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キーワードは「ビームフォーミング」と「MU-MIMO」

Wi-Fiルーター(無線LAN)のおすすめ! 今、買うならこの5機種から

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今やさまざまな機器で使えるようになった無線LAN(Wi-Fi)。そんなWi-Fi機器を使ううえで欠かせないのがWi-Fiルーターです。Wi-Fiルーターを設置することで、複数の無線LAN機器で同時にインターネット接続ができるだけでなく、自宅のインターネット回線を使った高速な通信が可能となり、動画などの重いコンテンツも快適に再生できるようになります。

しかし、Wi-Fiルーターとひと口に言っても、多くの製品が発売されており、どれを選べばいいかわからない方も多いはず。そこで、本特集では、据え置き用Wi-Fiルーター購入時のポイントを解説するとともに、いくつかのおすすめモデルをピックアップしてみました。Wi-Fiルーター選びの参考にしてみてください。

目次
Wi-Fiルーターを今選ぶなら11acで1,300Mbps以上がおすすめ
「ビームフォーミング」と「MU-MIMO」でより高速に
1. 4本の大型アンテナで電波の向きを微調整可能 バッファロー「WXR-2533DHP2」
2. 独自の高性能内蔵アンテナで実効速度も高速 NECプラットフォームズ「Aterm WG2200HP」
3. 返金保証付き アイ・オー・データ機器「PLANT WNPR2600G」
4. 外部の脅威からIoT家電も保護できる エレコム「WRC-2533GHBK2-T」
5. 意外と少ない最大1,300Mbps対応モデル ASUS「RT-AC65U」

Wi-Fiルーターを今選ぶなら11acで1,300Mbps以上がおすすめ

今、無線LAN機器の速度で主流なのが11ac(IEEE 802.11ac)と言われる規格です。最近のスマートフォンやアップルの「iPhone 7」をはじめ、Windows 10を搭載したノートパソコンの多くが、これに対応しています。11acは、複数のアンテナを使った高速通信(シングルユーザーMIMO)に対応しているため、最大速度にもバリエーションがあります。代表的なのは、433Mbps、867Mbps、1,300Mbps、1,733Mbps、2,167Mbpsの5種類になり、この中で一般的な速度が867Mbpsです。

Wi-Fiルーターを購入するときは、11acに対応していて通信速度867Mbps以上の製品を選ぶことが重要。価格帯も5,000円前後から購入できるのでお買い得です。ワンルームにお住まいのひとり暮らしの方なら867Mbpsに対応した製品でも不便のない性能と言えます。

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しかし、より広い家などで快適に使いたいなら、ワンランク上の1,300Mbps対応品や1,733Mbps対応品がおすすめ。送受信アンテナの数が多く、通信の安定性と速度がよくなるからです。

11acの867Mbpsに対応した製品は、送受信アンテナが2本なのに対し、1,300Mbpsを超えるハイスピードタイプは3本または4本を搭載。対応している機器であれば、1度に送受信できる量が多いので、データ通信の混雑を防げます。特に、高画質な動画を再生したり容量の大きいファイルを送受信したりする場合は、通信速度は速いに越したことはありません。また、ハイスピードタイプの製品は、無線LAN機器を多く接続できるのも魅力。その分価格も10,000円〜20,000円と高価ですが、多くの機器が無線LANに対応し、ひとりが複数の機器を持つマルチデバイス時代だからこそ、ハイスペックなWi-Fiルーターを選んだほうがいいのです。

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「ビームフォーミング」と「MU-MIMO」対応でより高速に

そうしたハイエンドモデルには、さらに無線通信を効率化し安定化する機能が搭載されているのも大きな魅力。

それが、スマートフォンなどに向けて集中して電波を送信することで、電波強度を高めて、安定した通信を実現する「ビームフォーミング」と、1度に複数台の機器と同時に安定した接続が行える「MU-MIMO」(マルチユーザーMIMO)。どちらも対応機器が必要ですが、今後普及が見込まれる機能なのでチェックしましょう。

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特に「ビームフォーミング」は、「iPhone 6」以降で対応しているほか、Android搭載端末でも対応機器が多く、手軽に実効速度や通信品質の改善ができます。いっぽうの「MU-MIMO」はシャープ製のスマートフォンやタブレット、富士通製のノートパソコンなど対応機器は限られていますが、スマホを家族全員が使っているような家庭には、あったほうがいい機能と言えます。

今回は、以上を踏まえて規格値1,300Mbpsまたは1,733Mbpsの11ac対応モデルで、かつビームフォーミングとMU-MIMOもサポートしたモデルをピックアップしました。高速なブロードバンド回線をフルに生かせるだけでなく、将来的にも安心して使うことができます。快適なワイヤレス環境を構築したいなら、おすすめの製品達です。

バッファロー「WXR-2533DHP2」
4本の大型可動式アンテナを搭載。実効速度も1,000Mbps超え

バッファローのWi-Fiルーター「AirStation」の最上位モデル。IEEE 802.11a/b/g/n/acに対応しており、同社史上最速の通信性能を実現。4本の大型可動式アンテナを装備するほか、1.4GHz駆動のデュアルコアCPUと周波数帯ごとに補助チップを搭載することで、負荷の高い処理も快適に行えます。通信速度は、5GHz帯が1,733Mbps、2.4GHz帯が800Mbpsで、実効速度は11ac接続時で1,270Mbpsとかなり高速。また、ビームフォーミングに加えて、最大3台まで同時通信できるMU-MIMOもサポート。このほか、USB 3.0対応の外付けハードディスクドライブをつなげられるUSB 3.0ポートを搭載しており、高速NASとしても使用できます。ただし、本体サイズは316(幅)×161(高さ)×57(奥行)mmとやや大型です。

●主なスペック
・無線方式:IEEE802.11ac(5GHz)、IEEE 802.11n/g/b(2.4GHz)
・アンテナ:4ストリーム(外付け)
・最大転送速度:1,733Mbps(11ac/5GHz)、800Mbps(11n/2.4GHz)
・有線LANポート:WAN×1、LAN×4(いずれも1000BASE-T対応)
・間取り:戸建3階建、マンション4LDKまで(接続台数16台)
・本体サイズ:316(幅)×161(高さ)×57(奥行)mm、重量:約740g
・消費電力:30W

NECプラットフォームズ「Aterm WG2200HP」
人工衛星にも採用された最新技術を搭載。実効速度の速い高性能モデル

NECプラットフォームズの「Aterm WG2200HP」は、IEEE802.11a/b/g/n/acに対応したWi-Fiルーター。人工衛星にも搭載されているという、基盤内の電磁ノイズを抑制して受信感度を高めるNECの最新技術「μEBG」と、電波の放射効率が高い米粒サイズの超小型・高性能アンテナ「μSRアンテナ」を採用することで、高速通信を実現しています。通信速度の規格値は1,733Mbpsですが、実効速度も952Mbpsとかなり高速。また、ビームフォーミングや最大3台までの同時通信を可能にするMU-MIMOにも対応。USB接続の外付けストレージを接続できるUSB2.0ポートも備えており、簡易的なネットワークHDD(NAS)としても使えます。このほか、Wi-Fiルーターに接続している機器を一覧できて、管理もできる「見えて安心ネット(Wi-Fi見える化)」機能も搭載しており、インターネットへのアクセス制限を設けることもできます。

●主なスペック
・無線方式:IEEE802.11ac(5GHz)、IEEE 802.11n/g/b(2.4GHz)
・アンテナ:4ストリーム(内蔵)
・最大転送速度:1,733Mbps(11ac/5GHz)、450Mbps(11n/2.4GHz)
・有線LANポート:WAN×1、LAN×4(いずれも1000BASE-T対応)
・間取り:戸建3階建、マンション4LDKまで
・本体サイズ:35(幅)×181(高さ)×130(奥行)mm、重量:約0.4kg
・消費電力:20W

アイ・オー・データ機器「PLANT WNPR2600G」
つながらなければ購入代金を返金する「ペイバック保証」付き

アイ・オー・データ機器の新ブランド「PLANT」より発売された、IEEE802.11a/b/g/n/acに対応したWi-Fiルーター。規格上の通信速度は、11acが1,733Mbps、11n(2.4GHz)が800Mbpsとなっており、ビームフォーミングのほか、最大4台の同時通信に対応するMU-MIMOにも対応しています。アンテナは内蔵タイプで、2.4GHzと5GHzのそれぞれの周波数帯ごとに専用設計した独立アンテナを採用。これにより各周波数帯において安定した通信を実現しています。このほか、Wi-Fiで起こりやすい電波の途切れや信号の弱さなどの接続トラブルに役立つ専用アプリ「Wi-Fiミレル」を用意。インストールしたスマートフォンから電波強度や混雑状態を確認できるようになっています。なお、ネットワークにつながらなかった場合は、同社が購入代金を返金する「ペイバック保証」に対応しているのもポイントです(購入後2週間以内に同社のサポートセンターに連絡する必要があります)。

●主なスペック
・無線方式:IEEE802.11ac(5GHz)、IEEE 802.11n/g/b(2.4GHz)
・アンテナ:4ストリーム(内蔵)
・最大転送速度:1,733Mbps(11ac/5GHz)、800Mbps(11n/2.4GHz)
・簡易設定機能:対応
・有線LANポート:WAN×1、LAN×4(いずれも1000BASE-T対応)
・間取り:戸建3階建、マンション4LDKまで(推奨接続台数は16台)
・本体サイズ:87(幅)×200(高さ)×109(奥行)mm、重量:約240g
・消費電力:11W

エレコム「WRC-2533GHBK2-T」
トレンドマイクロ社のセキュリティ技術で悪質なウェブサイトや情報漏洩をブロック

エレコムの「WRC-2533GHBK2-T」は、規格値1,733MbpsのIEEE802.11acに対応した無線LANルーターで、トレンドマイクロ社のホームネットワークセキュリティ技術を搭載するのが特徴。フィッシングサイトなどの悪質なウェブサイトのブロック機能に加えて、OSのぜい弱性を狙う攻撃や、マルウェアなどの外部への不正な通信をブロックする機能を搭載。スマートフォンやパソコンだけでなく、セキュリティソフトがインストールできないネットワーク家電を外部の脅威から守ることができます。また、デュアルコアCPUにより快適な通信を実現するほか、ビームフォーミングや最大3台の端末と同時通信ができるMU-MIMOに対応しています。

●主なスペック
・無線方式:IEEE802.11ac(5GHz)、IEEE 802.11n/g/b(2.4GHz)
・アンテナ:4ストリーム(内蔵)
・最大転送速度:1,733Mbps(11ac/5GHz)、800Mbps(11n/2.4GHz)
・有線LANポート:WAN×1、LAN×4(いずれも1000BASE-T対応)
・間取り:戸建3階建、マンション4LDKまで(推奨接続台数6台。最大18台)
・本体サイズ:26(幅)×182.5(高さ)×130(奥行)mm、重量:約260g
・消費電力:約12W

ASUS「RT-AC65U」
MU-MIMOに対応したASUSの無線LANルーターのエントリーモデル

2017年4月14日に発売されたばかりの最大1,300MbpsのIEEE 802.11acに対応したWi-Fiルーター。送受信アンテナを3本搭載しており、2.4GHzのIEEE 802.11nでも最大600Mbpsの通信速度を実現しています。同社が「AirRaider」機能と呼ぶビームフォーミングに対応しているほか、ワイヤレスでも複数台への端末へ同時通信が可能なMU-MIMOもサポート(最大同時接続台数は不明)。そのほかにも、接続可能な時間を制限できるペアレンタルコントロールや、スマートフォンからWi-Fiルーターの設定を手軽に行える「ASUS Router」アプリも用意されています。なお、本製品は、販売店舗が限定されており、Amazon.co.jp、ビックカメラ、ヨドバシカメラなどで購入できるようです(販売店舗は公表されていません)。

●主なスペック
・無線方式:IEEE802.11ac(5GHz)、IEEE 802.11n/g/b(2.4GHz)
・アンテナ:3ストリーム(3×3)
・最大転送速度:1,300Mbps(11ac/5GHz)、600Mbps(11n/2.4GHz)
・有線LANポート:WAN×1、LAN×4(いずれも1000BASE-T対応)
・間取り:戸建3階建、マンション4LDKまで(接続台数最大15台)
・本体サイズ:205(幅)×147.77(高さ)×31.12(奥行)mm、重量:約345.5g
・消費電力:最大18W


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価格.comマガジン編集部

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