選び方・特集

《2023年》おすすめWi-Fiルーター10機種、古いルーターを使い続けている人は必見!

パソコン、スマートフォン、タブレット、ゲーム機、スマートスピーカー、テレビ、ゲーム機、ロボット掃除機、エアコンなど、最近は家中のあらゆる機器がインターネットにつながります。そこで重要なのが、これらの機器をインターネットに接続する無線LANルーター(Wi-Fiルーター)です。

すでに多くの人が利用しているとは思いますが、もしも、「家の中でつながりにくいところがある」「家族がいっせいにパソコンやスマホを使うとネットが遅くなる」「そもそも最近ネットが遅い」など不満を感じたことがあるなら、新しいWi-Fiルーターに買い換えるタイミングかもしれません。そこで、本特集ではWi-Fiルーター購入時のポイントを解説するとともに、いくつかのおすすめモデルをピックアップしてみました。Wi-Fiルーター選びの参考にしてみてください。

※価格.com最安価格、各種ランキングなどは2023年2月26日時点の情報です。最新情報は価格.comをチェックしてください。

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最新Wi-Fiルーターの選び方

家中の機器をインターネットに接続するために欠かせないWi-Fiルーター。ワイヤレスで機器を接続できるので、わずらわしいケーブルでの接続が不要で、何台もの機器を同時に接続できます。スマートフォンなら、外では電話回線、家ではWi-Fiと使い分けることでスマートフォンの通信量を節約できます。

そんなWi-Fiルーターをいざ新調しようとしても、店頭やオンラインショップには驚くほど多くの種類があります。しかも、型番は英語と数字の羅列で、外観も箱形でどれも似たり寄ったり(最近は変わった形のものも増えてきていますが)。それでいて、通信規格やアンテナの数などチェックすべきポイントが多いので、自分に合ったモデルを選ぶのは至難の業です。

家の間取りと利用人数を目安に製品を絞り込もう

まず、難しいことは考えず、とりあえず自分に合ったWi-Fiルーターの目星をつけたいという人は、家の間取りと利用人数を目安に選ぶといいでしょう。価格.com上で人気のバッファローやNECプラットフォームズなどは、カタログやWebページに、「推奨環境」として、間取りや利用人数、接続台数などを公開しています。たとえば、「3階建の戸建で、利用人数が6人なら○○」「2LDKのマンションで利用人数が2〜3人なら○○」という具合です。これなら自分に合ったモデルをすぐに絞り込めるはずです。

バッファローのWebサイトでは、推奨利用環境として間取りや利用人数、接続する端末数が掲載されています。これを目安にすれば、自分に合ったモデルがどれなのかすぐに絞り込めます

この間取りや利用人数の違いは、搭載するアンテナの数の違いです。アンテナが多ければ多いほど、通信速度が速くなり、より遠くまで電波が届くとされています。現在、最高クラスのモデルは受信用のアンテナが8本、送信用のアンテナが8本あるモデルで、カタログなどには「8×8」などと記されています。戸建なら3階建用のモデルは8×2や4×4、3×3のモデルが多く、2階建用モデルは2×2というふうになっています。なお、壁の数だけアンテナがあればいいと言われることもあるので、自分の利用環境がどうなっているのかを一度シミュレーションしてみるといいでしょう。

注意点としては、自分の家の間取りや利用人数よりも少し余裕のある製品を選ぶこと。メーカーが公開している情報は、家の真ん中にWi-Fiルーターを設置した場合の話です。実際は、家の中央にWi-Fiルーターを設置できるケースは珍しいと思います。たとえば、家の隅にWi-Fiルーターを置いた場合、その部屋から遠い部屋には電波が届きにくくなります。そのため、2LDKのマンションにお住みの方なら3LDK向けモデル、3LDKなら4LDK向けモデルというようにワンランク上のモデルを選んでおくと安心です。

今選ぶならWi-Fi 6対応モデル

難解な通信規格もしっかり覚えておきましょう。まず、Wi-Fiルーターのカタログなどでよく目にする「IEEE802.11○」とは無線の国際的な標準規格のことです。よりわかりやすくするために、「Wi-Fi 6」「Wi-Fi 5」「Wi-Fi 4」と数値で呼ばれることもあります。6や5の数字は世代を表しており、いちばん新しいのがWi-Fi 6です。

通信規格の違いは、いろいろありますが、まずは利用する周波数帯と最大通信速度が違います(下表)。高速な光回線に加入しているのに、第2世代のIEEE802.11bやIEEE802.11gに対応した古いWi-Fiルーターを使っている場合は、Wi-Fi 6やWi-Fi 5対応の最新モデルに買い替えるだけで通信速度アップが期待できます。


周波数帯で特徴が異なることも覚えておきましょう。Wi-Fiには、2.4GHz帯と5GHz帯の2つの周波数帯域が使われています。5GHz帯は、対応機器が少ないため電波干渉が少なく安定した通信が可能です。通信速度も速いのですが、障害物に弱く、場所によっては2.4GHz帯よりもつながりにくい場合があります。いっぽうの2.4GHz帯は対応機器が多く、多くのWi-Fi機器と接続できます。障害物に強く、壁越しでも途切れにくいのですが、対応機器が多く、混雑して速度が遅くなる場合があります。状況に応じて使い分けることで、つながりやすさや通信速度が変わることがあります。

最新のWi-Fi 6の魅力は高速なだけではなく、多台数同時接続に強いのがポイントです。在宅勤務や在宅学習で、家族みんなでインターネットに接続する機会が多く、遅くなることがあるという場合は、多台数同時接続に強いWi-Fi 6対応のルーターを選ぶといいでしょう。

昨年2022年9月に対応モデルが登場したWi-Fi 6Eにも注目です。Wi-Fi 6の拡張版であるWi-Fi 6Eは6GHz帯を使うのが特徴です。対応機器が少なく、帯域が空いており、快適なWi-Fi環境が構築できます。対応子機がまだまだ少なく、今すぐWi-Fi 6Eが必要という人は少ないでしょうが、将来を見越してWi-Fi 6E対応モデルを選ぶのも悪くない選択です。

あるとうれしい便利機能

Wi-Fiルーターを選ぶ際にチェックすべき機能はほかにもたくさんありますが、これだけは知っておきたいという機能をまとめました。

MU-MIMO
複数の端末を使っているという人はチェックしておきたい機能。従来のSU-MIMO(シングルユーザーMIMO)は、Wi-Fiルーターと端末(子機)の1対1で通信します。そのため、接続する端末が増えれば増えるほど順番待ちが発生し、そのぶん通信速度が低下してしまうのです。その点、MU-MIMO(マルチユーザーMIMO)は、1対複数(数はモデルで異なります)で通信するので、速度低下を防げるというわけです。

ビームフォーミング
Wi-Fiの電波はアンテナから360°あらゆる方向に飛びますが、指向性の強い電波を使って、特定の通信機器に向けて飛ばすのが「ビームフォーミング」です。Wi-Fiルーターから離れた場所でもつながりやすく、通信速度が落ちにくくなる効果があります。特別な設定はいりませんが、Wi-Fiルーターと接続する機器の両方が対応していないと基本的には使えません。アップルの「iPhone」(6以降)のほか、一部のAndroidスマートフォンなどが対応しています。メーカーの対応情報を参考にするとよいでしょう。

バンドステアリング/オートチャネルセレクト
どちらも通信を安定させる機能です。バンドステアリングは5GHz帯と2.4GHz帯の混雑してない周波数帯に自動で切り替える機能です。家族みんなが5GHz帯を使っていると、5GHz帯が混んでくるので、空いている2.4GHz帯に切り替えることで快適に通信ができるというわけです。いっぽう、オートチャネルセレクトは、周波数帯を区切ったチャネル単位で空いているところに切り替える機能。同じチャネルを利用していると干渉が起こり、速度低下につながります。集合住宅などではチャネルが同じになることがあるので、オートチャネルセレクトがあるといいでしょう。最新の機種には動作中に自動で切り替わるものがありますが、古いモデルでは再起動後に切り替わるものがあるので、遅いと感じたら再起動してみると改善されるかもしれません。

IPv6
従来のIPアドレス「IPv4」の枯渇問題で開発された新しいIPアドレス。最新の方式とだけ覚えておくといいでしょう。メリットは、対応の通信サービスや機器であれば、従来よりもストレスなく通信できることです。自分の利用している回線がIPv6に対応している(対応予定)であれば、IPv6に対応したWi-Fiルーターを選んでおくと安心です。

おすすめの最新Wi-Fiルーター10機種

続いて、おすすめのWi-Fiルーターを紹介します。今購入するならWi-Fi 6に対応したモデルを選ぶのがいいでしょう。少し前までは、Wi-Fi 6対応モデルは2万円以上していましたが、1万円以下で購入できるモデルも増えてきています。最新モデルが欲しい人や、より快適なWi-Fi環境を構築したい人は最新のWi-Fi 6E対応モデルをチェックしましょう。価格は高めですが、将来性を考えれば、Wi-Fi 6Eを選ぶのもアリです。

1.NECプラットフォームズ「Aterm WX5400HP」
売れ筋ランキング1位の高性能なWi-Fi 6対応ルーター

NECプラットフォームズ「Aterm WX5400HP」

NECプラットフォームズ「Aterm WX5400HP」

NECプラットフォームズのWi-Fiルーターと言えば、アンテナ内蔵でスッキリとした見た目が特徴です。そんなNECプラットフォームズのWi-Fiルーターの中でも人気なのが、Wi-Fi 6対応の「Aterm WX5400HP」。「価格.comプロダクトアワード2022」の「パソコン周辺機器部門」で大賞を受賞するなど、ユーザーからの評価が高く、価格.comの「人気売れ筋ランキング」で1位を長くキープしています。人気の理由は安定性と速度。遠くまで電波を届け、高速な通信環境を実現する「ハイパワーシステム」や「ワイドレンジアンテナPLUS」といった独自機能を搭載。メッシュ中継機能にも対応しており、設定画面「クイック設定Web」では、ネットワーク図で、接続している親機・メッシュ中継器・接続端末が確認できます。

●主なスペック
・無線方式:Wi-Fi 6
・ストリーム数:4ストリーム(5GHz帯)、2ストリーム(2.4GHz帯)
・最大転送速度:4804Mbps(5GHz)、574Mbps(2.4GHz)
・有線LANポート:WAN×1、LAN×4(いずれも1000BASE-T対応)
・間取り:戸建3階建、マンション4LDK
・接続:利用人数6人、台数36台
・本体サイズ:約46.5(幅)×180(奥行)×180(高さ)mm
・重量:約600g
・消費電力:19.5W(最大)

2.NECプラットフォームズ「Aterm WX11000T12」
トライバンド&12ストリーム! Wi-Fi 6E対応の最新人気モデル

NECプラットフォームズ「Aterm WX11000T12」

NECプラットフォームズ「Aterm WX11000T12」

昨年2022年9月に日本で解禁された6GHz帯を利用したWi-Fi 6Eに対応した最新のフラグシップモデル。Wi-Fi 6の拡張版であるWi-Fi 6Eは、これまでの5GHz帯と2.4GHz帯に、新たに6GHz帯を加えたトライバンド(3帯域)利用できるのが特徴です。新しい6GHz帯は、広い周波数帯域で、混雑が少ないのが魅力。利用できるチャネル数も約2倍に拡張され、無線混雑の緩和も期待されます(理論値の最大データ転送速度は9.6GbpsでWi-Fi 6と同じ)。5GHz帯のDFS(航空/気象レーダー波を検知すると、電波干渉を回避するため一時電波が停止する仕組み)の問題も干渉できます。いろいろなメリットのあるWi-Fi 6Eですが、Wi-Fi 6Eで通信するには、子機(パソコンやスマートフォン)も対応している必要があるので注意しましょう。

Wi-Fi 6E対応のWi-Fiルーターはまだ少ないですが、本モデルは6GHz帯、5GHz帯、2.4GHz帯のいずれも4ストリームの希少なモデル。ほかのモデルは2ストリームと控えめなスペックなのに対して、本モデルは現時点で最速のスペックです。WANとLANが10GBASE-T対応なのも見逃せません。注意点は本体が大きめで価格が高いこと。価格.com最安価格は41,381円と、Wi-Fiルーターとしては超高級です。それでも「売れ筋ランキング」で5位に入っており、高くてもWi-Fi環境を少しでもよくしたいという人たちから支持されていることがうかがえます。

●主なスペック
・無線方式:Wi-Fi 6E
・ストリーム数:4ストリーム(6GHz帯)、4ストリーム(5GHz帯)、2ストリーム(2.4GHz帯)
・最大転送速度(規格値):4804Mbps(6GHz帯)、4804Mbps(5GHz帯)、1157Mbps(2.4GHz帯)
・有線LANポート:WAN×1(10GBASE-T対応)、LAN(10GBASE-T対応)、LAN×3(1000BASE-T対応)
・推奨間取り:戸建3階建、マンション4LDK
・推奨接続台数・利用人数:36台・12人
・本体サイズ:約90(幅)×257(奥行)×237(高さ)mm
・重量:約1400g
・消費電力:38W(最大)

3.NECプラットフォームズ「Aterm WX7800T8」
ちょっとお得なWi-Fi 6E対応モデル

NECプラットフォームズ「Aterm WX7800T8」

NECプラットフォームズ「Aterm WX7800T8」

NECプラットフォームズの2つあるWi-Fi 6E対応モデルの下位モデル。上位モデルの「Aterm WX11000T12」との大きな違いは、6GHz帯と2.4GHz帯が2ストリーム、有線WAN/LANが1000BASE-T対応という点。データ転送速度は6GHz帯が最大2402Mbps、2.4GHz帯が574Mbpsとスペック的には控えめです。利用するデバイスが多い5GHz帯は最大4804Mbpsと高速です。Wi-Fi 6E対応のデバイスが少ない現状を考えると、5GHz帯をメインで使いつつ、Wi-Fi 6E対応デバイスを将来購入しても、しっかりWi-Fi 6Eで使えるモデルと言えるでしょう。

また、Wi-Fi 6E対応モデルとしては、ちょっとお得なのもポイント。上位モデルの「Aterm WX11000T12」は価格.com最安価格41,381円と4万円オーバーなのに対して、本モデルは19,259円と約半分の価格です。「無線LANルーター(Wi-Fiルーター)」の人気売れ筋ランキングでは4位で、Wi-Fi 6E対応モデルとしてはランキングの最上位に入っています。

●主なスペック
・無線方式:Wi-Fi 6E
・ストリーム数:2ストリーム(6GHz帯)、4ストリーム(5GHz帯)、2ストリーム(2.4GHz帯)
・最大転送速度(規格値):2402Mbps(6GHz帯)、4804Mbps(5GHz帯)、574Mbps(2.4GHz帯)
・有線LANポート:WAN×1(1000BASE-T対応)、LAN×4(1000BASE-T対応)
・推奨間取り:戸建3階建、マンション4LDK
・推奨接続台数・利用人数:36台・12人
・本体サイズ:約76(幅)×213.5(奥行)×196.5(高さ)mm
・重量:約800g
・消費電力:23.5W(最大)

4.NECプラットフォームズ「Aterm WX1500HP」
ひとり暮らしにピッタリのWi-Fi 6エントリーモデル

NECプラットフォームズ「Aterm WX1500HP」

NECプラットフォームズ「Aterm WX1500HP」

Wi-Fi 6対応のエントリーモデル。価格.com最安価格は7,470円で、人気のNECプラットフォームズ製ながら、海外メーカーのモデルと比べても手ごろな価格が魅力です。データ転送速度は最大1201Mbps(5GHz帯)/最大300Mbps(2.4GHz帯)と控えめですが、「バンドステアリング」や「オートチャネルセレクト」により、複数同時接続時でも安定した通信を期待できます。NECプラットフォームズの特徴である「ハイパワーシステム」も搭載しています。スペック的にはファミリー用途もカバーできますが、どちらかというとひとり暮らし用途として選ぶといいでしょう。

●主なスペック
・無線方式:Wi-Fi 6
・ストリーム数:2ストリーム(5GHz帯)、2ストリーム(2.4GHz帯)
・最大転送速度:1201Mbps(5GHz)、300Mbps(2.4GHz)
・有線LANポート:WAN×1、LAN×3(いずれも1000BASE-T対応)
・間取り:戸建3階建、マンション4LDK
・接続:利用人数6人、台数18台
・本体サイズ:約46(幅)×145(奥行)×145(高さ)mm
・重量:約300g
・消費電力:11.5W(最大)

5.バッファロー「AirStation WSR-3200AX4B」
必要十分な機能を備えた人気のWi-Fi 6対応ルーター

バッファロー「AirStation WSR-3200AX4B」

バッファロー「AirStation WSR-3200AX4B」

NECプラットフォームズと人気を二分するバッファローの人気モデル。Wi-Fi 6に対応したスタンダードモデルで、データ転送速度は5GHz帯が2401Mbps、2.4GHz帯が800Mbpsというスペックです。同じような型番で3つのモデルがラインアップされています。「AirStation WSR-3200AX4S」が「ネット脅威ブロッカーベーシック」の1年間無料ライセンス付きモデル、「AirStation WSR-3200AX4B」(末尾がB)が「ネット脅威ブロッカーベーシック」なしのモデル、「AirStation WSR-3200AX4B/D」が特定販売店向けモデルです。ソフトの有無と販路が違うだけで、機能に違いはありません。3モデルともブラックとホワイトの2色のカラバリが用意されています。

本体はアンテナ内蔵タイプで、数世代続く丸みのあるフォルム。スタンドを使って縦置きも横置きもできます。機能面では、ビームフォーミングやMU-MIMO、EasyMeshに対応。子機の電波強度を判別し、共通のSSID(5GHz帯と2.4GHz帯で同じSSID)で帯域を自動切り替えする「バンドステアリングLite」も搭載します。

●主なスペック
・無線方式:Wi-Fi 6
・ストリーム数:4ストリーム(5GHz帯)、4ストリーム(2.4GHz帯)
・最大転送速度:2401Mbps(11ax/5GHz)、800Mbps(11n/2.4GHz)
・有線LANポート:WAN×1、LAN×4(いずれも1000BASE-T対応)
・間取り:戸建3階建、マンション4LDK
・接続:利用人数7人、台数21台
・本体サイズ:約37.5(幅)×160(奥行)×160(高さ)mm
・重量:約390g
・消費電力:15W(最大)

6.バッファロー「AirStation WSR-5400AX6S」
Wi-Fi 6対応の定番モデル

バッファロー「AirStation WSR-5400AX6S」

バッファロー「AirStation WSR-5400AX6S」

Wi-Fi 6対応Wi-Fiルーターとしては定番モデルとして、高い人気を誇る「AirStation WSR-」。価格.comの「無線LANルーター(Wi-Fiルーター)」カテゴリーの人気売れ筋ランキングでは「マットブラック」モデルが12位に入っています。データ転送速度は最大4803Mbps(5GHz帯)+最大574Mbps(2.4GHz帯)。2.4GHz帯は2ストリームにとどまりますが、5GHz帯は4ストリームと高速です。ビームフォーミング、MU-MIMO、バンドステアリングなど最新の機能を搭載。「マットブラック」と「シャンパンゴールド」という2色のカラバリが用意されています。

また、「メッシュWi-Fi」の標準規格である「Wi-Fi EasyMesh」に対応。「メッシュWi-Fi」とは、ネットワーク機器が網目のようにつながりあうことで、広いエリアを安定したWi-Fiでカバーする通信形態。Wi-Fi中継器と違い、自動でネットワーク構成が決定され、最適なパフォーマンスを発揮してくれます。「Wi-Fi EasyMesh」に対応した他社のWi-Fiルーターとも組み合わせられます。

●主なスペック
・無線方式:Wi-Fi 6
・ストリーム数:4ストリーム(5GHz帯)、2ストリーム(2.4GHz帯
・最大転送速度:4803Mbps(5GHz帯)、573Mbps(2.4GHz帯)
・有線LANポート:WAN×1、LAN×4(いずれも1000BASE-T対応)
・間取り:戸建3階、マンション4LDK
・接続:利用人数10人、台数30台
・本体サイズ:59(幅)×177(奥行)×175(高さ)mm
・重量:約650g
・消費電力:14.6W(最大)

7.バッファロー「AirStation WXR-6000AX12S」
10Gps対応の回線を使っている人注目!

バッファロー「AirStation WXR-6000AX12S」

バッファロー「AirStation WXR-6000AX12S」

10GbE(10ギガビットイーサネット)を搭載するバッファローのフラグシップモデル。無線のデータ転送速度は最大4803Mbps(5GHz帯)、最大1147Mbps(2.4GHz帯)と、Wi-Fi 6対応ルーターとしては最速クラスです。価格.com最安価格は26,978円と、発売時より5,000円ほど値下がりしてきました。Wi-Fiルーターとしては高価なモデルですが、価格.comの「無線LANルーター(Wi-Fiルーター)」カテゴリーの人気売れ筋ランキングでは9位に入っており、人気が高いことがうかがえます。ソニーネットワークコミュニケーションズの「NURO 光 10G」やKDDIの「auひかり ホーム10ギガ」といった、いわゆる「10Gbps回線サービス」を利用している人におすすめしたいモデルです。

なお、バッファローはWi-Fi 6E対応のフラグシップモデルを今年春に発売すると予告しています。公開されたシルエットでは、4本の外部アンテナを搭載しており、Wi-Fi 6対応のフラグシップモデルである本モデルと似ています。最新&最高のスペックを求めるなら、新モデルの登場を待つのもアリだと思います。

●主なスペック
・無線方式:Wi-Fi 6
・ストリーム数:8ストリーム(5GHz帯)、4ストリーム(2.4GHz帯
・最大転送速度:4803Mbps(5GHz帯)、1147Mbps(2.4GHz帯)
・有線LANポート:WAN×1(10Gbps)、LAN×4(最大10Gbps×1、最大1Gbps×3)
・間取り:戸建3階、マンション4LDK
・接続:利用人数12人、台数36台
・本体サイズ:300(幅)×195(奥行)×75(高さ)mm
・重量:約1580g
・消費電力:35.9W(最大)

8.エレコム「WRC-X6000XS-G」
有線10Gポート搭載の高性能Wi-Fi 6ルーター

エレコム「WRC-X6000XS-G」

エレコム「WRC-X6000XS-G」

10GbE(10ギガビットイーサネット)を搭載するエレコムのフラグシップモデル。10GBASE-T対応のWANポートで、高速な光回線のスピードを存分に活用できます。無線のデータ転送速度は最大4803Mbps(5GHz帯)、最大1147Mbps(2.4GHz帯)と両帯域ともにトップクラスのスピードを誇ります。クアルコム社製のクアッドコアCPUを搭載しており、同時接続に強く、効率的に電波を飛ばせるのもポイント。Wi-Fi 6の特徴である「OFDMA」、1024QAM、MU-MIMO、省電力機能のTWTも備えます。

●主なスペック
・無線方式:Wi-Fi 6
・ストリーム数:4ストリーム(5GHz帯)、4ストリーム(2.4GHz帯
・最大転送速度(規格値):4804Mbps(5GHz帯)、1147Mbps(2.4GHz帯)
・有線LANポート:WAN×1(10GBASE-T)、LAN×4(10GBASE-T×1、1000BASE×3)
・間取り:戸建3階、マンション4LDK
・推奨接続台数・利用人数:台数42台、―人
・本体サイズ:194(幅)×220.3(奥行)×49(高さ)mm
・重量:約570g
・消費電力:23.5W(最大)

9.TP-Link「Archer AX80」
縦型&アンテナ内蔵、Wi-Fi 6対応の高性能モデル

TP-Link「Archer AX80」

TP-Link「Archer AX80」

TP-Link初の縦置き型Wi-Fiルーター。日本メーカーでは主流の省スペースな縦置き型ですが、中国TP-Linkでは本モデルが初です。本体サイズは59(幅)×189(奥行)×200(高さ)mm。縦置きだけでなく、壁掛けや横置きもできます。スペックはWi-Fi 6対応ルーターとしてはトップクラス。デュアルバンド高性能アンテナ(内蔵)を4本搭載し、ストリーム数は8。広い範囲をカバーし、接続台数が多い環境でも快適に利用できるでしょう。データ転送速度は5GHz帯が4804Mbps、2.4GHz帯が1148Mbpsです。有線LANは2.5GbpsのLAN/WANを搭載しており、有線もハイスペックなのも見逃せません。

●主なスペック
・無線方式:Wi-Fi 6
ストリーム数:4ストリーム(5GHz帯)、4ストリーム(2.4GHz帯)
・最大転送速度(規格値):4804Mbps(5GHz帯)、1148Mbps(2.4GHz帯)
・有線LANポート:WAN/LAN×1(2.5GBASE-T対応、切り替えポート)、WAN/LAN(100BASE-T対応、切り替えポート)、LAN×3(1000BASE-T対応)
・推奨間取り:戸建3階建、マンション4LDK
・推奨接続台数・利用人数:100台・―人
・本体サイズ:約59(幅)×189(奥行)×200(高さ)mm
・重量:ー
・消費電力:15W(最大)

10.ASUS JAPAN「TUF-AX5400」
「ゲームブースト」搭載のゲーミングルーター

ASUS JAPAN「TUF-AX5400」

ASUS JAPAN「TUF-AX5400」

ネットワークゲームで重要なのはパソコンのスペックだけではありません。Wi-Fiも高速でなければ快適にゲームは楽しめないのです。ゲームを快適に楽しみたい人におすすめなのがASUS JAPANのゲーミングルーター「TUF-AX5400」。Wi-Fi 6対応はもちろん、ゲーミングPCやPS5、Xbox One、Nintendo Switchなどのコンソールゲームを快適にするゲーミングLANポートと、ゲーム通信を優先する「ゲームブースト(アダプティブQoS)」を搭載しています。戦闘機のようなデザインもポイントです!

●主なスペック
・無線方式:Wi-Fi 6
ストリーム数:4ストリーム(5GHz帯)、2ストリーム(2.4GHz帯)
・最大転送速度(規格値):4803Mbps(5GHz帯)、574Mbps(2.4GHz帯)
・有線LANポート:WAN×1、LAN×4(リンクアグリケーションで2Gbps)
・間取り:戸建3階、マンション4LDK
・接続:台数最大70台
・本体サイズ:―
・重量:約600g
・消費電力:―

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価格.comマガジン編集部

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