おトクの真相! 月刊キャッシュレス展望

進む連携強化! 三井住友カードとSBI証券で「クレカと証券口座の同時申し込み」が可能に

クレジットカード、電子マネー、QRコード決済……。めまぐるしく変化を続けるキャッシュレス決済の動向をコンパクトに伝える連載企画「おトクの真相! 月刊キャッシュレス展望」。最近のキャッシュレス関連のニュースの中から、マネー編集部員やマネー担当ライターが気になったニュースをピックアップしてお届けします。記事内や記事の最後には、記事公開時点で参加可能なキャンペーン情報も掲載していますので、こちらもぜひチェックを。この連載は、毎月月初の公開予定です。

今回は、着々と進む三井住友カードとSBI証券のサービス連携強化の話題からお伝えします。

三井住友カードとSBI証券の口座が同時に申し込めるようになりました

三井住友カードのクレカとSBI証券の総合口座を同時に申し込めるようになった

近年、クレジットカードで投資信託の積立投資ができるサービスが広がっていますが、その中でも活発な動きが目立つのが、本連載でもたびたび取り上げてきた三井住友カードとSBI証券です。

昨年2021年6月より、三井住友カードが発行するクレジットカードを使って、SBI証券の口座上で投資信託を積み立てで購入できる「三井住友カード つみたて投資」がスタート。一般カードなら0.5%、ゴールドカードなら1%、プラチナカードなら2.0%の「Vポイント」(三井住友グループの共通のポイント)が付与されるおトクさなどから人気を呼び、サービス開始から約半年間で、月間の積立設定金額が60億円を突破するなど好調です。

サービスの連携が進む「三井住友カード」と「SBI証券」が、「クレカと証券口座の同時開設」をスタート。この後も気になる動きが控えています

サービスの連携が進む「三井住友カード」と「SBI証券」が、「クレカと証券口座の同時開設」をスタート。この後も気になる動きが控えています

※参考 「三井住友カード つみたて投資」については下記の記事でも取り上げています
SBI証券×三井住友カード「クレカ積立」スタート! ”投資”でVポイントをゲット(価格.comマガジン)
https://kakakumag.com/money/?id=17259

両社の最新の動きが、2022年1月19日より始まった、「クレジットカードと証券口座の同時開設」サービスです。それまでは、三井住友カードのクレジットカード、SBI証券の証券口座の双方のサイト上で、申し込み時に個人情報の入力などの手続きが必要でした。今回、同時開設が可能になったことで、いずれかのサイトで入力した情報が他方のサイトにも連携されるようになり、両サービスを申し込む際の手間が大きく軽減しました。

三井住友カードの申し込み後にSBI証券の口座開設を申し込む場合は、三井住友カードのオンライン申し込み手続きの中で「SBI証券口座の開設」の確認事項が表示された際、そこから「申し込む」をクリック。すると、そのままSBI証券口座の申し込み画面に遷移します。クレカの申し込み画面で入力済みの情報はそのまま引き継がれるので入力し直す手間はありません(画像は三井住友カードのプレスリリースより)

三井住友カードの申し込み後にSBI証券の口座開設を申し込む場合は、三井住友カードのオンライン申し込み手続きの中で「SBI証券口座の開設」の確認事項が表示された際、そこから「申し込む」をクリック。すると、そのままSBI証券口座の申し込み画面に遷移します。クレカの申し込み画面で入力済みの情報はそのまま引き継がれるので、個人情報などを入力し直す手間はありません(画像は三井住友カードのプレスリリースより)

反対に、SBI証券の口座開設時に三井住友カードを申し込むには、SBI証券の申し込み完了画面に表示される「三井住友カードご案内ページはこちら」をクリックすればOK。この方法で申し込めるクレカは「三井住友カード(NL)」「三井住友カード ゴールド(NL)」「三井住友カード プラチナプリファード」の3種のみとなるので注意(画像は三井住友カードのプレスリリースより)

反対に、SBI証券の口座開設時に三井住友カードを申し込むには、SBI証券の申し込み完了画面に表示される「三井住友カードご案内ページはこちら」をクリックすればOK。なお、この方法で申し込めるクレカは「三井住友カード(NL)」「三井住友カード ゴールド(NL)」「三井住友カード プラチナプリファード」の3種のみとなるので注意(画像は三井住友カードのプレスリリースより)

三井住友カードのアプリ上でSBI証券の残高確認も可能。5月にはVポイント投資も予定

両社の提携は着々と進んでいます。昨年2021年12月には、三井住友カードの会員向けアプリの「Vpass」がSBI証券と連携可能に。これにより、Vpassのホーム画面でSBI証券の資産残高を確認することができるようになりました。

アプリのホーム画面にSBI証券の口座残高を表示可能に(左のスクショ)。SBI証券の口座残高をタップすると「資産詳細画面」に進み、株式、投資信託など資産の内訳も確認が可能(右のスクショ)。この画面からSBI証券のサイトにアクセスして、指標や株価などを確認することもできます(画像は三井住友カードのプレスリリースより)

アプリのホーム画面にSBI証券の口座残高を表示可能に(左)。SBI証券の口座残高をタップすると「資産詳細画面」に進み、株式、投資信託など資産の内訳も確認可能(右)。この画面からSBI証券のサイトにアクセスして、指標や株価などを確認することもできます(画像は三井住友カードのプレスリリースより)

さらに、今年5月頃には、Vポイントを「1ポイント=1円」で投資信託の買い付けに使える「Vポイント投資」の開始も予定されています。同様のサービスは「楽天ポイント×楽天証券」「Ponta×auカブコム証券」「エポスポイント×tsumiki証券」なども手がけており、投資初心者層を中心に人気を集めています。三井住友カードとSBI証券にも「ポイントで投資ができる」強みが加わることで、新たな顧客の掘り起こしにつながりそうです。

クレディセゾンと西友の提携が3月で終了。「ウォルマートカード セゾン」は今後どうなる?

さまざまな「提携カード」を発行していることで知られるクレディセゾン。「ウォルマートカード セゾン・アメリカン・エキスプレス・カード」(以下、ウォルマートカード セゾン)もそのひとつで、年会費永年無料ながら「西友」「リヴィン」「サニー」での買い物が毎日3%OFF、「楽天西友ネットスーパー」での買い物が毎回2%OFF、「SEIYUドットコムギフト館」での買い物が毎回5%OFFなど、西友系スーパーのユーザーにとっては必携といってもいいおトクなカードでした。

ところが、2022年1月12日、今年3月末での西友とクレディセゾンの提携サービスの終了が発表されました。これにともない、ウォルマートカード セゾンの新規入会も停止され、西友や楽天西友ネットスーパーなどで提供されてきたおトクなサービスも順次終了となります。

西友とクレディセゾンが提携を解消。2010年から発行されてきたウォルマートカード セゾンの新規申し込みも停止に(画像はクレディセゾンの公式サイトより)

西友とクレディセゾンが提携を解消。2010年から発行されてきたウォルマートカード セゾンの新規申し込みも停止に(画像はクレディセゾンの公式サイトより)

今後順次終了するサービス

■2022年2月13日(日)出荷分で終了
・ウォルマートカード セゾンが対象の楽天西友ネットスーパー「まいにち2%OFF」

■2022年3月31日(木)で終了
・ウォルマートカード セゾンが対象の「まいにち3%OFF」
・ウォルマートカード セゾンが対象の「SEIYUドットコムギフト館まいにち5%OFF」
・全てのセゾンカードが対象の「セゾンカード感謝デー5%OFF」

西友では、春以降、楽天との会員プログラムがスタート予定

西友とクレディセゾンの提携解消により、2022年1月18日以降、ウォルマートカード セゾンは「セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード」に自動で切り替えとなります。カード番号に変更はなく、公共料金の決済やETCカードは手続き不要で使い続けられます。また、西友との提携サービスに関しても、サービス終了日まではカードの切り替えの有無に関係なく利用できるようです。

切り替えとなるセゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードは、本来11,000円の年会費がかかりますが、ウォルマートカード セゾンから切り替えたユーザーは年会費永年無料で利用できるとのこと。「永久不滅ポイントが国内利用1.5倍、海外2倍」「空港ラウンジの無料利用」「宿泊優待」など、ウォルマートカード セゾンにはなかった特典が付帯しており、既存ユーザーがおトク感を感じられる対応との見方もできます。ただ、西友系の特典とはベクトルが異なるため、ユーザーによってこの対応に対する評価は分かれることになるかもしれません。

ウォルマートカード セゾンから切り替えとなるセゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード。ゴールドカードとして魅力的なスペックを持つ1枚ですが、ウォルマートカード セゾンユーザーからの評価やいかに?(画像はクレディセゾンの公式サイトより)

ウォルマートカード セゾンから切り替えとなるセゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード。ゴールドカードとして魅力的なスペックを持つ1枚ですが、ウォルマートカード セゾンユーザーからの評価やいかに?(画像はクレディセゾンの公式サイトより)

西友によると、2022年春以降は、楽天との会員プログラムを開始する予定とのこと。両社はすでに、2018年より「楽天西友ネットスーパー」を共同で運営するなど距離を縮めています。両社がどのような会員プログラムを打ち出してくるのか注目です。

八王子市で、「健康管理」でもらったポイントをPayPayボーナスに交換できる取り組みがスタート

高齢化が進む日本では、いかに健康寿命(自立した生活が可能な期間)を延ばせるかが重要な課題です。そんな中、東京都八王子市は、2022年1月20日より健康維持によいとされる活動をするとポイントが貯まり、そのポイントをPayPayボーナスに交換できる取り組みを始めました。

健康促進活動などでポイントが貯まり、それをPayPayボーナスに交換可能。自治体初の取り組み(画像はべスプラのプレスリリースより)

健康促進活動などでポイントが貯まり、それをPayPayボーナスに交換可能。自治体初の取り組み(画像はべスプラのプレスリリースより)

八王子市がこの取り組みで利用するのが、株式会社べスプラが運営する健康維持アプリ「脳にいいアプリ」です。このアプリは、認知症研究の世界的権威であるカロリンスカ研究所の研究をベースに開発されたもので、運動・脳トレーニング・食事の複合的な活動が管理できます。

アプリには「通知」「運動」「脳トレ」「食事」「評価」の機能があり、歩数が「東海道五十三次コース」や「四国お遍路コース」などバーチャルな散歩コースに反映される「ウォーキングチャレンジ」や、手塚プロダクションが協力した間違い探しなどの「脳トレ」といった機能があります(画像はべスプラのプレスリリースより)

アプリには「通知」「運動」「脳トレ」「食事」「評価」の機能があり、歩数が「東海道五十三次コース」や「四国お遍路コース」などヴァーチャルな散歩コースに反映される「ウォーキングチャレンジ」や、手塚プロダクションが協力した間違い探しなどの「脳トレ」といった機能があります(画像はべスプラのプレスリリースより)

八王子市の取り組みでは、脳にいいアプリが提示する運動や食事の目標を達成した時や、市が定めるイベントやボランティアなどに参加した際に「健康ポイント」を付与。貯まった健康ポイントは1,000ポイント=700円相当のPayPayボーナスに交換が可能です。また、PayPayボーナスへの交換以外にも、市内の協力店で支払いに使うこともできるそうです。

まだ間に合う! 今月のキャッシュレス関連キャンペーンまとめ

三井住友カード、Visaのタッチ決済をApple Payで利用すると最大1,000円分のVポイントをプレゼント(2月28日まで)

期間中にエントリーし、Apple PayでVisaのタッチ決済を1回あたり1,000円以上利用すると「1口」となります。1口達成で150円分、5口到達で500円分、10口到達で1,000分のVポイントギフトがもらえます。

キャンペーン期間:開催中〜2022年2月28日
https://www.smbc-card.com/mem/cardinfo/cardinfo7242660.jsp

三井住友カードの投信積立・買い物で「XRP交換券」をプレゼント(4月30日まで)

期間中にエントリーし、「三井住友カード つみたて投資」を利用すると、買い物金額の3%に相当する、暗号資産のリップル(XRP)に交換できる「XRP交換券」がもらえます(最大3万円分)。XRP交換券でリップルを受け取るには、SBI VCトレード(旧TAOTAO)の口座が必要です。

キャンペーン期間:開催中〜2022年4月30日
https://www.smbc-card.com/mem/cardinfo/cardinfo7242661.jsp

QUICPayが「9のつく日は全額キャッシュバック!QUICPayチャンス!」を開催中(3月29日まで)

期間中、9の付く日(2月のみ28日も対象)にQUICPayを利用すると、抽選で合計2,000名に対象日のQUICPay利用分が全額キャッシュバックされます。参加登録は不要です。

キャンペーン期間:開催中〜2022年3月29日
https://www.quicpay.jp/campaign/2021/quicpaybrand3.html

(執筆協力:大正谷成晴)

価格.comマネー編集部

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