話のネタになる最新ITニュースまとめ
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BOSEがサングラス型ARデバイスを公開しAR市場へ本格参入

「話のネタになる最新ITニュースまとめ」は、主に海外のIT業界で先週話題になったニュースを紹介する連載です。知っておいて損はない最新情報から、話のネタになりそうな事柄まで、さまざまなニュースをお届けしていきます。

BOSEがサングラス型ARデバイスの試作機とARプラットフォームを公開

音楽や映画のイベントとして始まり、今ではIT企業やスタートアップが参加し、最先端の技術を披露する場として世界中から注目を集める大規模イベント「SXSW(サウスバイサウスウエスト)」が、アメリカのオースティンで開催中です。

そのSXSWで、音響機器メーカーのBOSEが、音を拡張するARプラットフォーム「BOSE AR」を発表。サングラス型デバイスの試作機を公開し、大きな話題になっています。

BOSEが公開したサングラス型ARデバイスの試作機

BOSEが公開したサングラス型ARデバイスの試作機

ARデバイスと言えば、Googleの「Googleグラス」やマイクロソフトの「HoloLens」が知られていますが、これらはメガネ型デバイスを通して見える現実世界に仮想の物体や情報を投影するタイプのデバイスです。

いっぽう、BOSEがSXSWで発表したのは、目で見たモノに関する情報を“音”で使用者に伝える新しいタイプのARデバイスで、Googleやマイクロソフトとは少し違ったアプローチです。サングラスに搭載されたセンサーにより、ユーザーが見ているモノや環境を認識し、それに適した情報をテンプル部に備えるスピーカーで使用者に知らせてくれます。世界的オーディオ機器メーカーのBOSEだけあって、スピーカーから発せられる音声はささやき声ほどの大きさながらもしっかりと聞き取れるくらいきめ細やかに表現する、とのことで、音質には相当こだわって開発しているといいます。

サングラスのテンプル部にスピーカー、マイク、各種センサーを備える

サングラスのテンプル部にスピーカー、マイク、各種センサーを備える

BOSEが提案するサングラス型ARデバイスの使い方は、観光地でオーディオガイドを聞く、道路標識や看板の翻訳、天気予報、道案内などさまざま。サングラス型ARデバイスには、スピーカーのほかにマイクも搭載されており、GoogleアシスタントやSiriといった各社の音声アシスタントに対応します。また、Bluetoothによりスマートフォンと連動し、スマートフォンを操作することなく通話することも可能です。もちろん、イヤホンやヘッドホンと同じように音楽を聴いて楽しむという使い方もできます。

GoogleグラスやHoloLensといったデバイスは、ARを投影するためのディスプレイを搭載する必要があり、どうしても一般的なメガネやサングラスとはほど遠い形状になってしまいますが、BOSEのARデバイスは、見た目が普通のサングラスと同じような形をしており、奇抜さはまったくありません。これなら、かけていても目立たず自然な感じですね。

BOSEのARデバイスは見た目がサングラスで、かけていても違和感がない

BOSEのARデバイスは見た目がサングラスで、かけていても違和感がない

BOSEは、開発者向けにBOSE ARのSDK(デベロッパーキット)を2018年夏に開始予定。製品化されるのはまだ先になりますが、今から楽しみな製品です。

ソース:BOSE

Googleの次期モバイルOS「Android P」の開発者向けプレビュー版が公開

Googleのモバイル向けOS「Android」の新バージョン「Android P」のプレビュー版が、
早くも公開されました。2018年5月に開催予定の「Google I/O」で披露される見込みですが、その前に注目の新機能を紹介します。

屋内でも位置情報を正確に取得

「Android P」は、無線規格のIEEE 802.11mcのWi-Fiプロトコル「Wi-Fi Roud-Trip-Time(RTT)」を新しくサポートします。付近にあるW-Fiのアクセスポイントからユーザーの位置情報を取得し、GPSの届かない屋内でも正確な位置情報を提供できるようになるとのこと。スマートフォン本体はWi-Fiのアクセスポイントに接続しないため、ユーザーのプライバシーが漏れてしまうこともありません。

RTTのサポートにより屋内ナビゲーションが可能に

RTTのサポートにより屋内ナビゲーションが可能に

RTTをサポートすることで、屋内でも誤差1〜2m以内という高い精度の位置情報を取得できるようになり、これにより屋内ナビゲーションを提供するアプリの開発が可能になります。

ノッチ部分の切り欠き表示に対応

2018年2月に開催されたMWCでは、ディスプレイの上部(フロントカメラ部)を切り欠いたデザインのスマートフォンが続々と登場しました。しかし、このタイプのディスプレイは、メーカーによってノッチ(切り欠き部分)のサイズが異なり、既存のアプリではコンテンツを全画面表示できないといった問題があります。

ノッチがあっても全画面表示が可能になる

ノッチがあっても全画面表示が可能になる

「Android P」は、このノッチ部分の表示にいち早く対応。切り欠きがあるとどのような画面表示になるのか、アプリの開発時に事前にシミュレートできるようになるとのこと。コンテンツを全画面表示にしてもノッチの幅分だけ黒塗りになり、せっかくの大画面が結局ノッチの幅分だけ小さくなるという本末転倒なことは、今後なくなっていきそうです。

メッセージやメールのプッシュ通知が進化

SMSやメールなどを受け取った際に表示されるプッシュ通知が、通知画面上で会話やサムネイル画像を表示できるようになります。また、添付された画像も通知画面に表示可能。ワンタップでテンプレートを返信できるスマートリプライという機能も搭載され、通知画面内でやり取りを完結できるようになります。わざわざ、アプリを開かなくても会話履歴や添付画像を確認し、そのまま通知画面から返信できるのは、便利な機能になりそうです。

メッセージやメールなどのプッシュ通知がさらに便利に

メッセージやメールなどのプッシュ通知がさらに便利に

このほかにも、複数カメラのサポートや、JPEGよりも圧縮効率が2倍高いHEIFへの対応、HDR動画の配信を可能にする「HDR VP9 Profile 2」のサポートなどカメラ機能のアップデートが含まれています。なお、「Android P」の“P”が何になるのかは、Google I/Oで発表される予定です。

ソース:Google

アマゾンの音声アシスタント「Alexa」が突如として笑い出す現象が頻発

アマゾンが提供する音声アシスタント「Alexa(アレクサ)」。ユーザーが「Alexa」と話しかけると起動し、ニュースや天気などの情報をユーザーに音声で教えてくれる便利な機能です。

ユーザーが“Alexa”と話しかけないと反応しない仕組みになっているのですが、声をかけていないのに、突如としてAlexaが笑い声を上げる現象が発生したとの報告がソーシャルメディア上に多数上げられ、この声が気味悪いとしてニュースで報じられる事態にまで発展しました。

Alexaが突然笑い出したという報告がソーシャルメディアに多数投稿。アマゾンが修正対応する事態に

Alexaが突然笑い出したという報告がソーシャルメディアに多数投稿。アマゾンが修正対応する事態に

CaptHandlebarさんというユーザーがツイッターに投稿した動画には、突然笑い出したというAlexaの笑い声が納められています。キッチンにいたときに突如としてAlexaが笑い声を上げ、最初は自分の子どもが笑っていたと勘違いし、びっくりしたとのこと。また、「就寝中にAlexaが突然笑い出し殺されるかと思った」と投稿もあり、似たような事例がソーシャルメディアに多数報告されています。

寝ているときに笑い声を発せられると驚くし、さすがに恐怖を感じるのもわかる気がします。筆者も、自宅のGoogle Homeが夜中に突然「すいません。わかりません」としゃべったときには、ものすごくびっくりしましたから。

アマゾンは、この問題を認識しており、各メディアに対して「現在、修正に取り組んでいる」と説明。同社の担当者によれば、Alexaが笑い声を発するのは「Alexa、laugh」と話しかけられたときであり、これを誤認識した可能性があるため「Alexa, can you laugh?」に変更する予定とのことです。

ユーザーからの報告には、映画「2001年宇宙の旅」に登場する人口知能「HAL 9000」が、ボーマン船長の「進入口を開けろ」という命令に「それはできません」と背いたときのシーンと結びつけて「ロボットの反逆の始まりか?」などという意見もチラホラ見受けられます。まあ、そんなことはないと思いますが……。

水川悠士(編集部)

水川悠士(編集部)

最新ガジェットとゲームに目がない雑食系ライター。最近メタボ気味になってきたので健康管理グッズにも興味あり。休日はゲームをしたり映画を見たりしています。

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