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年会費無料に使いやすいポイント、特徴的なサービスのカードから厳選

2枚目として持って損はないクレジットカード。一芸に秀でた鉄板“サブカード”10選

前回の「クレジットカード2枚持ちのススメ」で、クレジットカードは磁気不良や紛失・盗難など、“もしも”の場合に備えて2枚以上持っておくべき、ということをお伝えしたが、今回は2枚目の“サブ”として使ったときに力を発揮するカードを紹介する。メインではない“サブカード”は使う頻度も少ないため、年会費がかからず、ポイントが使いやすいものが望ましい。そうした条件を満たしながら、一芸に秀でた、持っておいて損のない10枚の鉄板カードを紹介したい。

記事で紹介するクレジットカード
【1】誰にでも使いやすい「リクルートカード」
【2】海外旅行好きには「エポスカード」
【3】車を運転する人には「ENEOSカード S」
【4】Suicaを使うなら「ビックカメラSuicaカード」
【5】ネットで本を買うなら「ゴールドポイントカード・プラス」
【6】楽天ユーザー向けの「楽天カード」
【7】PayPayと相性抜群な「Yahoo! JAPANカード」
【8】ローソンをお得に使うなら「dカード」
【9】ファミリーマートでお得な「ファミマTカード」
【10】イオン好きには「イオンカードセレクト」

2枚目の“サブカード”を選ぶ際の3つのポイント

2枚目以降に持つカードを選ぶ際は、以下の点が大切となる。
(1)年会費が無料(または、実質無料)
年会費は完全無料であることが望ましいが、年に1回以上の利用やWEB明細に登録など、簡単な条件をクリアするだけで次年度年会費が無料になるカードも候補に入れていいだろう。いっぽうで本カードの年会費は無料でも、ETCカードは有料になっていることもある。想定される使い方に応じて、候補の範囲を調整しよう。

(2)ポイントの使い道が幅広く、失効する心配がない
ポイントに関しては還元率も重要だが、普段は使わないサブカードであるなら、どうしても貯まるポイント数は少なくなる。そのため、自分のライフスタイルに合わせ、どこで使えるか、何ポイントから使えるか、有効期限はいつまでかをチェックして、失効する心配がないカードを選ぶべきだ。

(3)ほかのカードにはない、ユニークなサービスが付いている
決済する機会がなくても、保有しているだけで、ほかにはない特典を無料で受けられるカードがある。こうした特典の一例として、ロードサービスや海外旅行保険などがあげられるが、保有するだけで価値のあるカードもサブカードの候補になるだろう。

これらの点を踏まえて、持っていて損はない“鉄板”のカード10枚をピックアップした。少しでも利用機会があると感じたなら、ぜひ申し込みを検討してほしい。

【1】誰にでも使いやすい「リクルートカード」
還元率1.2%。電子マネーにチャージでも、同率のポイント付与

「リクルートカード」は年会費無料で、毎月の利用額に対して1.2%のリクルートポイントが貯まる。リクルートポイントの有効期限は最終獲得月から1年のため、年に一度でもポイントを獲得していれば失効の心配はない。リクルートポイントは1P単位でPontaポイントに即時交換でき、Pontaポイントの有効期限も最終利用日(獲得または使用)から1年となっている。

使い勝手が抜群の「Pontaポイント」に、1P単位ですぐに交換可能

Pontaポイントは使い道も幅広く、ムダにもなりにくい。Pontaポイント1P=1円として、「ローソン」「ゲオ」「昭和シェル石油」「ケンタッキーフライドチキン」「丸善ジュンク堂書店」などでも使える。
このほか、じゃらんnet、ポンパレモール、ホットペッパーグルメ、ホットペッパービューティーといったリクルートのサービスでも支払時に充当可能。その多くが1P単位で利用できる。ほかにもJALのマイル、dポイント、LINEポイントなどにも交換可能だ。

電子マネーへのチャージ対象は、月間3万円分が上限

電子マネーへのチャージはポイント対象外となるカードも多いが、「リクルートカード」は月間(毎月16日〜翌月15日で集計)3万円まで、通常利用時と同じ1.2%の還元率でポイント対象となることも特徴。国際ブランドによってポイント付与の対象となる電子マネーは異なり、
VisaとMastercard:モバイルSuica、SMART ICOCA、楽天Edy、nanaco
JCB:モバイルSuicaとnanaco
が対象となる。

年会費無料ながら保険を付帯している点も優秀だ。旅行傷害保険は海外最高2000万円、国内最高1000万円を補償。所定の旅行代金を事前に同カードで支払うことが条件の利用付帯となる。ショッピング保険も付帯しており、こちらは年間最高200万円まで補償を受けられる。

ひとつ気をつけたいのはETCカード。年会費は無料だが、VisaかMastercardを選んだ場合は、発行手数料として1,080円が必要となる。VisaとMastercardは三菱UFJニコスから、JCBはジェーシービーから発行されており、このほかにも微妙にサービス内容が異なる点があるので、利用目的やメインカードとの兼ね合いも踏まえて国際ブランドを選ぼう。

リクルートカード
発行元/三菱UFJニコスまたはジェーシービー
国際ブランド/Visa、Mastercard、JCB
年会費/無料
ポイント(還元率)/リクルートポイント(1.2%)

【2】海外旅行好きには「エポスカード」
使わなくてもカード保有でOK! 海外旅行保険が「自動付帯」

「エポスカード」は年会費無料。1回の利用200円につき1Pのエポスポイントが貯まる。エポスポイントの有効期限は加算日から2年間。ただし、有効期限の延長制度があり、3か月以内に期限切れとなるポイントを持っている場合は、申し込みをすると保有全ポイントの有効期限が24か月後に延長される。

病気の治療費用に270万円、傷害死亡・後遺障害に500万円を補償

このカードの、ほかでは見られない特徴は海外旅行傷害保険にある。傷害死亡・後遺障害に対しては最高500万円、疾病治療費用で270万円、賠償責任に対しては最高2000万円などの補償が受けられる。これらの補償は年会費無料のカードでは珍しく、カードを保有しているだけで適用される「自動付帯」となる。海外旅行をする機会がある人なら、ぜひ持っておくことをおすすめしたい。

ポイントは幅広い使い道があり、原則として1P=1円相当となるが、最も使い勝手にすぐれているのは、無料で別途発行できる「エポスVisaプリペイドカード」にチャージすること。1Pからチャージ可能で、チャージ後は国内外のVisa加盟店で利用可能(業種によって一部使えない場合あり)。さらに利用した金額の0.5%が後日キャッシュバックされる。なお、ANAやJALのマイルに交換する場合は、1,000P→500マイルとなる。

マルイユーザーはさらにお得に! 年4回、10%オフのキャンペーン

「エポスカード」の還元率は通常0.5%と平凡だが、約1万店の優待店があり、それぞれポイントの優遇や割引などが受けられる。また、マルイの店舗やネット通販ではポイント2倍となり、年4回開催される「マルコとマルオの7日間」期間中は10%オフ。モバイルSuicaや楽天Edyへのチャージがポイント対象になるのもうれしい点だ。

エポスカード
発行元/エポスカード
国際ブランド/Visa
年会費/無料
ポイント(還元率)/エポスポイント(0.5%)

【3】車を運転する人には「ENEOSカード S」
24時間365日、一定範囲までのロードサービスが無料

「ENEOSカード S」は年会費1,350円で初年度は無料。年に1回でもショッピング利用があれば、次年度も無料となる。毎月の利用額に対してENEOSカードポイントが貯まり、通常は1,000円につき6P。ポイント有効期限は2年となる。

10km以内のレッカーサービスなどが対象。国内ほぼ全域で対応

「ENEOSカード S」を持っておきたい最大の理由は、ロードサービスを付帯していること。24時間365日、一部離島を除く国内全域での車(車両総重量3t未満の自家用4輪車)のトラブルに対して、電話一本で全国約8,500拠点からサポートを受けられる。レッカーサービスは10kmまでは無料。ガス欠、バッテリーあがり、タイヤパンク時の交換などは30分以内の路上修理であれば無料(部品やガソリンなどの実費は有料の場合あり)。なお、年間3回目以降の利用は、出動実費が有料となる。

年会費4,000円の「JAF」の代わりとして、検討する価値あり

年会費4,000円+入会金が必要なJAFと比べると無料範囲は小さいが、実質年会費無料で使えることを考えれば、十分すぎるほどの内容だ。また、自動車保険に付帯するロードサービスは契約車両のみが対象となることが一般的だが、カード付帯のロードサービスはレンタカーや他人の車を運転している場合でも利用可能。たとえ自家用車を持っていなくても、自動車に乗る機会があるなら入会しておく価値のあるカードになっている。

ENEOSでの給油時は、ガソリン・軽油は2円/L引き、灯油は1円/L引きとなり、ポイントは貯まらない。しかし、給油以外の商品やサービスを購入した場合は、通常の3倍以上となる1,000円につき20Pが貯まる(一部対象外のSSあり)。

ポイントの使い道としては、利用代金への充当、TポイントやJALのマイルに移行できるほか、さまざまなグッズや各種商品券への交換などにも利用できるが、最低1,000Pからしか利用できない。すべて通常利用と仮定して単純計算すると、2年で17万円弱利用しなければポイントを失効してしまう点は留意しておこう。

ENEOSカード S
発行元/トヨタファイナンス
国際ブランド/Visa、JCB
年会費/1,350円(初年度無料、年1回以上利用で次年度無料)
ポイント(還元率)/ENEOSカードポイント(0.6%)

【4】Suicaを使うなら「ビックカメラSuicaカード」
Suicaへのチャージや定期券購入で1.5%還元

「ビックカメラSuicaカード」は、ビックカメラのポイントカードとSuicaの機能を搭載。年会費は515円で、初年度は無料。年に1回でもショッピング利用があれば、次年度も無料となる。ETCカードは別途515円の年会費が必要だ。

通常利用時は2種類のポイントが同時に貯まり、月間利用額に対してビックポイントが200円につき1P、JRE POINTが1,000円につき5P。ビックカメラ利用時は、現金払い時と同率のビックポイントのみが貯まり、JR東日本利用時は1,000円につき5PのJRE POINTのみが貯まる。

ビックポイントの有効期限は最終利用日から2年間で、ビックカメラの店舗やネット通販で1P=1円として利用可能。1,500PをSuica1,000円分としてチャージもできる。JRE POINTの有効期限は最終利用日から2年後の月末で、1P=1円としてSuicaにチャージでき、アトレなどの駅ビルをはじめとするJRE POINT加盟店でも利用可能。ほかにもJR東日本のグリーン車利用券、Suicaのペンギンや鉄道グッズ、ルミネ商品券などにも交換でき、それぞれ交換単位は異なるものの、1P=1円以上の価値になるものもある。JRE POINT1,000Pをビックポイント1,000Pに交換することも可能だ。

チャージしたSuicaを、ビックカメラの支払いに使えば11.5%還元に

クレジット払いでのSuicaへのチャージ、きっぷ・定期券の購入など、JR東日本VIEWプラス対象商品に使った場合はポイント3倍。1,000円につき15PのJRE POINTが貯まる。ちなみにビックカメラの店舗利用時も、Suicaで支払う場合は現金払いと同率のビックポイントが付くので、現金払いで10%還元の商品であれば、Suicaチャージで得られるJRE POINTと合わせて11.5%還元になる。ただし、Suicaのチャージ上限は2万円なので、これを超える支払いの場合は、不足分を電子マネー以外の方法で支払う必要がある。

毎月のWEB明細の発行ごとに50P獲得。月に1回は利用しよう

WEB明細を利用して明細書の郵送を止めれば、毎月明細が発行されるたびに50PのJRE POINTが貯まるサービスもある。サブカードにする場合でも、月に1回は利用したほうがいいだろう。海外旅行傷害保険は自動付帯で最高500万円を補償。国内旅行傷害保険は利用付帯で最高1000万円を補償。ポイント面も保険面も、実質年会費無料のカードとしては、十分すぎる内容だ。

ビックカメラSuicaカード
発行元/ビューカード
国際ブランド/Visa、JCB
年会費/515円(初年度無料、年1回利用で次年度無料)
ポイント(還元率)/ビックポイント(0.5%)+JRE POINT(0.5%)

【5】ネットで本を買うなら「ゴールドポイントカード・プラス」
「ヨドバシ.com」で書籍購入すると10%還元

ヨドバシカメラのポイントカード機能も搭載した「ゴールドポイントカード・プラス」は、年会費無料。通常は毎月の利用額に対して、1%のゴールドポイントが貯まる。ゴールドポイントの有効期限は、最終利用日から2年となる。

品揃え豊富な「ヨドバシ.com」。お手頃な日用品や食料品が多数

「ゴールドポイントカード・プラス」はヨドバシカメラの店舗やネット通販(ヨドバシ.com)で1Pから利用可能。ヨドバシカメラ店舗でクレジット払いをすると、通常は現金払いよりもポイント還元率が2%ダウンするが、同カードで支払った場合は現金払いと同率のポイントに加え、通常のクレジット利用に対するポイントも貯まる。つまり、現金払いで10%還元の商品であれば、同カードで支払えば11%のポイントが貯まることになる。

また、ヨドバシ.comは全品送料無料で、安価な日用品や食料品も数多く扱っているので、使い道に困ることはないだろう。さらに、書籍は通常3%還元となっているが、同カードで支払った場合は10%還元になるのもうれしい特典だ。

充実のショッピング保険。通常対象外のノートパソコンや自転車も補償の対象

ヨドバシカメラで購入した商品に対しては、1事故につき最高100万円まで補償するショッピング保険も付帯。一般的なショッピング保険では、補償の対象外となることが多いノートパソコンや自転車なども、最高15万円まで補償される。

別途年会費3,900円の「ヨドバシ・プレミアム」に入会すると、ショッピング保険の補償期間が365日間に延長(通常は90日間、一部商品は180日間)され、ヨドバシカメラ以外で購入した商品も補償対象となる。このほかに会員限定セールやボーナスポイントのキャンペーンも利用でき、ETCカードの年会費も無料(通常は初年度無料、2年目以降540円)となるなどの特典が受けられる。サブカードとして使う場合でも、使い方次第では年会費以上に得することもあるので、一度サービス内容に目を通しておこう。

ゴールドポイントカード・プラス
発行元/ゴールドポイントマーケティング
国際ブランド/Visa
年会費/無料
ポイント(還元率)/ヨドバシゴールドポイント(1%)

【6】楽天ユーザー向けの「楽天カード」
楽天市場でポイント3倍。キャンペーン活用でさらにアップ

「楽天カード」は年会費無料。ETCカードは年会費540円だが、楽天の会員ランクがダイヤモンドもしくはプラチナの場合は無料となる。毎月の利用額に対して1%の楽天スーパーポイントが貯まり、ポイント有効期限は最終獲得月を含む1年間。実質的には、無期限有効と言える。

「楽天カード」は楽天市場で利用すると、最低でもポイントが3倍となり、条件を満たせば倍率をさらにアップさせることも可能。また、ENEOSなど一部加盟店でもポイントが2倍、もしくは3倍となる。キャンペーンがひんぱんにあることも特徴で、使い方や使う場所によっては、このほかにも高還元を得られるチャンスが多数ある。

使わなくてもポイントゲット! 広告をクリックで、毎月50P程度の獲得が可能

「楽天カード」は、会員サイトやメールマガジンの広告をクリックするだけでも、毎月50P程度は貯めることができる。つまり、支払いに使わずともポイントを貯めることができる。ただし、まったく使わないと有効期限がきたときにカードが更新されない可能性もあるので、ある程度は使ったほうがいいだろう。また、広告のクリックやキャンペーンで獲得するポイントは、期間限定ポイントとして付与される場合が多いので、有効期限には注意しよう。

マック、ミスド、出光などで現金同様に1Pから使用可能

ポイントは1P=1円として、楽天の各種サービスのほか、「マクドナルド」「ミスタードーナツ」「出光」「大丸・松坂屋」などの加盟店でも支払時に充当可能で、その多くが1P単位で利用できる。

さらに楽天Edyへのチャージ、楽天ペイの支払い充当、「楽天カード」でショッピングした代金への充当にも利用可能。ANAのマイルにも最低50Pから、2P→1マイルのレートで交換できる。ポイントの使い道に困ることはないだろう。

海外旅行傷害保険も付帯しており、最高2000万円を補償。基本的には利用付帯となるが、「楽天カード」会員同士で海外旅行をする場合は、誰か1人が同カードで所定の旅行代金を全員分支払っていれば、同伴する「楽天カード」会員は全員が保険適用の対象となる。たとえば「楽天カード」会員3人で海外旅行をして、誰か1人が、自分も含めた2人分の旅行代金を「楽天カード」で支払った場合は、その2人のみが保険対象となる。他人の支払いでも保険対象になるという意味でも、持っておいて損はないカードと言えるだろう。

楽天カード
発行元/楽天カード
国際ブランド/Visa、Mastercard、JCB、AMEX
年会費/無料
ポイント(還元率)/楽天スーパーポイント(1%)

【7】PayPayと相性抜群な「Yahoo! JAPANカード」
PayPayにチャージできる唯一のカード

「Yahoo! JAPANカード」は年会費無料(ETCカードは年会費540円)。通常は1回の利用100円につき1PのTポイントが貯まり、nanacoへのチャージでも200円につき1Pが貯まる。Tポイントの有効期限は、最終利用日から1年となる。

Tポイントはファミリーマートをはじめ、数多くの提携店で1P=1円として利用できるほか、商品交換や抽選への応募にも利用可能。ANAのマイルにも500P→250マイルで交換でき、1,000P以上あればレートは落ちるが100P→85円としてジャパンネット銀行で現金に交換することも可能だ。

第2弾キャンペーンでも優遇。ほかのカードより9%高い還元率19%

カードの使い道として知っておきたいのは、「100億円キャンペーン」で注目されているPayPayの支払い元として登録できること。PayPayにはVisaまたはMastercardであれば、他のクレジットカードでも登録できるが、「Yahoo! JAPANカード」の登録なら、キャンペーンの条件が優遇されることがある。現在実施中の第2弾キャンペーン(2019年5月31日までの予定)では、ほかのカードの還元率は10%なのに対し、「Yahoo! JAPANカード」は19%になっている(別途、カード利用に対して1パーセントのTポイントも還元)。銀行口座やYahoo!マネーを支払い元に登録することもできるが、クレジットカードを登録して使いたければ、「Yahoo! JAPANカード」は必須と言って過言ではない。

Yahoo!ショッピングとLOHACOでは常に還元率3%

また、Yahoo!ショッピングとLOHACOで利用した際は、通常のクレジット利用に対して100円につき1P、ストア利用に対して100円につき1P、そしてカード会員特典として100円につき1P、合計100円につき3Pが貯まる。ただし、特典分の1PはYahoo! JAPAN、LOHACO、GYAO!でのみ使え、有効期限が通常よりも短い期間固定ポイントとしての付与となる。

旅行傷害保険はないものの、年間最高100万円まで補償のショッピング保険を付帯。条件を満たす商品であれば、ヤフオク!で購入した中古品でも補償を受けられる。また、月額529円(初回申し込みは初月無料)の「プラチナ補償」に加入すると、同カードで購入した商品に対して、一般的な保険よりも幅広い範囲をカバーする補償が受けられる。必要になったタイミングで加入できるように、事前に補償内容を確認しておくといいだろう。

Yahoo! JAPANカード
発行元/ワイジェイカード
国際ブランド/Visa、Mastercard、JCB
年会費/無料
ポイント(還元率)/Tポイント(1%)

【8】ローソンをお得に使うなら「dカード」
実質5%の還元率! ドコモユーザー以外も申し込める

「dカード」はNTTドコモが発行しているが、ドコモ利用者でなくても申し込みできる。年会費は1,350円だが、初年度は無料。年に1回でもショッピング利用すれば次年度も無料となる。1回の利用100円につき1Pのdポイントが貯まり、ポイント有効期限は4年。

マツキヨ、高島屋、ENEOS、三越・伊勢丹などではポイント2〜5倍に

「dカード」を特約店で支払うと、特典を受けられる。特約店は下記にあげたように、全国に展開する店舗が多く、十分に検討する価値があるだろう。
ローソン、ノジマ:3%オフ
マツモトキヨシ、高島屋、ENEOS、三越・伊勢丹など:ポイント2〜5倍
※一部対象外商品あり
ローソンとノジマでは上記の3%オフに加えて、クレジット払いに対して1%、dカード提示に対して1%の計2%分のポイントがプラスされ、実質5%還元となる。マツモトキヨシもdカード決済分でポイント3倍、dカード提示でプラス1倍に加え、同社独自のマツキヨポイントでプラス1倍となり、実質ポイント5倍とすることができる。

dポイントは1P=1円としてローソンやマクドナルドといった加盟店で支払いに使えるほか、iDやd払いの支払いに充当すれば、実質的に主要なコンビニなどでも利用可能となる。また、「dカード プリペイド」へのチャージに使えば、国内外のMastercard加盟店で利用でき(業種によって一部使えない場合あり)、利用時には再度200円につき1Pのdポイントも貯まる。このほかにもJALのマイルやPontaポイントなど多彩な交換先を選べるが、それぞれ最低必要ポイント数は異なるので事前にチェックしておこう。

年間最高100万円まで補償のショッピング保険を付帯

旅行傷害保険はないものの、年間最高100万円まで補償のショッピング保険を付帯。さらに、携帯電話の紛失・盗難または修理不能時に、1万円までの補償を受けられるサービスもある。ただし、こちらは補償対象となるための条件が細かく決められており、必ずしも実用的ではないので、おまけ程度に考えておいたほうがいい。

dカード
発行元/NTTドコモ
国際ブランド/Visa、Mastercard
年会費/1,350円(初年度無料、年1回以上の利用で次年度無料)
ポイント(還元率)/dポイント(1%)

【9】ファミリーマートでお得な「ファミマTカード」
毎週火・土曜に買い物すると最高4.5%の還元率

「ファミマTカード(クレジットカード)」はその名のとおりファミリーマート(ファミマ)で優待を受けられるカード。年会費無料で、通常は月間利用額に対して200円につき1PのTポイントが貯まる。

毎週火・土曜以外でも、最高3%の還元率

ファミリーマートで利用した際は、クレジット払いに対して貯まるポイントが毎週火・土曜の「カードの日」であれば200円につき4P、それ以外の曜日は200円につき3Pとなる。これとは別にカード提示に対して毎週火・土曜は200円につき3P、それ以外の曜日は200円につき1Pが貯まる。合計すると毎週火・土曜は200円につき7P、それ以外の曜日は200円につき4Pが貯まることになる。

また、ファミリーマートでの1か月間の利用金額に応じて決まるファミランク次第では、翌月5日〜翌々月4日のカード提示に対するポイントはプラス2倍となる(1か月15,000円以上利用のゴールド会員の場合)。そのため毎週火・土曜は200円につき最高9Pの4.5%還元、それ以外の曜日は200円につき6Pの最高3%還元となる。さらに25歳以下の会員は、これとは別にクレジット払いに対して200円につき1P、女性会員は毎週水曜にカード提示に対して200円につき1Pが加算される特典もある。ただし、タバコや金券類、収納代行などの支払いは、カード提示に対するポイントは対象外だ。

通常時の還元率は0.5%のため、ファミリーマート以外で利用するメリットは小さいが、たびたび還元率がアップするキャンペーンが行われている。しっかり情報をチェックしていれば、表向きの還元率以上にポイントを貯めることができるだろう。また、WEB明細を利用して、紙の明細書の発行を止めると、利用のあった月は10Pがもらえる制度もあるので、毎月1回は使うことを心がけよう。

TSUTAYAの会員証として登録すれば、更新料が不要に

なお、初期設定はリボ払いになっているが、一括払いに変更可能。ちなみにTSUTAYAの会員証として無料で登録でき、カードの有効期間中は更新が不要となる便利な機能もある。毎年更新料を払っている人は、ぜひ活用してほしい。

ファミマTカード
発行元/ポケットカード
国際ブランド/JCB
年会費/無料
ポイント(還元率)/Tポイント(0.5%)

【10】イオン好きには「イオンカードセレクト」
WAONへのチャージで、ポイント獲得できる数少ないカード

「イオンカードセレクト」はイオン銀行キャッシュカードとWAONの機能を搭載。年会費は無料で、1回の利用200円につき1Pのときめきポイントが貯まる。ポイント有効期限は最長2年。
ポイントの使い道としては、WAONポイントやdポイント、JALのマイルなどに移行できるほか、イオンのショッピングサイトでの支払い充当、各種商品券への交換などにも利用できるが、最低1,000Pからしか利用できない。つまり、単純計算では、2年で20万円以上利用しなければ、ポイントを失効してしまう。

ポイント獲得には、オートチャージの設定が条件。200円につき1WAONポイント

では、なぜサブカードとしてピックアップしたかと言えば、「イオンカードセレクト」はWAONへのチャージでポイントが貯まる数少ないカードだからだ。ポイントの対象となるのはオートチャージのみで、チャージはクレジット払いではなくイオン銀行口座の残高から行われる。貯まるポイントの種類も、ときめきポイントではなく、1PからWAONのチャージに使えるWAONポイントで、200円につき1Pとなる。

ほかにもイオングループの店で使うと、ポイントアップや割引を受けられるが、その多くはWAONでの支払いやWAON POINTカードの提示でも、同様に受けられるものが多い。「イオンカードセレクト」を含むイオンカードならではの特典として実用性が高いのは、イオンシネマで映画鑑賞の際に、同伴者1名まで一般料金から300円引き(イオンシネマ弘前のみ200円引き)になること。また、毎月20・30日の「お客さま感謝デー」であれば、通常料金のチケットは会員本人に限り1,100円に割引される。

イオン銀行でもさまざまな優遇策。公共料金の口座振替などでもポイント獲得

WEB明細を利用して明細書の郵送を止めれば、毎月明細が発行されるたびに10Pのときめきポイントが貯まるサービスもある。イオン銀行でもさまざまな優遇を受けられ、対象の公共料金を口座振替で支払うと、毎月1件につきWAONポイントが5P。イオン銀行を給与振込口座に指定すると、毎月WAONポイントが10Pもらえる。

年間最高50万円を補償するショッピング保険は、補償期間が180日間と長めに設定されていることも特徴で、一般的に補償対象外になることが多い携帯電話やノートパソコンでも、ケースによっては補償対象となる。ETCカードは年会費無料で、ETCゲートで開閉バーに衝突して車両を損傷した場合に5万円の見舞金がもらえる制度もある。

イオンカードセレクト
発行元/イオン銀行
国際ブランド/Visa、Mastercard、JCB
年会費/無料
ポイント(還元率)/ときめきポイント(0.5%)

まとめ

今回紹介した10枚は、すべて年会費無料、または年1回の利用で次年度年会費が無料になる。維持費をかけずに持つことができるので、少しでも使う用途が見込めるなら、すべてのカードを保有しても、なんら問題はない。特に、リクルートカードなど還元率1%以上のカードであれば、メインカードとして使ってもいいだろう。

ただし、一気に申し込むと不正な利用を疑われて、審査で落とされてしまう可能性もある。できれば信用情報機関に記録された申し込み履歴が消える6か月が経過してから、次のカードを申し込むことが望ましい。急ぎでなければ、入会キャンペーンが行われている時期を狙って申し込んだほうが、より得できる可能性は高くなるはずだ。

※本記事は、執筆者個⼈または執筆者が所属する団体等の⾒解です。また、各サービスには⼀部対象外となる店舗や商品があります。ご利⽤の際は公式サイトなどで最新の情報をご確認ください。

タナカヒロシ

タナカヒロシ

普段は⾳楽やエンタメ関係の仕事が多いが、2008年に当時勤めていた会社の都合でクレジットカード本を制作。以降、クレジットカード、電⼦マネー、ポイントなどに詳しくなり、各種媒体で編集・執筆を手がける。

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