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Dockや4本指でのアプリ切り替えでもっと便利に

最新iPadの選び方と今すぐ覚えたいiOS 11の便利機能

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個人的な話で恐縮だが、この時期になると、「タブレットが欲しいんですが、iPadってどうなんですか?」と聞かれる回数が増える。新生活に合わせて、タブレットでいろいろ楽しみたい、もっと快適に仕事がしたいというのが、その質問の意図のようだ。そこで今回は、最新iPadの選び方と、iPadを使う上で知っておくと便利な機能を紹介したい。

最新iPadのラインアップを整理

まずはiPadのラインアップをおさらいしておきたい。現行のiPadは、ハイスペックな「iPad Pro」、ベーシックな「iPad」、コンパクトな「iPad mini 4」という3つのモデルがラインアップされている。

iPad Proは、「Apple Pencil」(別売)を使って、ペン入力できるのが特徴のハイスペックモデルだ。ディスプレイの表示品質、処理性能、カメラ性能などは、すべてのiPadの中で一番すぐれている。純正のカバー兼キーボードの「Smart Keyboard」(別売)を使えば、ノートパソコンのように、物理キーボードを使ってキー入力もできる。

そんなiPad Proは、12.9インチモデルと10.5インチモデルという2つの画面サイズから選べる。イラストを描く、写真をレタッチするといったクリエイティブな用途がメインであれば大画面の12.9インチモデルを選ぶといいだろう。12.9インチモデルは、かなり大きいので、実際にサイズを確認してから購入するようにしたい。いっぽうの10.5インチモデルは、画面の大きさと携帯性のバランスのとれたモデルで、幅広い用途に使える万能モデルだ。

iPad Pro 10.5インチモデルは、64GB/128GB/512GBの3つのストレージ容量から選択可能。それぞれWi-FiモデルとWi-Fi + Cellularモデルがラインアップされている。価格.com最安価格は65,471円から(2018年2月27日時点)。iPad Pro 12.9インチモデルもストレージ容量は同じで、Wi-FiモデルとWi-Fi + Cellularモデルをラインアップ。価格.com最安価格は82,000円から(同)

価格.comで人気のiPadは、初代iPadと同じ9.7型のディスプレイを備えたベーシックなiPadだ。iPad Proよりも性能は劣るが、3万円台から購入できる安さが魅力。Apple PencilやSmart Keyboardは利用できないが、サードパーティ製のペンやキーボードを利用することはできる。

iPad mini 4は、発売から2年以上経過しているが、小型iPadとして根強い人気を誇る。重量298.8gという軽量ボディが特徴で、外出先や移動中にiPadを使いたいという人には最適な1台と言える。こちらもサードパーティ製のペンやキーボードは使えるが、その選択肢は無印のiPadより少ない。

2018年2月27日時点で価格.comの「タブレットPC」カテゴリーの売れ筋ランキングで1位を獲得しているiPad(32GBモデル)。価格.com最安価格37,200円(同)という価格が人気の理由だ。128GBモデルの最安価格は45,500円(同)なので、予算に余裕のある人は大容量の128GBモデルを選びたい

7.9型のディスプレイを搭載するiPad mini 4。小さくて価格も手ごろだが、2048×1536の高精細なRetinaディスプレイ、Touch IDなど、iPadらしい充実のスペックとなっている。ストレージ容量は128GBのみ。Wi-FiモデルとWi-Fi + Cellularモデルをラインアップする。価格.com最安価格は46,880円から(同)

知っておくと便利な「iOS 11」の機能

続いて、iPadを使う上で、知っておきたい便利な機能を紹介したい。昨年2017年9月にリリースされた最新の基本ソフト(OS)「iOS 11」によって、iPadのさまざまな機能が大きく変わったが、ちょっとしたコツさえつかめば、ぐっと使いやすくなるのでぜひ覚えておきたい。

1.Dock(ドック)

Macユーザーにはおなじみの「Dock(ドック)」がiPadでも使える。どんな画面でも下から指でスワイプアップするだけで、よく使うアプリと最近使ったアプリをすばやく表示できる。Dockには13個までアプリを追加できるので、よく使うアプリを入れておくと効率的に作業できるはずだ。

どの画面からでもスワイプアップすると表示できるDock。いちいちホーム画面に戻ることなく、アプリを切り替えられる

2.Slide Over (スライドオーバー)とSplit View(スプリットビュー)

iOS 11には、便利マルチタスキングの機能が2つある。ひとつは「Slide Over(スライドオーバー)」。アプリケーションを使っているときに、もうひとつほかのアプリケーションを立ち上げたいときに利用する。使い方は、スワイプアップしてDockを表示し、立ち上げたいアプリをそのままスライドで上に持っていくだけ。表示する位置は、上にグレーの横バーをタッチしながら動かすことで調整できる。

もうひとつが「Split View(スプリットビュー)」。Slide Overで同時に表示したいアプリケーションを選んだら、先ほどの横バーをスライドで下に動かし、2画面表示に切り替える。2つのアプリケーションの境目にあるグレーの縦のバー部分を左右に動かすと表示する幅が調整できる。

どちらも2つのアプリを同時に利用できる機能だ。Twitterなどを常時表示しながらWebサイトを閲覧するときには、Slide Overが便利だ。Webサイトを見ながら、メモアプリで資料をまとめるというような場合は、Split Viewが重宝する。使い方やアプリによって使い分けるといいだろう。

Slide Overは、ウィンドウ表示のようにひとつのアプリの上に、もうひとつのアプリを表示する機能。基本は細長い表示なので、Twitterなどを表示しておくのがいいだろう

Split Viewは、Webブラウザーを参照しながら、Wordなどで資料をまとめるといった場合に便利だ。コピペも可能なので、仕事や資料作成に活用したい

3.メール&マークアップ機能

仕事でPDFファイルを扱う機会が多い人に注目してほしいのが、iPad Proに内蔵されているメールとマークアップ機能。メールに添付されたPDFファイルに簡単に手書きの修正やメモを加えて、返信できるというものだ。PDFファイルを印刷して、赤ペンで修正して、スキャンしてメールで送る面倒な作業が、同機能を活用すればiPad Proだけで簡潔してしまう。

メールに添付されたPDFファイルを長押ししてメニューを表示し、「マークアップして返信」というペンのアイコンをタップする

PDFファイルが開き直接、Apple Pencilで手書きの文字などを書き込んで、返信できる

PDFファイルが開き直接、Apple Pencilで手書きの文字などを書き込んで、返信できる

4.知る人ぞ知る4本指の使い方

最後は小技だが、知っておくと作業効率が劇的に高まる4本指での操作を紹介したい。iPadは、4本指で右や左にスワイプするだけで、アプリ間を行ったりきたりできる。Dockも便利だが、直前に開いていたアプリを使いたいときは、4本指でスワイプしてみよう。なお、Smart Keyboardを使っている場合は、「Cmd-Tab(コマンド+タブ)」で最近開いたアプリを切り替えられる。

三浦善弘(編集部)

三浦善弘(編集部)

パソコン関連を担当する双子の兄。守備範囲の広さ(浅いけど)が長所。最近、鉄道の魅力にハマりつつあります。

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