話のネタになる最新ITニュースまとめ
話のネタになる最新ITニュースまとめ

PalmがAndroid搭載スマホで復活か!? アメリカで認証を取得

「話のネタになる最新ITニュースまとめ」は、主に海外のIT業界で先週話題になったニュースを紹介する連載です。知っておいて損はない最新情報から、話のネタになりそうな事柄まで、さまざまなニュースをお届けしていきます。

あのPalmがAndroid搭載スマホとして復活する可能性。アメリカで認証を取得

中国の企業TCL傘下のPalm Ventures Groupにより開発中のスマートフォンが、アメリカ国内で放送通信事業の管理を行うFCC(連邦通信委員会)および、Wi-Fi Allianceの認証を受けたことが判明。1990年代後半に訪れたPDAブームに名をはせた端末「Palm」が、Androidを搭載したスマートフォンとして復活する可能性が高くなってきました。

Palm Ventures Groupが取得したWi-Fi Allianceの認証

Palm Ventures Groupが取得したWi-Fi Allianceの認証

Palm Ventures GroupがFCCとWi-Fi Allianceに申請していたのは、「PVG100」というモデル名のスマートフォン。Wi-Fi Allianceの認証証明では、Android 8.1を搭載し、2.4GHz帯に対応すると明記されています。

Palmブランドは2015年に中国のTCLによって買収され、今はPalm Ventures Groupという名前になっています。TCLは、スマートフォンで知られる「BlackBerry」と長期ライセンス契約を結び、同ブランドのスマートフォンを発売しているため、Palmも復活するのではと以前から期待されていました。

FCCは日本で言うところの技術基準適合証明(技適)のようなもの。Wi-Fi Allianceは、無線LANの標準規格「IEEE802.11」への接続をテストし、製品の認証を行う機関のことで、アメリカで製品を開発し発売するプロセスの中でも最終段階にあたります。そのため、Android搭載「Palm」は2018年内の発売が期待されています。

海外ニュースサイトのAndroid Policeは、「PVG100」が720万画素の3.3型液晶を搭載するコンパクトスマホで、OSに「Snapdragon 435」を採用すると報道。メモリーは3GB、ストレージ容量は32GBになるとされています。ただし、詳細スペックについては、まだ、噂レベルにとどまっています。

5GHz帯に対応していないことから、エントリークラスのスマートフォンになるというのがおおかたの予想ですが、発売されれば往年のPalmファンにとってうれしいニュースとなりそうです。

ソース:FCCWi-Fi Alliance

サムスンとSpotifyが提携。Apple Musicの脅威になるか

サムスンは、8月9日に「Samsung Galaxy UNPACKED 2018」と銘打ったイベントを開催。スマートフォン「Galaxy Note 9」、スマートウォッチ「Galaxy Watch」、スマートスピーカー「Galaxy Home」の3製品を発表しました。製品発表ばかりに目が行きがちですが、発表会では音楽ストリーミングサービス「Spotify」との業務提携も明らかになりました。

サムスンはイベントでSpotifyとの長期提携を発表

サムスンはイベントでSpotifyとの長期提携を発表

2社の提携により、サムスンのスマートフォンはセットアップ時に、Spotifyのアカウント初期設定が導入されることになります。セットアップからシームレスにSpotifyのアカウントを作成できるようにすることで、新規ユーザーを増加させる狙いがあります。

また、サムスンとSpotifyのアカウントを連携させれば、スマートフォンで再生中の音楽を、サムスン製のテレビや今回発表されたスマートスピーカー「Galaxy Home」でも途中から再生できるようになるとのこと。ユーザーは、サムスンの製品でシームレスなSpotifyの試聴体験が楽しめるというわけです。

音楽ストリーミング市場で独走状態のSpotify。しかし、Apple Musicを展開するアップルは、一部地域において同サービスのユーザー数がSpotifyを上回ったことを明らかにしていました。そのため、Spotifyとアップルの競争は激化すると見られていたのです。

しかし、スマートフォンの世界市場シェアで長らくトップに君臨するサムスンと協業することで、Spotifyはユーザー数を爆発的に伸ばせる可能性があり、追いかけるアップルを一気に突き放せるかもしれません。

サムスンの競合企業と言えばアップル。Spotifyの競合と言えば、アップルのApple Musicであり、この2社による提携はアップルにとって大きな脅威となるのでしょうか。今後の展開に目が離せません。

ソース:Spotify

「ウォーリーを探せ!」を攻略するために作られたロボットが話題に

2018年に誕生30周年を迎えた絵本「ウォーリーを探せ!」。みなさんの中には、子どものころにウォーリーを血眼で探していた人もいるでしょう。しかし、AIを活用したロボットを使えば、隠れているウォーリーを一瞬で見つけることができます。

「ウォーリーを探せ!」を攻略するためだけのロボット「There’s Waldo」(日本語:ウォーリーはココ)を作ったのは、コカ・コーラやVerisonといった大企業をクライアントに持つクリエイティブエージェンシーのRedpepperという企業です。

同社は、マイクロコンピューターの「Raspberry pi」でコントロールできるようにしたロボットアームをベースにロボット「There’s Waldo」を開発。事前にAIにウォーリーの顔写真を学習させ、ロボットアームに搭載されたカメラの画像からウォーリーの顔を認識。その場所をアームで指さすというわけです。動画には、ウォーリーを次々に見つけていく「There’s Waldo」の勇ましい姿が収められています。

開発した「There’s Waldo」にウォーリーの画像データを学習させます。学習させたのは、ウォーリーの頭部の画像62ファイル、全身の画像が45ファイルとのこと

「ウォーリーを探せ!」をカメラに向けると、「There’s Waldo」は写真を撮影

「ウォーリーを探せ!」をカメラに向けると、「There’s Waldo」は写真を撮影

画像データから数秒でウォーリーの顔をマークアップ(緑色の四角)

画像データから数秒でウォーリーの顔をマークアップ(緑色の四角)

マークされたウォーリーには、座標と信頼率「97.5%」と表示されています

マークされたウォーリーには、座標と信頼率「97.5%」と表示されています

ウォーリーを認識したロボットは、座標の場所をスナイパーのようにビシッと指さします。お見事です

ウォーリーを認識したロボットは、座標の場所をスナイパーのようにビシッと指さします。お見事です

Redpepperによれば、ウォーリーを見つけるスピードは最速4.45秒で、5歳児の平均よりも速いとのこと。AIにウォーリーを見つけさせるのは反則のような気もしますが、ここまでくると面白いものです。

水川悠士(編集部)

水川悠士(編集部)

最新ガジェットとゲームに目がない雑食系ライター。最近メタボ気味になってきたので健康管理グッズにも興味あり。休日はゲームをしたり映画を見たりしています。

関連記事
ページトップへ戻る