新製品レポート
画面大型化に落下検知が追加

命を救う腕時計「Apple Watch Series 4」が登場。不整脈検知と心電図に対応

アップルはクパチーノの本社で新製品発表会を開催し、スマートウォッチの新モデル「Apple Watch Series 4」を発表した。本記事では、スペックや新しく搭載された新要素などを詳しく解説する。

ディスプレイの大型化、心電図センサー搭載など新しく生まれ変わった「Apple Watch Series 4」

ディスプレイの大型化、心電図センサー搭載など新しく生まれ変わった「Apple Watch Series 4」

なお、同日発表された「iPhone」の新機種については以下の記事から確認していいだきたい。

iPhone XS/XS Max/XR、3種類の新iPhoneが登場

大きくなったディスプレイと薄型化した本体。スペックも一新

「Apple Watch Series 4」は40mmと44mmの2モデルが展開される。ディスプレイは前モデルの「Apple Watch Series 3」から30%以上大型化しつつも、本体(ケース)は0.7mm薄くなった。ただし、重量は約4g増加している。

「Apple Watch Series 4」と「Apple Watch Series 3」のサイズ比較

「Apple Watch Series 4」と「Apple Watch Series 3」のサイズ比較

表示領域が大きくなったことで、ウォッチフェイスは表示できる情報量が増加。発表会では、モジュラーフェイスに株式情報や心拍数、アクティビティといったコンプリケーションを表示する様子が紹介されていた。写真やカレンダー、マップも画面の大型化を受けて見やすくなったという。なお、画面が大型化してもバッテリー駆動時間は前モデルの最大18時間から変化はない。

より多くの情報を表示できるようになった「Apple Watch Series 4」。アプリは、より少ないタップでのアクセスが可能に

デジタルクラウンは「Haptic Feedback」(触覚フィードバック)機能を新しく搭載。また、スピーカーもデザインが見直され、最大音量が大きくなったという。マイクはスピーカーと反対側に設置され、エコーが少なくなるように改良された。

Haptic Feedbackを搭載するデジタルクラウン

Haptic Feedbackを搭載するデジタルクラウン

「Apple Watch Series 4」には、64ビットデュアルコアプロセッサー&新GPUを備えるS4チップが搭載され、「Apple Watch Series 3」と比較して処理性能は最大2倍アップ。ジャイロスコープも新しくなり、水泳のストロークなど、多種多様なアクティビティの細かな運動をトラッキング可能だ。アプリ「ワークアウト」にはこれまでの12種類のアクティビティに加えて、ヨガとハイキングが新しく追加された。

「Apple Watch Series 4」ではヨガとハイキング時の燃焼カロリーや活動時間が計測できる。ただし、これは「watchOS 5」の新機能のため、アップデートが配布されれば過去モデルでも計測できる可能性がある

ジャイロスコープと加速度センサーにより、ユーザーの落下や転倒、滑る動作を検出可能になった。はしごなど高い場所から落下すると、画面に警告が表示され、そのまま端末を1分間操作しなければ、緊急通報が発信されるという。今後は「Apple Watch Series 4」に命を救われるということがあるかもしれない。

落下を検知して警告を表示。ユーザーからの応答がない場合は自動で緊急通報を行う

落下を検知して警告を表示。ユーザーからの応答がない場合は自動で緊急通報を行う

心拍センサーは光学式と電気式に進化し心電図測定が可能に

心拍センサーは、従来の光学式に加えて電極を備える電気式センサーが追加。心拍数が極端に低い場合や、不整脈(心房細動)を検知し、深刻な事態に発展する前にユーザーに警告を発する。

専用アプリを起動してデジタルクラウンに指をタップすれば、心電図の測定が可能だ。背面の電気式センサーとデジタルクラウンが、心拍から発せられる電気インパルスを検知し、S4チップに送信。30秒ほどで画面に心電図と分析結果が表示される。正常であるかどうかから、心房細動の可能性までを指摘してくれ、万が一の事態を防ぐ予防策として使えそうだ。心電図の記録はアプリ「ヘルスケア」に保存される。

心電図を測定し分析結果を表示

心電図を測定し分析結果を表示

※本機能については、日本発売モデルで対応しない可能性がある。

価格と予約受付開始日

「Apple Watch Series 4」は、GPSとGPS+Cellularモデル(ソフトバンク、au、ドコモ)が発売され、アップルストアでの価格が45,800円(税別)からとなっている。Nikeの文字盤とバンドを備える「Apple Watch Nike+」、ハンドメイドのレザーストラップと特性文字盤を備える「Apple Watch Hermès」も登場。

「Apple Watch Nike+」

「Apple Watch Nike+」

「Apple Watch Hermès」

「Apple Watch Hermès」

予約受付開始は2018年9月14日からで、9月21日より順次発送開始。ただし、発送開始日はアメリカの発表に基づいており、日本では前後する可能性がある。

なお、日本発売モデルは、アメリカのモデルと仕様が異なる場合がある。

水川悠士(編集部)

水川悠士(編集部)

最新ガジェットとゲームに目がない雑食系ライター。最近メタボ気味になってきたので健康管理グッズにも興味あり。休日はゲームをしたり映画を見たりしています。

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