ニュース
ハイエンド、コスパ重視、個性派などバランスのよいラインアップを用意

auが「Xperia 1」や「Galaxy S10」など夏スマホ新モデルを発表

KDDI(au)は、2019年5月13日、スマートフォンの夏モデル8機種と、携帯電話1機種を発表した。ソニー「Xperia 1」や、サムスン「Galaxy S10/S10+」、シャープ「AQUOS R3」といったハイエンド機に加え、コスパ重視のサムスン「Galaxy A30」とファーウェイ「P30 lite Premium」、さらには個性派モデルの京セラ「TORQUE G04」がバランスよくラインアップされている。各機種の特徴を紹介しよう。

21:9の4K有機ELやトリプルレンズカメラを備え、イメージ一新
ソニーモバイルコミュニケーションズ「Xperia 1 SOV40」

Xperiaシリーズの最新ハイエンドモデル「Xperia 1」が、ソフトバンクに続きauからも発表された。ボディサイズは、約72(幅)×167(高さ)×8.2(厚さ)mmで、重量は約178g。ディスプレイは、画面サイズが約6.5インチで、3,840×1,644表示に対応した縦横比21:9の4K HDR有機ELを採用する。このディスプレイはプロ向けモニターディスプレイの画質を再現する「クリエイターモード」を備えており、「Ultra HD」の放送規格である「ITU-R BT.2020」の色域や10bitの階調表現などに対応し、コンテンツ制作者の意図をより忠実に再現できるという。

メインカメラは、焦点距離26mmの標準カメラ、52mmの望遠カメラ、16mmの超広角カメラ(いずれも35mm換算)を組み合わせた、Xperiaシリーズ初のトリプルカメラで、3.25倍の光学ズームに対応。いずれのカメラもイメージセンサーは画素数約1,220万画素で共通だ。このカメラには。ソニーのデジタルカメラ「α」シリーズのアルゴリズムを取り入れた画像処理エンジン「BIONZ X for mobile」が搭載されており、10fpsのAF/AE追従高速連写撮影機能のほか、スマホとしては世界初の「瞳AF」も搭載される。

基本スペックは、最新世代のハイエンド向けSoC「Snapdragon 855」に、6GBのRAMと64GBのストレージ、512GBまで対応のmicroSDXCメモリーカードスロットを組み合わせる。OSはAndroid 9。フルセグ/ワンセグのテレビチューナーとFeliCaポートも搭載されている。

カラーバリエーションは、ブラック、ホワイト、グレー、パープルの4色。6月下旬以降の発売を予定している。なお、予約購入したユーザー全員に、au WALLTEの残高5,000円がキャッシュバックされるキャンペーンが実施される。

ディスプレイは、21:9の超縦長。横画面と縦画面の縦横比16:9コンテンツを同時に表示できる

ディスプレイは、21:9の超縦長。横画面と縦画面の縦横比16:9コンテンツを同時に表示できる

メインカメラは、超広角、広角、望遠に対応したトリプルカメラ。3.25倍の光学ズームに対応する

メインカメラは、超広角、広角、望遠に対応したトリプルカメラ。3.25倍の光学ズームに対応する

超音波式指紋センサー付きダイナミックAMOLEDにトリプルカメラを搭載
サムスン「Galaxy S10 SCV41」「Galaxy S10+ SCV42」

サムスンのハイエンドモデルとなる「Glaxy S10」シリーズからは、画面サイズ約6.1インチの「Galaxy S10」(約70(幅)×150(高さ)×7.8mm(厚さ)mm、重量約158g)と、約6.4インチの「Galaxy S10+」(約74(幅)×158(高さ)×7.8mm(厚さ)mm、重量約175g)の2モデルが登場。画面およびボディサイズ以外のスペックはほぼ共通で、いずれも3,040×1,440のQuad HD+表示に対応する有機ELディスプレイ「ダイナミックAMOLED」を採用し、よりリアルな色彩と高いコントラスト比を実現している。なお、このディスプレイにはスマートフォンとしては世界初となる超音波式の指紋認証センサーが搭載されている。

メインカメラの仕様も共通。約1,200万画素の広角カメラ(スーパースピードデュアルピクセル、F1.5と2.4自動切り替え対応)、約1,600万画素の超広角カメラ(F2.2)、約1,200万画素の望遠カメラ(F2.4)という組み合わせのトリプルカメラで、光学2倍のズーム撮影が行える。フロントカメラはやや仕様が異なり、「Galaxy S10」が約1,000万画素のシングルなのに対して、「Galaxy S10+」は約1,000万画素+約800万画素(RGB深度カメラ)のデュアルカメラとなっている。

基本スペックは、最新世代のハイエンド向けSoCの「Snapdragon 855」に、8GBのRAMと128GBのストレージ、512GBまで対応のmicroSDXCメモリーカードスロットを組み合わせる。OSはAndroid 9。フルセグ/ワンセグのテレビチューナーとFeliCaポートも搭載されている。

カラーバリエーションは、「Galaxy S10」がプリズムホワイト、プリズムブラック、プリズムブルーの3色。「Galaxy S10+」は、プリズムブラックとプリズムホワイトの2色となっている。発売日はいずれも5月23日。なお、予約購入したユーザー全員にワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds(SM-R170)」がプレゼントされる。

左が「Galaxy S10」、右が「Galaxy S10+」。ディスプレイ右上のカメラホールが特徴

左が「Galaxy S10」、右が「Galaxy S10+」。ディスプレイ右上のカメラホールが特徴

メインカメラは、両機種とも超広角、広角、望遠という組み合わせのトリプルカメラ

メインカメラは、両機種とも超広角、広角、望遠という組み合わせのトリプルカメラ

10億色対応の「Pro IGZO」ディスプレイや、強力な手ぶれ補正を備えたデュアルカメラを搭載
シャープ「AQUOS R3 SHV44」

シャープのハイエンドスマホ「AQUOS R」シリーズの3世代目となる「AQUOS R3」。ボディサイズは約74(幅)×156(高さ)×8.9(厚さ)mmで、重量は約185gだ。新搭載のPro IGZO液晶ディスプレイは、約6.2インチの画面サイズで、解像度は3,210×1,440、約10億色の表示に対応する。前モデル「AQUOS R2」と比較して最大輝度を2倍に高めながら、節電性能も約10%向上している。

メインカメラは、約2,010万画素の動画撮影用カメラと、約1,220万画素の静止画撮影用カメラという組み合わせのデュアルカメラだ。前モデル「AQUOS R2」と比較して、静止画撮影では高感度撮影性能は2.4倍に高めつつ、AIが被写体の動きを認識することで、シャッタースピードISO感度をリアルタイムで調節することで、手ぶれや被写体ぶれを抑えることができる。また、動画撮影機能では、約15秒のビデオクリップを自動で作成する「AIライブストーリー」が搭載される。

基本スペックも高められており、最新世代のハイエンドSoC「Snapdragon 855」に、6GBのRAMと128GBのストレージを組み合わせる。OSは、Android 9。フルセグ/ワンセグのテレビチューナーとFeliCaポートも搭載されている。

カラーバリエーションは、ピンクアメジスト、プラチナホワイト、プレミアムブラックの3色で、5月下旬の発売を予定している。購入キャンペーンは2種類用意されており、予約購入したユーザー全員に「au WALLTE」10,000円分のキャッシュバックを実施する(予約していない場合は5,000円分)ほか、発売開始から6月30日までの期間に購入したユーザー全員を対象に、端末価格が20,000円分割引きがされる。

カラーバリエーションは、左からピンクアメジスト、プラチナホワイト、プレミアムブラックの3色

カラーバリエーションは、左からピンクアメジスト、プラチナホワイト、プレミアムブラックの3色

メインカメラは、動画専用と静止画専用に分けられた独自のデュアルカメラ。AIを使った手ぶれ・被写体ぶれ補正機能を備える

防水・防塵ボディやFeliCaポートなど、日本市場向け機能を備えた高コスパ機
サムスン「Galaxy A30 SCV43」

サムスン「Galaxy」シリーズの、スタンダードモデル「A」シリーズの最新モデル。ローバルモデルである「Galaxy A30」と異なり、本機はIPX5/8等級の防水と、IP6X等級の防塵に対応するほか、FeliCaポートを備えるなど、国内向けのカスタマイズが施されている点が特徴だ。ボディサイズは、約75(幅)×160(高さ)×8.0(厚さ)mmで、重量は約176g。2,340×1,080のフルHD+表示に対応する約6.4インチの有機ELディスプレイを採用する。

メインカメラは約1,300万画素の標準カメラと、約500万画素の広角カメラを組み合わせたデュアルカメラ。フロントカメラは約800万画素となっている。上位モデルの「Galaxy S10」シリーズ同様にAIを使ったシーン認識機能を備えているが、認識できるシーンの種類が19種類(「Galaxy S10」は約30種類)と、機能面に違いがある。

搭載されるSoCは、サムスン製のミドルレンジ向け「Exynos7904」。これに4GBのRAMと64GBのストレージ、512GBまで対応するmicroSDXCメモリーカードスロットを組み合わせる。OSはAndroid 9。フルセグ/ワンセグチューナーは非搭載となる。

カラーバリエーションは、ブルー、ブラック、ホワイト、レッドの4色を用意する。発売は5月下旬の予定。発売にともなうキャンペーンは用意されていない。

本体価格は43,200円(税込)ながら、防水・防塵ボディと、FeliCaポートを搭載する

本体価格は43,200円(税込)ながら、防水・防塵ボディと、FeliCaポートを搭載する

カラーバリエーションは、左から、ホワイト、ブルーブラック、レッドの4色。指紋認証センサーは背面に搭載されている

au向けモデルは128GBの大容量ストレージを搭載
ファーウェイ「P30 lite Premium HWV33」

ファーウェイの最新スマートフォン「P30」シリーズのエントリー向けモデル。ボディサイズは約73(幅)×153(高さ)×7.5(厚さ)mmで、重量約159g。2,312×1,080のフルHD+表示に対応する約6.1インチの液晶ディスプレイを備える。前モデル「P20 lite」の約5.84インチディスプレイと比較するとひと回り大きくなった。

メインカメラは約2,400万画素(広角カメラ)、約800万画素(標準カメラ)、約200万画素(被写界深度計測)という組み合わせのトリプルカメラだ。22種類のシーンを認識するAIシーン認識機能や、高感度撮影に特化した夜景モードを備えている。

基本スペックは、ファーウェイ自社製のミドルレンジ向けSoC「Kirin 710」に、4GBのRAMと128GBのストレージ(他社販売モデルは64GB)、512GBまで対応するmicroSDXCメモリーカードスロットを組み合わせる。OSは、Android 9。FeliCaポートやフルセグ/ワンセグのテレビチューナーは非搭載。

カラーバリエーションは、ピーコックブルー、パールホワイト、ミッドナイトブラックの3色で、5月下旬の発売を予定していたが、5月22日に発売延期が発表された。新しい発売日は決定次第発表される。

前モデル「P20 lite」よりも、ディスプレイはひと回り大きくなった。価格は43,200円(税込)だ

前モデル「P20 lite」よりも、ディスプレイはひと回り大きくなった。価格は43,200円(税込)だ

本機の翻訳機能では、カメラで映した外国語を日本語に翻訳して表示できる

本機の翻訳機能では、カメラで映した外国語を日本語に翻訳して表示できる

さらに高められたタフネス性能。処理性能も大幅に向上
京セラ「TORQUE G04」

京セラのタフネススマホ「TORQUE」が2年ぶりにリニューアルされた。ボディサイズは約73(幅)×150(高さ)×13.4(厚さ)mmで、重量は約203gの。1,920×1,080のフルHD表示に対応する約5.0インチの液晶ディスプレイを採用する。
最大の特徴であるタフネス性能はさらに強化され、米国国防総省の調達基準「MIL-STD-810G」に京セラ独自の基準を合わせた27項目の試験をクリア。2mの高さから鉄板・コンクリートへの落下に耐える耐衝撃性能や、水深2.0mの海水に約1時間耐えることのできる耐海水性能、温水シャワーでの洗浄などに対応している。

メインカメラは、約2,400万画素の広角カメラと、約800万画素の超広角カメラを組み合わせたデュアルカメラ。広角カメラはイメージセンサー上のフォトダイオードを4個統合して、高感度撮影機能を高める機能や、撮影後に背景のボケを調節する機能を備えている。なお、フロントカメラは約800万画素となっている。

基本スペックは、ミドルハイ向けのSoC「Snapdragon660」に、4GBのRAMと、64GBのストレージ、512GBまで対応するmicroSDXCメモリーカードスロットという組み合わせだ。OSはAndroid 9。処理性能も前モデル「TORQUE G03」よりも大幅に向上している。

カラーバリエーションは、ブルー、レッド、ブラックの3色で、8月下旬の発売を予定している。

シリーズの特徴である八角形モチーフのデザインを継承しつつ、タフネス性能はさらに高められている

シリーズの特徴である八角形モチーフのデザインを継承しつつ、タフネス性能はさらに高められている

砂や塩分などの汚れを落とすため、前モデルから引き続きボディは一部が分解できる。劣化しやすいUSBポートのキャップ部分もユーザーで交換が可能となった

5色のカラーバリエーションを用意した、シンプル志向のケータイ
京セラ「GRATINA KYF39」

「GRATINA」シリーズとしては2017年冬に登場した「KYF37」に続く携帯電話の新モデル。シンプルに徹した作りで、ワンセグチューナーやFeliCaポートといった機能が、前モデルから省略されている。なお、SNSアプリとして「LINE」がプリインストールされるほか、SMSの後継となるRCS(リッチコミュニケーションサービス)「+(プラス)メッセージ」にも対応している。

カラーバリエーションは、薄水色、桜色、綿雪、紺碧、墨の5色。発売開始は5月24日から。

「GRATINA KYF39」ユーザーの動向を踏まえ、ワンセグチューナーやFeliCaポートが省略されたシンプル志向のケータイだ

田中 巧(編集部)

田中 巧(編集部)

FBの友人は4人のヒキコモリ系デジモノライター。バーチャルの特技は誤変換を多用したクソレス、リアルの特技は終電の乗り遅れでタイミングと頻度の両面で達人級。

記事で紹介した製品・サービスなどの詳細をチェック
関連記事
「価格.comマガジン」プレゼントマンデー
ページトップへ戻る