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【2022年版】楽天ポイント、Tポイント、Pontaポイント、dポイントを徹底比較

4大共通ポイントと呼ばれる「楽天ポイント」「Tポイント」「Pontaポイント」「dポイント」。特定の店舗でしか貯まらない「自社ポイント」と異なり、企業・業種を超えてさまざまな店舗・サービスで貯めて、支払いに使うことができるため、利用している方も多いことでしょう。自身にとって貯めやすい共通ポイントを上手に活用することで、家計の節約につなげることもできます。

ただ、ヤフーが2021年12月に、共通ポイントの先駆けとも言える「Tポイント」との提携を2022年3月末で終了(一部を除き、ヤフーのサービスでTポイントの付与や利用ができなくなる)することを発表し、話題となったように、共通ポイントを巡る状況は近年大きく変化しています。そこで、どのポイントが自分にとって貯めやすく、使いやすいのかを理解するために、4大共通ポイントについて以下の6つの情報をまとめました。
(1)特徴や主な加盟店・提携店
(2)ポイントを効率よく貯められるクレジットカード
(3)好相性の電子マネー
(4)好相性のスマホ決済
(5)ポイントの効率的な貯め方
(6)ポイントの効果的な使い方

4大共通ポイントは加盟店・提携店も多く、日常のさまざまなシーンで貯めることができます

4大共通ポイントは加盟店・提携店も多く、日常のさまざまなシーンで貯めることができます

【1】楽天ポイント

楽天ポイントカード。2022年4月から、西友の店舗でも楽天ポイントを貯められるようになります

楽天ポイントカード。2022年4月から、西友の店舗でも楽天ポイントを貯められるようになります

(1)楽天ポイントの主な特徴と加盟店

楽天グループが提供する「楽天ポイント」。年間5300億円相当(2021年)が発行されており、抜群の知名度を誇る共通ポイントです。加盟店でカードやスマホのアプリなどを提示すると、200円または100円につき1Pが貯まります(対象が税込か税別かは、加盟店で異なります)。「楽天市場」「楽天トラベル」などの楽天グループのサービスでは、100円ごとに1P貯まりますが、対象金額が現在は「税込価格」のところ、2022年4月1日から「税別価格」になり、還元率としては悪化します。

<楽天ポイントの主な加盟店>
コンビニ・スーパー ……ファミリーマート、デイリーヤマザキ、ポプラ、スリーエイト、生活彩家
ドラッグストア……ココカラファイン、サンドラッグ、ツルハドラッグ
飲食店……マクドナルド、吉野家、すき家、PRONTO、ミスタードーナツ、大戸屋
ネット通販・ネットサービス………楽天市場、楽天トラベル、楽天デリバリー、楽天ビューティ、楽天証券

「期間限定ポイント」の有効期限切れに注意
楽天ポイントでは「ポイント○倍」などのキャンペーンがひんぱんに実施されていますが、注意したいのはポイントの種類。楽天ポイントは通常ポイントと期間限定ポイントに大別され、通常ポイントの有効期限は最後にポイントを獲得した月を含めた1年間。いっぽう、各種キャンペーンでもらえるポイントの多くは、有効期限が2週間〜2か月程度と短い「期間限定ポイント」で、期限を過ぎると自動失効してしまいます。せっかく貯めたポイントを失わないために、期間限定ポイントはコンビニや飲食店といった加盟店、楽天市場などでこまめに消費するのがおすすめ。ポイント失効日を事前に教えてくれる、「楽天ポイントクラブ」アプリのプッシュ通知機能も便利です。

期間限定ポイントの有効期限の失効を防ぐために、「楽天ポイントクラブ」アプリの活用も有効な手段

期間限定ポイントの有効期限の失効を防ぐために、「楽天ポイントクラブ」アプリの活用も有効な手段

(2)楽天ポイントを効率よく貯められるクレジットカードは?

楽天市場で還元率3%以上となる「楽天カード」
楽天ポイントを効率的に貯めるなら、クレジットカードの「楽天カード」は欠かせません。年会費無料で、利用金額100円(税込)ごとに1P貯まり、還元率は常時1%、楽天市場では常に3%還元になります。

楽天市場のヘビーユーザーなら、常に5%還元となる「楽天プレミアムカード」
従来、楽天市場を利用する機会が多い人には「楽天ゴールドカード」(年会費2,200円)がおすすめの1枚でした。しかし、2021年4月に楽天市場での還元率が5%から、「楽天カード」と同じ3%に縮小され、このカードのメリットは大きく薄れました。そこで、ヘビーユーザー向けの新たな候補となっているのが「楽天プレミアムカード」(年会費11,000円)です。こちらは、楽天市場での還元率が常に5%にアップし、誕生月に楽天グループの各サービスで利用するとポイントが「+1%」になるほか、毎週火・木曜に楽天市場でのポイント還元率が「+1%」になる特典(選べるサービスで「楽天市場コース」を選択することが条件)も付帯しています。

ただし、年会費無料の「楽天カード」と比較した時、年会費分(11,000円)のもとを取るには、単純計算で、楽天市場で年間55万円以上(月間約45,500円)利用する必要があり、ハードルはかなり高めと言えそうです。「楽天プレミアムカード」は、国内空港はもちろん、世界各地の空港ラウンジを無料利用できるなどトラベル特典が充実しているので、こうした点も加味して検討するとよいでしょう。

(3)楽天ポイントと相性がよい電子マネー:楽天Edy

楽天ポイントと相性がよい電子マネーは「楽天Edy」。「楽天Edy」を利用すると0.5%の楽天ポイントが貯まります(税込200円ごとに1P)。楽天カードからチャージした場合は0.5%(200円ごとに1P)のポイントが加算され、チャージ分と利用分を合わせると還元率は1%に。楽天カードと同じ還元率ですが、カード払いができない店舗や、コンビニや自販機などでの少額決済で活躍します。

(4)楽天ポイントと相性がよいスマホ決済:楽天ペイ

楽天ポイントと相性がよいスマホ決済は「楽天ペイ」です。楽天ペイの支払い方法は以下の4通り。
1.楽天カードから楽天ペイにチャージして、チャージ残高(楽天キャッシュ)から支払い
2.楽天銀行、もしくはラクマから楽天ペイにチャージして、チャージ残高から支払い
3.楽天ポイントで支払い
4.楽天ペイの支払い元に楽天カードをひも付けて支払い

上記の中で最も高い還元率となるのは「1」。ほかの3つが1%還元なのに対し、「1」ではチャージの際に0.5%、決済の際に1%と合計1.5%の楽天ポイントが貯まります。楽天カードでクレジット払いするよりも高還元なので、楽天ペイ対応店舗では積極的に使ったほうが、より多くのポイントを獲得できます。

(5)楽天ポイントの効率的な貯め方は?

1.楽天グループのサービスを多用すると、楽天市場での還元率がアップ
楽天ポイントを貯める際にぜひ活用したいのが、SPU(スーパーポイントアッププログラム)という特典。楽天グループのサービスを使えば使うほど、楽天市場で買い物をする際のポイント還元率がアップする仕組みになっています。楽天市場を使う時の基本還元率は1%ですが、たとえば、楽天カードで買い物をすると「+2倍」、楽天カードの引き落とし先を楽天銀行に設定すると「+1倍」、楽天モバイルの利用で「+1倍」と上乗せされていき、この3つの条件をクリアすると楽天市場利用時の還元率が5%にアップします(このほかにもさまざまな条件が設けられており、すべての条件をクリアすると、楽天市場利用時の還元率は最大15倍までアップ)。

2.楽天市場のキャンペーンやセールを徹底攻略
楽天市場では、毎日のようにキャンペーンやセールが開催されています。なかでも利用しやすいのは、毎月5と0の付く日に「楽天カード」を利用すると、還元率が「+4倍」になるキャンペーンと、ヴィッセル神戸・FCバルセロナ・楽天イーグルスのいずれかが勝利した翌日に「+1倍」になるキャンペーンです(いずれも購入前のエントリーが必要)。たとえば楽天イーグルスが4日に勝利した場合、翌日5日に「楽天カード」で買い物をすると、楽天市場での還元率は6%になります。

また、すべてのキャンペーンやセールで同時開催されている「ショップ買いまわり」も見逃せません。エントリー後に1,000円(税込)以上購入したショップ数に応じて、最大10倍のポイントを獲得できます。このポイントは、SPUでもらえるポイントやショップ個別のポイント、他のキャンペーンでもらえるポイントと合算でき、すべての条件を満たすと通常の30倍以上のポイントがもらえる計算に。楽天市場での買い物はなるべく、キャンペーンやセールの時期に集中させましょう。

3.楽天運営のポイントサイト「楽天リーベイツ」を利用
楽天リーベイツは楽天グループが運営するポイントサイト。「GAP」「ケーズデンキ」といったファッションや家電、食品などのECサイトで買い物をする際、楽天リーベイツを経由することで、公式のECサイトで得られるものとは別に、ショップごとに定められた楽天ポイントを獲得できます。参加店舗が700店以上あり、楽天市場には出店していないショップやサービスも豊富。時期によっては、さらに多くのポイントが戻ってくるキャンペーンも開催されているので、要チェックです。

(6)楽天ポイントの効果的な使い方は?

楽天ポイントは「1P→1円」として楽天市場や加盟店で使えるほか、「2P→1マイル」のANAマイルにも交換できます。以下に、そのほかのお得な使い道を紹介します。

1.楽天ペイの支払いに充当する
楽天ポイントは、スマホ決済の楽天ペイの支払いに充当できます。楽天ポイントの冒頭で「期間限定ポイントの失効に要注意」と書きましたが、楽天ペイなら、通常ポイントだけではなく、この期間限定ポイントも支払いに利用できるのが大きなメリット。また、大手コンビニのうち、支払いに楽天ポイントを使用できるのはファミリーマートだけですが、楽天ペイであればこれに加え、セブン-イレブン、ローソンでも利用できるので、使い道も広がります。

楽天ペイではアプリ上にSuicaを発行することができ、楽天ポイント(通常ポイントのみ)を「1P=1円」としてSuicaにチャージできます

楽天ペイではアプリ上にSuicaを発行することができ、楽天ポイント(通常ポイントのみ)を「1P=1円」としてSuicaにチャージできます

2.楽天カードの支払いに充当
楽天ポイントは「1P→1円」として月々の楽天カード利用代金支払いにも充当できます。たとえば、10万円のカード利用代金があり、1万ポイントを充当した場合、引き落とし金額は9万円になります。さらに、獲得できるポイントは「10万円×1%」=1,000Pと、充当前と変わらないのはうれしいところ。楽天カード会員専用のオンラインサービス「楽天e-NAVI」から簡単に手続きができます。ただし、こちらは対応しているのは通常ポイントのみで、期間限定ポイントでは充当できません。

3.楽天証券での投資信託の購入に利用
楽天証券では、楽天ポイントを使って投資信託を購入することができます。買付代金のすべてに充当することも、現金と組み合わせて使うこともできます。500円分以上の投資信託を購入する際に1ポイントでも利用すると、楽天市場を利用する際のポイントが「+1倍」となるのが魅力。ただし、こちらも利用できるのは通常ポイントのみで、期間限定ポイントやほかのポイントから交換した楽天ポイントは対象外です。

【2】Tポイント

共通ポイントの先駆けとも言えるTポイント

共通ポイントの先駆けとも言えるTポイント

(1)Tポイントの主な特徴と提携店

カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が2003年にサービスを開始した「Tポイント」は、共通ポイントの先駆けと言える存在。TSUTAYAやファミリーマート、ウエルシア薬局、ENEOSなどの提携店で提示すると、基本的に200円の利用につき1Pが貯まります。

このTポイント、今春から大きく変わる点があります。その大きな変化は、ヤフーとの提携です。ヤフーは2021年12月に、「Yahoo!ショッピング」「Yahoo!トラベル」「PayPayモール」など各種サービスで行ってきたTポイントの付与や利用について2022年3月末で終了することを発表しました。4月1日以降は、ヤフーの各種サービスで貯まるポイントは、PayPayでの支払いに使える「PayPayポイント」へ一元化されます。また、現状はソフトバンクの携帯料金でもTポイントを貯められましたが(毎月の利用料金1,000円ごとにTポイント5P)、これも独自の「ソフトバンクポイント」に変更となります。これまでヤフーやソフトバンク系の各サービスでTポイントを貯めてきた方も多いと思うので、この点は要注意です。

ヤフーがTポイントとの提携終了を発表しました(画像はヤフー公式サイトより)

ヤフーがTポイントとの提携終了を発表しました(画像はヤフー公式サイトより)

<Tポイントの主な提携店>
コンビニ・スーパー……ファミリーマート、マルエツ、ヤオマサ
ドラッグストア……ウエルシア、ハックドラッグ
飲食店……ガスト、バーミヤン、ジョナサン、吉野家、ロッテリア、牛角
ネット通販・ネットサービス……Tモール

(2)Tポイントを効率よく貯められるクレジットカードは?

Tポイントを貯めやすい主なクレジットカードは以下の2枚です。

ファミリーマートで2%還元の「ファミマTカード」

年会費無料の「ファミマTカード」は、ファミリーマートで使うと、1.5%のTポイントが貯まるクレジットカード(一般加盟店の還元率は0.5%)。カード提示でもらえる0.5%と合わせると、合計2%のTポイントが貯まります(一部対象外の商品あり)。注意したいのは、「ファミマTカード」がリボ払い専用カードであること。リボ払いの手数料を払わないようにするには、支払い方法を、利用残高を一括払いする「ずっと全額払い」に変更する必要があります。初期設定では、月々一定金額を支払うリボ払いになっているので、カードが届いたらすぐに手続きをしましょう

常時1%、日曜は1.5%と高還元の「TカードPrime」
「TカードPrime」は常時1%(100円につき1P)、日曜日に利用すると1.5%(200円につき3P)のTポイントが貯まるカード。モバイルSuicaなど、一部の電子マネーへのチャージでも通常は1%、日曜には1.5%のポイントが加算されます。電子マネーへのチャージはポイント対象外になったり還元率が目減りしたりするカードが多い中、この高い還元率は魅力です。

年会費は1,375円(初年度無料)で、年1回以上のカード利用があれば無料に。さらに、最高2,000万円の海外旅行傷害保険、最高1,000万円の国内旅行傷害保険が付帯しているほか、TSUTAYA のレンタル登録・更新料無料、ETCカードの発行手数料・年会費無料など、サービスも充実しています。

(3)Tポイントと相性がよい電子マネー:Tマネー

Tマネーとは、Tカード(モバイルでも可)にチャージして利用できる電子マネーのこと。ファミリーマートや吉野家などの加盟店でTカードを提示すると、通常200円につき1Pが貯まりますが、さらにTマネーで支払うと月間累計額500円(税込)につき1Pを加算。Tポイントの2重取りができるというメリットがあります。

チャージ方法は、Tサイトからのオンラインチャージとファミリーマートなどでの現金チャージの2種類があります。オンラインチャージの場合、貯めたTポイントからのチャージができるほか(1P→1円)、前述の「ファミマTカード」などクレジット機能付きTカードからのチャージも可能。指定残高を下回ったら自動でチャージされる「オートチャージ」や、1度クレジットカードを登録するとモバイルTカードから1タップでチャージできる「1タップチャージ」もあり、手間なく利用できます。

Tポイントの2重取りができる「Tマネー」

Tポイントの2重取りができる「Tマネー」

(4)Tポイントと相性がよいスマホ決済:PayPay

Tポイントが貯まるわけではありませんが、相性がよいスマホ決済は「PayPay」です。Tポイント加盟店では、PayPayで支払い、同時にPayPayアプリ上のモバイルTカードを提示すると、PayPayボーナスとTポイントを二重取りできます(事前にPayPayにモバイルTカードを連携する設定が必要)。ひとつのアプリで提示と支払いを完了できる、手軽さもメリットです。今後は、TポイントをPayPayボーナスに交換するサービスの提供も予定されているので、Tポイントユーザーは要チェックです。

(5)Tポイントの効率的な貯め方は?

1.毎週月曜に「ウエルシア」でポイント2倍!
関東を中心に全国に2,000店舗以上展開しているドラッグストア「ウエルシア」グループ(ウエルシア、ハックドラッグ、ダックス、金光薬品)のTポイント付与率は常時1%(税別100円ごとに1P)。通常でも一般的な提携店(0.5%)に比べて高還元ですが、毎週月曜には2倍の2%還元になり、さらにお得です。

また、毎月15・16日には60歳以上を対象にした「シニアズデー」を開催。店頭で発行される入会金・年会費無料の「シニアパスポート」とTカードを同時に提示すると3倍のTポイントがもらえるので、対象の方は要チェックです。
※地域によって曜日やサービスが異なる場合があります

2.SBI証券では、投資信託の保有額に応じてTポイント付与
SBI証券では、投資信託の保有額に応じて基本的に0.1%〜0.2%(付与率はファンドごとに異なる)のTポイントが付与されます。このほか証券口座を開設すると、Tポイント100P(SBI証券限定ポイント)が付与される特典もあるので、投資デビューを考えている方にもメリットがあります。なお、SBI証券は2021年11月にPontaポイントと、2022年2月にdポイントとの提携を開始しました。この2つのポイントについても、Tポイントと同様の条件で付与されます。

(6)Tポイントの効果的な使い方は?

Tポイントは「1P→1円」として提携店で利用できるほか、「500P→250マイル」のANAマイルにも交換できます。そのほかのお得な使い方を紹介しましょう。

1.ポイント価値が1.5倍になる毎月20日の“ウエル活”に注目
「ウエルシア」グループでは毎月20日、Tポイントを使うと1.5倍のレートで買い物ができます(200P以上の利用が条件)。たとえば、200Pで300円分、1000Pで1500円分の買い物ができるので、たくさん使うほどお得です。ウエルシアは薬品や日用品のほか、食料品もそろう総合型ドラッグストア。毎月コツコツとTポイントを貯め、20日に「ウエルシア」で一気に使う“ウエル活”はメリットの大きいポイ活の方法として、話題を集めています。

2.SBI天証券での投資信託の購入に利用
SBI証券では、Tポイントを投資信託の購入代金に充てることができます。「1P=1円」として1P単位で充当可能なので、無駄なく使うことができます。

【3】Pontaポイント

ローソン、KDDI、リクルートなどのサービスで利用・活用ができるPontaポイント

ローソン、KDDI、リクルートなどのサービスで利用・活用ができるPontaポイント

(1)Pontaポイントの主な特徴と提携店

三菱商事やローソン、KDDI、リクルートなどが出資する「ロイヤリティ マーケティング」が提供する「Pontaポイント」。ローソンに加え、「じゃらん」や「ホットペッパー」などのリクルート系サービスでも貯まるのが特徴の共通ポイントです。2020年5月には「au WALLET ポイント」と統合され、auが提供する決済サービス利用時にもPontaポイントが貯まるようになり、auユーザーにとっても使いやすくなりました。

<Pontaポイントの主な提携店>
コンビニ・スーパー ……ローソン、ローソンストア100、ライフ
ドラッグストア……トモズ
飲食店……ケンタッキーフライドチキン、すき家、ココス、ジョリーパスタ
ネット通販・サービス……じゃらん、ホットペッパーグルメ、ホットペッパービューティー、ポンパレモール

提携店でカードを提示すると、利用額100円or200円ごとに1P貯まります。ローソンでもらえるポイントは、利用時間0時〜15時59分は0.5%(税別200円ごとに1P)、16時〜23時59分は1%(税別200円ごとに2P)と、時間帯によって還元率が変わります。ポイントの有効期限は、最終利用日より1年後の同日です。

(2)Pontaポイントと相性がよいクレジットカードは?

Pontaポイントがいつでも100円ごとに1P貯まる「au PAY カード」
年会費無料なうえ、Pontaポイントが100円(税込)で1P貯まるのが「au PAY カード」。KDDIが運営する「au PAY マーケット」で買い物すると、最大で15%還元になる特典も付帯しています。auユーザーなら検討の価値があるのが「au PAY ゴールドカード」です。au携帯電話料金の最大11%分のポイント還元を受けられます。年会費は11,000円かかりますが、au携帯電話の利用状況によっては、年会費分のポイント還元を受けられる可能性があります。

(3)Pontaポイントと相性がよい電子マネー:現状なし

「楽天Edy」では以前は設定を変えることで、貯めるポイントを楽天ポイントからPontaポイントに変更することができました。しかし、このサービスも2020年9月で終了。そのため、ポイントを貯められるなどの、Pontaポイントと相性のよい電子マネーは現状ではないと言えそうです。

(4)Pontaポイントと相性がよいスマホ決済:au PAY

Pontaポイントと好相性なスマホ決済は、KDDIが提供する「au PAY」です。200円(税込)の決済ごとに1P貯まり、還元率は0.5%。Ponta提携店においてau PAYで決済した場合、決済で0.5%(税込200円ごとに1P)+Pontaカード提示で0.5%または1%(100円または200円ごとに1P)が貯まり、合計1〜1.5%の高還元となります。

また、au PAYのアプリ上でPontaカードをひも付けると、au PAYの画面にデジタルPontaポイントカードを表示させることが可能。店頭でスマホとPontaカードの両方を出す手間が省け、スピーディーに決済できるのも魅力です。

200円(税込)の決済ごとにPontaポイントが1P貯まる「au PAY」

200円(税込)の決済ごとにPontaポイントが1P貯まる「au PAY」

(5)Pontaポイントのお得な貯め方は?

1.ローソンでの買い物は、ポイントが2倍になる夕方以降に集中
ローソンでPontaカードを提示すると貯まるポイントは、0時〜15時59分は0.5%、16時〜23時59分は1%と、時間帯によって分かれています。ローソンでの買い物は、なるべく夕方か夜にまとめるのが得策です。

2.ローソンでボーナスポイント対象商品を狙う!
ローソンでボーナスポイント対象商品を購入すると、通常ポイントに加えてボーナスポイントがもらえます。付与されるポイント数は商品によって異なります。2022年3月時点の公式サイトを確認すると、お菓子や清涼飲料水は10〜80Pですが、ローソンのオリジナル商品では100P加算される商品も。対象商品は定期的に更新されますが、ローソンのホームページやアプリで、随時発表されています。こまめにチェックしましょう。

3.期間限定のキャンペーン「たぬきの大恩返し」で10〜20%還元
au PAYは年に3〜4回程度、「たぬきの大恩返し」と題した大型キャンペーンを実施しています。対象のコンビニやスーパー、ドラッグストア、飲食店などでau PAY払いをすると、Pontaポイントを大量還元。還元率やポイントの上限は時期や条件によって異なりますが、10〜20%還元と、多くのポイント還元を受けられるチャンスなので、Pontaユーザーは忘れずにチェックしましょう。

2022年3月15日まで実施していた「たぬきの大恩返し春」でも、さまざまな店舗で10%還元を受けられました

2022年3月15日まで実施していた「たぬきの大恩返し春」でも、さまざまな店舗で10%還元を受けられました

(6)Pontaポイントの効果的な使い方は?

Pontaポイントは「1P→1円」としてローソンなどの提携店で利用できるほか、「2P→1マイル」のJALマイルに交換できます。そのほかのお得な使い方を紹介しましょう。

1.「お試し引換券」との交換がメリット大
Pontaポイントの効果的な使い道のひとつは、ローソンで「お試し引換券(お持ち帰り限定)」に交換すること。お試し引換券とはローソンの対象商品と交換できるチケットで、ローソンアプリと店頭のLoppiから発行できます。対象商品はローソンのWebサイトやアプリで随時公開されています。225円のキャンディーが110P、210円のサワーが100Pで交換可能などと、「1P=2円」程度のレートで商品と交換できます。交換レートの高い商品はすぐに売り切れてしまうので、こまめにチェックしておくとよいでしょう。

2.au PAY残高にチャージする
Pontaポイントは、「1P→1円」として100円単位でau PAY残高にチャージできます(月間合計2万円まで)。au PAYで支払うと0.5%のPontaポイントがもらえるので、ポイントを使いながら貯められるという利点があります。

3.au PAYカードやau携帯代金の支払いに充当
Pontaポイントは「1P→1円」として100円単位でau PAYカードの支払いに充当できます(月2万円まで)。また、「au PAYプリペイドカード(au WALLETプリペイドカード)」「au PAYカード(au WALLETクレジットカード)」を持っている場合は「1P→1円」として、3,000Pからau携帯利用代金に充当することも可能。いずれも、Webで簡単に手続きができるのもうれしいところです。

【4】dポイント

「dポイント」はNTTドコモが運営する共通ポイントですが、ドコモユーザー以外も利用可能

「dポイント」はNTTドコモが運営する共通ポイントですが、ドコモユーザー以外も利用可能

(1)dポイントの主な特徴と加盟店

NTTドコモが提供するdポイントは、ドコモユーザーにかぎらず誰でも利用できる共通ポイントです。dポイントクラブ(無料)に入会すると、加盟店での提示で利用料金100円または200円ごとに1Pが貯まります。クレジットカード「dカード」やスマホ決済「d払い」との合わせ技で、より多くのポイントを獲得できます。

同社は2022年2月25日に「dポイントクラブ」の改定を発表しました。現状は、ドコモ回線の継続利用期間、あるいは6か月間累計のdポイント獲得数で5つのステージに分かれ、ステップごとにクーポンなどがもらえるという内容となっています。それが2022年6月3日に新プログラムに移行し、3か月間に獲得したdポイントに応じて5段階に分けられ、dポイント利用時の還元率が1倍(基本)〜2.5倍に変動するといった仕組みになります。dポイントユーザーはチェックしておいたほうがよさそうです。
参考HP:NTTドコモ報道発表資料「ドコモのポイントプログラム『dポイントクラブ』を改定」

「dポイントクラブ」の新たな特典内容(画像はNTTドコモ報道発表資料より)

「dポイントクラブ」の新たな特典内容(画像はNTTドコモ報道発表資料より)

dポイントの加盟店も増えており、ファミリーマート、ローソンのコンビニ大手2社のほか、さまざまなファーストフード店での利用も可能です。また、フリマアプリ「メルカリ」では、購入額の最大1.5%のdポイントが付与されるほか、商品購入時にはdポイントを利用できます。また、2021年から「じゃらん」や「ホットペッパーグルメ」などのリクルート系のサービスで、dポイントを貯めたり利用できたりできるようになりました。

<dポイントの主な加盟店>
コンビニ・スーパー……ローソン、ローソンストア100、ファミリーマート、ライフ
ドラッグストア……マツモトキヨシ、ココカラファイン、龍生堂薬局、
飲食店……マクドナルド、ミスタードーナツ、モスバーガー、すき家、ドトールコーヒーショップ、上島珈琲店、ガスト、ジョナサン、バーミヤン、ビッグボーイ、かっぱ寿司
ネット通販・ネットサービス……amazon、メルカリ

ポイントの種類は、通常ポイントと、キャンペーンなどでもらえる期間・用途限定ポイントの2種類。通常ポイントの有効期限は、最終獲得月より48か月後の月末です。期間・用途限定ポイントは街やネットのお店で使うことができますが、携帯料金の支払いには充当できないので注意しましょう。

(2)dポイントと相性がよいクレジットカードは?

ノジマやJALなど、特約店が豊富な「dカード」
年会費無料の「dカード」はドコモユーザー以外にも利点がある1枚。100円(税込)ごとにdポイントが1P貯まり、基本還元率は1%。特典が上乗せされる特約店が豊富にあり、たとえばJALでは還元率が「+1%」になり2%還元、家電量販店のノジマでは1%のポイント還元に加えて、3%オフで買い物できます。

ドコモユーザーには、ドコモ利用代金の最大10%が還元される「dカード GOLD」が人気
ドコモユーザーには、ワンランク上の「dカード GOLD」が人気。ドコモのケータイやドコモ光の利用料金(基本使用料、通話・通信料、付加機能使用料)に対して最大10%(税別1,000円ごとに100P)が還元されるのが魅力です。年会費は11,000円(税込)と高額ですが、毎月のドコモ利用料金が10,000円の場合は年間12,000ポイントが貯まる計算になります。ただし、機種購入代金の分割支払金などは還元の対象外となる点は注意が必要です。また、購入から3年間、最大10万円の補償が付く「ケータイ補償」や国内主要空港のラウンジの無料利用など、ゴールドカードならではの特典も光ります。

(3)dポイントと相性がよい電子マネー:iD

後払い型電子マネーの「iD」と好相性。iDの利用でポイントは貯まりませんが、dカードを連携させると1%(税込100円ごとに1P)のdポイントが貯まります。また、貯めたdポイントを「100P→100円」相当として、iD利用代金に充当できます。

(4)dポイントと相性がよいスマホ決済:d払い

ドコモのスマホ決済「d払い」を利用すると基本的に、街のお店で0.5%(税込200円ごとに1P)。ネット通販で1%(税込100円ごとに1P)のdポイントが貯まります。さらに、d払いの支払い方法にdカードを指定すると1%分が上乗せされ、合計1.5〜2%のdポイントを獲得可能。dカードで支払うよりも還元率が高いので、d払い加盟店では積極的に利用しましょう。

加盟店が広がり、d払いの利便性も高まっています

加盟店が広がり、d払いの利便性も高まっています

(5)dポイントのお得な貯め方は?

1. ローソンやファミマでdポイントを3重取り!
d払いとdポイントの両方の加盟店になっている店舗では、dポイントカードを提示したうえでd払いで決済(そして、支払いをdカードに設定)すると、ポイントを3重取りすることができ、還元率は最大2.5%になります。対象店にはローソンやファミリーマート、高島屋、タワーレコード、メガネスーパーなどが入っています。d払いのアプリから、デジタルのdポイントカードを表示できるので、レジでもたつく心配がありません。

2.d払いステップボーナスで最大3%還元
ドコモユーザー限定で、d払いの月間での決済回数やサービス利用状況に応じて還元率がアップする「d払いステップボーナス」が適用されます。d払いを月間で1回使うと0.7%、5回なら0.8%、15回なら1%と段階的に上がっていき、最大で1.5%(50回利用)に。さらに、d払いの支払い方法をdカードに指定すると「+1%」、ギガホプレミアを契約すると「+0.5%」がもらえ、すべてクリアすると最大3%還元となります。

なお、ボーナスポイントはすべて期間・用途限定ポイント。有効期限が短いうえ、他社ポイントへの交換やドコモ携帯電話料金支払いには利用できません。期限切れを防ぐためには、コンビニでの買い物やネット通販などで、こまめに利用するのがおすすめです。

3.毎週金曜・土曜は、ネット通販でのd払いで還元率が最大4%に
毎週金曜・土曜はネット通販でのd払いでポイントがアップする「d曜日」。毎月、事前にエントリーしたうえで対象サイトを利用すると、店舗によって最大4%のポイントがもらえます。対象サイトにはamazonや無印良品ネットストア、メルカリなどの有名サイトが多数登録されています。なお、キャンペーンでもらえるのは期間・用途限定ポイントで、付与上限は1万ポイントとなっています。

(6)dポイントのお得な使い方は?

dポイントは「1P→1円」として加盟店で利用やドコモ携帯電話料金に充当できるほか、「5000P→2500マイル」のJALマイルにも交換できます。そのほかのお得な使い方を紹介します。

1.ローソンの「お試し引換券」との交換が高レート
Pontaポイントと同様、dポイントもローソンの「お試し引換券(お持ち帰り限定)」への交換が高レートの交換方法になります。

2.ドコモユーザーなら、amazonの支払いに利用する
ドコモユーザー限定で、dポイントをamazonでの支払いに利用できます。amazonの「アカウントサービス」で支払い方法を携帯電話「docomo d払い」に指定すると、dポイントを「1P→1円分」として利用可能。期間・用途限定ポイントも利用できるので、キャンペーンでもらったポイントの使い道に困った時にもおすすめです。

3.「dポイント投資」で気軽に投資体験
「dポイント投資」とは、証券口座がなくても気軽に投資体験ができるサービス。手持ちのdポイントを100P単位で運用ポイントに交換し、11のコースから好きな方法を選んで運用できます(期間・固定ポイントは利用不可)。こちらは、ポイントを使っての「投資の疑似体験」になりますが、運用で得たポイントは手数料無料でdポイントとして引き出すことが可能です。

投資に少し慣れたら、NTTドコモとSMBC日興証券が提携して実施しているサービス「日興フロッギー+docomo」に挑戦するのもおすすめです。こちらはdポイントで実際に株やETF(上場投資信託)を購入可能です。「100P→100円」から金額指定で取引ができ、100万円までなら手数料無料で買い付けができます。通常ポイントに加えて期間・固定ポイントも利用できるので、余ったポイントの使い道としてもおすすめです。

まとめ

紹介してきた4大共通ポイントの加盟店・提携店と主な特徴を表にまとめました。

上記の4つの共通ポイントはいずれも、幅広い店舗で利用することができますが、効率的に貯めるには「選択と集中」が大事になってきます。日常生活でよく使う店舗・サービスを考慮し、そこで対応している共通ポイントを集中的に貯めていくようにするとよいでしょう。ソフトバンクと提携終了となるTポイントは該当しませんが、それ以外の3つのポイントは「NTTドコモ→dポイント」「au→Pontaポイント」「楽天モバイル→楽天ポイント」と携帯キャリアごとの線引きが色濃くなっています。自分が使っている携帯キャリアも、貯める共通ポイント選びのひとつの基準となるでしょう。

また、dポイントの有効期限は4年ありますが、それ以外のポイントは、利用日・獲得日から約1年間が有効期限となります。貯めたポイントは「まとめて一気に使う」よりも「コツコツ使う」というやり方のほうが、ポイントの失効を防げそうです。

渡辺裕希子

渡辺裕希子

編集者兼マイラー。JAL、ANAはもちろん、海外航空会社のマイレージにも詳しく、仕事の合間を縫って旅を楽しむ。ポイント、マイルの交換などカードの裏技にも精通。

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