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スマホの「テザリング」使い方【2019年版】 注意点や設定方法を徹底解説

テザリングでインターネット接続

以下では、Wi-Fiテザリング、USBテザリング、Bluetoothテザリングの具体的な使い方を見ていこう。テザリングに使う端末がiPhoneでもAndroidスマホでも、接続する機器側の操作は基本的に共通だ。なお、スマホでテザリングがオンになっていることを前提に解説する。

(1)Wi-Fiでテザリング

Wi-Fiによるテザリングの接続は、無線LANルーターへの接続と同じだ。接続する側の機器からWi-Fiアクセスポイントの一覧に表示されるスマホの名前を選び、パスワードを入力すれば接続できる。なお、iPhoneのテザリングでiPadやMacを接続する場合はもっと簡単な接続ができるので、その方法は後述する。まずは、Windowsパソコン(Windows 10)からAndroidスマホへテザリング接続する例を紹介しよう。

通知領域にあるWi-Fiのアイコンをクリックすると、Wi-Fiのアクセスポイントが一覧表示される。一覧から自分のスマホの名前を探してクリックし、「接続」をクリックする。このとき、「自動的に接続」にチェックを入れておくと、次回以降、同じスマホのテザリングに対して自動接続する。

Wi-Fiのアクセスポイント一覧にある自分のスマホの名前をクリックして「接続」をクリックする

Wi-Fiのアクセスポイント一覧にある自分のスマホの名前をクリックして「接続」をクリックする

「ネットワークセキュリティキーの入力」ボックスが表示されるので、スマホのテザリング接続用パスワードを入力して「次へ」をクリックする。入力文字を確認したいときは、テキストボックス右端のボタンをクリックすればいい。

パスワードを入力して「次へ」をクリックする

パスワードを入力して「次へ」をクリックする

ほかのパソコンなどから自分のパソコンが検出できるようにするか尋ねられる。利用状況で必要なら「はい」だが、基本的には「いいえ」をクリックしておく。

この画面では「いいえ」をクリックする

この画面では「いいえ」をクリックする

これで接続は完了だ。パソコンからインターネットに接続できる。切断するときは、通知領域のWi-Fiアイコンをクリックし、スマホの名前を選んで「切断」をクリックする。合わせて、スマホのテザリングもオフにしておこう。

「切断」をクリックすると、テザリング接続を終了できる

「切断」をクリックすると、テザリング接続を終了できる

・iPhoneとiPad、Macの場合

同じApple IDでiCloudにサインインしているアップル製品同士のテザリング(インターネット共有)では、「Instant Hotspot」という機能を利用できる。これは、接続する側でテザリング先を選択すると、自動でテザリングがオンになり、自動接続するという機能だ。

なお「Instant Hotspot」が利用できるのは、テザリングを提供する端末は「iOS 8.1以降」、接続する側は「iOS 8以降」または「OS X Yosemite以降」となる。

「iPad」から接続するには、「設定」アプリを起動して「Wi-Fi」をタップ。「インターネット共有」にあるiPhoneの名前をタップする。これで、iPhoneのテザリングがオンになり、接続が完了する。とても簡単だ。

このとき、「リモートインターネット共有を開始できませんでした」と表示される場合は「OK」をタップし、一度「Wi-Fi」をオフにして再度オンにする。これで、iPhoneの名前をタップすれば接続できるはずだ。

「設定」の「Wi-Fi」を開き、iPhoneの名前をタップするだけで接続が完了する

「設定」の「Wi-Fi」を開き、iPhoneの名前をタップするだけで接続が完了する

問題は、切断だ。iPadをロックするといったんは切断されるが、すぐに再接続してしまう。切断をするには、「設定」の「Wi-Fi」でiPhoneの名前をタップ。開く画面で「このネットワーク設定を削除」、確認の画面で「削除」をタップする。あるいは、iPhone側でテザリングをオフにする手もある。

ただこれでは面倒なので、自動接続をオフにしておくのがおすすめだ。この設定にしておくと、iPadをロックすると自動で切断され、一定時間後にiPhoneのテザリングも自動でオフになる。

画面は、テザリングで接続中だ。ここで、iPhoneの名前をタップする

画面は、テザリングで接続中だ。ここで、iPhoneの名前をタップする

この画面が開くので、「自動接続」をオフにする。これで、iPadをロックすればiPhoneのテザリングが自動でオフになる

Macからの接続は、メニューバーのWi-Fiステータスメニューを開き、「インターネット共有」に表示されるiPhoneの名前をクリックすればいい。切断は、Wi-Fiステータスメニューを開いて「(iPhoneの名前)との接続を解除」をクリックする方法がひとつ。また、Macがスリープに入ると自動で切断され、iPhoneのテザリングは自動でオフになる。

Macは、Wi-FiステータスメニューでiPhoneの名前をクリックして接続する

Macは、Wi-FiステータスメニューでiPhoneの名前をクリックして接続する

(2)USBでテザリング

USBテザリングは、スマホとパソコンをUSBケーブルで接続する。注意点は、iPhoneのテザリングでWindowsパソコンを利用するときだ。Windowsパソコンに「iTunes」をインストールしていないとiPhoneを認識しないので、インストールしておこう。

Windows用iTunesの入手先
https://www.apple.com/jp/itunes/download/
「Microsoft Store」からでは必要な機能がインストールされない。アップルのサイトから直接、通常の「Windows」版(64ビット版または32ビット版)を選んでダウンロード、インストールする

●iPhoneの場合

iPhoneをUSBケーブルでパソコンに接続する。このとき、「このコンピュータを信頼しますか?」と表示されたら「信頼」をタップし、iPhoneのパスコードを入力する。

この画面が表示されたら「信頼」をタップする

この画面が表示されたら「信頼」をタップする

iPhoneのパスコードを入力する

iPhoneのパスコードを入力する

接続できたら、iPhoneの「設定」アプリで「Wi-Fi」と「Bluetooth」をオフにする。その状態で、「インターネット共有」をオンにするとメッセージが表示されるので、「USBのみ」をタップ。これで、USBテザリングが始まる。

この画面が表示されるので「USBのみ」をタップする

この画面が表示されるので「USBのみ」をタップする

●Androidスマホの場合

AndroidスマホをUSBケーブルでパソコンに接続する。Androidスマホの「設定」で「ネットワークとインターネット」→「アクセスポイントとテザリング」とタップし、「USBテザリング 」をタップする。

Windowsパソコンでほかのパソコンなどから自分のパソコンが検出できるようにするか尋ねられるので「いいえ」をクリック。これで、USBテザリングが使える。

「アクセスポイントとテザリング」で「USB テザリング」をオンにする

「アクセスポイントとテザリング」で「USB テザリング」をオンにする

(3)Bluetoothでテザリング

Bluetoothによるテザリングは、はじめに機器同士をペアリングする。ペアリングできたら、パソコン側のネットワーク設定でスマホのテザリングが使えるように設定変更すれば、テザリングが使えるようになる。以下では、AndroidスマホとWindowsパソコンでBluetoothテザリングする例を紹介する。

Androidスマホの場合、「設定」でBluetoothをオンにしておき、「ネットワークとインターネット」→「アクセスポイントとテザリング」で「Bluetoothテザリング」をオンしておく。iPhoneの場合は「インターネット共有」をオンにすればいい。

「Bluetoothテザリング」をオンにする

「Bluetoothテザリング」をオンにする

次にWindowsパソコンで、「設定」の「デバイス」をクリックし、「Bluetoothまたはその他のデバイスを追加する」→「Bluetooth」とクリック。「デバイスを追加する」画面にAndroidスマホの名前が表示されたらクリックする。

画面にPINコードが表示される。Androidスマホの画面にもPINコードが表示されるので、同じPINコードであることを確認してパソコン側では「接続」をクリック、Androidスマホでは「ペア設定する」をタップする。これでペアリングされ、機器同士がBluetoothで接続される。

PINコードが表示されるので、Androidスマホ側と同じPINコードであることを確認し、「接続」をクリックする

PINコードが表示されるので、Androidスマホ側と同じPINコードであることを確認し、「接続」をクリックする

Androidスマホでは「ペア設定する」をタップする

Androidスマホでは「ペア設定する」をタップする

ペアリングだけでは通信回線がつながっていないので、ネットワークの設定を変更する。Windowsパソコンで「コントロールパネル」を検索して開き、「ネットワークとインターネット」→「ネットワークと共有センター」→「アダプターの設定の変更」とクリック。「ネットワーク接続」画面が開いたら、「Bluetoothネットワーク接続」をダブルクリックする。

この画面で「Bluetoothネットワーク接続」をダブルクリックする

この画面で「Bluetoothネットワーク接続」をダブルクリックする

「デバイスとプリンター」画面にスマホが表示されるので選択し、「接続方法」→「アクセスポイント」とクリック。接続が確立すると、テザリングが使えるようになる。

「接続方法」→「アクセスポイント」とクリックすると接続が始まる

「接続方法」→「アクセスポイント」とクリックすると接続が始まる

接続が確立すると「接続方法」の表示が「デバイスネットワークからの切断」に変わる。これをクリックすると、テザリングが終了する。

「デバイスネットワークからの切断」をクリックすると通信が切断される

「デバイスネットワークからの切断」をクリックすると通信が切断される

【まとめ】まずは使ってみよう

外出先でノートパソコンやタブレット、ゲーム機などをインターネット接続する場合、スマホのテザリングはとても有効な手段だ。ちょっとした作業なら、わざわざ公衆無線LANを探さずに済む。

また、モバイルWi-Fiルーターを使っている場合、利用状況(使用データ量)によっては解約して通信費を抑えることができるかもしれない。

テザリングは、使い方を覚えておくと、いざというときにきっと役に立つ。接続方法は3つあるがすべてを覚える必要はないので、まずは手軽に使えるWi-Fiテザリングを使ってみるといいだろう。とても便利な機能なので、しっかり活用しよう。

小野均

小野均

パソコンからモバイルまで、ハード&ソフトのわかりやすい操作解説を心がける。趣味は山登りにクルマという、アウトドア志向のIT系フリーライター。

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