節約
条件は細かいけど、ひと手間かける価値あり。4大銀行で得する方法のまとめ

「時間外もコンビニATM手数料が無料」など銀行から優遇を受ける諸条件とは?

キャッシュレス化が盛り上がる昨今ですが、依然として現金の出番はゼロではありません。そして、現金が必要になるのはたいてい急なタイミング。あわててコンビニのATMなどを使って、110円、220円の手数料が引かれることも……。少額とはいえ、かかると悔しいこれらの手数料を節約するコツをご紹介! (聞き手:ライター 佐野 裕)

かかるとちょと残念な気分になるATM手数料。節約するコツは?

銀行の「会員向け優遇サービス」を活用しよう

銀行の手数料を節約するコツは、各銀行が用意している「会員向け優遇サービス」をうまく使うことです。これは「給与振り込み口座として使う」「クレジットカード代金の引き落し口座として使う」「ローンを組む」など、その銀行との取引内容に応じて受けられる優遇サービスのことを指し、規模の大きな銀行を中心に導入されています(各行によって名称はまちまちですが本記事では総称して「会員向け優遇サービス」と呼びます)。

給与振り込み口座として使うとコンビニATMが無料に!?

会員向け優遇サービスがどんなサービスなのかを理解してもらうために、下記の表をご用意しました。これは「みずほ」「三菱UFJ」「三井住友」「りそな」の各銀行口座を「給与振り込み口座」として使った場合(通帳に「給与」と記載される取引)、「ATMの手数料でどれだけ優遇されるか?」を比較した表です。

ダミー

 

いかがでしょうか? 銀行によって少しずつ内容が異なることがわかると思います。この条件では、三井住友銀行が「対象ATMの幅広さ」や「無料になる回数」で魅力的に見えます。しかし実際は、このほかにも「ポイント制」があったり、「他行宛ての振込手数料」で差があったりと、ユーザーによってお得な銀行が異なります。次のパラグラフから「みずほ」「三菱UFJ」「三井住友」「りそな」各行の会員向け優遇サービスについて、仕組み・利用条件・特典内容を詳しく紹介します。ご自身にとってどの銀行が本当にお得か、ぜひ考えてみてください。
※各銀行の利用条件および特典は2020年2月10日時点のものです。

みずほ銀行「みずほマイレージクラブ」

まずは、みずほ銀行の「みずほマイレージクラブ」です。みずほマイレージクラブは、取引条件の難易度によって「Bステージ」⇒「Aステージ」⇒「Sステージ」の順に3つのランクに分かれる仕組みで、上のステージほど特典の内容が充実します。

 

みずほマイレージクラブの特典と取引条件

具体的に各ステージの特典内容と取引条件を見ていきます。まず、3つのステージに必要な共通の取引条件として下記の2つがあります。この2つを満たしたうえで、ほかの取引条件によって「Bステージ」「Aステージ」「Sステージ」3つのステージに分かれます。ステージ分けの判定は毎月末日に行われ、特典は翌々月の1日〜月末の間で有効になります(たとえば、2020年2月29日に判定されたステージの特典は、2020年4月1日〜30日の期間、有効になります)。

▼3つのステージ共通の前提条件(2つとも満たす必要あり)
・みずほマイレージクラブへの入会……普通預金口座開設時に申し込みが可能。すでに普通預金口座を持っている人は店頭で入会可能(普通預金口座のキャッシュカードをクレジットカード一体型に切り替える場合は自動的にみずほマイレージクラブ入会扱いになり、ネット申し込みも可)
・みずほダイレクト(みずほ銀行のインターネットバンキング)への初回登録

■Bステージ

▼Bステージの利用条件(下記の条件のうちいずれかを満たせばOK)
・月末時点で30万円以上の預かり資産残高がある……対象は円預金、MMF(マネー・マネジメント・ファンド)、MRF(マネー・リザーブ・ファンド)。別途手続きが必要だが、みずほ信託銀行とみずほ証券での取引も対象。
・J.Score(※)の利用(スコアを取得し、みずほ銀行に情報を共有することを同意した場合)
※J.Scoreとは、みずほ銀行とソフトバンク株式会社が設立した金融サービス。フィンテックなどを活用した無店舗型の消費者金融サービスなどを展開。

●Bステージの特典
・みずほ銀行およびイオン銀行のATMの時間外手数料、利用手数料が無料
・イーネットATM(ファミリーマートなどのコンビニに設置)の時間外手数料、利用手数料が月1回まで無料
・みずほ銀行本支店宛て振込手数料が無料(みずほダイレクト利用)

■Aステージ

▼Aステージの利用条件(下記の条件のうちいずれかを満たせばOK)
・「みずほマイレージクラブカード(クレジットカード)」(クレジットカード機能付きのキャッシュカード)か「みずほJCBデビット」(みずほ銀行が発行するJCBブランドのデビットカード)の月1回以上の利用
・みずほWallet(みずほ銀行のスマホ決済アプリ)の月1回以上の決済での利用
・Jコインペイ(みずほ銀行のQRコード決済)の月1回以上の決済での利用
・オリコカード(クレジットカード)の月3,000円以上の利用(別途、オリコカード公式サイトでの登録が必要)
・投資信託の月10,000円以上の積み立て
・給与の受け取り(通帳に「給与」と表示される明細が対象)
・みずほ学割への加入(25歳までの学生が対象)

●Aステージの特典
・みずほ銀行およびイオン銀行のATMの時間外手数料、利用手数料が無料
・イーネットATM(ファミリーマートなどのコンビニに設置)の時間外手数料、利用手数料が月1回まで無料
・みずほ銀行本支店宛て振込手数料が無料(みずほダイレクト利用)

■Sステージ

▼Sステージの利用条件(下記の条件のうちいずれかを満たせばOK)
・判定月からさかのぼって1年間の「みずほマイレージクラブ(クレジットカード)」か「みずほJCBデビット」の利用が100万円以上
・月末時点でみずほ銀行、みずほ信託銀行、みずほ証券における資産運用商品残高が合計100万円以上
・住宅ローン、カードローンなどの借り入れがある場合

●Sステージの特典
・みずほ銀行およびイオン銀行のATMの時間外手数料、利用手数料が無料
・イーネットATM(ファミリーマートなどのコンビニに設置)の時間外手数料、利用手数料が月3回まで無料
・みずほ銀行本支店宛て振込手数料が無料(みずほダイレクト利用)
・他行(国内)宛て振込手数料が月3回まで無料(みずほダイレクト利用)

みずほ銀行まとめ:イオン銀行利用者にはメリットあり

みずほマイレージクラブは2020年2月から「セブン銀行」「ローソン銀行」のATM手数料無料の特典が廃止となりました。これによってやや使いづらくなった感があるのは否めませんが、今回比較している"4大銀行"の中で唯一「イオン銀行」のATM手数料は引き続き優遇対象です。イオンをよく使う人にとっては依然としてメリットがあるサービスと言えそうです。

2. 三菱UFJ銀行 「スーパー普通預金(メインバンクプラス)」

続いて三菱UFJ銀行です。三菱UFJ銀行では、口座開設時に「普通預金」と「スーパー普通預金(メインバンクプラス)」を選ぶことができ、後者に会員向け優遇サービスが付いています。スーパー普通預金(メインバンクプラス)はみずほ銀行のみずほマイレージクラブと同じく、取引条件によって「ホワイト」⇒「プラチナ」⇒「シルバー」の3つのステージに分かれる仕組みです。すでに普通預金の口座を持っている人も、ネット、郵送、ATMコーナーのテレビ窓口、店頭での手続等によりスーパー普通預⾦(メインバンクプラス)に切り替えることができます。

 

スーパー普通預金(メインバンクプラス)の特典と取引条件

具体的に各ステージの特典内容と取引条件を見ていきます。3つのステージに必要な共通の取引条件があり、これを満たしたうえで、ほかの取引条件によって「ホワイトステージ」「シルバーステージ」「プラチナステージ」の3つに分かれます。ステージ分けの判定は、毎月、平日窓口営業の最終日に行われ、特典は翌月20日〜翌々月19日の間で有効になります(たとえば、2020年2月28日金曜日に判定されたステージの特典は、2020年3月20日〜4月19日の期間、有効になります)。

▼3つのステージ共通の前提条件
・三菱UFJダイレクト(三菱UFJ銀行のインターネットバンキング)の契約および初回登録

※三菱UFJダイレクト(インターネットバンキング)を使うと、三菱UFJ銀行本支店宛ての振込手数料が、ステージに関係なく無料になります。

■ホワイトステージ

▼ホワイトステージの取引条件(下記の条件のうちいずれかを満たせばOK)
・三菱UFJデビット(三菱UFJ銀行が発行するデビットカード)の利用代金の引き落し
・Eco通帳(インターネット通帳)の利用
・クレジットカード(※1)の利用料金の引き落し
・平日窓口の最終営業日時点の預金残高などの合計(※2)が10万円以上

※1 MUFGカード(スマート、イニシャル、ゴールド、ゴールドプレステージ、ディズニー・デザイン、スヌーピーカード)、ICクレジットカード、スーパーICカード(クレジットカード機能)はシルバーステージ(後述)の対象。MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス(R)・カードはプラチナステージ(後述)の対象。それ以外のクレジットカードがホワイトステージの対象(一部、優遇対象外のカードもあります)。
※2 普通預金、外貨預金(ステージ判定日の為替レートで日本円に換算した額)、投資信託などの合算。以下「シルバーステージ」「プラチナステージ」も同じ定義。詳細は下記ページを参照。
三菱UFJ銀行「優遇内容と優遇判定条件

●ホワイトステージの特典
・三菱UFJ銀行のATM手数料が無料

■シルバーステージ

▼シルバーステージの取引条件(下記の条件のうちいずれかを満たせばOK)
・給与の受け取り(通帳に「給与」と表示される明細が対象。1回あたり10万円以上/月)
・NISA、つみたてNISAでの「投信つみたて(継続購入プラン)の自動振替が月内に行われる
・MUFGカードなどのクレジットカード利用代金の引き落とし(ホワイトステージの取引条件 ※1 参照)
・平日窓口の最終営業日時点の預金残高などの合計が30万円以上

●シルバーステージの特典
・三菱UFJ銀行のATM手数料が無料
・提携先コンビニATM(イーネットATM、ローソンATM、セブン銀行ATM、ゆうちょATM)の手数料が月2回(各店舗ATMの利用回数の合算)まで無料

■プラチナステージ

▼プラチナステージの取引条件(下記の条件のうちいずれかを満たせばOK)
・MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス(R)・カードの利用代金の引落し
・住宅ローンの利用
・平日窓口の最終営業日時点の借入残高(※)の合計が500万円以上
・平日窓口の最終営業日時点の預金残高などの合計が500万円以上

※アパートローン(投資目的の不動産融資)やカードローン(即日型)など一部ステージ判定対象外のものもある。

●プラチナステージの特典
・三菱UFJ銀行のATM手数料が無料
・提携先コンビニATM(イーネットATM、ローソンATM、セブン銀行ATM、ゆうちょATM)の手数料が月3回(各店舗ATMの利用回数の合算)まで無料
・他行(国内)宛て振込手数料が月3回まで無料(三菱UFJダイレクト利用)

三菱UFJ銀行まとめ:仕組みはみずほ銀行とほぼ同じ

三菱UFJ銀行の優遇サービスの仕組みはみずほ銀行とほぼ同じです。しかし、条件によって手数料が無料になるコンビニATMの種類がみずほ銀行よりも多いため、そこにメリットを感じる人も多いのではないでしょうか?

3. 三井住友銀行「SMBCポイントパック」

三井住友銀行の「SMBCポイントパック」は、所定の利用条件で特典が利用できる点はみずほ銀行や三菱UFJ銀行と似ているものの、ステージ制がない点や「SMBCポイント」という独自のポイントが貯まる点が大きく異なります。

 

SMBCポイントパックの特典と取引条件

SMBCポイントパックには、利用条件によるステージ分けはありません。SMBCポイントパックに契約のうえ(新規口座開設時に申し込み。すでに口座を持っている人はインターネットか電話で申し込み)、下記の利用条件のいずれかを満たすと特典(1)(2)が受けられます。特典(3)は利用条件に関係なくSMBCポイントパック契約者全員が対象です。特典が有効になるのは判定月の翌々月です(2020年2月に条件を満たすと、4月1日〜30日の間、特典が有効になります)。

▼SMBCポイントパックの条件(いずれかを満たすと特典1、2が受けられる。特典3は利用条件に関係なく受けられる)
・給与の受け取り(通帳に「給与」と表示される取引)
・年金の受け取り(通帳に「年金」と表示される取引)
・クレジットカード(三井住友カードかセディナカードのみ)の利用代金の引き落とし
・判定月末時点での30万円以上の預かり資産残高(円預金・外貨預金・投資信託など)
・判定月末時点でのWEB通帳の契約
・判定末時点でのSMBCデビット(三井住友銀行のデビットカード)の契約

▼SMBCポイントパックの特典
(1)三井住友銀行のATMでのATM時間外手数料が無料
(2)コンビニなどのATM(イーネットATM、ローソン銀行ATM、セブン銀行ATMが対象)の手数料が月3回(各店舗ATMの利用回数の合算)まで無料
(3)三井住友銀行の各種取引でSMBCポイントが貯まる(※)

※SMBCポイントは銀行を使うごとに細かくポイントが加算されていきます。たとえば、三井住友銀行本支店のATMでの出入金1回で10ポイント加算や、SMBCダイレクトにログインすると5ポイント加算といった具合です。大きいのはSMBCダイレクト経由での投信や外貨預金購入です。1万円ごとに15ポイント加算されるので、100万円では1,500ポイントが加算される計算です。詳細は下記のリンクをご参照ください。貯めたSMBCポイントは三井住友カード(クレジットカード)のポイントサービスである「ワールドプレゼント」のポイントに交換することができます。交換比率は「SMBC 5ポイント対ワールドプレゼント 1ポイント」です。

※参考:SMBCポイントの貯め方と使い方の解説(三井住友銀行ホームページ)
https://www.smbc.co.jp/kojin/sougou/point-pack/howto/

三井住友銀行まとめ:コンビニATMの利用が多い人にメリット

三井住友銀⾏は最低限の条件クリアでも、コンビニATM⼿数料が⽉3回無料となる特典が⼤きなメリットです。コンビニATMの利用が多い人には嬉しい特典でしょう。貯まったポイントはワールドプレゼントに交換できるので、三井住友カードを使用していて、三井住友銀行での投資信託や外貨預金のネット購入の多い人に特にメリットの大きいサービスとなっています。

4. りそな銀行「りそなクラブ」

最後はりそな銀行の「りそなクラブ」です。りそな銀行の利用で独自ポイントの「りそなクラブポイント」が貯まり、貯めたポイント数によってステージ(りそなクラブでは「ステータス」と呼称)が分けられるのが特徴です。みずほ銀行や三菱UFJ銀行の”ステージ制”と、三井住友銀行の”ポイント制”のそれぞれの要素をあわせもったサービスと言えます。

 

りそなクラブポイントの理解が必須

りそなクラブを活用するには、まず、りそなクラブポイントについて理解する必要があります。特徴を3つにまとめました。

特徴1: りそなクラブポイントには2種類ある
りそなクラブに加入(普通預金口座開設時に申し込み。すでに普通預金口座を持っている人はウェブか電話で入会可能)すると、りそな銀行での取引に応じて、りそなクラブポイントが貯まる。りそなクラブポイントには「ステータスポイント」と、「普通のポイント」の2種類が存在し、取引内容によって貯まるポイントが異なる(※1)。

特徴2: ステージ分けに関係するのは「ステータスポイント」
会員は、ひと月に獲得したステータスポイントの数によって「スタンダード」⇒「パール」⇒「ルビー」⇒「ダイヤモンド」の各ステージに分けられ、各ステージに応じた優遇を受けることができる。"普通のポイント"はステージ判定には影響しない。毎月月末までの取引が判定され、翌月20日に取引に応じたポイントが付与。それによってステージが分けられ翌々月1日〜末日まで特典が有効になる(2020年2月の取引によって、2020年3月20日にポイント付与、ステージ確定。2020年4月1日〜30日に特典が有効に)。

特徴3: 他社ポイントとの交換は2つのポイントの合算でOK
りそなクラブポイントはパートナー企業のポイントと交換可能。その際は、ステータスポイントと"普通のポイント"を合算できる(※2)。

※1 りそなクラブポイントの貯まり方の例は下記のとおり

りそなクラブポイント(ステータスポイント)が貯まる取引例
・給与、もしくは年金の受け取り → 20ポイント獲得
・りそなカード(りそな銀行発行のクレジットカード)の利用代金の引落し → 10ポイント獲得
・積立投資信託の購入 → 5ポイント獲得
・積立定期の預け入れ → 5ポイント獲得
・つみたてNISAの購入 → 5ポイント獲得
・投資信託の保有(月末時点で30万円以上300万円未満) → 20ポイント獲得
・投資信託の保有(月末時点で300万円以上) → 50ポイント獲得
・外貨預金の保有(月末時点で30万円以上300万円未満※りそな銀行基準で算出) → 20ポイント獲得
・外貨預金の保有(月末時点で300万円以上※りそな銀行基準で算出) → 50ポイント獲得
・インターネット通帳「TIMO」の契約あり → 5ポイント獲得
・貸金庫の契約あり → 20ポイント獲得
・株主優待 → 100株以上500株未満で20ポイント、500株以上4,000株未満は100株ごとに5ポイント、4,000株以上は一律200ポイントをそれぞれ獲得
・月末時点の預け入れ金融資産(普通預金等の円貨流動性預金は除く)10万円ごとに → 1ポイント獲得(上限200ポイント)
など


りそなクラブポイント(普通のポイント)が貯まる取引例
・投資信託の購入 → 3ポイント(1万円ごと)獲得
・りそなデビットカード(VISA)の利用 → 5ポイント(1,000円ごと)獲得
など


※ポイントが獲得できるそのほかの取引については下記をご参照ください。
参考:ポイントを貯める(りそな銀行ホームページ)(https://www.resonabank.co.jp/club/save/

※2 たとえば、20ポイントのステータスポイントと、80ポイントの"普通のポイント"を保有している場合、合計100ポイントをパートナー企業のポイントと交換ができる。交換先はTポイント、dポイント、ヨドバシゴールドポイント、楽天スーパーポイント、ANAマイルなど。

りそなクラブの特典と取引条件

続いて、ステージごとの特典と取引条件を紹介します。ただし一番難易度の低い「スタンダード(ステータスポイント20ポイント未満)」には特典がありませんので、ここでは省略します。

■パール

▼パールの利用条件
・ステータスポイントを20〜99ポイント獲得

※上記に満たない場合でも、新規入会の場合はパール以上のステータスが1年間保証される。同様に、25歳以下の会員は、パール以上のステータスが保証される。

●パールの特典
・りそなグループATM手数料無料

■ルビー

▼ルビーの利用条件
・ステータスポイントを100〜199ポイント獲得

※上記に満たない場合でも、住宅関連ローンの利用残高が100万円以上だとルビー以上のステータスが保証される。

●ルビーの特典
・りそなグループATM手数料無料
・コンビニATM(イーネットATM、ローソン銀行ATM、セブン銀行ATMが対象)が月3回(各店舗ATMの利用回数の合算)まで手数料無料
・他行宛ての振込手数料が月3回まで半額
・「りそなクラブポイント」の対象取引のポイント還元率が10%アップ(ただし、住宅関連ローンを100万円以上借りている場合は20%アップ)

■ダイヤモンド

▼ダイヤモンドの利用条件
・ステータスポイントを200ポイント以上獲得

●ダイヤモンドの特典
・りそなグループATM手数料無料
・コンビニATM(イーネットATM、ローソン銀行ATM、セブン銀行ATMが対象)が月3回(各店舗ATMの利用回数の合算)まで手数料無料
・他行(国内)ATMの手数料が月3回まで無料
・他行(国内)宛ての振込手数料が月3回まで無料
・「りそなクラブポイント」の対象取引のポイント還元率が30%アップ(ただし、住宅関連ローンを100万円以上借りている場合は60%アップ)

りそな銀行まとめ:他行に比べて難易度が高い印象

りそな銀行の利用条件と特典内容は他行と比べてややハードルが高い印象です。たとえば、他行では「給与の振り込み口座として使う」と「コンビニATMの手数料無料」(対象店や回数には差があるとはいえ)の特典がありますが、りそなクラブの場合「ルビー(ステータスポイント100以上)」以上の特典。仮にりそな銀行を「給与の振り込み口座として使う」場合でも、ステータスポイントは20にとどまります。りそな銀行のホームページにはポイント獲得のシミュレーター(下記リンク参照)がありますので、お目当ての特典が実現可能か一度チェックしたうえで、口座開設などを検討されるとよいでしょう。
※参考 りそなクラブ ポイントシミュレーション
https://www.resonabank.co.jp/club/simulation/

ライフスタイルに合わせて上手に活用を

以上、4大銀行の会員向け優遇サービスを紹介してきました。銀行によって仕組み・利用条件・特典内容が異なることがおわかりいただけたと思います。使い方のコツとして、まずはメインバンクに使っている口座をうまく活用するところから始めてみるのをおすすめします。今回紹介した4行では、毎月の給与振込口座にするだけで「自行ATMの時間外手数料無料」の特典が得られます。そのうえで、ご自身のライフスタイルに照らしあわせて利用条件や特典内容を広げていくとよいでしょう。

ダミー

銀行の会員優遇をうまく活用しましょう

ネット銀行も視野に

また、他行への振り込みの回数が多いという人はネット銀行の利用も視野に入れるといいでしょう。今回紹介した4行では、他行への振り込み手数料を無料にするハードルがかなり高く設定されていました。しかしネット銀行ではそこに特徴を出している銀行も少なくありません。たとえば、住信SBIネット銀行の会員向け優遇サービスである「スマートプログラム」では、会員のステージ(住信SBIネット銀行ではランクと呼称)によって、他行(国内)宛ての振込手数料が月に最大15回まで無料になります。新生銀行の会員向け優遇サービスの「ステップアッププログラム」でも、ステージに応じて他行(国内)宛て振り込み手数料が月に最大10回まで無料になります。

ただしネット銀行もメリットばかりではありません。優遇サービスの内容が頻繁に変更になったり、勤務先によっては給与の振り込み口座として一部のネット銀行しか認めていなかったりするケースもあります。4大銀行やネット銀行のメリット、デメリットを考慮した使い分けについては、当サイトの下記の記事(※)もあわせてお読みいただき、銀行の会員向け優遇サービスをうまく活用していただければと思います。

※坂本さんの前回の記事
"休眠預金"になる前に覚えたい「銀行の種類」と銀行口座の賢い「使い分け」
https://kakakumag.com/money/?id=13231

※本記事は、執筆者および取材者の見解です。

坂本綾子

坂本綾子

日本ファイナンシャル・プランナー協会認定CFP。記者としてマネー記事を多数執筆。お金とのよい関係を築く提案がモットー。著書に「節約・貯蓄・投資の前に 今さら聞けないお金の超基本」(朝日新聞出版)など。

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