新製品レポート
スマートアートキャンバス「Meural」の投入も予告

ネットギアが最大4800MbpsのWi-Fi 6対応ルーターやAlexa搭載メッシュWi-Fiを発表

2019年2月28日、ネットギアジャパン合同会社は都内で発表会を開催。2019年に発売を予定している新製品群を一挙発表した。ここでは、新製品群の特徴をレポートしよう。

ネットギアが最大4800MbpsのWi-Fi 6対応ルーターやAlexa搭載メッシュWi-Fiを発表

AlexaスマートスピーカーにもなるメッシュWi-Fi子機「Orbi Voice サテライト」

まず最初に発表されたのが、メッシュWi-Fiシステム「Orbi」に対応する子機「Orbi Voice サテライト」だ。最大の特徴は、Amazonが展開する音声アシスタント「Alexa」を搭載したこと。3.5インチウーハーと1インチツイーターを組み合わせた最大35W出力のHarman Kardon製スピーカーシステムとAlexaを本体に内臓しており、メッシュWi-Fiシステムの子機としてだけでなく、Alexa対応スピーカーとしても機能させることができる。

メッシュWi-Fiシステム子機「Orbi Voice サテライト」

メッシュWi-Fiシステム子機「Orbi Voice サテライト」

同社のお膝元であるアメリカでは、Alexaなどのスマートスピーカー、IoTデバイス、ゲームデバイス、スマート家電といったWi-Fiデバイスの普及が進み、高品質なWi-Fiエリアを拡大できるメッシュWi-Fiシステムの市場も急速に拡大。金額ベースで非メッシュWi-Fiタイプのルーター製品を超えるところまで成長しているという。

メッシュWi-Fiシステムの市場が急速に拡大。Wi-Fiデバイス市場で、金額ベースではあるがWi-Fiルーターを上回った

また、スマートスピーカーの利用用途や頻度についても、音楽やラジオ、ポッドキャストといった音声ストリーミングサービスを使用することが多いということが調査でわかったという。

スマートスピーカーの利用状況。特に“聴く”ことに関してユーザーの利用頻度が高いという

スマートスピーカーの利用状況。特に“聴く”ことに関してユーザーの利用頻度が高いという

こういった市場ニーズを背景に、1台でトライバンド対応のメッシュWi-Fi子機にもなり、ネットワーク品質を高めると同時にAlexaとHarman Kardon製のスピーカーシステムによる高音質な音声ストリーミングサービスも楽しめるデバイスとして開発されたのが「Orbi Voice サテライト」というわけだ。

「Orbi Voice サテライト」は、高品質Wi-Fi、音声アシスタント、高音質音楽ストリーミングサービスの1台3役を実現するために開発された

ちなみに、Alexa対応ならではの機能としては、各種設定を音声操作で行えるスキルが本国ですでに提供されているが、日本国内についてはローカライズがまだ完了しておらず、現時点で提供時期は未定とのことだ。

Alexa用のマイクは本体上部に4つ搭載

Alexa用のマイクは本体上部に4つ搭載

Wi-Fi機能については、IEEE 802.11a/b/g/n/acに対応しており、速度は2.4GHzが400Mbps、5GHz帯が866Mbps。有線LANはギガビット対応ポートを2基備える。

製品ラインアップは、「Orbi Voice サテライト」の単体モデルと、メッシュWi-FiシステムOrbi対応ルーター「RBK50」とセットとなった「Orbi Voice メッシュWiFi システム スターターキット」を用意。出荷は4月初旬を予定しており、本日からAmazon.co.jpにて先行予約の受付が開始されている。市場想定価格は単体モデルが39,800円、スターターキットが59,800円(いずれも税込)だ。

「Orbi」対応ルーターとのセットモデルのほか、すでに「Orbi」を所有しているユーザーも購入できるように単体モデルもラインアップされる

国内2社目! Wi-Fi 6対応ルーター「Nighthawk AX8」

続いて発表されたのが、ハイエンドWi-Fiルーター「Nighthawk」シリーズの新モデル「Nighthawk AX8」。IEEEE802.11acと比べ、接続台数を4倍、スピードを40%、エリアを50%拡大させたというWi-Fiの次世代規格「Wi-Fi6」(IEEEE 802.11ax)に対応した同社初のWi-Fiルーターとなる。

 Wi-Fi 6対応ルーター「Nighthawk AX8」

Wi-Fi 6対応ルーター「Nighthawk AX8」

Wi-Fi6は、接続台数を4倍、スピードを40%、エリアを50%拡大させたというWi-Fiの次世代規格だ

Wi-Fi6は、接続台数を4倍、スピードを40%、エリアを50%拡大させたというWi-Fiの次世代規格だ

特に目を引くのが特徴的な本体デザイン。こちらは、4つの高性能アンテナを適切な位置に配置し、自分でアンテナを調整しなくてもWi-Fi6のパフォーマンスを最大限引き出せるようにするために、このような形にたったのだという。

本体左右から天に向けて大きく伸びたアンテナ部分が特徴的

本体左右から天に向けて大きく伸びたアンテナ部分が特徴的

Wi-Fi機能については、IEEE 802.11a/b/g/n/ac/axに対応。速度は2.4GHz帯が1200Mbps(4×4)、5GHz帯が4800Mbps(4×4)で、計8ストリーム6000Mbpsとなる。有線LANはギガビット対応ポートを5基備えており、うち2つはリンクアグリゲーションにも対応。プリンターやHDD接続に対応したUSB 3.0ポートも2基備えている。

有線LANやUSB 3.0ポートといったインターフェイスは後部に配置

有線LANやUSB 3.0ポートといったインターフェイスは後部に配置

こちらも「Orbi Voice サテライト」同様、4月初旬の出荷を予定しており、本日からAmazon.co.jpにて先行予約の受付が開始されている。市場想定価格は49,980円(税込)だ。

本日よりAmazonで先行予約がスタート。予約期間中は13%OFFのクーポンが付くとのこと

本日よりAmazonで先行予約がスタート。予約期間中は13%OFFのクーポンが付くとのこと

スマートアートキャンバス「Meural」の投入も予告

発表会では、クラウド上に保存された絵画やイラストといった3万点以上のライブラリーを、額縁に収められた27型のディスプレイに表示して楽しめるスマートアートキャンバス「Meural」の投入も明らかにされた。

スマートアートキャンバス「Meural」

スマートアートキャンバス「Meural」

「Meural」は、同社が昨年買収したMeural社が開発したデバイス。一般的なデジタルフォトフレームとはことなり、筆などの絵画の質感を再現するソフトウェア処理、ノングレア液晶などを組み合わせ、絵画に近い表示ができるようになっているのがポイントとなっている。

なお、クラウド上に保存された絵画やイラストといった3万点以上のライブラリーを表示するには、デバイス本体のほかにバンドルサービスが必要となる。本体内にWi-Fiを内蔵しており、専用アプリから表示内容の変更操作はもちろん、自分で撮影した写真データなどをクラウドにアップして表示することもできるという。

ちなみに、Meural社買収前から提携していた国内代理店経由ですでに国内投入されているが、同社は付属するバンドルなどを変更して投入する予定とのこと。投入時期は現時点では未定だが、年内、できれば上半期中には投入したいとのことだ

遠山俊介(編集部)

遠山俊介(編集部)

PC・家電・カメラからゲーム・ホビー・サービスまで、興味のあることは自分自身で徹底的に調べないと気がすまないオタク系男子です。最近はもっぱらカスタムIEMに散財してます。

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