントと交換することもでき、使い道に困ることがありません。

楽天カードにも同じことが言えますが、年会費無料の「Orico Card THE POINT」の還元率の高さとポイントの使いやすさは際立っています。

ただし、「楽天市場」や「Yahoo!ショッピング」で頻繁にネットショッピングをする人にとっては、「楽天カード」や「Yahoo! JAPANカード」を選んだほうがより高い還元率を得られるので、こちらのカードを検討したほうがよいでしょう。

◎Orico Card THE POINTの人気の理由と賢い使い方
・ポイント還元率が高く、「オリコモール」経由なら1.5%以上も
・「オリコモール」経由なら、アマゾン利用の際もAmazon Mastercardクラシックよりもお得
・貯まったポイントは、Amazonギフト券やANA・JALマイルなどに交換できる

【4位】dカード

1月版で初のトップ5入りを果たした「dカード」が4位の座をキープしました。NTTドコモが発行するカードですが、還元率が常に1%と、ドコモユーザーはもちろん、それ以外の人にも幅広くメリットが得られる点が人気を集めたのでしょう。

ローソンでは、最大5%分お得に買い物ができる
年会費は無料で、100円の利用ごとに「dポイント」が1P貯まります。最大の特徴はローソンでこのカードを使うと、料金が3%オフになったうえに、2%分のdポイントが貯まり、5%分お得に買い物ができる点にあります。マツモトキヨシでも、4%分のdポイントが貯まるほか、ENEOS、JALなども特約店になっており、ポイントが追加で付与されます。一定の条件を満たせば、5%還元するキャンペーン(2020年3月末まで)も人気の理由のひとつになっているでしょう。電子マネー「iD」も搭載されており、コンビニなどの少額決済でも手軽に利用できます。

なお、購入1年以内の携帯電話を紛失、壊してしまったときに、最大10,000円が補償されるサービスがありますが、新たに購入する携帯が以前と同一機種・同一カラーであることなど、細かく条件が設定されているので、利用の際はよく確認しましょう。

所定のプランを契約するドコモユーザーが、通信料を「dカード」払いにすると月額170円オフとなる特典もありますが、家族分も含め利用料金が一定以上のドコモユーザーなら、後ほど紹介する「dカード GOLD」のほうがお得に利用できる場合もあるので、比較してみたほうがよいでしょう。

◎dカードの人気の理由と賢い使い方
・1%と常に高い還元率
・ローソンでは5%分お得に買い物ができる
・毎月の利用料金が一定以上のドコモユーザーは、「dカード GOLD」のほうがメリットがある場合も

【5位】JCB CARD W

JCBが発行する「JCB CARD W」も変わらず5位のままでした。JCBのブランド力に加えて、年会費無料でありながら常に還元率が1%と、ほかの高還元カードに負けない高いコストパフォーマンスが人気を集めています。

39歳以下限定で申込可能。還元率は常に1%
「JCB CARD W」は39歳以下限定で申し込めるカードですが、一度入会すれば40歳以降も利用し続けることができます。何と言ってもその魅力は高い還元率。JCBのほかのカードと比べて、常時2倍のポイントをもらうことができ還元率は1%。優待対象店であるセブン-イレブンやAmazon(アマゾン)などでは2%にアップします。

「JCB CARD W」の基本機能に加え、女性向け保険を手頃な価格で追加できる「JCB CARD W plus L」もあるので、気になる方はこちらのカードもチェックするとよいでしょう。

◎JCB CARD Wの人気の理由と賢い使い方
・39歳以下限定で申し込める年会費無料のカード
・還元率がJCBのほかのカードの2倍にあたる常時1%
・さらに、セブン-イレブンやAmazon(アマゾン)などでは還元率が2%にアップ

ゴールドカード人気ランキング上位のカード

【1位】dカード GOLD

ドコモの利用料金の10%を還元
NTTドコモ発行の「dカード GOLD」が、5か月連続の1位となりました。最大の魅力は、ドコモのスマートフォンや固定回線のドコモ光などの利用料金の10%分がdポイントとして貯まるところにあります。毎月1万円支払っていれば、1年間で12,000ポイント貯まります。年会費は10,000円かかりますが、十分にもとが取れるでしょう。

総務省によると、2019年9月末時点の、携帯電話市場におけるドコモの事業者別シェアは、携帯キャリアトップの38.1%。契約件数は6800万件を超えており、ドコモユーザーの分厚い存在がそのまま、「dカード GOLD」の人気につながっています。

海外旅行保険、携帯電話の補償、コンビニでの割引など多彩なサービス
10%還元だけではありません。海外旅行保険の死亡後遺障害の補償金額が1億円(自動付帯5000万円、利用付帯5000万円)まで付帯されています。また、携帯電話の破損や紛失の際に補償を受けられるなど、保険が充実しており、万が一に備えたい人にとって作っておいて損はないでしょう。「dカード」同様に、ローソンで買い物すると5%お得になるなど、普段使いでも活躍します。

ただし、ドコモユーザーに手厚いサービスのクレジットカードのため、ソフトバンクやauなどほかのキャリアを使っている人は十分なメリットが得られません。

プロのひと言
「dカード GOLD」は2018年4月に会員数400万人を達成し、2019年1月末には500万人を突破したことが発表されました。これだけの短期間に、100万人の会員を集めるゴールドカードというのは、これまで見たことがありません。ドコモユーザーなら携帯利用料金の10%還元、というサービスがわかりやすく、インパクトがあることの証明でしょう。

私も友人への説明がしやすく、理解も早いので、何かと言えばこの話を引き合いに出していましたが、そのうち友達たちもこのカードを持って、ほかの友人に同じ説明をするようになりました。
ドコモは共通ポイント「dポイント」の提携店舗の拡大に力を入れ、利便性もアップ。スマホ決済「d払い」でもたびたび大型キャンペーンを実施し、勢力を拡大しています。また、「おつり積立」などの細かなサービスを始めているのも、支持を集める理由になっているようです。

◎dカード GOLDの人気の理由と賢い使い方
・最大の魅力はスマホや光回線など通信料金の10%分のポイント還元
・海外旅行保険の自動付帯、携帯電話が壊れた際の補償など保険も充実
・ドコモユーザー以外にはメリットが少ない

【2位】楽天プレミアムカード

「楽天プレミアムカード」が2位の座をキープしました。10,000円の年会費を払っても、ユーザーが求める質の高いサービスを提供している点が評価されているからでしょう。

「楽天プレミアムカード」は楽天市場で買い物をすると、いつでも還元率が5%。さらに「楽天市場コース」「トラベルコース」「エンタメコース」3つのコースからひとつを選ぶことができます。「楽天市場コース」を選ぶと、毎週火曜・木曜のプレミアムカードデーには楽天市場での買い物で還元率が6%に。「トラベルコース」では楽天トラベルでの利用で還元率3%(通常2%)、「エンタメコース」では、楽天TV、楽天ブックスの利用で還元率が3%(通常2%)にアップします。

VIP待遇! 世界各地の空港ラウンジを利用できる「プライオリティ・パス」が無料発行!
さらに国内主要空港のラウンジはもちろん、世界120か国900か所以上の空港ラウンジを利用できる「プライオリティ・パス」を無料で発行。海外旅行時に最高5000万円の海外旅行傷害保険も自動付帯されております。手荷物の無料配送も行っており、ワンランク上の出張や旅行を経験できると考えれば、お得感も十分に感じ取れるでしょう。

プロのひと言
年会費10,000円で、プラチナカード並みのプライオリティ・パスをフル装備している点が魅力です。さらに、アメリカン・エキスプレスとの連携で、T&E(トラベル&エンターテインメント)サービスの充実が期待できそうですから、主張や旅行にさらに威力を発揮できるカードになるでしょう。期待できます。

◎楽天プレミアムカードの人気の理由と賢い使い方
・ライフスタイルに合わせて3つのコースから選べる
・プライオリティ・パスの無料発行や、空港と自宅間の手荷物宅配サービス
・楽天市場の送料分がポイントで還元される「楽天プレミアム」が1年間無料

【3位】アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード

開業・法人設立直後でも、申込可能な法人カード
アメックスが発行する、法人・個人事業主向けの法人カード「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード」が3位に入り、初のランクインを果たしました。開業後(法人設立後)、一定期間たたないと入会できない法人カードも少なくない中、開業直後から申込可能な点がこのカードの大きな特徴になります。

年会費は31,000円で、追加カードは1枚につき12,000円。決して安い年会費とは言えませんが、経費管理や業務の効率化をサポートするさまざまなサービスが人気を集めています。たとえば、カードの利用状況をクラウド会計ソフト「freee(フリー)」に自動的に取り込む機能が付いていますが(登録制/有料)、こちらは経理・決算処理の効率化に貢献してくれます。

このほかにも、取引先との会食や接待などの際に希望に応じたレストランを探してくれたり、入札や企業情報などを集めたデータベースを利用できたりするサービスが付帯しています。また、経費の支払いをする法人カードで、大きな意味を持つ利用枠も一律に設定されるのではなく、個別に対応してもらえるのもうれしい点でしょう。

「T&E(トラベル&エンターテインメント)」に強いアメックスの特徴は、このカードにも生かされており、最高5,000万円の海外旅行保険が自動付帯。ツアー代金などをこのカードで決済すると、5,000万円が追加され1億円の補償が付帯してきます。また、国内外29の空港ラウンジを、本人と同伴者1人は無料で利用可能。海外出張の際には、国内の一部空港を対象に自宅と空港間でスーツケース1個を無料配送してくれる特典も、利用価値の高いサービスと言えるでしょう。

◎アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードの人気の理由と賢い使い方
・開業後(法人設立後)すぐに申込可能
・クラウド会計ソフト「freee(フリー)」との連携など、業務の効率化に貢献するサービスが付帯
・一律の限度枠はなく、個別に設定

【4位】三井住友カード ゴールド(旧名称:三井住友VISAゴールドカード)

国内主要空港のラウンジ無料利用など、充実のサービス
「三井住友カード ゴールド」(旧名称:三井住友VISAゴールドカード)はひとつ順位を落とし4位。歴史のある三井住友カードが発行するゴールドカードで、充実したサービスは高い評価を得ています。国内主要空港のラウンジが無料で使えるほか、一流ホテル・旅館を厳選した会員制宿泊予約サービス「Relux(リラックス)」で予約をする際は、初回7%オフ、2回目以降5%オフで利用できます。国内外の旅行傷害保険は自動付帯と、利用付帯合わせて最大5000万円が補償されます。

このカードは通常、1,000円ごとに「ワールドプレゼント」が1ポイント貯まります。さらに、2年連続で年間50万円以上決済するとボーナスポイントとして100ポイントもらえます。貯めたポイントは、楽天スーパーポイント(ワールドプレゼント1Pを5Pに)やANAマイル(ワールドプレゼント1Pを3マイルに)に交換可能です。「三井住友カード」で説明した、20%、最大12,000円還元のキャンペーンは、こちらのゴールドカードの新規入会者も対象になります。

ただ、基本の還元率は「0.5%」と、決して高い数字とは言えません。年会費が10,000円(インターネットからの入会で初年度無料)と、ゴールドカードの中では決して高い部類には入らないので、還元率よりもサービス優先、ステータス優先の場合は問題ありません。しかし、お得さやコストパフォーマンスを最優先とする場合は、別のカードも検討したほうがよいでしょう。

◎三井住友カード ゴールドの人気の理由と賢い使い方
・老舗カード会社のゴールドカードで信頼感・知名度は抜群
・空港ラウンジ無料、高級宿泊施設の料金割引などサービス面は充実

【5位】楽天ゴールドカード

「楽天ゴールドカード」は5か月連続の5位。年会費2,000円と格安ゴールドカードですが、楽天グループのサービスを使えば、楽天スーパーポイントがザクザク貯まる楽天ユーザー必携とも言えるゴールドカードです。

楽天市場でいつでもポイント還元率5%、楽天の各種サービス併用で最大15%超も!
このクレジットカードを使って楽天市場で買い物をすると、いつでも還元率が5%になります(年会費無料の楽天カードは還元率3%)。さらに楽天モバイル、楽天市場アプリ、楽天トラベルなど楽天の各種サービスを併用すれば、10%を超える還元率も実現可能です。

貯まったポイントは、楽天の各種サービスで利用したり、ANAマイルに交換したりできます。格安ゴールドカードであるにもかかわらず、国内主要空港だけでなくハワイ・ダニエル・K・イノウエ国際空港、韓国・仁川国際空港ラウンジを年間2回、無料で利用できます。そのほかにも海外旅行での特典が充実しています。

プロのひと言
長い間、楽天は「楽天カード」(年会費無料)と上位の「楽天プレミアムカード」(年会費10,000円)の2本立てでやってきましたが、その間の価格帯(年会費2,000円)で、リーズナブルなカードとして登場したのが、この「楽天ゴールドカード」です。「楽天カード」のサービスでは物足りないが、「楽天プレミアムカード」よりも手頃に利用したい、というユーザーのニーズをうまくすくい取っています。

ポイント還元率が高いうえ、国内主要空港ラウンジを年間2回、無料で利用できることもあって、通常のゴールドカード以上の特典を受けられます。そうした点が、コストパフォーマンスが非常に高いゴールドカードとして、人気を集めているのでしょう。

◎楽天ゴールドカードの人気の理由と賢い使い方
・楽天市場でいつでもポイント5倍など、ポイント還元率が非常に高い
・年会費が安いにもかかわらず、空港ラウンジの無料利用などゴールドカードのメリットをきちんと備えている

2020年2月版人気ランキングまとめ

一般部門では、初のトップ5入りの「dカード」に注目
一般カードランキングで4か月連続で1位となった「楽天カード」は、ポイントを貯めやすいカードであることは言うまでもありません。しかし、それだけにとどまらず、貯めたポイントをカード支払い代金に充当できたり、投資信託の購入にあてられたりと、ポイントの使いやすさの面でもさまざまな工夫が施されています。「楽天カード」は楽天スーパーポイントを貯める、使う、という両面で大事な役割を果たしており、この点が人気の理由となっています。

もうひとつ注目しているのが、1月版で初めてランクインを果たした「dカード」です。還元率が常に1%あり、ローソンで5%お得に使えるなど、もとから人気のあるカードでしたが、大きな還元キャンペーンをたびたび展開しているスマホ決済「d払い」とひも付けると、さらにお得になる点が人気を後押ししているのでしょう。

ゴールド部門では、「楽天プレミアムカード」に注目
ゴールドカードランキングでは、3か月連続2位の「楽天プレミアムカード」に注目しています。「楽天ゴールドカード」を使ってはいるものの、さらにレベルの高いサービスを求めるユーザーが多く、そうした層が「楽天プレミアムカード」に乗り移っているのではないでしょうか。多少のコスト(年会費)を払っても、質の高いサービスを求める層が増えつつあることの現れのようにも感じています。また、ビジネスをサポートする質の高いサービスが付帯した法人カード「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード」の今後の順位も気になります。

最近はとかく、スマホ決済事業者が大型のキャンペーンを展開する傾向があります。この影響がクレジットカードにも及んでおり、d払いと好相性の「dカード」「dカード GOLD」、そして楽天ペイと好相性の「楽天カード」の人気は今後も続きそうです。政府が2019年10月から始めた「キャッシュレス・ポイント還元事業」は、多くの人が「クレジットカードも含めたキャッシュレス決済はお得だし便利」と気付いたという意味でも、インパクトのある事業です。この影響が今後、どう広がっていくのか、そして、国の事業が終了する2020年7月以降、キャッシュレスの世界がどうなっていくのか、ということも考えていきたいと思います。

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※本記事は、執筆者個人または執筆者が所属する団体等の見解です。

岩田昭男

岩田昭男

クレジットカード評論家・早稲田大学を卒業後、月刊誌の記者を経て独立。クレジットカードのオピニオンリーダーとして30年にわたり活動しています。

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