増やす
地域限定キャンペーンや運用にもこだわる

「PayPay経済圏の住人」が実践中! “貯めて、増やす”ポイントフル活用術

現在、「楽天」「ドコモ」「au」「ヤフー(PayPay)」などが、各社サービスの利用額に応じてユーザーにポイントを付与する、いわゆる「ネット経済圏」と呼ばれる囲い込み施策に積極的です。これにより、ユーザー側も使い方次第で多くのポイントを貯められるようになっています。本企画ではこれまで、「楽天経済圏」「ドコモ経済圏」「au経済圏」のヘビーユーザーを取材し、それぞれのおトク技を紹介しました。今回は「PayPay経済圏」の“住人”である「リタイア60」さんを直撃し、その実態をうかがいました。
※記事中の「ポイント」は、特別な表記がない限り「PayPayボーナス」を指します。

PayPayのヘビーユーザーを取材!

PayPayのヘビーユーザーを取材! PayPayを使っている人も、そうじゃない人も必読です

このままでは老後のお金が足りないかも……

「老後2,000万円問題」という言葉を覚えていますか? 2019年6月に金融庁が発表した報告書により、老後に2,000万円以上の金融資産が必要との考え方が広がり大きな話題となりました。今回お話をうかがったリタイア60さんも、この時にお金への意識を高めたひとりです。

「当時私は40歳手前。教育業界で営業マンとして働きながら、漠然と『将来は年金だけじゃ足りないかも』と感じてはいたものの、2,000万円という具体的な数字をつきつけられたことで将来に対して何も備えていないことを痛感。そこで、株式投資をスタートしつつ、日常の出費でも節約につなげようとPayPayも活用するようになりました」(リタイア60さん。以下カギかっこ内同)

月に3,000〜2万超のポイントを獲得

いくつかあるQRコード決済(スマホ決済)サービスの中で、PayPayを選んだ理由は?

「やはり還元率の高さが魅力でした。当時はCM等が盛んに流れていて、10%、20%の高い還元率のキャンペーンが行われていましたから。あとは、大学1年生の時に初めて持った携帯電話がJ-PHONE(現ソフトバンク)で、それ以来ずっとソフトバンクユーザーだったことも大きかったですね。当初は支払いに使えるお店が限られていましたが、その後どんどん増えて、自分がよく行くショッピングモールで使えるようになった時はとてもありがたかったのを覚えています」

リタイア60さん(イラスト左)。東京理科大学卒。大学入学と同時に大手個別指導塾でアルバイト講師。講師業にハマり、大学を1年間留年。5年間のアルバイトを経て大手集団塾へ就職。5年後に退職。学習塾や学校へ提案営業をする現職へ。教育業界一筋の営業マン。アラフォー。ブログ「無理なく資産形成@弱小サラリーマン」や、twitterアカウント「リタイア60@投資で資産形成」で、PayPay運用など体験に基づくマネー情報を発信中

リタイア60さん(イラスト左)。東京理科大学卒。大学入学と同時に大手個別指導塾でアルバイト講師。講師業にハマり、5年間のアルバイトを経て大手集団塾へ就職。退職後、学習塾や学校へ提案営業をする現職へ。教育業界一筋の営業マン。アラフォー。ブログ「無理なく資産形成@弱小サラリーマン」や、twitterアカウント「リタイア60@投資で資産形成」(@NeomovaPayPay)で、体験に基づくマネー情報を発信中

リタイア60さんは、2019年9月頃から「PayPay経済圏」でのポイ活をスタート。最近の月間の獲得ポイント数は、3,000〜2万程度で推移しています(下記参照)。

■リタイア60さんのPayPayボーナス獲得状況
2020年10月  2,898円相当
2020年11月  5,312円相当
2020年12月  23,927円相当
2021年 1月  11,034円相当
2021年 2月  10,948円相当
2021年 3月  7,210円相当
2021年 4月  19,434円相当
2021年 5月  11,452円相当
2021年 6月  4,031円相当
2021年 7月  8,236円相当
2021年 8月  6,032円相当

「多くのPayPayユーザーの方と同じだと思いますが、クレジットカードの『ヤフーカード』をPayPayと併用して、各種キャンペーンやヤフーのネットショッピングのおトクな日にピンポイントで利用しています。あと、ただポイントを貯めるだけでなく、運用して増やすことも意識しています」

最新版、PayPayの「基本のポイント獲得法」

読者の中には「PayPayについてよく知らない」という人も多いと思います。そこで、まずはPayPayの基本的な活用法からうかがっていきます。PayPayは、PayPay加盟店での支払いに使える決済サービスですが、その支払い方法には大きく分けて2つあります。ひとつめは「ATMや銀行口座、あるいはクレジットカードなどからPayPayにチャージして、その残高で支払う方法」(※)。2つめは「登録したクレジットカードで決済する方法」です。PayPayで支払うと「PayPayボーナス」というポイントが貯まり、基本の還元率は0.5%です。

※編集部注:このほか、「ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い」や「ヤフオク!・PayPayフリマの売上金」でのPayPay残高へのチャージも可能。

PayPay経済圏ではヤフーカードが必携

「ここで注意したいのがクレジットカードです。ひとつめの支払い方法『チャージ』の場合、利用できるクレカは、PayPayと同じヤフー系列の『ヤフーカード』(2021年10月よりPayPayカードに名称変更)のみ。また、2つめの『登録したクレジットカードで決済する方法』の場合、ヤフーカード以外のクレジットカードではPayPay側の0.5%還元の対象外となります。さらに、PayPayといえば盛んに行われるキャンペーンが有名ですが、ヤフーカード以外のクレジットカードではキャンペーン対象外となることも多いんです。したがって、PayPay経済圏では、まず、ヤフーカードを持っておくことをおすすめします」

■PayPayとクレジットカードの関係性
ヤフーカード
PayPayへのチャージ → 可能
PayPayに登録して支払う → PayPay側の0.5%〜のポイント付与対象
ヤフーカード以外のクレジットカード
PayPayへのチャージ → 不可
PayPayに登録して支払う → PayPay側の0.5%〜のポイント付与の対象外

※クレジットカード側のポイント付与について
ヤフーカードでPayPayにチャージ、もしくは登録して支払う場合、ヤフーカード側のポイント付与はないので注意。また、ヤフーカード以外のクレジットカードをPayPayに登録して支払う場合は(VisaかMastercardブランドのみ)、そのクレジットカード側のポイントが付与されるケースがある。たとえば、還元率1%のクレジットカードを使うと、PayPayの基本還元率0.5%より有利になるケースも。詳細はお使いのクレジットカードを確認のこと。

リタイア60さんが愛用しているヤフーカード。年会費無料で、基本のポイント還元率は1%。付与されるポイントはTポイント(PayPayでの利用やチャージでは、ヤフーカード側のポイント付与はありません)

リタイア60さんが愛用しているヤフーカード。年会費無料。基本のポイント還元率は1%で、付与されるポイントはTポイント(ただし、PayPayでの利用やチャージでは、ヤフーカード側のポイント付与はなし)

PayPayの基本還元率は利用状況で3段階に変化

前出の通りPayPayの基本還元率は0.5%ですが、この還元率はユーザーの利用状況によって、「0.5% → 1% → 1.5%」の3段階に変化します。利用状況は、PayPayやヤフーグループのサービスを使うほど有利になるポイントプログラム「PayPayステップ」によって判定され、それに応じて還元率が毎月変動します。リタイア60さんの場合、2021年7月までは最大の1.5%をキープしていましたが、翌8月には1%にダウンしてしまったそうです。

「2021年7月にPayPayステップの条件が変更され、すべての条件を達成するのが非常に難しくなりました。現在(2021年9月時点)のPayPayステップの条件は下記の通りで、最大の1.5%となるには、これらの条件をすべて達成する必要があります」

■PayPayステップの達成条件(2021年9月時点)
・まず基本還元率の0.5%からスタートし、「月にPayPayで300円以上の決済を30回以上および決済金額5万円以上」の条件をクリアすると翌月の還元率が1%になる。
・最大の1.5%に到達するには、この上記の条件のほか、「ヤフーグループの対象サービスを3つ利用」(※)、「Yahoo!プレミアム会員登録」、「PayPayアカウントとYahoo! Japan IDの連携」が加わる。

※対象サービスは、「PayPayモールまたはYahoo!ショッピング」「ヤフオク!またはPayPayフリマ」「Yahoo!トラベル」「LOHACO by ASKUL」「ebookjapan」

リタイア60さんは、7月のリニューアルで加わった「ヤフーグループの対象サービスを3つ利用」が、条件達成を難しくしていると話します。

「それまではPayPayをたくさん利用すると還元率が上がる仕組みで、『100円以上の決済回数50回以上』で+0.5%、さらに、『利用金額10万円以上』で+0.5%で最大の1.5%に達していましたが、7月からはヤフーグループのサービスをたくさん利用すれば還元率が上がる仕組みへと方向性が変化しました。私の場合はPayPayに費やすのは月平均で10万円ほどなので、0.5%の還元率ダウンで失うPayPayボーナスは500円相当です。あとでお話する通り、私はすでにいくつかのヤフーグループのサービスを利用していますが、そのほかのあまり必要としないサービスを500円相当のPayPayボーナスを得るために使うほどのメリットは感じず、現時点では1.0%の還元率で使っていこうと考えています」

PayPayのキャンペーンってどんなもの?

PayPayといえばキャンペーン、という印象を持つ人も多いはず。実際、PayPayではさまざまなキャンペーンが行われています。その中でも、リタイア60さんが狙う主要なキャンペーンを3つ教えてもらいました。

1. 定番の「超PayPay祭」

「まずは『超PayPay祭』です。これは、基本的に年に1回開催されている大型キャンペーンで、約1か月間のキャンペーン期間中は、リアル店舗やオンラインなど多くのPayPay加盟店での利用で、通常時よりも多くのポイントがもらえます。もともとは、例年10月から11月にかけて年に1回開催されていましたが、今年2021年はやや異なり、すでに3月に1度開催され、10月にも行われることが発表されています」

今年3月の超PayPay祭では、「PayPay残高での支払いで最大20%の還元」など、通常時と比べてかなりおトクな内容でした(期間中の付与上限は1,000円相当)。また、リタイア60さんのようなソフトバンクグループのスマホユーザーの場合、還元率が最大30%、期間中の付与上限も2,000円相当に上がるなど、スマホユーザーへの優遇もあったそう。2021年10月18日から始まる超PayPay祭の詳細はまだ発表されていませんが、前回同様のおトクな内容が期待されます。

2021年10月18日スタートが予告されている超PayPay祭

2021年10月18日スタートが予告されている超PayPay祭(画像はPayPay公式サイトより)

2. 抽選の楽しみがある「PayPayジャンボ」

キャンペーンではもうひとつ、「PayPayジャンボ」も楽しみながらトライする価値があると言います。PayPayジャンボは、対象のネットショップやリアル店舗でPayPayを利用した際に行われる抽選キャンペーンのこと。抽選に当たると、「購入金額に対して〇%」という形でポイントがもらえます。前出の超PayPay祭の最終日などのほか、対象店舗を絞った形で(たとえば、ネットショップのみ、など)単発で行われることも多いそう。

「PayPayジャンボでは、1等で『購入金額の100%還元(購入金額と同額分のポイントがもらえる)』が一般的。私の記憶では、過去に、『最大1,000%還元(つまり購入金額の10倍のポイントがもらえる)』もありました。私自身は1,500円程度の買い物で100%還元を当てた経験があります。もちろん、なかなか当たるものではありませんが、必要な物をPayPayジャンボの対象店で買うというのはアリだと思います。ちなみに、私の住む自治体は固定資産税と自動車税のPayPay払い(残高払いのみ)が可能です。バーコード読み取りで支払う際、PayPayジャンボのキャンペーン期間と重なることがあって『もしかしたら……』と願いつつ支払ったのですが、さすがに当たりませんでした(笑)」

2021年9月15日の記事作成時点で行われているPayPayジャンボでは、最大100%分のポイントが当たります

2021年9月15日の記事作成時点で行われているPayPayジャンボでは、最大100%分のポイントが当たります(画像はPayPay公式サイトより)

3. 期間中の付与上限が1万円超! かなり狙い目の「PayPayであなたの街を応援しよう!」

もうひとつ見逃せないのが、PayPayが地方自治体と連携して行うキャンペーンだと言います。これは、新型コロナの影響で疲弊する地域経済を救うべく、「あなたのまちを応援プロジェクト」として、2020年夏からスタートしたもの。

「キャンペーン期間は約1〜2か月で、キャンペーン地域内の対象店舗(主に中小店舗)での買い物で10〜30%程度還元されます(期間や還元率は自治体によって異なります)。特徴は、キャンペーンの対象が市区町村と狭いことと、期間中のポイントの付与上限の高さです。特に後者は重要で、通常のキャンペーンだと『期間中1,000円相当まで』あたりがポイント付与上限の相場なので、還元率がいくら高くても実際にもらえるポイントは限られます。それに対して、自治体提携キャンペーンの場合は期間中の上限額が1万円を超えるものもあり、もらえるポイントが格段に多くなります」

2021年9月にも多くの自治体で「あなたのまちを応援プロジェクト」キャンペーンが実施中(画像はPayPay公式サイトより)

2021年9月にも多くの自治体で「あなたのまちを応援プロジェクト」キャンペーンが実施中(画像はPayPay公式サイトより)

このキャンペーンを利用するのには、必ずしも、対象の自治体に住んでいる必要はないとのこと。リタイア60さんは、自宅に隣接する自治体に足を運んだり、営業マンという仕事を生かし、営業先の自治体がキャンペーンを行っていれば、そこでランチを取るなどしてポイント獲得につなげているそうです。

「2021年9月時点でも日本各地でこのキャンペーンが行われています。特に東京都では、渋谷区、中野区、江東区、台東区、新宿区、千代田区、墨田区などの特別区のほか、国分寺市、東久留米市、清瀬市、昭島市、国立市、小平市など、数多くの自治体で実施中です。PayPayのキャンペーンページに実施自治体が細かく載っているので、チェックして漏れなく活用するようにしています」

PayPayボーナスが良く貯まるサイトやタイミングは?

ポイントを獲得するうえで、リタイア60さんがキャンペーンと同じくらい重要視しているのが、「Yahoo!ショッピング」と「PayPayモール」での買い物です。どちらもヤフーが運営しているオンラインショッピングモールのことですが、PayPayモールには高い出店基準が設けられており、Yahoo!ショッピングと比較してワンランク上の「プレミアムモール」という位置づけです。

買い物は日曜日や「5のつく日」に集約

「私がこうしたサイトで買うのは、ビジネスシューズ、肌着、愛犬のエサやグッズなどです。あとは個人的に好きなティンバーランドの靴もよく買います。そして、これが肝心なのですが、Yahoo!ショッピングやPayPayモールで買うのは日曜日と決めています。Yahoo!ショッピングやPayPayモールでは、日曜日にPayPay残高かヤフーカードで決済すると、『ソフトバンクスマホユーザー特典』として10%のポイント上乗せがあります(ソフトバンクスマホユーザー以外は5%上乗せ)。また、『5のつく日』(毎月5日、15日、25日)もおトクで、PayPay残高かヤフーカードでの決済で4%のポイント上乗せがあります。そして、勘のいい方はもうお気づきでしょうが、年に何回かある『5のつく日曜日』だと、合計14%の上乗せに(ソフトバンクスマホユーザーの場合)。これだけでかなりおトクです」

2021年9月5日の「5のつく日曜日」では利用条件によって最大36%還元(画像はPayPay公式サイトより)

2021年9月5日の「5のつく日曜日」では利用条件によって最大36%還元が可能でした(画像はYahoo!ショッピング公式サイトより)

直近の「5のつく日曜日」は2021年9月5日。リタイア60さんの利用条件では、PayPayの基本還元(リタイア60さんの場合は1%)や、ストアポイント(Tポイント)などサイト側で付く通常のポイント還元を合計すると(※)、この日は最大で30%という高い還元率になったそうです(利用条件によってさらに高い還元率を狙うことも可)。

「こうした日を狙って買い物することでかなりの恩恵があります。ただし、もともとの売値が高い可能性もあるので、私は他のECサイトやリアル店舗と値段を比較したうえで買うようにしています。その際は、商品に付いているバーコードを読み取ると、Yahoo!ショッピングやPayPayモールでの売値がすぐにわかる、Yahoo!ショッピングアプリのバーコード検索機能が便利です」

ちなみに、次の「5のつく日曜日」は2021年12月5日。気になる方は、この日に向けて欲しい物をリストアップしておくといいかもしれません。

※編集部注:2021年10月1日正午より、下記のサービスでのPayPay支払い時のポイント付与率が1.0%から0.5%に下がります。【対象サービス】Yahoo!ショッピング、PayPayモール、ヤフオク!、LOHACO by ASKUL、Yahoo!占い、Yahoo!ニュース、ebookjapan、Yahoo!ゲーム、Yahoo!トラベル、PayPayフリマ、GYAO!ストア、PassMarket

もらったPayPayボーナスは使わずに運用して増やす

これまで紹介した方法で獲得したPayPayボーナスですが、その使い道は?

「実は、妻へのプレゼントなどの例外をのぞいて、基本的に今は使っていないんです。その代わり、すべて『ボーナス運用』に投じて運用しています」

PayPayユーザーの10人にひとりが使う人気サービス

ボーナス運用は、PayPayボーナスを使って擬似的な運用ができるPayPayのサービスのこと。運用コースを選び、そこに手持ちのPayPayボーナスを投じると、実際の金融商品の値動きに合わせてPayPayボーナスが増減します。擬似的な運用とはいえ、うまくやればPayPayボーナスが増え、その逆もありえます。証券口座を開かずに気軽に参加でき、手数料も無料。ポイントが増えた際の税金もかかりません(※)。このボーナス運用は人気が徐々に高まっており、先日、ユーザー数が400万人を突破したことがPayPayから発表されています。PayPayのユーザー数が約4,000万人なので、実に、PayPayユーザーの1割が利用していることになります。

「ボーナス運用の運用コースは、値動きの穏やかなスタンダードコースと、スタンダードコースの3倍の値動きに連動するチャレンジコースの2つ。どちらも指標とするベースは『S&P500』になります。私は、“ハイリスク・ハイリターン”のチャレンジコースで全ポイントを運用しています。私が現在のスタイルでボーナス運用を始めたのは2020年10月。2021年8月末時点で、コツコツ積み上げたPayPayボーナスの原資に対して、約1.5倍に相当する83,370円まで増えました。単にPayPayボーナスを貯めていただけだと5万円強止まりでしたから、運用のパワーを実感しましたね」

リタイア60さんのPayPayボーナス運用のスクリーンショット

2021年8月25日時点の、リタイア60さんのPayPayボーナス運用のスクリーンショット

※編集部注:2021年9月時点では、企業が決済代金に応じて付与するポイントは「値引き」に該当し、その取得や使用については、課税対象には該当しないとされています。
(出典)個人が企業発行ポイントを取得又は使用した場合の取扱い(国税庁)
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1907.htm

※関連記事
PayPayと楽天の「ポイント運用」を1年続けてみた! 増えた? 減った?(価格.comマガジン)
https://kakakumag.com/money/?id=17188

地域限定キャンペーンや、ECサイトを使うタイミングが重要に(取材後記)

今回の取材を通じて筆者が感じたのは、ほかのネット経済圏と比較して、PayPayを普段使いするだけでは意外とポイントが貯まりにくいかも、ということです。リタイア60さんが指摘したように、PayPayの基本還元率を上げるのはなかなか難しく、おそらく、多くの人は0.5%の還元率となるのではないかと予測します。その意味では、キャンペーンやネットショッピングをいかにうまく使えるかがポイント獲得の鍵を握ります。リタイア60さんのように、ソフトバンクのスマートフォンユーザーであることや、Yahoo!の各種サービスを連携させるほか、「地域限定キャンペーン」の活用や、ECサイトを使う「タイミング」がそのヒントになりそうです。

経済圏内で増やせることも魅力

そして、ポイント運用もぜひ検討したいサービスだと感じました。筆者もPayPayを使っていますが、もらったポイントはおまけのようにとらえてすぐに使ってしまっていました。もし増やせるのであれば、そのほうがずっと魅力的ですよね。筆者とは対照的に、増やすことにも敏感なリタイア60さんのポイ活スタイルは、下記に紹介するように、ご自身が描いている将来像も影響しているようです。

「私は、将来的に『サイドFIRE』を目指しています。今話題の『FIRE』(Financial Independence, Retire Early movementの略で、経済的に自立し、早期リタイアすること)も魅力的ですが、私の場合は仕事で得られる人間関係なども大切にしています。そこで、不労所得で生活費の半分をまかなって、残りの半分を働いて稼ぐサイドFIREというスタイルに魅力を感じています。PayPay経済圏でのポイ活や運用、そして、その他の資産運用に取り組んで実現を目指したいですね」

さて、当企画ではこれで4つの通信系ネット経済圏のユーザー取材を行ったことになります。このあとは、各ネット経済圏を比較しながら、効果的な活用方法を探っていく予定です。ご期待ください。

※本記事は取材対象および執筆者の見解です。

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「楽天経済圏の住人」に直撃! 半年でポイント倍率15倍、その”功罪”(価格.comマガジン)
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百瀬康司

百瀬康司

フリーランスライター。副業をはじめ、投資、貯蓄、節約などマネー企画全般を取材。ビジネスや働くママのジャンルでも取材経験豊富。雑誌、Web、夕刊紙、書籍などで執筆。「真に価値ある情報提供」を使命とする。

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