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フルHDで価格控えめ、ペンは「Wacom Pro Pen 2」

ワコムから初めての液タブに最適な67,800円(税別)の「Cintiq 16」が登場

ワコムは2019年1月8日、初心者をターゲットとした液晶ペンタブレット「Cintiq 16」を1月11日に発売すると発表した。同社の液晶ペンタブレットにはなかった低価格ラインで、ワコムストアでの直販価格は67,800円(税別)。はじめて液晶ペンタブレットを購入する学生や、趣味で絵を書いている人などに売り込む。

Cintiq 16。15.6型液晶ディスプレイはアンチグレア加工が施してある。紙に書くような自然な書き心地のAGフィルムを使用

Proモデルとは液晶の性能が異なる

Cintiq 16は、フルHD解像度の15.6型ディスプレイを搭載する液晶ペンタブレット。Cintiqシリーズのエントリーモデルとして、機能を最小限に抑えつつも、ほかのCintiqと同じペンの描き心地を実現した。

プロやハイアマチュア向けの「Cintiq Pro 16」(直販価格は税別168,000円)は、4K解像度に対応するほか、Adobe RGBカバー率85%、視差の少ないダイレクトボンディングを採用するのに対して、Cintiq 16はディスプレイの解像度がフルHDにとどまり、ダイレクトボンディングも採用しない。作業効率を高めるマルチタッチ機能も搭載されない。

ペンはCintiq Pro 16と同じ「Wacom Pro Pen 2」。電磁誘導方式で、読取分解能は最高0.005mm、筆圧レベルは8192レベル、傾き検出レベル±60を実現。液晶側のスペックは控えめだが、ペンの性能は高く、はじめての液晶ペンタブレットとしては、十分な性能を備えている。

Cintiq 16のポジショニング。一世代前の13.3型の「Cintiq 13HD」という低価格モデルがあったが、15.6型の低価格モデルはワコムとして初となる

Wacom Pro Pen 2

Wacom Pro Pen 2

背面にスタンド(19度)

背面にスタンド(19度)

主な仕様は以下の通り。

・表示(ディスプレイ)サイズ:15.6型
・解像度:1920×1080、フルHD
・液晶方式:IPS方式
・最大表示色:1677万色(8bit)
・コントラスト比:1000:1(標準値)
・応答速度:25ms
・視野角(上下/左右):176度/176度
・本体サイズ:422(幅)×285(奥行)×24.5(高さ)mm
・重量:約1.9kg(スタンド除く)

パッケージ

パッケージ

三分岐ケーブル(3in1ケーブル)が付属する

三分岐ケーブル(3in1ケーブル)が付属する

液タブを選ぶときは小さい文字を描いてみる

製品説明会ではイラストレーターの加藤アカツキ氏が液晶ペンタブレットのユーザーとして、選び方などを説明。

ワコム以外のメーカーからも液晶ペンタブレットが登場し、WebサイトやSNSでいろいろなユーザーが感想を書き込んでいるが、スペックだけではわからない部分が多く、使い込まないとわからないことがあると、液晶ペンタブレット選びの難しさを説明。たとえば、筆圧検知レベルなどは、少し触っただけではその差はわかりにくく、いいものを使ってから、低スペックのものを触ると、その差に愕然とするという。

また、液晶ペンタブレットを選ぶ際は、小さい字を書いたり、塗りつぶすために左右にペンを走らせたりするといいという。ワコムの液晶ペンタブレットなどは思い通り描けるが、低スペックの製品では、思い通りの位置に描写されないという。

Cintiq 16に関しては、性能と価格のバランスが高く、使えば納得できる製品ではないだろうか、と語った。

液晶ペンタブレットについて語る加藤アカツキ氏

液晶ペンタブレットについて語る加藤アカツキ氏

小さい文字やペンを左右に走らせて塗ると、高性能な製品と低スペックの製品の差が出るという

小さい文字やペンを左右に走らせて塗ると、高性能な製品と低スペックの製品の差が出るという

三浦善弘(編集部)

三浦善弘(編集部)

パソコン関連を担当する双子の兄。守備範囲の広さ(浅いけど)が長所。最近、鉄道の魅力にハマりつつあります。

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