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PS4のテレビ独占問題は解決

知らないと損するPS4の便利機能! PCやPS Vitaでリモートプレイできる

「モンスターハンター:ワールド」や「スーパーロボット大戦X」など話題の最新ソフトが続々と登場している「PlayStation 4(PS4)」。最新ゲームをじっくりと家でやりこんでいる人は多いのではないでしょうか。しかし、PS4でゲームを遊ぶにはテレビやモニターが必要なわけで、長時間テレビを独占するのは家族に気を使う、あるいは、家族がテレビを見ていてPS4ができないといった悩みを抱いている人もいるはず。また、外出先でもゲームの続きを楽しみたいと思っている人もいるでしょう。そんな人にぜひ試していただきたいのが、PS4のリモートプレイです。

PS4はテレビがなくともPCやPS Vitaなどでリモートプレイできる

PS4はテレビがなくともPCやPS Vitaなどでリモートプレイできる

PS4にはPC、Mac、PlayStation Vita(PS Vita)、スマートフォン(一部の「Xperia」シリーズ)を使ってリモートプレイを行える機能が搭載されています。PCやPS Vitaの画面にPS4の画面を映し出し、いつでもどこでもPS4のゲームをプレイできるとうわけです。本記事では、そんなPS4のリモートプレイを、PC(ノートPC)やPS Vitaで実際に行うための設定方法や使い勝手を解説します。

自宅でも外出先でも場所を選ばずPS4のゲームを遊べる

PS4のリモートプレイとは、PS4とPCやMac、PS Vitaをネットワーク接続することで、PS4の画面を各デバイス上で共有する機能のことです。リモートプレイを使えば、たとえばPS4に接続しているテレビが使えない状況や、外出先からなどでもPS4のゲームをこれらのデバイス上でプレイすることができます。

PS Vitaの場合は設定を変更するだけで、PCやMacの場合は専用ソフトをインストールするだけでリモートプレイが可能。別途料金がかかることはありません。ただし、PCとMacは動作要件が設定されているので、事前にスペックをチェックしておきましょう。

Windows PC
OS:Windows 8.1(32、64ビット版)/Windows 10(32、64ビット版)
CPU:インテル Core i5-560M(2.67GHz)以上、PS4 Proはインテル Core i5-2450M(2.50GHz)以上
メモリー:2GB以上
ストレージ容量:空き容量100MB以上
ディスプレイ(画面解像度):1024×768以上
その他:サウンドカード、USBポート

Mac
OS:OS X Yosemite/OS X El Capitan/macOS Sierra/macOS Sierra
CPU:インテル Core i5-520M(2.40GHz)以上
メモリー:2GB以上
ストレージ容量:空き容量40MB以上
その他:USBポート

実際にPCとPS VitaでPS4をリモートプレイ

PS4をリモートプレイするときは、PCにしろPS Vitaにしろ、事前にPS4でリモートプレイの設定をしておく必要があります。PS4のリモートプレイは同一ネットワーク上でも、異なるネットワーク上でも可能なので、自宅だけではなく外出先からでも行えますが、この場合はPS4の電源が入っている、もしくはスタンバイモードにしておくことが必要になるので注意してください。もちろん、リモートプレイではそれなりにデータ通信量を消費するため、モバイルネットワークで利用する場合は注意が必要です。

PS4の設定にある「リモートプレイ接続設定」から、「リモートプレイを有効にする」にチェックを入れます

PS4の設定にある「リモートプレイ接続設定」から、「リモートプレイを有効にする」にチェックを入れます

次に、「アカウント管理」内にある「いつも使うPS4として登録する」から、「登録する」を選択します

次に、「アカウント管理」内にある「いつも使うPS4として登録する」から、「登録する」を選択します

リモートプレイでPS4の電源を入れられないので、外出先から使用する場合は事前に電源を入れておく、もしくはスタンバイモードにしておく必要があります。スタンバイモードの状態からリモートプレイを行う場合は、「省電力設定」内の「スタンバイモード中の機能を設定する」から「ネットワーク経由でPS4の電源を入れられる」にチェックをいれておきましょう

PCでPS4のリモートプレイに挑戦

PS4をPC(Windows、Mac)でプレイするには、それぞれのOS向けの専用ソフトをインストールする必要があります。また、PCに接続するコントローラーも1台用意しましょう。本記事では、コントローラーにPS4付属の「DUALSHOCK4」を使用。DUALSHOCK4はmicroUSBケーブルでPCに有線接続できますが、周辺機器の「DUALSHOCK4 USBワイヤレスアダプター」を使えば、無線で接続することも可能です。

Windows、Mac向けの専用ソフトは以下のページからダウンロードできます
PS4リモートプレイ Windows PC / Mac

PCでリモートプレイをするには、専用ソフト「PS4リモートプレイ」をダウンロード

PCでリモートプレイをするには、専用ソフト「PS4リモートプレイ」をダウンロード

「PS4リモートプレイ」をインストールしたら起動してSENアカウントにログインし、「はじめる」をクリック

「PS4リモートプレイ」をインストールしたら起動してSENアカウントにログインし、「はじめる」をクリック

ネットワーク経由で対象のPS4を検索中。長くても2分程度で検索は終了します

ネットワーク経由で対象のPS4を検索中。長くても2分程度で検索は終了します

PSの検索が終わると、自動でリモートプレイが起動。ノートPCの画面に、PS4を接続したテレビとまったく同じ画面が映りました

リモートプレイしながらテレビの画面を観ていましたが、特に遅延することはなく2画面は完全に連動して動いていました。激しいアクションの場面でも動作が重たくなることはありませんでしたが、ネットワークが不安定になったときに、映像が乱れることはありました。全体的な動作はものすごく快適です。

なお、専用ソフト「PS4リモートプレイ」では、設定で画質を低(360)、標準(540)、高(720)、最高(1080、PS4 Proのみ)から選択可能。今回は標準(540)と高(720)の両方を試しましたが、どちらでも快適にプレイできましたし、標準(540)でも十分きれいな画質です。もしリモートプレイの動作が重たいと感じる場合は、画質を低くして試してみてください。

PCでのリモートプレイは快適。PS4のDUALSHOCKをそのまま流用できるのも助かります

PCでのリモートプレイは快適。PS4のDUALSHOCKをそのまま流用できるのも助かります

PCでのリモートプレイはウィンドウ表示ができるので、Webブラウジングしながらゲームをプレイするといったことも可能です

参考までに、リモートプレイ時のネットワーク環境(自宅無線LAN)は下り20.26Mbpsでした(Speedtest.comで測定)

実際にPCでリモートプレイしているときの動作は以下の動画から確認可能です。画質設定は「高(720)」を選択しています。

PS VitaでPS4をリモートプレイ

PS Vitaでのリモートプレイは、PCで行うよりも簡単。PS Vitaにプリインストールされているアプリ「PS4リンク」を起動して接続するだけです。PS Vitaで注意したいのが、コントローラーのボタン配置でしょう。PS Vitaには、PS4のコントローラーにある「R2」「L2」「R3」ボタンが搭載されていないため、これらのボタンはPS Vitaの前面のタッチパネルや、背面タッチパッドなどに割り当てられます。

そのため、PS4で体験しているのとまったく同じ操作環境は得られません。その点を除けば、動作などで特に気になる部分はないでしょう。PCのリモートプレイ同様に、ネットワーク環境さえ整っていれば、快適にプレイできるはずです。

PS Vitaでリモートプレイを行うには、ホーム画面にある「PS4/リンク」を起動

PS Vitaでリモートプレイを行うには、ホーム画面にある「PS4/リンク」を起動

起動したら「リモートプレイ」を選ぶだけで接続開始

起動したら「リモートプレイ」を選ぶだけで接続開始

たったこれだけでPS Vitaへの接続は終わり。PS Vitaでは画面の解像度などは設定できませんが、画質は十分プレイできるレベルのきれいさ

動作には問題ないものの、やはりコントローラーのボタン割り当てが気になります。「モンスターハンター:ワールド」では、頻繁に使用するDUALSHOCK4の「L2」と「R2」が、PS Vitaの前面タッチの左上と右上に割り当てられており、非常にプレイしにくかったです。ボタンの割り当てはタイトルにより異なりますが、多くは前面タッチと背面タッチパネルに割り当てられます

リモートプレイでPS4のテレビ独占問題は解決

PS4のリモートプレイは、安定したネットワーク環境下であれば、十分快適にゲームをプレイ可能でした。PS4で遊びたいけどテレビを独占してしまうという問題に悩まされている人なら、十分に試す価値があります。また、安定したネットワーク環境を確保できるのであれば、外出先からでも自宅にいる感覚でPS4のゲームを遊べるのは便利です。リモートプレイは、PS4を持っているなら試さないと損するレベルで便利な機能なので、ぜひともトライしてみてください。

水川悠士(編集部)

水川悠士(編集部)

最新ガジェットとゲームに目がない雑食系ライター。最近メタボ気味になってきたので健康管理グッズにも興味あり。休日はゲームをしたり映画を見たりしています。

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