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【2023年版】楽天ポイント、Pontaポイント、dポイント、Tポイントを徹底比較

4大共通ポイントと呼ばれる「楽天ポイント」「Pontaポイント」「dポイント」「Tポイント」。特定の店舗でしか貯まらない「自社ポイント」と異なり、「共通ポイント」は企業・業種を超えてさまざまな店舗・サービスで貯めて、支払いに使うことができるのが大きな特徴です。

自身にとって貯めやすい共通ポイントを活用すれば、家計の節約につなげることができますが、内容の改定がひんぱんに行われるうえ、「Tポイント」が2024年春に三井住友グループの「Vポイント」と統合する方針を発表したり、PayPayが「PayPayポイント」を共通ポイント化するニュースが報じられたりするなど、非常に動きの激しい分野でもあります。

そこで本記事では、これらの最新事情を踏まえつつ、どのポイントが自分にとって貯めやすく、使いやすいのかを理解するために、4大共通ポイントについて以下の6つの情報をまとめました。
(1)特徴や主な加盟店・提携店
(2)ポイントを効率よく貯められるクレジットカード
(3)好相性の電子マネー
(4)好相性のスマホ決済
(5)ポイントの効率的な貯め方
(6)ポイントの効果的な使い方

4大共通ポイントは加盟店・提携店も多く、日常のさまざまなシーンで貯めることができます

4大共通ポイントは加盟店・提携店も多く、日常のさまざまなシーンで貯めることができます

4大共通ポイントと関係性のあるサービス・店舗

〈この記事の監修者・菊地崇仁さん〉北海道札幌市出身。日本電信電話株式会社(現NTT東日本)を退社後、友人と起業したシステム設計・開発・運用会社を経て、06年にポイント交換案内サービス「ポイ探」の開発に携わり、11年3月代表取締役に就任。以後、ポイント、クレジットカード、マイレージに関する豊富な知識を生かし、テレビや雑誌などでも活躍中。

〈この記事の監修者・菊地崇仁さん〉北海道札幌市出身。日本電信電話株式会社(現NTT東日本)を退社後、友人と起業したシステム設計・開発・運用会社を経て、06年にポイント交換案内サービス「ポイ探」の開発に携わり、11年3月代表取締役に就任。以後、ポイント、クレジットカード、マイレージに関する豊富な知識を生かし、テレビや雑誌などでも活躍中。

共通ポイントの選び方は?

各共通ポイントの特徴を説明する前に、それぞれの概要とポイントが使える主要加盟店を表にまとめました。これから「ポイ活」を始めようとする場合、自身が使うことの多いコンビニやドラッグストア、飲食チェーンなどでどの共通ポイントを利活用できるのかはチェックしておきたいところです。

4大共通ポイントの概要と主要な加盟店

携帯キャリアで決めるのもアリ!

迷った場合、自身の携帯キャリアで決めるのも有効な方法です。2022年春にソフトバンクとの提携を終了したTポイントを除いて、「NTTドコモ→dポイント」「au→Pontaポイント」「楽天モバイル→楽天ポイント」という形で携帯キャリアと共通ポイントの結びつきは強くなっています。系列カードで支払えば、毎月発生する携帯料金に応じてポイントが発行されるというメリットのほか、共通ポイントを携帯料金に充当することもできるので、ポイントの使い忘れも防ぎやすくなります。

好相性クレカを持てばポイント獲得のスピードアップ

いずれの共通ポイントも、ポイントカードの提示のみで貯めることはできますが、より効率的に貯めたい場合、年会費無料のものでもよいので、好相性なクレジットカードは保有しておきたいところです。そして、そのカードをひも付ける形でスマホ決済や電子マネーを使っていくと、さらに多くのポイントを貯められそうです。

それでは、各共通ポイントの特徴を詳しく見ていきましょう。

【1】楽天ポイント

年間6200億円相当の発行額を誇る「楽天ポイント」

年間6200億円相当の発行額を誇る「楽天ポイント」

(1)楽天ポイントの主な特徴と加盟店

最初に紹介するのが、楽天グループが提供する「楽天ポイント」。年間6200億円相当(2022年実績)が発行されており、抜群の知名度を誇る共通ポイントです。加盟店でカードやスマホのアプリを提示すると、200円または100円につき1Pが貯まります。ファミリーマートや吉野家、マクドナルドのほか、2022年4月からは西友でも利用できるようになりました。
参考HP:楽天ポイントカード「使えるお店」

「期間限定ポイント」の有効期限切れに注意
楽天ポイントは「通常ポイント」と「期間限定ポイント」に大別されます。このポイントの魅力は「ポイント○倍」などのキャンペーンがひんぱんに実施される点にありますが、このときに付与されるのは、有効期限が2週間〜2か月程度と短い「期間限定ポイント」。うっかりしていると失効する恐れがあります。筆者はこれを防ぐために、ポイント失効日を事前に伝えてくれる「楽天ポイントクラブ」アプリを使っています。

「楽天ポイントクラブ」アプリを上手に活用すれば、期間限定ポイントの失効を防ぐのに役立ちます

「楽天ポイントクラブ」アプリを上手に活用すれば、期間限定ポイントの失効を防ぐのに役立ちます

(2)楽天ポイントを効率よく貯められるクレジットカードは?

楽天市場で還元率3%以上となる「楽天カード」
楽天ポイントを効率的に貯めるなら、クレジットカードの「楽天カード」は持っておきたいアイテム。年会費無料で、利用金額100円ごとに1P貯まり、還元率は常時1%。楽天市場では常に3%還元になります。

楽天市場のヘビーユーザーなら、常に5%還元となる「楽天プレミアムカード」
さらに、楽天市場ヘビーユーザー向けへのおすすめは「楽天プレミアムカード」(年会費11,000円)です。こちらは、楽天市場での還元率が常に5%にアップ。さらに、誕生月に楽天グループの各サービスで利用するとポイントが「+1%」になるほか、毎週火曜・木曜に楽天市場でのポイント還元率が「+1%」になる特典(選べるサービスで「楽天市場コース」を選択することが条件)も付帯しています。

(3)楽天ポイントと相性がよい電子マネー:楽天Edy

好相性な電子マネーは「楽天Edy」。「楽天Edy」を利用すると0.5%の楽天ポイントが貯まります(200円ごとに1P)。楽天カードからチャージすると0.5%(200円ごとに1P)のポイントが加算されるため、チャージ分と利用分を合わせると還元率は1%に。楽天カードと同じ還元率ですが、カード払いができない店舗や、コンビニや自販機などでの少額決済で活躍します。

(4)楽天ポイントと相性がよいスマホ決済:楽天ペイ

楽天ポイントを貯める場合、利用したいスマホ決済は「楽天ペイ」です。「楽天カードからチャージ(0.5%還元)」→「チャージ残高から支払い(1%還元)」というやり方で決済すると還元率が1.5%に。楽天カードでクレジット払い(1%還元)するよりも高還元なので、楽天ペイ対応店舗では積極的に使ったほうが、より多くのポイントを獲得できます。

(5)楽天ポイントの効率的な貯め方は?

1.楽天グループのサービスを多用すると、楽天市場での還元率がアップ
楽天ポイントを貯める際にぜひ活用したいのが「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」という特典。楽天グループのサービスの利用状況に応じて、楽天市場で買い物をする際のポイント還元率がアップする仕組みになっています。楽天市場での通常の還元率は1%ですが、たとえば、楽天カードで買い物をすると「+2倍」、楽天カードの引き落とし先を楽天銀行に設定すると「+0.5倍」、楽天市場アプリの利用で「+0.5倍」などと上乗せされていきます。現実的なハードルは高いですが、すべての条件をクリアすると最大16%還元までアップさせることが可能です。

2.楽天市場のキャンペーンやセールを徹底攻略
楽天市場では、日常的にキャンペーンやセールが開催されています。なかでも利用しやすいのは、毎月5と0の付く日に「楽天カード」を利用すると、還元率が「+2倍」になるキャンペーン。もうひとつが、プロ野球「楽天イーグルス」とJリーグ「ヴィッセル神戸」が勝利した翌日に「+1倍(両チーム買ったときは+2倍)」になるキャンペーンです(いずれも購入前のエントリーが必要)。たとえば、「楽天イーグルス」が4日に勝利した場合、翌日5日に「楽天カード」で買い物をすると、楽天市場での還元率は6%になります。

3.楽天カードを使って積立投資
投資を始めてみよう(すでに始めている)という場合、楽天カードを使って毎月、投資信託への積立投資をすることでも楽天ポイントを貯めることができます(楽天証券に口座開設が必要)。積立額に対するポイント還元率は従来、販売手数料に応じて投信ごとに0.2%または1.0%と定められていました。

このうち、従来還元率が0.2%還元だった投信については、2023年4月から「楽天カード」を使った場合だと0.5%、「楽天プレミアムカード」で1%へと引き上げられました。毎月1万円を「楽天カード」で積み立てると、月に50P、年間で600P貯まる計算になります(毎月の積立額は100〜50,000円の範囲で設定可能)。

(6)楽天ポイントの効果的な使い方は?

楽天ポイントは「1P→1円」として楽天市場や加盟店で使えるほか、「50P→25マイル」としてANAとJALのマイルにも交換できます。以下に、そのほかのお得な使い道を紹介します。

1.楽天ペイでの支払いに使用
楽天ポイントは、楽天ペイの支払いに充当できます。先ほど「有効期限が短く失効に要注意」と書いた期間限定ポイントも支払いに利用できるのが大きなメリット。また、大手コンビニのうち支払いに楽天ポイントを使用できるのはファミリーマートだけですが、楽天ペイであればこれに加えてセブン-イレブンとローソンでも利用できるので、使い道も広がります。

楽天ペイのアプリ上でSuicaを発行し、利用することもできます(Android端末のみ)

楽天ペイのアプリ上でSuicaを発行し、利用することもできます(Android端末のみ)

2.楽天カードの支払いに充当
楽天ポイントは「1P→1円」として月々の楽天カード利用代金支払いにも充当できます。たとえば、10万円のカード利用代金があり、1万ポイントを充当した場合、引き落とし金額は9万円に。さらに、獲得できるポイントは「10万円×1%」=1,000Pと、充当前と変わらないのはうれしいところです。楽天カード会員専用のオンラインサービス「楽天e-NAVI」から簡単に手続きができます。ただし、こちらは対応しているのは通常ポイントのみで、期間限定ポイントでは充当できません。

3.楽天証券での投資信託の購入に利用
楽天証券では、楽天ポイントを使って投資信託を購入することができます。買付代金のすべてに充当することも、現金と組み合わせて使うこともできます。ただし、こちらも利用できるのは通常ポイントのみで、期間限定ポイントやほかのポイントから交換した楽天ポイントは対象外です。

【2】Pontaポイント

ローソン、au、リクルートなどのサービスで利用・活用ができるPontaポイント

ローソン、au、リクルートなどのサービスで利用・活用ができるPontaポイント

(1)Pontaポイントの主な特徴と提携店

三菱商事やローソン、KDDI、リクルートなどが出資する「ロイヤリティ マーケティング」が提供する「Pontaポイント」。「じゃらん」や「ホットペッパー」などのリクルート系サービスに加え、ローソンでも利用できます。auの各種サービスでも貯められるので、auユーザーにおすすめの共通ポイントでもあります。
参考HP:Pontaポイント「提携店・サービス」

提携店でカードを提示すると、利用額100円or200円ごとに1P貯まります。ローソンで還元されるポイントは利用時間によって異なり、0時〜15時59分は0.5%(税別200円ごとに1P)、16時〜23時59分は1%(税別200円ごとに2P)となります。ポイントの有効期限は、最終変動日より1年後の同日です。

(2)Pontaポイントと相性がよいクレジットカードは?

Pontaポイントがいつでも100円ごとに1P貯まる「au PAY カード」
「au PAY カード」は年会費が実質無料。Pontaポイントが100円で1P貯まり、高還元カードの水準とされる還元率1%となっています。auユーザーなら検討の価値があるのが「au PAY ゴールドカード」で、au携帯電話料金の最大11%分のポイント還元を受けられます(ただし、端末代金や各種手数料などは計算の対象外)。年会費は11,000円かかりますが、au携帯電話の利用状況によっては、年会費分のポイント還元を受けられる可能性があります。

(3)Pontaポイントと相性がよい電子マネー:現状なし

現状では、ポイントを貯められるなどの、Pontaポイントと相性のよい電子マネーははありません。

(4)Pontaポイントと相性がよいスマホ決済:au PAY

好相性なスマホ決済は「au PAY」です。200円の決済ごとに1P貯まり、還元率は0.5%。Pontaポイントの提携店においてau PAYで決済した場合、決済で0.5%(200円ごとに1P)+Pontaカード提示で0.5%または1%が貯まり、合計1〜1.5%の高還元となります。

「au PAY」のアプリには、デジタルのPontaカードが搭載。別途ポイントカードを提示する手間を省けます

「au PAY」のアプリには、デジタルのPontaカードが搭載。別途ポイントカードを提示する手間を省けます

(5)Pontaポイントのお得な貯め方は?

1.ローソンでボーナスポイント対象商品を狙う!
ローソンでボーナスポイント対象商品を購入すると、通常分とは別にPontaポイントが加算されます。ボーナスポイントは商品によって異なりますが、お菓子や清涼飲料水などを中心に税込価格の1〜2割にあたる20〜100P程度加算されます。対象商品は定期的に更新され、ローソンの公式サイトやアプリで随時発表されているのでこまめにチェックしましょう。
参考HP:ローソン公式サイト「ボーナスポイント対象商品」

2.毎月5日、8日、15日、25日にau PAYで買い物すると追加でポイント還元
2022年12月から、au PAYユーザーを対象に「たぬきの吉日」というキャンペーンがスタート。毎月5の付く日と8日(5日、8日、15日、25日)にau PAYで200円以上決済をするたびに抽選が行われ、通常ポイントとは別に「1等(3,000P)」「2等(100P)」「3等(20P)」「4等(10P)」「5等(1P)」のいずれかが加算されます(2023年5月23日〜6月11日までは「たぬきの大抽選会 初夏」と題し毎日実施しています)。

さらに、au/UQモバイルユーザーはこれらの日に、ローソンやスシローなどの対象店舗(大手の飲食チェーンやドラッグストアなど)でau PAYを使うと、auユーザーは5%、UQモバイルユーザーは3%還元となります(ひと月の還元上限はauが500P、UQモバイルは300P)。「au PAY」ユーザーは、毎月5の付く日と8日の買い物が狙い目です。

3.au PAYカードを使った積立投資で1%還元
au PAYカードを使った積立投資でPontaポイントを貯めることができます(au カブコム証券の口座開設が必要)。積立額に対するポイント還元率は1%。楽天カードを使った同様のサービスを紹介しましたが、こちらは0.5%還元なので、au PAYカードの還元率のほうが好条件です(積立額は毎月100〜50,000円で設定可能)。

(6)Pontaポイントの効果的な使い方は?

Pontaポイントは「1P→1円」としてローソンなどの提携店で利用できるほか、「2P→1マイル」としてJALマイルに交換できます。そのほかのお得な使い方を紹介しましょう。

1.「お試し引換券」との交換がメリット大
Pontaポイントの効果的な使い道は、ローソンで「お試し引換券(お持ち帰り限定)」に交換すること。お試し引換券とはローソンの対象商品と交換できるチケットで、ローソンアプリと店頭のLoppiから発行できます。対象商品はローソンのWebサイトやアプリで随時公開されています。2023年5月時点では、204円のキャンディーが100Pで、230円のビールが110Pで交換可能などと、「1P=2円」程度のレートで商品と交換できます。交換レートの高い商品はすぐに売り切れてしまうので、こまめにチェックしておくとよいでしょう。
参考HP:ローソン公式サイト「お試し引換券 対象商品」

2.au PAY残高にチャージする
Pontaポイントは100Pから、「1P→1円」として1ポイント単位でau PAY残高にチャージできます(月間合計2万円まで)。au PAYで支払うと0.5%のPontaポイントが還元されるので、「貯めたポイントを残高にチャージ」→「残高から支払い」→「0.5%分のポイント還元」というサイクルで利用ができ、貯めたポイントを使いながら貯められるという利点があります。

3.au PAYカードやau携帯代金の支払いに充当
Pontaポイントは100Pから、「1P→1円」としてau PAYカードの支払いに充当できます(月2万円まで)。また、「au PAY」「au PAYカード」を持っている場合は3,000Pから「1P→1円」としてau携帯利用代金に充当することも可能(UQ mobileの料金は充当不可)。いずれも、Webで簡単に手続きができるのもうれしいところです。

【3】dポイント

「dポイント」はNTTドコモが運営する共通ポイントですが、ドコモユーザー以外も利用可能

「dポイント」はNTTドコモが運営する共通ポイントですが、ドコモユーザー以外も利用可能

(1)dポイントの主な特徴と加盟店

NTTドコモが提供する「dポイント」は、サービス開始が2015年と、携帯キャリアのポイントとしては最後発の共通ポイントでありながら、加盟店が拡大しており、勢いのある共通ポイントです。ドコモユーザーにかぎらず誰でも利用可能です。ローソンやファミリーマートのほか、マクドナルドや吉野家、ドトールなど飲食チェーンの加盟店が充実しているのが特徴です。
参考HP:dポイントクラブ「たまる・つかえるお店」

加盟店で提示すると、通常は100円または200円の利用ごとに1Pが貯まります。さらに、3か月間の累計dポイント獲得数に応じて、翌月のポイント付与率が「1倍(変化なし)〜2.5倍」まで変動する仕組みを採用。ポイント2倍(3か月累計600P獲得)までなら、さほどハードルは高くないので、貯めやすいポイントプログラムです。

ポイントの種類は、通常ポイントと、キャンペーンなどでもらえる期間・用途限定ポイントの2種類。通常ポイントの有効期限は、最終獲得月より48か月後の月末です。期間・用途限定ポイントは街やネットのお店で使うことができますが、携帯料金の支払いには充当できないので注意しましょう。

3か月間の累計dポイント獲得数に応じて、ポイント付与率が変動します(画像は公式サイトより)

3か月間の累計dポイント獲得数に応じて、ポイント付与率が変動します(画像は公式サイトより)

(2)dポイントと相性がよいクレジットカードは?

ノジマやJALなど、特約店が豊富な「dカード」
年会費無料の「dカード」はドコモユーザー以外にも利点がある1枚。100円ごとにdポイントが1P貯まり、基本還元率は1%。特典が上乗せされる特約店が豊富にあり、たとえばJALでは還元率が「+1%」になり2%還元、家電量販店のノジマでは1%のポイント還元に加えて、3%オフで買い物できます。

「dカード GOLD」はドコモ利用代金の最大10%が還元
ドコモユーザーには、ワンランク上の「dカード GOLD」が人気。ドコモのケータイやドコモ光の利用料金に対して最大10%(税別1,000円ごとに100P)が還元されるのが魅力です。11,000円の年会費が発生しますが、毎月のドコモ利用料金が10,000円の場合は年間12,000ポイントが貯まる計算になります。ただし、機種購入代金や手数料などは計算の対象外となる点は要注意。また、購入から3年間、最大10万円の補償が付く「ケータイ補償」や国内主要空港のラウンジの無料利用など、ゴールドカードならではの特典も光ります。

(3)dポイントと相性がよい電子マネー:iD

後払い型電子マネーの「iD」と好相性。iDの利用でポイントは貯まりませんが、dカードを連携させると1%分(100円ごとに1P)のdポイントが貯まります。また、貯めたdポイントを「100P→100円」相当として、iD利用代金に充当できます。

(4)dポイントと相性がよいスマホ決済:d払い

ドコモのスマホ決済「d払い」を利用すると基本的に、200円ごとに1P貯まり0.5%還元になります。さらに、d払いの支払い方法にdカードを指定すると0.5%分が上乗せされ合計1%のdポイントを獲得可能です。

加盟店が広がり、d払いの利便性も高まっています

加盟店が広がり、d払いの利便性も高まっています

(5)dポイントのお得な貯め方は?

1. ローソンやファミマでdポイントを3重取り!
d払いとdポイントの両方の加盟店になっている店舗では、dポイントカードを提示したうえでd払いで決済(そして、支払い元をdカードに設定)すると、
・dポイントカード提示分(0.5〜1%還元)
・d払い決済分(0.5%還元)
・支払い元のdカード利用分(0.5%還元)
となり、ポイントを3重取りすることができ、還元率は最大2%になります。

対象店にはローソンやファミリーマート、高島屋、タワーレコード、メガネスーパーなどが入っています。d払いのアプリから、デジタルのdポイントカードを表示できるので、レジでもたつく心配がありません。

2.d払いステップボーナスで最大2.5%還元
ドコモユーザー限定にはなりますが、d払いの月間での決済回数に応じて、翌月の還元率が通常分からアップする「d払いステップボーナス」という特典も活用したいところです。還元率は「+0.1%〜+1.5%」の範囲内で5段階でアップしていき、最大で2.5%還元になります。ドコモユーザーは、d払いを使って還元率を上げていけば、より多くのdポイントを獲得することができます。

なお、ボーナスポイントはすべて期間・用途限定ポイント。有効期限が短いうえ、他社ポイントへの交換やドコモ携帯電話料金支払いには利用できません。期限切れを防ぐためには、コンビニでの買い物やネット通販などで、こまめに利用するのがおすすめです。

「d払いステップボーナス」の仕組み(画像は公式サイトより)

「d払いステップボーナス」の仕組み(画像は公式サイトより)

3.毎週金曜・土曜は、ネット通販でのd払いで還元率が最大4%に
毎週金曜・土曜はネット通販でのd払いでポイントがアップする「d曜日」。毎月、事前にエントリーしたうえで、対象サイトをd払いで決済すると、最大4%(通常ポイント0.5%+dカードポイント0.5%+d曜日ポイント3%)のポイントが還元されます。対象サイトにはamazonや無印良品ネットストア、メルカリなどの有名サイトが多数登録されています。なお、キャンペーンでもらえるのは期間・用途限定ポイントで、付与上限は1万ポイントとなっています。

(6)dポイントのお得な使い方は?

dポイントは「1P→1円」として加盟店で利用やドコモ携帯電話料金に充当できるほか、「5000P→2500マイル」としてJALマイルにも交換できます。そのほかのお得な使い方を紹介します。

1.ローソンの「お試し引換券」との交換が高レート
Pontaポイントと同様、dポイントもローソンの「お試し引換券(お持ち帰り限定)」への交換が高レートの交換方法になります。
参考HP:ローソン公式サイト「お試し引換券 対象商品」

2.ドコモユーザーなら、amazonの支払いに利用する
ドコモユーザー限定で、dポイントをamazonでの支払いに利用できます。amazonの「アカウントサービス」で支払い方法を携帯電話「docomo d払い」に指定すると、dポイントを「1P→1円分」として利用可能。期間・用途限定ポイントも利用できるので、キャンペーンでもらったポイントの使い道に困ったときにもおすすめです。

3.「dポイント投資」で気軽に投資体験
「dポイント投資」とは、証券口座がなくても気軽に投資体験ができるサービス。手持ちのdポイントを100P単位で運用ポイントに交換し、11のコースから好きな方法を選んで運用できます(期間・固定ポイントは利用不可)。こちらは、ポイントを使っての「投資の疑似体験」になりますが、運用で得たポイントは手数料無料でdポイントとして引き出すことが可能です。

また、NTTドコモとSMBC日興証券が提携して実施しているサービス「日興フロッギー+docomo」では、dポイントを使って実際の株式やETF(上場投資信託)を購入可能。ロボアドバイザーサービスの「THEO+ docomo」でも1ポイント=1円として投資する事もできるようになっています。

【4】Tポイント

共通ポイントの先駆けである「Tポイント」

共通ポイントの先駆けである「Tポイント」

(1)Tポイントの主な特徴と提携店

カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が2003年にサービスを開始した「Tポイント」は、共通ポイントの先駆けと言える存在。TSUTAYAやファミリーマート、ウエルシア薬局、ENEOSなどの提携店で提示すると、基本的に200円の利用につき1Pが貯まります。
参考HP:Tポイント「お店を探す」

Tポイントの最大の注目点は、2024年春に予定されている三井住友グループの「Vポイント」との統合。会員数はTポイントが7000万人、三井住友カードが5200万人(このうち、Vポイント会員が約2000万人)で、統合後には単純計算で会員数1億人超の巨大ポイントサービスが誕生する見通しです。ソフトバンクやヤフーの離脱で存在感の低下が指摘されているTポイントですが、この統合により、どのような共通ポイントサービスに生まれ変わるのかに注目が集まっています。

(2)Tポイントを効率よく貯められるクレジットカードは?

Tポイントを貯めやすい主なクレジットカードは以下の2枚です。

ファミリーマートで2%還元の「ファミマTカード」

年会費無料の「ファミマTカード」は通常200円でTポイントが1P貯まり、基本還元率は0.5%。ファミリーマートでは2%還元(200円で4P)にアップします。注意したいのは「ファミマTカード」は、初期設定ではリボ払いの設定になっていること。リボ払いの手数料負担を避けたい場合は、会員サイトから一括払いに変更する手続きを忘れずに行いましょう。

常時1%、日曜は1.5%と高還元の「TカードPrime」
「TカードPrime」の年会費は1,375円(初年度無料)で、年1回以上のカード利用があれば無料。常時1%(100円につき1P)、日曜日に利用すると1.5%(200円につき3P)のTポイントが貯まるカードで、買い物は日曜にまとめるとお得です。

(3)Tポイントと相性がよい電子マネー:Tマネー

Tマネーとは、Tカード(モバイルでも可)にチャージして利用できる電子マネーのこと。ファミリーマートや吉野家などの加盟店でTカードを提示すると、通常200円につき1Pが貯まりますが、さらにTマネーで支払うと月間累計額500円につき1Pを加算。Tポイントの2重取りができるというメリットがあります。

Tポイントの2重取りができる「Tマネー」

Tポイントの2重取りができる「Tマネー」

(4)Tポイントと相性がよいスマホ決済:特になし

現状、Tポイントを貯められるなど、好相性なスマホ決済はありませんが、関係性があるという意味では、PayPayがあげられます。PayPayアプリ上にモバイルTカードの機能を搭載できるので、Tポイント加盟店では、PayPayで支払い、同時にPayPayアプリ上のモバイルTカードを提示すると、PayPayポイントとTポイントを二重取りできます(事前にPayPayにモバイルTカードを連携する設定が必要)。また、Tポイント1ポイント分をPayPayポイント1ポイントに交換できます。

(5)Tポイントの効率的な貯め方は?

1.毎週月曜に「ウエルシア」でポイント2倍!
関東を中心に全国に2,000店舗以上展開しているドラッグストア「ウエルシア」グループ(ウエルシア、ハックドラッグ、ダックス、金光薬品)のTポイント付与率は常時1%(税別100円ごとに1P)。通常でも一般的な提携店(0.5%)に比べて高還元ですが、毎週月曜には2倍の2%還元となり、さらにお得です。

また、毎月15・16日には60歳以上を対象にした「シニアズデー」を開催。店頭で発行される入会金・年会費無料の「シニアパスポート」とTカードを同時に提示すると3倍のTポイントがもらえるので、対象の方は要チェックです。
※地域によって曜日やサービスが異なる場合があります

2.SBI証券では、投資信託の保有額に応じてTポイント付与
SBI証券では、投資信託の保有額に応じて基本的に0.1%〜0.2%(付与率はファンドごとに異なる)のTポイントが付与されます。このほか証券口座を開設すると、Tポイント100P(SBI証券限定ポイント)が付与される特典もあるので、投資デビューを考えている方にもメリットがあります。

(6)Tポイントの効果的な使い方は?

Tポイントは「1P→1円」として提携店で利用できるほか、「500P→250マイル」としてANAマイルにも交換できます。そのほかのお得な使い方を紹介します。

1.ポイント価値が1.5倍になる毎月20日の“ウエル活”に注目
「ウエルシア」グループでは毎月20日、Tポイントを使うと1.5倍のレートで買い物ができます(200P以上の利用が条件)。たとえば、200Pで300円分、1000Pで1500円分の買い物ができるので、たくさん使うほどお得です。ウエルシアは薬品や日用品のほか、食料品もそろう総合型ドラッグストア。毎月コツコツとTポイントを貯め、20日に「ウエルシア」で一気に使う“ウエル活”はメリットの大きいポイ活の方法として、話題を集めています。

2.SBI証券での投資信託の購入に利用
SBI証券では、Tポイントを投資信託の購入代金に充てることができます。「1P=1円」として1P単位で充当可能なので、無駄なく使うことができます。

まとめ

以上、4大共通ポイントのお得な概要とお得な使い方を紹介してきました。

楽天市場でのポイント付与対象金額が「税込」から「税別」に変更されるなど、ここ1、2年の間に相次ぐ改悪が指摘されている楽天ポイントですが、キャンペーンの豊富さやポイント還元の対象となるサービスが多岐にわたる点を考えると、今でも「貯めやすさ」では他を一歩リードしている印象です。

Pontaポイントは「au じぶん銀行」や「au カブコム証券」など、金融サービスでの貯めやすさが特徴的。dポイントは、d払いユーザーを対象にした定期的なキャンペーンをうまく活用すれば多くのポイントを獲得できるでしょう。Tポイントを利活用するなら、毎月20日にウエルシアでのポイント価値が1.5倍になる“ウエル活”は確実に活用したいところです。

また、dポイントの有効期限は4年ありますが、それ以外のポイントは、利用日・獲得日から約1年間が有効期限となります。貯めたポイントは「まとめて一気に使う」よりも「コツコツ使う」というやり方のほうが、ポイントの失効を防げそうです。

渡辺裕希子

渡辺裕希子

編集者兼マイラー。JAL、ANAはもちろん、海外航空会社のマイレージにも詳しく、仕事の合間を縫って旅を楽しむ。ポイント、マイルの交換などカードの裏技にも精通。

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