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アップルが「MacBook」キーボードの不具合認めて無償修理へ

「話のネタになる最新ITニュースまとめ」は、主に海外のIT業界で先週話題になったニュースを紹介する連載です。知っておいて損はない最新情報から、話のネタになりそうな事柄まで、さまざまなニュースをお届けしていきます。

アップルがついに不具合認める。「MacBook/MacBook Pro」のキーボードを無償修理へ

アップルのキーボードと言えば、「MacBook」や「MacBook Pro」に搭載されているアイソレーション型のバタフライキーボードを想像する人も多いのではないでしょうか。このバタフライキーボードに関して、アップルが不具合を認め、無償で修理するプログラムを提供することを明らかにしました。

「MacBook Pro」のバタフライキーボード。非常にキーストロークが浅く、キーの隙間からホコリが入り込んでしまうと、キー下のスイッチに干渉してしまうことがあります

アップルが「MacBook」や「MacBook Pro」に提供するバタフライキーボードは、薄くて見た目が美しい半面、ユーザーから「キーの間にホコリが詰まって不具合を起こしやすい」という指摘が以前からありました。この問題を巡って、アメリカでは集団訴訟が起こされていたほどです。

アップルは、ようやくこのバタフライキーボードに問題があることを認め、無償の修理プログラムを提供すると発表。アップルによれば、MacBookおよびMacBook Proモデルのごく一部のキーボードに「文字が勝手に反復入力される」「文字が表示されない」「押したキーがスムーズに跳ね返ってこない、または、キーを押した時の反応が一定しない」という症状が現れることが判明したため、無償の修理、もしくは交換を行うとのことです。

プログラムの対象となるのは以下のモデル。
MacBook (Retina, 12-­inch, Early 2015)
MacBook (Retina, 12­-inch, Early 2016)
MacBook (Retina, 12-­inch, 2017)
MacBook Pro (13­-inch, 2016, Two Thunderbolt 3 Ports)
MacBook Pro (13-­inch, 2017, Two Thunderbolt 3 Ports)
MacBook Pro (13-­inch, 2016, Four Thunderbolt 3 Ports)
MacBook Pro (13-­inch, 2017, Four Thunderbolt 3 Ports)
MacBook Pro (15-­inch, 2016)
MacBook Pro (15-­inch, 2017)

実機検査でプログラムの適用対象かどうかを調査したうえで、修理、もしくは、キーおよびキーボード全体の交換を行います。

日本でももちろん修理プログラムは提供されます。該当のモデルを所有するユーザーは、Apple Store直営店、アップル正規サービスプロバイダ、リペアセンターのいずれかに連絡を行ってください。

ソース:アップル

任天堂とマイクロソフトがCMで共演しクロスプレイの強化へ。ソニーだけが取り残される

「ニンテンドースイッチ」と「Xbox One」という異なるプラットフォームを展開する任天堂とマイクロソフトですが、2018年6月21日にニンテンドースイッチ向けに発売した「マインクラフト」では、異なるハードウェアの垣根を越えたクロスプレイを実現。そして、両コンソールが共演するCMを公開し、大きな話題になっています。

クロスプレイとは、異なるハードウェアで遊ぶプレイヤー同士がオンラインで一緒にプレイできるシステムのことです。これまでにも、「ロケットリーグ」や「Fortnite」といったタイトルは、ニンテンドースイッチ、Xbox One、iOS、Androidでのクロスプレイが可能でした。

これに新しく加わったのが「マインクラフト」です。新しく発売されたニンテンドースイッチ向け「マインクラフト」は、有限だったマップが無限になるなど新しい機能を備えるうえに、Xbox One、PC(Windows 10)、Android、iOS向け「マインクラフト」とのクロスプレイが可能になっています。

普段なら、ソフトウェアのメーカーが「本ソフトは他機種間のクロスプレイに対応しています」程度のアナウンスで終わりなのですが、今回は任天堂がニンテンドースイッチとXbox Oneが共演するCMを公開し、クロスプレイでのエコシステム構築を盛り上げていきましょう、というような内容になっています。

また、お互いのTwitterアカウントで交流して、今回のクロスプレイをPRする様子も見られました。多くの人がライバルでもある2社の協業を好意的に受け取っており、PRとして成功したと言えるのではないでしょうか。

任天堂、Xbox、マインクラフトがTwitter上で交流

任天堂、Xbox、マインクラフトがTwitter上で交流

・Twitterでの両社のやりとり。会話にはマインクラフトも参加しました。
任天堂「マインクラフトを一緒にできるようになったね。何か作りたくないかい?」
Xbox「準備万端だよ。何を作ろうか」
マインクラフト「2人ともラブラブだね。だったら、これはどう?(ゼルダの伝説のライフ)」
Xbox「実績解除:壮大なクロスオーバーイベント」
任天堂「早速作ろう!」

任天堂とマイクロソフトがクロスプレイに力を入れるいっぽうで、PCを除くほかの家庭用ゲーム機とPS4とのクロスプレイに対応しないソニーは、ユーザーたちからの非難の的になっています。ソニーは、クロスプレイ時にユーザーに問題が起きた際の責任の所在などを懸念し、クロスプレイに関して以前から否定的な姿勢を貫いています。これは理解できる言い分ですが、ユーザーからすれば不満が残るところでしょう。

果たして、今後ソニーがクロスプレイに対して前向きに取り組むということはあるのでしょうか。このまま任天堂とマイクロソフトがクロスプレイ対応のソフトを増やしていけば、PS4ユーザーが他のプラットフォームに乗り換えるなんてことも起こりえます。

ソース:Twitter

EUでリンク税が可決。リンクを貼る行為に著作権料の請求が可能に

欧州議会で、著作権を改正する改正著作権法案が可決されました。この法案で特に問題視されているのが、11条に盛り込まれている「リンク税」です。これは、どのようなWebサイトであっても、外部サイトへのリンクを貼り付ける場合は、著作権料を支払わなければいけないというものです。

この11条を巡っては、インターネットの自由を著しく損なうものであるとして、各方面から大きな反発があったものの、欧州議会では賛成13票、反対12票で可決されました。この法案は、2018年7月に行われる欧州会議で評決を受けた後に、成立へ向かうことになります。

このまま成立してしまえば、たとえば、記事や論文の外部リンクを参照元として貼り付けるWikipediaといったWebサイトには大ダメージとなり、情報を共有する現在の仕組みが崩壊してしまう可能性もあります。7月に行われる欧州会議でどのような評決がくだされるのか、世界中のインターネットユーザーが注目しています。

ソース:欧州議会

水川悠士(編集部)

水川悠士(編集部)

最新ガジェットとゲームに目がない雑食系ライター。最近メタボ気味になってきたので健康管理グッズにも興味あり。休日はゲームをしたり映画を見たりしています。

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