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あのクレジットカード、人気なのはなぜ?

価格.comクレジットカード人気ランキング、人気の理由をプロが解説!(2021年7月版)

クレジットカードを、さまざまな特徴別に比較できる価格.comのクレジットカードカテゴリ。その中でも人気のコンテンツのひとつが、クレジットカードの人気ランキングです。ランキングではどんなクレジットカードがユーザーの支持を集めているのか、ひと目でわかるため、カード選びの参考にする人も多いでしょう。

とはいえ、クレジットカード初心者にとって「このカードって何で人気なの?」「こっちのカードと比べて何が違うの?」と、疑問に思うことも多いのでは?

そんな疑問に答えるべく、2021年7月版のランキング(2021年7月1日更新)上位のクレジットカードについて、専門家が人気の理由を詳しく分析して紹介し、おすすめの使い方なども解説します。
(本記事内の価格表記は基本的に税込です)

2021年7月版のクレジットカード人気ランキングは?

人気の価格.comのクレジットカード人気ランキング。2021年7月版の一般カードとゴールドカードの順位は以下のとおりでした。(この記事は2021年7月1日に更新されたランキングを基に作成しており、現在のHP上のランキングと異なる場合があります

一般カードランキング上位の5カード

1位:三井住友カード(NL)
2位:JCB CARD W
3位:楽天カード
4位:dカード
5位:イオンカードセレクト

ゴールドカードランキング上位の5カード

1位:dカード GOLD
2位:JCBゴールド
3位:楽天プレミアムカード
4位:ダイナースクラブカード
5位:アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード

2021年7月版人気ランキングまとめ

「一般」「ゴールド」両部門を合わせたクレジットカードの総合人気ランキングや、各部門の6位以下も含めた人気ランキングは、下記リンクよりご覧ください。

2021年7月版の一般カードランキングは、順位変動は小幅なものになりました。大手コンビニとマクドナルドで最大5%還元となる「三井住友カード(NL)」は3か月連続の首位。「JCB CARD W」は4か月ぶりの2位浮上を果たし、入れ替わりで6月版で2位だった「楽天カード」は3位となりました。

ゴールドカードランキングも小幅な順位変動でした。1位の「dカード GOLD」、2位の「JCBゴールド」は3か月連続でそれぞれの順位をキープ。3位の「楽天プレミアムカード」も順位はそのまま。6月版で圏外だった「ダイナースクラブカード」が4位に入ってきました。

それでは一般カード、ゴールドカードそれぞれのランキング上位のクレジットカードについて、人気の理由やスペック、賢い使い方などを見ていきましょう。

一般カード人気ランキング上位のカード

【1位】三井住友カード(NL)

2021年2月1日にリリースされた「三井住友カード(NL)」が3か月連続の1位となり、首位を快走しています。年会費無料で、コンビニ大手3社とマクドナルドで最大5%還元になるのが大きな特徴のカードです。

セブン−イレブン、ファミリーマート、ローソンに加え、マクドナルドでは5%還元
通常は200円に1P(1円相当)の「Vポイント」が貯まり、0.5%還元に。セブン−イレブン、ファミリーマート、ローソンに加え、マクドナルドで利用した際は、ポイント5倍の2.5%還元にアップします。このカードには、「Visaのタッチ決済」か「Mastercardコンタクトレス」の機能が搭載されていますが、上記のコンビニ大手3社とマクドナルドで、この非接触決済を利用すると、さらに2.5%の還元率が上乗せされ合計5%還元になります。日常的に使う機会の多いこれらのお店で「5%」という高いポイント還元を受けられる点が、多くの支持を集める理由と言えそうです。

利便性にもすぐれており、申し込み後最短5分で公式アプリ上にデジタルカードが発行され、すぐにネットショッピングはもちろん、スマホ決済としてリアル店舗で利用することも可能。さらに、後日送られてくるリアルカードはセキュリティ面に配慮し、券面にカード番号・有効期限・セキュリティコードが一切記載されていない「ナンバーレスカード」になります。ただし、基本還元率は0.5%と並のレベル。このカードをコンビニ(およびマクドナルド)専用のカードとして利用し、基本還元率が1%以上のカードを別に保有しておく、という方法を検討してもよいかもしれません。

◎三井住友カード(NL)の人気の理由と賢い使い方
・コンビニ大手3社とマクドナルドで最大5%還元
・申し込み後最短5分で発行
・券面にカード番号などが記載されない「ナンバーレスカード」

【2位】JCB CARD W

ジェーシービーが発行する「JCB CARD W」は4か月ぶりに2位浮上を果たしました。ジェーシービーのブランド力に加えて、年会費無料で常に還元率が1%と、コストパフォーマンスにすぐれている点が人気を集めています。

39歳以下限定で申し込み可能。還元率は常に1%
「JCB CARD W」は39歳以下限定で申し込めるカードですが、1度入会すれば40歳以降も利用し続けることができます。何といってもその魅力は高い還元率。JCBのほかのカードと比べて、常時2倍のポイントをもらうことができ還元率は1%。優待対象店であるセブン-イレブンでは2%還元、「スターバックス カード」へのオンライン入金は5.5%と非常に高い還元率になります。また、Amazon.co.jpでの買い物も、ポイント優待サイト「Oki Doki ランド」を経由することで2%還元となります。旅費をカードで支払うことが条件の「利用付帯」ではありますが、最高2000万円の海外旅行保険も付帯しています。

「JCB CARD W」の基本機能に加え、女性向けの保険を手ごろな保険料で追加できる「JCB CARD W plus L」もあるので、気になる方はこちらのカードもチェックするとよいでしょう。

◎JCB CARD Wの人気の理由と賢い使い方
・39歳以下限定で申し込める年会費無料のカード
・還元率がJCBのほかのカードの2倍にあたる常時1%
・優待対象店であるセブン-イレブンなどでは、さらに還元率がアップ

【3位】楽天カード

楽天のサービスをフル活用すれば、最大ポイント15倍に
「楽天カード」は3位。ひとつ順位を落とした格好ですが、年会費無料なうえ、ポイントを貯めやすく、使いやすい点で根強い人気があります。基本のポイント還元率は1%ですが、楽天市場で利用すれば、ポイント3倍にアップ。楽天銀行や楽天証券、楽天モバイルなど、楽天グループのさまざまなサービスを組み合わせて利用すれば、楽天市場でのポイント還元率が最大で15倍になります。金融、レジャー、ファッションなど多様なサービスを展開する楽天グループならではのメリットと言えますが、ポイントアップの条件変更が行われることがありますので、この点は留意しておいたほうがよいでしょう。

「楽天カード」を組み合わせると、メリットが大きくなるのがQRコード決済の楽天ペイです。「楽天カード」から残高にチャージし(0.5%還元)、その残高から支払うと(1%還元)、合計1.5%という高いポイント還元率が実現します。「楽天カード」は楽天ポイント抜きには語れませんが、有効期限が短い期間限定ポイントも、楽天ペイでなら利用可能です。コンビニ大手3社(セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソン)はもちろん、大手の家電量販店や飲食チェーンも加盟店になっており、使える店舗がかなり幅広くなってきている印象です。

楽天ペイのアプリ上にSuicaの発行、利用が可能
2020年5月からは、楽天ペイのアプリ上でJR東日本の電子マネー・Suicaの発行やチャージ、利用が可能になりました。これによって、楽天ペイがあれば、各地の鉄道やバスの利用が可能になるうえ、「楽天カード」から楽天ペイのSuicaにチャージすると、200円ごとに1Pの楽天ポイントも付与されます。さらに、2020年12月から、楽天ポイントを楽天ペイのSuicaに1P=1円としてチャージすることも可能になり、利便性は一層高まっています(期間限定ポイントなどは対象外)。

◎楽天カードの人気の理由と賢い使い方
・楽天市場で基本3%還元
・楽天グループのサービスをフル活用すれば、楽天市場でさらに高い還元率に
・楽天ペイなら、有効期限が短い期間限定ポイントの利用も可能

【4位】dカード

NTTドコモが発行する年会費無料での「dカード」は3か月連続の4位になりました。常時1%の高い還元率があるうえ、日常的に使うお店での特典が充実しているのが特徴で、ドコモユーザー以外にもメリットのあるカードです。

電子マネー「iD」搭載で少額決済にも便利
年会費は無料で、100円の利用ごとに「dポイント」が1P貯まります。マツモトキヨシでは4%分のdポイントが貯まるほか、JAL、ノジマなども特約店になっており、還元されるポイントが上乗せされます。電子マネー「iD」も搭載されており、コンビニなどの少額決済にも手軽に利用できるのもメリットでしょう。

なお、購入1年以内の携帯電話を紛失、あるいは壊して修理不能となり、新たに購入する際に最高10,000円が補償されるサービスがありますが、再購入する携帯が以前と同一機種・同一カラーであることなど、細かく条件が設定されているので、利用の際はよく確認しましょう。

所定のプランを契約するドコモユーザーが、料金を「dカード」払いにすると月額187円オフとなる特典もあります。ただ、利用料金が一定以上のドコモユーザーなら、後ほど紹介する「dカード GOLD」のほうが多くのポイントを獲得できる場合もあるので、比較してみたほうがよいでしょう。

◎dカードの人気の理由と賢い使い方
・1%と常に高い還元率
・マツモトキヨシで4%分のポイントを獲得できる
・毎月の利用料金が一定以上のドコモユーザーは、「dカード GOLD」のほうがメリットがある場合も

【5位】イオンカードセレクト

「イオンカードセレクト」は3か月連続で5位でした。毎月20日・30日の「お客さま感謝デー」には、 買い物代金が5%OFFになるなど、イオンで使うとお得なカードであることは言うまでもありません。年会費も無料です。

ポイントの二重取りが可能
しかし魅力はそれだけではありません。 このカードには「(クレジットカードの)イオンカード」「(イオン銀行の)キャッシュカード」 「(電子マネーの)WAON」という3つの機能が集約されています。 通常利用時の還元率は0.5%にとどまりますが、 WAONへのオートチャージの際に200円で1ポイント、WAON支払いの際にも200円で1ポイントと、 ポイントの二重取りが可能となり、還元率は1%にアップします。

このほか、イオン銀行の普通預金金利が最大で年0.10%(2021年6月10日時点)と、超低金利のこの時代に金利優遇されるのも魅力のひとつになっています。「イオンカードセレクト」はスーパーのイオンでの買い物のときにのみ、優待が受けられるカードとの印象を持っている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、実際は映画などの娯楽や金融商品など、さまざまな分野での優待を備えた生活総合カードになっており、そうした点が人気の理由になっているのでしょう。

◎イオンカードセレクトの理由と賢い使い方
・オートチャージ設定にしてWAON払いにするとポイントの二重取りが可能に
・イオン銀行の普通預金金利が優遇される
・毎月20日・30日の「お客さま感謝デー」はイオンでの買い物が5%オフ

ゴールドカード人気ランキング上位のカード

【1位】dカード GOLD

ドコモの利用料金の10%がポイント還元
NTTドコモ発行の「dカード GOLD」が3か月連続で1位の座を守りました。ドコモのスマートフォンやドコモ光などの利用料金(端末代金、事務手数料など一部対象外)1,000円(税抜)ごとに10%分のdポイントが貯まるのが大きな魅力のカードです。毎月10,000円(税抜)利用していれば、1年間で12,000ポイント貯まります。年会費は11,000円かかりますが、ドコモの利用状況によっては、年会費分のポイントを獲得することも可能です。

海外旅行保険、携帯電話の補償など充実の保険
10%還元以外にも、海外旅行保険の死亡後遺障害の補償金額が1億円(自動付帯5000万円、利用付帯5000万円)付帯しています。また、携帯電話の破損や紛失の際に、最大10万円まで再購入費の補償を受けられるなど、保険が充実しており、万が一に備えたい人にとって作っておいて損はないでしょう。

ただし、ドコモユーザーに手厚いサービスのクレジットカードのため、ソフトバンクやauなどほかのキャリアを使っている人は十分なメリットが得られない可能性があります。

◎dカード GOLDの人気の理由と賢い使い方
・ドコモのスマホや光回線の利用料金の10%分のポイント還元
・海外旅行保険が自動付帯、携帯電話が壊れた際の補償など保険も充実
・ドコモユーザー以外にはメリットが少ない

【2位】JCBゴールド

「JCBゴールド」は2か月連続で2位になりました。年会費は11,000円で、初年度は無料です。基本還元率は0.5%と平均的な水準ですが、さまざまなサービスがバランスよく付帯された「正統派のゴールドカード」と言えるでしょう。

最高1億円の海外旅行保険
旅行保険は海外で最高1億円(自動付帯分:5000万円)、国内で最高5000万円(全額自動付帯)が付帯していることに加え、航空機の遅延や手荷物の紛失など、細かな点をカバーする保険も付帯しています。国内主要空港のラウンジを無料で利用できるほか、世界1,100か所以上の空港ラウンジを対象とした「ラウンジ・キー」も1回32USドルで利用可能です。

また、通常のJCBのカードでは貯めたOki Dokiポイントの有効期限が2年間のところ、3年間に延長され、全国250の対象飲食店で20%オフになるグルメサービスが付帯しているのもメリット。家族カードも1枚まで無料発行されます。

今なら、ワンランク上のゴールド「JCBゴールド ザ・プレミア」に最短半年で招待
「JCBゴールド」会員のうち、2年連続で100万円以上のカード利用があると、ワンランク上のゴールド「JCBゴールド ザ・プレミア」に招待されます。さらに、2021年7月1日から8月31日に「JCBゴールド」に入会した人限定でこの条件が大幅に緩和。2021年12月15日までに100万円のカード利用があれば招待メールが届くキャンペーンを実施中です。「JCBゴールド ザ・プレミア」の年会費は16,500円ですが、招待初年度と年間100万円以上の利用があれば11,000円に。条件を満たせば「JCBゴールド」と同じ年会費で、世界各地の空港ラウンジが無料で使える「プライオリティ・パス」などの豪華特典を利用できます。この実力派カードに招待されることを目指して「JCBゴールド」会員になる方も少なくないようです。

◎JCBゴールドの人気の理由と賢い使い方
・ジェーシービー発行のゴールドカードで、多彩な特典がバランスよく付帯
・最高1億円の海外旅行保険や空港ラウンジサービス
・全国250の対象飲食店で20%オフになるグルメサービス

【3位】楽天プレミアムカード

「楽天プレミアムカード」は6月版に続いての3位に。楽天市場での高い還元率や、国内外の空港ラウンジが無料で使えることなどが特徴のカードです。11,000円の年会費で充実したサービスを利用でき、コスパにすぐれたゴールドカードとして人気を集めています。

楽天市場で常に5%以上の還元率に
「楽天プレミアムカード」で楽天市場で買い物をするとポイントが5倍に。さらに「楽天市場コース」「トラベルコース」「エンタメコース」という3つのコースからひとつを選ぶことができます。「楽天市場コース」を選ぶと、毎週火曜・木曜のプレミアムカードデーには楽天市場での買い物がポイント6倍に。「トラベルコース」では楽天トラベル利用時に「+1倍」加算されポイント3倍に、「エンタメコース」では、楽天TV、楽天ブックスの利用でポイントが「+1倍」加算されます。

世界各地の空港ラウンジを利用できる「プライオリティ・パス」が無料発行!
さらに、国内主要空港のラウンジが利用できることに加え、国内外1,300か所の空港ラウンジを利用できる「プライオリティ・パス」が無料で発行されます。年会費1万円台のカードで「プライオリティ・パス」に申し込めるカードはまれな存在。また、最高5000万円の海外旅行傷害保険(自動付帯:4000万円)が付帯されているほか、海外旅行時、年2回まで手荷物の無料配送を行っており、ワンランク上の出張や旅行を経験できると考えれば、お得感も十分に感じ取れるでしょう。

◎楽天プレミアムカードの人気の理由と賢い使い方
・楽天市場の利用時は常に5%以上の還元率
・ライフスタイルに合わせて3つのコースから選べる
・プライオリティ・パスの無料発行や、空港と自宅間の手荷物宅配サービスなど、海外旅行時の充実したサービス

【4位】ダイナースクラブカード

三井住友トラストクラブ発行の「ダイナースクラブカード」は6月版の7位から4位に浮上してきました。年会費は24,200円。1961年に日本で初めて発行されたクレジットカードとして知られており、2020年に60周年を迎えました。これを機に、タッチ決済の「ダイナースクラブ コンタクトレス」を搭載、カード情報を裏面に集約したカードの発行を始めました。

高級レストランを2名以上予約で1名分が無料になる「エグゼクティブ ダイニング」
ダイナースクラブカードの魅力は「ダイニング」にあります。対象レストランで2名以上のコースを利用すると1名分が、6名以上の利用で2名分が無料(一部の対象店舗)となる「エグゼクティブ ダイニング」を利用できます。近年、ほかのゴールド・プラチナカードも追随して、同様のサービスを展開していますが、「ダイナースクラブカード」は対象レストランが全国各地の300店超と、店舗数でほかのカードを上回っています。

「エグゼクティブ ダイニング」の対象レストランのコース料理はひとり1万円前後はかかるので、年間2回利用すれば2万円分のサービスが受けられることになり、年会費24,200円のもとは十分に取れるでしょう。接待はもちろん、夫婦や恋人など大事な人との食事には重宝します。ラウンジの無料利用や海外旅行保険も充実しており、旅好きや出張で海外を飛び回るビジネスマンにはメリットを得られるカードです。また、「ダイナースクラブカード」会員限定で、2枚目のコンパニオンカードとして、Mastercardブランドの「TRUST CLUB プラチナマスターカード」を無料発行できるのも大きな利点となります。

ただし、「グルメ」や「旅」にさほど興味がなく、還元率の高さを求めるユーザー向きのカードではありません。日常で使えるようにほかの高還元率カードを持っておき、非日常の旅やグルメを満喫するために「ダイナースクラブカード」を使う、という使い方はアリかもしれません。

◎ダイナースクラブカードの人気の理由と賢い使い方
・高級レストランで2名以上のコース利用で、1名分が無料となる「エグゼクティブ ダイニング」
・国内外1,000か所以上の空港ラウンジが無料利用でき、最高1億円の海外旅行保険が付帯

【5位】アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード

「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード」は6月版と同様の5位となりました。こちらは、起業1年目でも申し込み可能とされているビジネスカードです。年会費は34,100円ですが初年度は無料です。

このカードの特徴として、一律の利用可能額が設定されていないことが挙げられます。ユーザーのビジネスの状況に応じて、個別に利用可能額が決まるフレキシブルな仕組みが採用されています。さらに、日ごろの出費と比べて高額な支払いが想定され、利用可能額を超えてしまいそうな場合でも、個別に相談できる制度も用意されています。

対象レストランで、所定のコースを2名以上予約で1名分無料に
対象レストランで、所定のコースを2名以上で予約すると1名分が無料になる優待は接待や会食のときに重宝しそうです。このほか、全国200か所以上のシェアオフィスやコワーキングスペースを割引価格で利用できたり、カードの利用状況を自動的にクラウド会計ソフトに取り込めたりと、ビジネスをサポートするさまざまな機能が付帯。空港ラウンジサービスや最高1億円(自動付帯分:5000万円)の海外旅行保険など、出張に役立つサービスも利用価値が高いでしょう。

◎アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードの人気の理由と賢い使い方
・開業後、すぐに申し込むことができる
・初年度の年会費(34,100円)無料
・対象レストランで、所定のコースを2名以上で予約すると1名分が無料

2021年7月版人気ランキングまとめ

一般カードでは、首位快走の「三井住友カード(NL)」に注目
一般カードランキングで首位の座を快走する「三井住友カード(NL)」は大手コンビニとマクドナルドで5%還元、最短5分で発行、券面にカード番号が記載されてい点を大きな特徴とするカードです。2位の「JCB CARD W」はジェーシービーのブランド力に加えて、常に1%を超える還元を受けられる点が、3位の「楽天カード」は楽天市場では3%還元になるなど、楽天ユーザー必携ともいえる点が、それぞれ人気の理由と言えそうです。今後の三つどもえの争いに注目しています。

ゴールドカードでは、2021年7月にリリースされた「三井住友カード ゴールド(NL)」に注目
ゴールドカードランキングで1位の「dカード GOLD」は、ドコモの利用料金に対するポイント還元率が「10%」と非常に高いのが魅力のカードです。ただし、端末代金の分割支払金や事務手数料などは対象外になる点は留意したほうがよいでしょう。2位の「JCBゴールド」は国内旅行保険が自動付帯(最高5000万円)になっているなど、充実した保険には定評があります。

2021年7月1日時点ではランキング圏外ですが、7月1日にリリースされたばかりの「三井住友カード ゴールド(NL)」も気になる存在。大手コンビニとマクドナルドで5%還元といった「三井住友カード(NL)」の特典に、海外旅行保険や空港ラウンジなどゴールドカードの機能が付帯した1枚。年会費は5,500円(初年度無料)ですが、年間100万円カードを利用すると翌年以降の年会費が永年無料に。さらに、1年間で100万円以上利用すると10,000ポイントが還元されるのも大きな魅力になっています。ゴールドカードでありながら、コスパにすぐれている点を評価する声も多く、今後、順位を上げていくかに注目しています。

一般カードのランキングを見ていると、年会費無料で、基本還元率が1%と高いか、あるいは特定の店舗・サービスで「2〜5%」還元のカードが人気を集めていると感じます。また、楽天カードと楽天ペイ、dカードとd払いのように、QRコード決済とのひも付けで還元率をアップさせるスタイルが目立ってきています。こうした流れの中、どういったカードが今後支持を伸ばしていくのか、注目していきたいと思います。

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※本記事は、執筆者個人または執筆者が所属する団体等の見解です。

岩田昭男

岩田昭男

クレジットカード評論家・早稲田大学を卒業後、月刊誌の記者を経て独立。クレジットカードのオピニオンリーダーとして30年にわたり活動しています。

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