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活用機会が増えるネット通販。利用額などで異なる最適なカードはコレ!

「Amazon」「楽天市場」「Yahoo!ショッピング」でお得なクレジットカードを徹底解説

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、外出の自粛が求められている今、ネットショッピングを利用する機会が増えている人は多いだろう。そんなネットショッピングでは、利用するサイトごとにポイント還元などが有利になるクレジットカードが存在する。今回はAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングの三大総合通販サイトで、高いポイント還元率を得られるクレジットカードを紹介する。
(本記事内の価格表記は基本的に税込です)

ネットショッピングでは利用するサイトごとに、ポイント還元などが有利になるクレジットカードが用意されている

ネットショッピングでは利用するサイトごとに、ポイント還元などが有利になるクレジットカードが用意されている

ポイントモールの仕組みを紹介

各カードを紹介する前にまずは、ネットショッピングをする際、より多くのポイントを獲得できる「ポイントモール」について説明しよう。すでに知っている人は、読み飛ばしてもらってかまわない。ポイントモールとは、提携するショップ(通販サイト)の広告を掲載し、その広告を「経由」してショップを利用したユーザーにポイントを還元するサイトのこと。

ポイントモールにはクレジットカード会社が運営するものと、それ以外のものがある。カード会社系ポイントモールは、対象のクレジットカードで支払った場合のみポイントが還元され、そのポイントは通常のクレジット利用で貯まるポイントと同種となる。いっぽう、非カード会社系のポイントモールは、基本的に支払い方法は自由で、サイト独自のポイントが貯まる。

ポイントモールを活用すると、ネットショッピングの際に以下の3種類のポイントが貯まることになる。
(1)ショップ利用に対するポイント
(2)ポイントモール利用に対するポイント
(3)クレジットカード利用に対するポイント
利用するクレジットカードによって、(1)と(2)のポイント還元率が変わる場合もあるため、ネットショッピングでは3種類のポイントの合計で比較することが大切となる。なお、3つの組み合わせによっては、(1)(2)(3)がすべて同じ種類のポイントになることもある。

ひとつ注意しておきたいのは、(3)は税込金額に対してポイントが計算されるが、(2)は税抜金額に対して計算され、送料やラッピング料などはポイントの対象外となること。(1)はショップによりルールが異なるが、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでは基本的に税込金額に対して計算され、送料などはポイント対象外となる。

たとえば、3種類のそれぞれがポイント1%還元(端数切捨て)で、税抜商品価格が980円(税込1,078円)、税込送料が500円の場合、以下のような計算になる(小数点以下は切り捨て)。
(1)1,078円×1%=10P
(2)980円×1%=9P
(3)1,578円×1%=15P
同じ還元率でも計算対象が異なるため、獲得できるポイント数は同じではない。本記事では便宜上、税込金額に対して1%でも、税抜金額に対して1%でも、送料を含まない金額に対して1%でも、すべて1%と表記するので、その前提で読み進めていただきたい。

それでは、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングのサイトごとに高還元率を得られるクレジットカードを紹介しよう。

【1】Amazon

豊富な品ぞろえが特徴のAmazon

豊富な品ぞろえが特徴のAmazon

〈1〉Amazon Mastercard クラシック:Amazonで1.5%還元。プライム会員なら2%還元。ポイントモールの経由でさらに0.5%アップ

Amazon利用の際に基準となる公式カード
Amazonで利用するクレジットカードを検討する際に、まず基準となるのが公式カードである「Amazon Mastercard クラシック」だ。年会費は1,375円で初年度は無料。年に1度でも利用すれば、次年度の年会費も無料になる。

クレジット利用に応じてAmazonポイントが貯まり、通常は100円につき1Pの1%還元。Amazonで利用した場合は、Amazonプライム会員は2%、非会員は1.5%還元になる。Amazonプライムは年会費4,900円または月会費500円で、対象商品を無料で最短翌日に配達してもらえるなど、さまざまな会員特典が利用できるサービスだ。

Amazonでは商品購入に対して1%のAmazonポイントが貯まることが多いが、商品によってはポイントがつかなかったり、逆に1%を超えるポイントが貯まったりする場合もある。また、Amazonプライム会員は、別途ポイントが上乗せされる場合もある。

Amazonポイントは1P=1円として、Amazonでの支払いに利用可能(一部商品除く)。有効期限は最終利用日またはAmazonでの最終購入日から1年となる。

「Amazon Mastercard クラシック」は三井住友カードが発行しており、同社はポイントモール「ポイントUPモール」を運営しているが、これを利用できるのは同社のワールドプレゼントポイントが貯まるカードのみ。「Amazon Mastercard クラシック」は対象外のため、「経由」によるポイントを得るためには、非カード会社系のポイントモールを使う必要がある。

使えるポイントモールは、「LINEショッピング」と「JALマイレージモール」
現在、Amazonが対象となっている非カード会社系ポイントモールは、LINEポイントが貯まる「LINEショッピング」、JALマイルが貯まる「JALマイレージモール」の2サイトのみ。どちらも200円利用につき1P(または1マイル)が貯まる。

LINEポイントは1P=1円相当。JALマイルは使い方によって価値が大きく異なるが、電子マネーに交換した場合でも多くは1P=1円以上になる。少なくとも還元率0.5%を上乗せできると考えていいだろう。つまり「LINEショッピング」を経由しAmazonで買い物をして、「Amazon Mastercard クラシック」で支払った場合、Amazonプライム会員であれば合計2.5%、非会員であれば合計2%還元になる計算だ。

〈2〉Amazon Mastercardゴールド:Amazonプライムを使いたいならこちら! Amazonで2.5%還元。ポイントモールの経由でさらに0.5%アップ

Amazonプライムの利用を考えているなら、「Amazon Mastercardゴールド」(三井住友カード発行)も検討したい。こちらは年会費11,000円だが、申し込み時に「マイ・ペイすリボ」を選択すると、初年度は半額の5,500円になる。「マイ・ペイすリボ」はリボ払いサービスだが、毎月の支払金額(リボ払い額)の設定次第で実質的に1回払いと同様に利用できる。

2年目以降も支払い方法を「マイ・ペイすリボ」に設定したうえで、前年に1度でもクレジット利用があれば5,500円割引。さらにWeb明細を利用して条件(前年に利用のある月が6回以上)を満たすと1,100円割引。両方の条件を満たせば6,600円の割引となり、年会費の実質負担額は4,400円となる。

Amazonプライムの特典が無料で利用可能
「Amazon Mastercardゴールド」会員は、Amazonプライムの特典が無料で利用できる。Amazonプライムの通常年会費は4,900円のため、2年目以降のカード年会費は実質マイナス500円ととらえてもいいだろう。Amazonプライムサービスをよく使うのであれば、間違いなくゴールドを選んだほうがいい。

「Amazon Mastercardゴールド」はクレジット利用に応じてAmazonポイントが貯まり、通常は100円につき1Pの1%還元。Amazonで利用した場合は2.5%還元になる。前述した「LINEショッピング」または「JALマイレージモール」を経由すれば、合計3%還元になる計算だ。

最高5000万円の旅行傷害保険など、ゴールドカードのサービスが付帯
ゴールドカードとしてのサービスも付帯しており、旅行傷害保険は最高5,000万円、ショッピング保険は年間最高300万円を補償。国内主要空港およびハワイ・ホノルル空港のラウンジも利用可能。Amazonプライムをよく使う人にとっては、実質的に年会費無料のゴールドカードとも言えるだろう。

新型コロナウイルスの感染拡大により、ネット通販の利用が伸びているという

新型コロナウイルスの感染拡大により、ネット通販の利用が伸びているという

〈3〉Orico Card THE POINT:オリコモールを経由すれば、Amazonで2%還元

Amazon公式カード以外の選択肢では、「Orico Card THE POINT」が筆頭候補になる。年会費は無料で、クレジット利用に応じてオリコポイントが貯まり、通常は100円につき1Pの1%還元。入会後6か月間はポイント還元率が1%上乗せされ、2%還元になる(上乗せ分は期間中5,000Pが上限)。

オリコポイントは500Pから利用でき、Amazonギフト券をはじめ、主要な共通ポイント、電子マネー、ANAやJALのマイルなどに交換可能。有効期限は加算月を含む12か月後の月末となる。

入会後6か月間であれば、Amazonで3%還元も可能
カード発行元のオリコではポイントモール「オリコモール」を運営しているが、通常のモール経由分として、Amazonは0.5%還元に設定されている。さらに、「Orico Card THE POINT」会員は「オリコモール」利用時に特別加算として0.5%の還元率が上乗せされる(一部対象外ショップあり)。
そのため、
オリコモール経由時の通常加算分(Amazon):0.5%
オリコモール経由時の特別加算分:0.5%
クレジット利用分:1%
と合計して2%還元になる。入会後6か月間であれば、さらに1%の上乗せもあるので合計3%還元だ。

〈4〉Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD:ヘビーユーザー向けの1枚。オリコモールを経由するとAmazonで2.5%還元

Amazonのヘビーユーザーであれば、もう1ランク上の「Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD」も検討してほしい。こちらは年会費1,986円で、「オリコモール」利用時の特別加算が1%になる。そのため「オリコモール」を経由した場合のAmazonでの還元率は2.5%、入会後6か月間であれば3.5%になる。

年会費無料の「Orico Card THE POINT」と比較すると?
また、カードに搭載された電子マネー「iD」および「QUICPay」を使った買い物に対しても、特別加算として0.5%の還元率が上乗せされる。単純計算すると、年間約40万円を「オリコモール」経由の買い物、または「iD」「QUICPay」を使った買い物に利用すれば、年会費無料の「Orico Card THE POINT」よりも得することになる。

「Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD」は海外最高2,000万円、国内最高1,000万円を補償する旅行傷害保険、年間最高100万円を補償するショッピング保険も付帯。全国の宿泊・レジャー・グルメ施設などで優待が受けられる会員制サービス「Orico Club Off」も利用可能だ。

このほかにも同じシリーズの「Orico Card THE GOLD PRIME」(年会費11,000円)、「Orico Card THE PLATINUM」(年会費20,370円)などでも、「オリコモール」で特別加算を受けられる。年会費は高額になるが、付帯サービスを充実させたい人は、一度チェックしてみてほしい。

Amazonでお得なカード。選ぶ際のポイントは?

上記で紹介した4枚を比較すると、下表のようになる。

※1=LINEショッピングまたはJALマイレージモールを経由した場合(ショップ利用分のポイントは含まない)
※2=オリコモールを経由した場合(ショップ利用分のポイントは含まない)

Amazonプライムの特典を使いたい人は、迷わず「Amazon Mastercardゴールド」を選ぼう。Amazonプライムは必要ないがAmazonを頻繁に利用する人、「iD」や「QUICPay」の利用額が多い人は「Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD」を検討してほしい。

「Amazon Mastercard クラシック」はAmazonプライムをたまにしか使わない人向き。Amazonプライムは月会費500円で月単位でも利用できるので、還元率が0.5%アップすることを考えると、Amazonで1か月10万円以上使うならAmazonプライム会員になったほうがいい。「Orico Card THE POINT」はAmazon以外でもネットショッピングする機会が多く、かつ利用額はそれほど多くないという人に向いている。自分のAmazonの利用状況に合わせて、どの程度の還元が見込めるのかシミュレーションしてみるといいだろう。

【2】楽天市場

楽天市場では「楽天カード」を使うことにより、高いポイント還元を受けられることはよく知られているが、「楽天カード」にはさまざまな種類がある。まずはスタンダードな「楽天カード」から紹介していこう。

多くの楽天ポイントを獲得できる楽天市場

多くの楽天ポイントを獲得できる楽天市場

〈1〉楽天カード:楽天市場で基本3%還元。ポイントモールの経由で、さらに1%アップ

「楽天カード」は年会費無料。クレジット利用に応じて楽天ポイントが貯まり、通常は100円につき1Pの1%還元。楽天市場で利用した際は、還元率が1%上乗せされて2%還元になる。これは女性向けの「楽天PINKカード」(年会費無料)、ANAと提携した「楽天ANAマイレージ クラブカード」(年会費550円、初年度無料/年に1回以上の利用で次年度無料)、アルペンと提携した「アルペングループ 楽天カード」(年会費無料)も同様だ。楽天市場では通常のショップ利用に対して基本1%のポイント還元が得られるので、これを合わせると3%還元になる。

上乗せされる1%分のポイントは、有効期限が短い期間限定ポイント
楽天ポイントは楽天市場など楽天グループの各種サービスで1P=1円として利用できるほか、多くの使い道があり、有効期限は最終獲得月から1年(正確には11か月後の月末)。ただし、「楽天カード」を楽天市場で利用した際に獲得できる上乗せ分の1%は、付与の翌月末日までが有効期限の期間限定ポイントとなり、月間5,000Pが獲得上限となる。

ポイントモールを経由すれば、4%還元も可能
また、楽天市場での買い物に対して、経由でポイント還元を受けられるポイントモールは複数あり、同じ楽天グループの「もらえるモール」などは1%還元が得られる。「もらえるモール」で貯まるポイントは、1P単位で楽天ポイントまたは楽天Edyに交換可能だ。

つまり、「もらえるモール」経由で楽天市場で買い物をする場合、
・ショップ利用分:1%
・「もらえるモール」経由分:1%
・「楽天カード」での支払い:2%
の合計4%還元になる。なお、楽天市場アプリで購入すると還元率が1%アップするが、この場合はポイントモールを経由できない。

このショップ利用に対するポイント、ポイントモール経由に対するポイント、アプリ利用に対するポイントは、どのクレジットカードを使っても変わらない。このほかにも楽天市場では、さまざまな条件を満たすことで還元率をアップさせられるが、ここでは「楽天カード」のグレードの違いによって生じる差のみ触れていく。

〈2〉楽天ゴールドカード:楽天市場で基本5%還元

年会費2,200円の「楽天ゴールドカード」では、通常時に1%の楽天ポイントが貯まることは変わらない。だが、楽天市場では還元率が3%上乗せされて(「楽天カード」の上乗せは1%)4%還元になり、通常ショップ利用分も含めると5%還元になる。こちらも上乗せ分の3%は、付与の翌月末日までが有効期限の期間限定ポイントとなり、月間5,000Pが獲得上限となる。

楽天市場で年間11万円以上利用するなら、「楽天カード」より「楽天ゴールドカード」のほうが得
楽天市場では「楽天ゴールドカード」は「楽天カード」よりも還元率が2%高くなり、年会費差は2,200円。単純計算では楽天市場で年間11万円以上利用するなら、「楽天ゴールドカード」のほうが得することになる。

また、「楽天ゴールドカード」は国内主要空港およびハワイ・ホノルル空港、韓国・仁川空港のラウンジが年2回まで無料で利用可能。ETCカードが年会費無料になるという特典もある。

〈3〉楽天プレミアムカード:楽天市場で基本5%還元+誕生月には「1%」上乗せ

年会費11,000円の「楽天プレミアムカード」も通常時は1%還元。楽天市場では還元率が3%上乗せされて4%還元になり、ショップ利用分も含めると5%還元になるのは「楽天ゴールドカード」と同じ。ただ、上乗せ分の3%のポイントの月間獲得上限は15,000Pにアップする。さらに誕生月は楽天市場での利用に対して還元率が1%上乗せされ、こちらは月間10,000Pが上限で、通常ポイントでの付与となる。

「楽天市場コース」を選ぶと、毎週火曜・木曜にさらに「1%」上乗せ
また、「楽天プレミアムカード」には、「楽天市場コース」(楽天市場利用時に優遇)「トラベルコース」(楽天トラベル利用時に優遇)「エンタメコース」(Rakuten TVなどの利用時に優遇)の3種類のコースを選ぶことができ、「楽天市場コース」を選んだ場合はプレミアムカードデー(現在は毎週火曜日・木曜日)に楽天市場で買い物をすると、さらに還元率が1%アップする。こちらも月間10,000Pが上限で、通常ポイントでの付与となる。

「楽天ゴールドカード」との年会費差は8,800円。その差を埋めるには?
「楽天ゴールドカード」との年会費差は8,800円。単純計算では、還元率が1%アップする誕生月または火・木曜日に楽天市場で年間88万円利用すれば、「楽天プレミアムカード」のほうが得することになる。誕生月の火・木曜のみの利用であれば、差が2%となり、44万円が分岐点だ。

このほかにも通常年会費3,900円が必要な「楽天プレミアム」のサービスを1年間無料で利用可能。登録中は楽天市場で対象商品を購入した際に送料代金がポイントとして還元されたり、限定クーポンがもらえたり、さまざまな優待を受けられる。

世界1,300か所以上の空港ラウンジが利用できるプライオリティ・パスに無料登録
「楽天プレミアムカード」は国内主要空港およびハワイ・ホノルル空港、韓国・仁川空港のラウンジが無料で利用できることに加え、世界1,300か所以上の空港ラウンジが利用できるプライオリティ・パスに無料で登録可能。旅行傷害保険も「楽天カード」や「楽天ゴールドカード」は海外のみ最高2,000万円補償だが、「楽天プレミアムカード」は海外・国内ともに最高5,000万円が補償され、年間最高300万円補償のショッピング保険も付帯している。

「楽天プレミアムカード」は、世界各地の空港ラウンジが利用できるプライオリティ・パスに無料で登録可能

「楽天プレミアムカード」は、世界各地の空港ラウンジが利用できるプライオリティ・パスに無料で登録可能

楽天市場でお得なカード。選ぶ際のポイントは?

上記で紹介した3枚を比較すると、下表のようになる。

※ポイントモール経由分のポイントは含まない

※ポイントモール経由分のポイントは含まない

楽天市場の利用時の還元率だけで考えるなら、年間11万円未満は「楽天カード」、年間11万円以上は「楽天ゴールドカード」が有利となる。「楽天プレミアムカード」は前述したように、誕生月や、「楽天市場コース」選択時の毎週火・木曜の利用額次第で「楽天ゴールドカード」を上回るが、よほどのヘビーユーザーでなければ年会費分の差額を取り戻すのは難しいだろう。ただし「楽天プレミアムカード」は付帯サービスが充実しており、特にプライオリティ・パスをこの年会費で使えるカードはまれだ。楽天市場以外での利用も含めて比較してほしい。

【3】Yahoo!ショッピング

ソフトバンクユーザー向けのキャンペーンが充実しているYahoo!ショッピング

ソフトバンクユーザー向けのキャンペーンが充実しているYahoo!ショッピング

〈1〉Yahoo! JAPANカード:Yahoo!ショッピングの利用で基本3%還元。ポイントモールの経由でさらに1%アップ

Yahoo!ショッピングの利用で本命となるのは「Yahoo! JAPANカード」。ヤフーのグループ会社のワイジェイカードの発行。年会費は無料で、クレジット利用に応じてTポイントが貯まり、通常は100円につき1Pの1%還元。Yahoo!ショッピングで利用した際は、1%のTポイントに加えて、ボーナスとして1%のPayPayボーナスライトも還元される。さらに、Yahoo!ショッピングでは通常のショップ利用に対して、基本1%のポイント還元が得られ、これを合わせると3%還元になる。

PayPayボーナスライトは、付与日から60日間有効なPayPay残高。TポイントはYahoo! JAPANのさまざまなサービスで1P=1円として利用できるほか、ファミリーマートやTSUTAYAなど街ナカで使える店も多数あり、有効期限は最終利用日から1年となる。

Yahoo!ショッピングでの買い物に対して、経由でポイント還元を受けられるポイントモールは複数あり、Tポイントが貯まる「Tモール」であれば0.5%還元。「ハピタス」「モッピー」などは1%還元で、ポイントモールによってはキャンペーンで還元率が1%を超える場合もある。

毎月5のつく日(5・15・25日)に使えば、最高8%還元
つまり1%還元のポイントモールを経由した場合であれば、
・ショップ利用分:1%
・ポイントモール経由分:1%
・「Yahoo! JAPANカード」での支払い:2%
の合計4%還元になる。さらに毎月5のつく日(5・15・25日)は、エントリーのうえ「Yahoo! JAPANカード」で支払うと、ボーナスとして4%のPayPayボーナスライトも還元され、還元率は合計で8%になる。

「Yahoo! JAPANカード」はショッピング保険を付帯しており、年間最高100万円まで補償。さらに月額539円(初回申し込みは初月無料)の「プラチナ補償」に加入すると、補償範囲を大幅に拡大させることができる。

〈2〉P-one Wiz:「Yahoo! JAPANカード」より高い! 「ポケットモール」の経由で4.5%還元

Yahoo!の公式カード以上の還元率を得られるのが「P-one Wiz」(発行はポケットカード)。年会費は無料で、毎月の利用代金の請求時に、自動的に1%が割引(一部対象外あり)されることが特徴。さらに割引後の合計請求額に対して、1,000円につき1Pのポケット・ポイントも貯まる。ポケット・ポイント100PはTポイント500Pに交換できるため、1%割引と合わせた還元率は約1.5%になる。

ポケット・ポイントの有効期限は最長約2年。Amazonギフト券やJALマイル、銀行へのキャッシュバックなどにも交換できるが、1P=3〜4円相当とTポイントより交換レートは悪くなる。

カード発行元のポケットカードではポイントモール「ポケットモール」を運営しており、Yahoo!ショッピング利用の際に経由すると、ポケット・ポイントが1,000円につき4P(Tポイント20P相当)が還元される。つまり、Yahoo!ショッピングで買い物をする場合、
・ショップ利用分:1%
「ポケットモール」経由分:2%
「P-one Wiz」での支払い分:1.5%
と合計4.5%還元になる。

なお、「P-one Wiz」は初期設定がリボ払いとなっているが、1回払いに変更可能。年間最高50万円補償のショッピング保険も付帯している。

〈3〉PayPay:ポイントモールを経由すれば最高4%還元

もうひとつ触れておきたいのが、スマホ決済「PayPay」での支払い。「PayPay」は街ナカでの決済では基本0.5%還元だが、Yahoo!ショッピングで支払いに利用した場合は基本1%還元。前月の利用回数が50回以上で還元率が+0.5%、利用額10万円以上で+0.5%となるため、Yahoo!ショッピングでは最高2%還元になる。

還元はPayPayボーナス残高として付与され、有効期限は無期限。ただしPayPayの支払いで還元を受けられるのは、PayPay残高もしくは「Yahoo! JAPANカード」を使った1回100円以上支払いのみ。決済回数と利用金額の算定もPayPay残高もしくは「Yahoo! JAPANカード」を使った支払い(1回100円未満も対象)のみとなる。なお、「Yahoo! JAPANカード」 を支払い元にして「PayPay」を使った場合、「Yahoo! JAPANカード」側はポイント付与対象外となるため、ポイントの二重取りはできない。

つまり1%還元のポイントモールを経由して、「PayPay」を使いYahoo!ショッピングで買い物をすると、
・ショップ利用分:1%
・ポイントモール利用分:1%
・「PayPay」での支払い:1〜2%
となり、合計で最高4%還元になる。さらに毎月5のつく日(5・15・25日)は、エントリーのうえ「PayPay」で支払うと、ボーナスとして4%のPayPayボーナスライトも還元され、還元率は合計で最高8%になる。

Yahoo!ショッピングでお得なカード。選ぶ際のポイントは?

上記で紹介した3つの支払い方法を比較すると、下表のようになる。

※1=還元率1%のポイントモールを経由した場合<br>※2=ポケットモールを経由した場合

※1=還元率1%のポイントモールを経由した場合
※2=ポケットモールを経由した場合

全体的には「P-one Wiz」のほうが高還元を得られる場合が多いが、Yahoo!ショッピングの利用を毎月5のつく日(5・15・25日)に集中させることができるなら「Yahoo! JAPANカード」のほうがいいだろう。Yahoo! JAPANの公式カードということで、キャンペーンが行われることも多い。

また、「P-one Wiz」および「ポケットモール」のポイントは最低1,000円の利用がなければ発生しないが、「Yahoo! JAPANカード」は最低100円の利用でポイントが発生することも頭に入れておきたい。

「PayPay」は基本的には「Yahoo! JAPANカード」に劣るが、Yahoo!ショッピングではPayPay払いのみ対象となるキャンペーンが行われることもある。クレジットカードと異なり、利用に際して審査もなく、年会費もかからないので、使える状態にしておいて損はない。「Yahoo! JAPANカード」や「P-one Wiz」と併用することも考えよう。

まとめ

ネットショッピングをする際は、ショップ利用に対するポイント、ポイントモール経由に対するポイント、クレジットカード利用に対するポイント、この3種類の合計還元率が重要となる。今回紹介したポイントモールの還元率は、記事執筆時点のもので、変更されることもあるので利用前に再度確認してほしい。また、一部ポイント対象外商品もあるので、各ポイントモールの注意事項には必ず目を通しておこう。

※本記事は、執筆者個⼈または執筆者が所属する団体などの⾒解です。また、各サービスには⼀部対象外となる店舗や商品があります。ご利⽤の際は公式サイトなどで最新の情報をご確認ください。

タナカヒロシ

タナカヒロシ

普段は音楽やエンタメ関係の仕事が多いが、2008年に当時勤めていた会社の都合でクレジットカード本を制作。以降、クレジットカード、電子マネー、ポイントなどに詳しくなり、各種媒体で編集・執筆を手がける。

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