こんにちは! 株主優待大好きブロガー、かすみです。「かすみちゃんの株主優待日記」というブログを18年続けています。最盛期3月確定の優待品が続々と届き始め、カタログギフトで好みのアイテムを選んだり、「この優待券を使って何を食べようか」などと楽しく考えたりする日々を過ごしています。
さて、2023年7月に株主優待を受けられる銘柄は30超。優待閑散期にはなりますが、定番のQUOカードはもちろん、高級洋菓子のセットや大手書店で使える優待券など、まずまず充実したラインアップ。そんな7月優待の中から私がおすすめする5銘柄を紹介します。
7月の権利付き最終売買日は7月27日(木)、権利落ち日が翌日の28日(金)。気になる銘柄があれば、7月27日までに購入し、少なくとも28日までは保有するようにしましょう。
(記事で紹介した各銘柄の株価は6月23日の終値です)
最初にご紹介するのが7月の定番優待銘柄のひとつ、モロゾフです。同社は神戸市に本社を置く高級洋菓子メーカー。百貨店内での店舗販売を中心に、カスタードプリンやチーズケーキなどロングセラー商品も数多く取り扱っています。1932年に日本で初めて「バレンタインデー」を紹介したことでも知られています。
優待内容ですが、7月末に100株保有していると、同社店舗で20%オフとなる優待券5冊(1冊につき20枚つづり)、もしくは2,000円相当の自社商品が贈られます。優待券は1枚につき税別1,000円までの買い物(現金のみ)が20%オフになるという内容です。私は昨年、2,000円相当の自社製品を選び、プレミアムチョコレートセレクションをいただきました。見た目がキレイで、なめらかな味わいのチョコレートでした。なお、どちらを選んだ場合でも、モロゾフオンラインショップで年4回、20%オフとなる優待割引も受けられます。
モロゾフの株価は6月23日時点で3,625円なので、100株なら362,500円で優待がもらえます。優待利回り(0.55%)と予想配当利回り(1.52%)を合わせた総合利回りは2.07%になります。
見た目も味も抜群の「プレミアムチョコレートセレクション」は、満足度の高い優待品でした
モロゾフの株主優待(100株)
下記からひとつを選択
・同社店舗で20%オフとなる優待券5冊(1冊20枚つづり)
・2,000円相当の自社製品
※いずれを選んだ場合でも、モロゾフオンラインショップで年4回、20%オフとなる優待割引も利用可能
(7月末)
丸善CHIホールディングスも7月の人気優待銘柄。同社は、「丸善」「ジュンク堂」などの大型書店を全国に約100店展開しているほか、研究機関や図書館への書籍販売を行っています。
優待内容ですが、7月末に100株保有していると「丸善」「ジュンク堂」で使える商品券500円分が贈られます。商品券には「優待」の記載がないので、プレゼントにも使えそうです。また、現状の株価ですと3万円台の資金で取得できるので、優待初心者の方にもおすすめの銘柄です。
丸善CHIホールディングスの株価は6月23日時点で353円なので、100株なら35,300円で優待がもらえます。優待利回り(1.42%)と予想配当利回り(0.57%)を合わせた総合利回りは1.99%になります。
本好きにはうれしい「丸善」「ジュンク堂」で使える商品券が贈られます
丸善CHIホールディングスの株主優待(100株)
・「丸善」「ジュンク堂」で使える商品券500円分(7月末)
Casa(カーサ)は賃貸物件の入居者の連帯保証人となる「家賃債務保証事業」を手がける企業です。
優待内容ですが、7月末に100株保有していると、QUOカード1,000円分が贈られます。QUOカードはコンビニやドラッグストア、飲食チェーンなどで使え、有効期限もないので人気の優待品です。この銘柄は予想1株配当が30円あり、現状の株価だと配当利回りが3%超と比較的高水準。そして、購入資金も10万円未満で済むところに魅力を感じ、私も先日購入したばかりの銘柄です。
Casaの株価は6月23日時点で892円なので、100株なら89,200円で優待がもらえます。優待利回り(1.12%)と予想配当利回り(3.36%)を合わせた総合利回りは4.48%になります。
優待の定番、QUOカード1,000円分が贈られます
Casaの株主優待(100株)
・QUOカード1,000円分(7月末)
ティーライフは、プーアール茶やルイボスティーといった「健康茶」に加え、ダイエット食品や健康食品などをECサイトで販売しています。
優待内容ですが、7月末に100株保有していると、同社のECサイト「ティーライフ」で使える優待券1,000円相当が贈られます。この優待券を使って好きな商品を購入することもできますが、1,000円ぴったりで購入できる株主専用の特選商品も用意されており、私はここから選んでいます。昨年は特選商品として、「ルイボスティー」「緑茶」「茶羊かん」「ほし黒豆」など6商品が用意されていました。また、1株予想配当が52円と、配当利回りが3%台後半なのも魅力の銘柄です。
ティーライフの株価は6月23日時点で1,459円なので、100株なら145,900円で優待がもらえます。優待利回り(0.69%)と予想配当利回り(3.56%)を合わせた総合利回りは4.25%になります。
ティーライフの優待券
昨年は株主専用の特選商品「ほし黒豆」を購入。甘さ控えめで、つい食べ過ぎてしまいました……
ティーライフの株主優待(100株)
・ECサイト「ティーライフ」で使える優待券1,000円相当(7月末)
シルバーライフは、高齢者向けの配食サービスをフランチャイズ展開しているほか、ECサイトでのお弁当販売も行っています。
同社は2021年に株主優待を新設。その内容ですが、7月末に200株保有していると、同社ECサイト「まごころケア食」で利用可能な優待券10,000円相当(5,000円×2枚)が贈られます。「まごころケア食」は栄養バランスに気を配った冷凍のお弁当や、糖質・塩分制限食を扱っているサイト。優待券1万円分だと約20食分のお弁当を注文できます。ただし、単元株は100株ですが、優待を受けるには200株必要な点は注意したいところです。
シルバーライフの株価は6月23日時点で1,310円なので、200株なら262,000円で優待がもらえます。優待利回り(3.82%)と予想配当利回り(1.15%)を合わせた総合利回りは4.97%になります。
200株保有で5,000円分の優待券2枚が贈られます
優待券を使って糖質制限食を選びました。レンジで温めるだけで食べられるので、助かります
シルバーライフの株主優待(200株)
・ECサイト「まごころケア食」で利用可能な優待券10,000円相当(7月末)
株主優待をもらうためには、証券口座を通じて株を買い、権利付き最終売買日に保有している必要があります。証券口座はさほど手間をかけずに開設することができ、最近ではネット上のやり取りですべて完結します(ログインパスワードの受け取りなどは郵送の場合も)。
最近は、つみたてNISAや個人型確定拠出年金(イデコ)など、お得な制度も整ってきています。ぜひ下にあるランキングやキャンペーン情報、記事を参考にして、証券口座の開設を検討してみてください。
2023年8月版もお楽しみに!
※本記事は、執筆者個人の見解です。特定の銘柄を推奨するものではありません。
2003年から株主優待に興味を持ち、2004年から株主優待ブログを開始。ブログは毎月、多くのアクセスを集める。有効期限のないQUOカードや株主優待券で外食をするのが大好き。