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5月8日までのキャンペーンも見逃せない!

IIJmioから登場したSIMフリー版の「Xperia XZ Premium」は買いなのか?


インターネットイニシアティブが提供する格安SIMサービス「IIJmioモバイルサービス」(以下、IIJmio)がソニーモバイルコミュニケーションズのSIMフリースマホ「Xperia XZ Premium」の取り扱いを開始しました。

価格は59,800円(税別、以下同)の一括払い、もしくは2,500円×24回の分割払い(総額60,000円)から選べますが、IIJmioでは2019年5月8日まで音声通話SIMの新規契約者向けにキャンペーンを展開しており、音声付きSIMと一緒に契約することで一括40,000円もしくは1,670円×24回払い(総額40,080)というキャンペーン価格で購入することが可能です。

IIJmioが2019年3月20日に販売を開始したXperia XZ Premium。音声通話SIMの契約と一緒に購入すれば2/3に近い価格で手に入ります(IIJmioのWebサイトより)

Xperia XZ Premiumは、決して新しい機種ではありません。国内ではNTTドコモから「Xperia XZ Premium SO-04J」として発売されたのが今から2年近く前の2017年6月16日、nuroモバイルがSIMフリー版の取り扱いを開始したのは同年11月28日のこと。現在はどちらもオンラインでの販売を終了しています。

大手キャリアでは2018年末から「Xperia XZ3」の販売が始まっているので、Xperiaシリーズの最新モデルから数えると3世代前にあたるXperia XZ Premium。今この機種をIIJから買うのはアリなのか、ライバルの格安スマホと比較してみたいと思います。

ライバル2機種とスペックを比較!

それではスペックを比べてみましょう。現在Xperia XZ Premiumを取り扱っているMVNOはIIJのみなので、本記事ではIIJmioモバイルサービスの契約を前提に、格安スマホの比較対象機種をピックアップしました。

対象に選んだのは、SIMフリースマホの人気が高いファーウェイから最新のハイエンド端末「Mate 20 Pro」、国内メーカーのシャープが販売するSIMフリースマホ「AQUOS R2 compact SH-M09」(以下、SH-M09)の2機種です。

3機種のスペック比較表

3機種のスペック比較表

3機種とも最新のAndroid 9.0に対応

OSのバージョンは3機種ともすべてAndroid 9.0に対応。Xperia XZ PremiumはAndroid 7.1または8.0で出荷されていますが、9.0にアップデートすることが可能です。

もともとは2年近く前に登場したXperia XZ Premiumですが、現時点(2019年3月末現在)で正式にリリースされている最新バージョンのAndroid 9.0にアップデートできるので、アプリの動作環境だけでなくセキュリティー対策の観点からも安心です。

ディスプレイ解像度はXperia XZ Premiumがダントツ

ディスプレイのサイズを比べてみると、Xperia XZ Premiumの5.5インチは、Mate 20 Pro(6.39インチ)とSH-M09(5.2インチ)の中間です。

しかし、ディスプレイの解像度はXperia XZ Premium の4K(3840×2160ドット)が最も高精細。Mate 20 Proは2K+(3120×1440ドット)、SH-M09はフルHD+(2280×1080ドット)となっています。

なるべく大画面で動画やゲームなどのコンテンツを楽しみたければ6インチ台のMate 20 Proが魅力的ですが、Xperia XZ Premiumでは自分で撮影した4K動画やYouTubeの高解像度動画を楽しめるメリットがあります。

処理能力とカメラはファーウェイの最新機種に軍配

処理能力はKirin 980と6GBのメモリー(RAM)を搭載するMate 20 Proがトップで、SH-M09、Xperia XZ Premiumの順に続きます。

Mate 20 Proは2018年11月にSIMフリー版の国内販売が始まった比較的新しい機種ですが、前述のようにXperia XZ Premiumは2017年6月(NTTドコモ版)登場の古い機種ということもあり、処理能力に差があるのは致し方ないところです。

また、Mate 20 Proはアウトカメラも充実しており、4000万画素(広角)、2000万画素(超広角)、800万画素(望遠)のトリプルレンズ仕様。これに対して、Xperia XZ Premiumのアウトカメラは1920万画素のシングルレンズ仕様です。

レンズの数が多くなければダメということはありませんが、複数のレンズを備えることで広角から望遠までさまざまな画角に対応したり、被写体の情報をより多く取り込めたりといったメリットが得られます。処理能力やカメラの性能に関わるハードウェア構成は、この3機種のなかではMate 20 Proに軍配が上がるでしょう。

ハイエンドスマホのMate 20 Proは、処理性能やカメラの構成にすぐれています

ハイエンドスマホのMate 20 Proは、処理性能やカメラの構成にすぐれています

国内メーカー2機種は噴流水に対する防水性能もあり

海外メーカー製のスマホには非対応の機種も多い防水・防じん性能ですが、今回比較している3機種はいずれも対応しています。

ただし、細かな部分では違いも見られます。水の侵入に対する保護等級はXperia XZ PremiumとSH-M09が「IPX5/X8」、Mate 20 Proが「IPX8」とされています。わかりやすく説明すると、IPX8は「水に浸したとき」の防水性能、IPX5は「水を噴きかけたとき」の防水性能を示します。

つまり、Xperia XZ PremiumとSH-M09は水に浸したときだけでなく、水を噴きかけたときの防水試験にもパスしているということ。試験以上に過酷な状況下では浸水することもありえますが、日常生活の範囲であれば問題のないレベルです。

なお、防じん性能を示す等級は3機種とも「IP6X」で、端末内に粉じんが入り込まない構造であることを示しています。

SH-M09は、国内メーカーならではの防水・防じん性能を備えています

SH-M09は、国内メーカーならではの防水・防じん性能を備えています

Xperia XZ Premiumはキャンペーン価格がお得

最後に価格を比べてみましょう。ハードウェアスペックにすぐれるMate 20 Proは値段も高く、音声通話SIM契約者が対象のキャンペーン価格でも一括98,000円または4,100円×24回払い(総額98,400円)と高価な端末です。

登場から間もないSH-M09はキャンペーンの対象外で、価格は一括64,800円または2,750円×24回払い(総額66,000円)となっています。

いっぽう、Xperia XZ Premiumは冒頭でも触れたように、キャンペーン価格は一括40,000円または1,670円×24回払い(総額40,080円)。2017年11月にnuroモバイルからSIMフリー版が登場したときの価格はMate 20 Proに匹敵する99,800円(一括)だったので、半額以下の価格で購入できることになります。

気になるのはデザイン!?

Mate 20 ProとSH-M09は、インカメラ、センサー、受話スピーカーなどを小さな切り欠き(ノッチ)部分におさめて、アスペクト比19:9のディスプレイを組み込んだ流行のデザインを採用しています。

これに対して、Xperia XZ Premiumはディスプレイの上下に広いベゼルが設けられた「古い」デザインなので、最新のデザインを求める人には気になるところかもしれません。

また、Xperia XZ Premiumのディスプレイのアスペクト比は、ほかの3機種よりも縦が短い16:9。端末を横向きに持ち、映画で採用されているシネマスコープ(21:9)サイズの動画を再生すると、映像が表示される面積の割合が19:9のディスプレイよりも狭くなってしまうのがデメリットです。

こうしたデザインに由来するデメリットこそあるものの、ハードウェアそのものはまだまだ一線で活躍できるスペックを備えています。MVNOの音声通話SIMを契約しようと考えているなら、キャンペーンでお得に購入できるXperia XZ Premiumを選択肢に含めてみてはいかがでしょうか。

松村武宏

松村武宏

信州佐久からモバイル情報を発信するフリーライターであり2児の父。気になった格安SIMは自分で契約せずにはいられません。上京した日のお昼ごはんは8割くらいカレーです。

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