新製品レポート
年賀状以外にも使い道はたくさんあります!

LINEやAmazon Echoでプリント、キヤノン「PIXUS」が便利に進化

キヤノンは2018年8月2日、家庭向けインクジェットプリンター「PIXUS」の新モデルを9月6日に発売すると発表した。メッセージアプリ「LINE」から写真をプリントしたり、Amazon.co.jpのスマートスピーカー「Amazon Echo」を使って声でプリントしたりできる。連携するサービスや機器が増え、より多彩な印刷が可能となった。また、インクカートリッジを使わないミニフォトプリンター「iNSPiC(インスピック)」も発売する。

最上位モデルの「XK80」。6色ハイブリッドインクを採用する

最上位モデルの「XK80」。6色ハイブリッドインクを採用する

2018年の「PIXUS」はLINEやスマートスピーカーに対応

最近は進化の少ないプリンターだが、各社ともスマートフォン(スマホ)との連携に力を入れており、スマホ連携が最新プリンターのトレンドの1つだ。PIXUSの新モデルも、このスマホ連携に力を入れている。新機能の1つがLINEと連携する新サービス「PIXUSトークプリント」だ。PIXUSをLINEで友だち登録し、写真を送ればプリントできるというもので、LINEで友だちに写真を送る感覚でプリントできる。

LINEの操作手順(キヤノンのWebページより)

LINEの操作手順(キヤノンのWebページより)

スマホとパソコンで使える印刷アプリ「Easy-PhotoPrint Editor」も、より直感的なユーザーインターフェイスに刷新した。スマホからでも、コラージュやカレンダー、カード、ポスターなど手の込んだコンテンツを作成して印刷できる。

Easy-PhotoPrint Editor

Easy-PhotoPrint Editor

スマートスピーカーを使って、音声操作でナンプレやレポート用紙を印刷することもできる。決まったコンテンツしか印刷できず、できることは限られているが、声だけでプリンターが操作できるのはなかなか画期的だ。対応機器はAmazon Echoで、時期は未定だがGoogleの「Google Home」にも対応する予定だという。

このほか、オリジナルのネイルシールをプリントできるアプリとシールを11月末に提供する予定だ。テンプレートから好みのデザインを作成し、マルチトレイを使ってシールを印刷する。プリンターでネイルという新しい楽しみ方を提供するのが狙いだ。

ネイルシール

ネイルシール

ネイルシールはシールなので気軽に楽しめる

ネイルシールはシールなので気軽に楽しめる

ラインアップ

9月に発売する家庭向けインクジェットプリンターは6機種12モデル。

最上位モデルの「XK80」は、顔料ブラック、ブラック、イエロー、マゼンタ、シアン、フォトブルーの6色ハイブリッドインクを採用。高画質な写真印刷と、L判フチなし約12.6円(税別)という低ランニングコストを実現している。キヤノンオンラインショップで、「1枚ル」につき0.5円分のクーポンに交換できる「PIXUSプリント枚ルサービス」にも対応する。本体は金属の質感を表現したメタリックシルバーで、前面下部にはミラー処理が施されている。価格はオープンで、キヤノンオンラインショップ価格は41,000円前後(税別)。

主力モデルの「TS8230」は、ホワイト、ブラック、レッドの3色のカラーバリエーションを用意。インクはCK80と同じ6色ハイブリッドインクを採用する。XK80に近いスクエアデザインで、天面には指紋や傷が付きにくいグリッドパターンが施されている。価格はオープンで、キヤノンオンラインショップ価格は31,000円前後(税別)。

TS8230のレッドモデル

TS8230のレッドモデル

グリッドパターンが施された天面

グリッドパターンが施された天面

エントリーモデルの「TS6230」は、5色ハイブリッドインクを採用する。昨年の「TS6130」と比べると、L判フチなしプリントにかかる時間が約31秒から約18秒まで短縮されている。カラーバリエーションはブラックとホワイトの2色。上位モデルにある多目的トレイが省かれており、新機能のネイルシールプリントには対応しない。価格はオープンで、キヤノンオンラインショップ価格は23,000円前後(税別)。

創作意欲の高い女性へ! スマホ専用ミニフォトプリンター「iNSPiC」

プリンターはプリンターでもスマホ専用で、創作意欲の高い女性をターゲットとしたミニフォトプリンターを9月6日に発売する。米国では「IVY」というブランドで発売済みの製品で、国内では「iNSPiC(インスピック)」というブランドで展開する。価格はオープンで、キヤノンオンラインショップ価格は15,800円(税別)。

女性をターゲットとしたiNSPiC。SNSにアップした写真をプリントするなどの使い方を想定している

女性をターゲットとしたiNSPiC。SNSにアップした写真をプリントするなどの使い方を想定している

ZINK社のZero Ink Technologyを採用しており、インクカートリッジを使わずにフルカラープリントできる。5cm×7.6cmのフォトペーパーはキヤノン用にZINK社が開発したもので、1枚約50秒で印刷可能。やぶれにくく色あせしにくく、水に強いのが特徴だ。裏面はシールとなっており、いろいろなところに切り貼りできる。フォトペーパーの価格は20枚入りが900円、50枚入りが2,150円(キヤノンオンラインショップ価格、税別)。

プリントには専用アプリ「Canon Mini Print」を利用する。シンプルな印刷だけでなく、複数枚を組み合わせて1枚の写真とするタイル印刷、エフェクトを加えられるフィルター効果、テキスト挿入、スタンプ追加などもできる。

本体カラーはピンク、ブルー、ゴールドの3色を用意。本体サイズは118(縦)×82(横)×19(高さ)mm、重量は160g。バッテリーを内蔵しており、フル充電で約20枚印刷できる。スマホの対応OSはiOS 9.0以降、Android 4.4以降。スマホとはBluetoothで接続する。

iNSPiCでプリントした写真

iNSPiCでプリントした写真

三浦善弘(編集部)

三浦善弘(編集部)

パソコン関連を担当する双子の兄。守備範囲の広さ(浅いけど)が長所。最近、鉄道の魅力にハマりつつあります。

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