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ハイエンドスマホからエントリー機までバランスのとれたラインアップを発表

NTTドコモから、2019年夏スマホが登場。36回分割払いの「スマホおかえしプログラム」も

NTTドコモは、2019年5月16日、スマートフォン夏モデルを含む新製品および新サービスの発表会を行った。6月1日より実施される分離プラン「ギガホ」「ギガライト」を見据え、ハイエンド機に加えて、ミドルレンジやエントリー機のバリエーションが厚くなっている。各機種の特徴を速報で解説しよう。

なお、本稿では詳しく紹介しないが、新型スマートフォンの発表と同時に、新たな購入プログラムである36回の分割払いも発表された。この36回払いのうち、丸2年にあたる24回分を支払い終わった段階で、スマホを返却すると、残りの1年分にあたる12回分の端末価格が免除される「スマホおかえしプログラム」が利用できる。これは従来あった「端末購入サポート」を実質的にフォローするプログラムで、2年後に端末を買い換えるのであれば、端末価格の2/3で購入できるものだ。なお、このプログラムはハイエンドモデルのみが対象となるので、注意されたい。

※文中の料金は税込みで統一しています。

ハイブリッド手ぶれ補正搭載カメラを備えるミドルレンジモデル
ソニーモバイルコミュニケーションズ「Xperia Ace SO-02L」

最近ではハイエンド機しかリリースされていなかった「Xperia」シリーズだが、この「Xperia Ace SO-02L」は、久々に登場したミドルレンジ向けモデルとなる。

ボディサイズは、約67(幅)×140(高さ)×9.3(厚さ)mmで、重量は約154g。ディスプレイは2,160×1,080表示に対応する約5.0インチのTFT液晶となる。基本スペックだが、ミドルレンジ向けSoC「Snapdragon 630」を搭載し、4GBのRAMと64GBのストレージ、512GBまで対応するmicroSDXCメモリーカードスロットを組み合わせる。OSはAndroid 9。フルセグ/ワンセグのテレビチューナーは非搭載だが、FeliCaポートは搭載されている。

メインカメラは、約1,200万画素のイメージセンサーに、F1.8のレンズを組み合わせる。フロントカメラは約800万画素でF2.4の超広角レンズという組み合わせだ。本機のメインカメラは、光学式と電子式のハイブリッド手ブレ補正機構を備えており、ミドルレンジながら高感度撮影が期待できる。

カラーバリエーションはパープル、ホワイト、ブラックの3色。6月1日から発売される。端末価格は一括払いで48,600円。「スマホおかえしプログラム」の対象機ではない。

低価格ながら、メインカメラに光学式+電子式手ぶれ補正を備えるなど、カメラ機能にこだわりがある

低価格ながら、メインカメラに光学式+電子式手ぶれ補正を備えるなど、カメラ機能にこだわりがある

10億色対応のPro IGZO液晶ディスプレイを搭載するハイエンド機
シャープ「AQUOS R3 SH-04L」

ソフトバンク、auから発表済みのシャープ製ハイエンドスマートフォン「AQUOS R3」がNTTドコモからも「SH-04L」として登場する。ボディサイズは、約74(幅)×156(高さ)×8.9(厚さ)mmで、重量は約185gだ。新搭載のPro IGZO液晶ディスプレイは、約6.2インチの画面サイズで、解像度は3,210×1,440、約10億色の表示に対応する。前モデル「AQUOS R2」と比較して最大輝度を2倍に高めながら、節電性能も約10%向上した。

メインカメラは、約2,010万画素の動画撮影用カメラと、約1,220万画素の静止画撮影用カメラという組み合わせのデュアルカメラだ。前モデル「AQUOS R2」と比較して、静止画撮影では高感度撮影性能を2.4倍に高めつつ、AIが被写体の動きを認識し、シャッタースピードとISO感度をリアルタイムで調節することで、手ぶれや被写体ぶれを抑えることができる。また、動画撮影機能では、約15秒のビデオクリップを自動で作成する「AIライブストーリー」が搭載される。

基本スペックは、最新世代のハイエンドSoC「Snapdragon 855」に、6GBのRAMと128GBのストレージの組み合わせだ。OSはAndroid 9。フルセグ/ワンセグのテレビチューナーとFeliCaポートも搭載されている。

カラーバリエーションは、ラグジュアリーレッド、プラチナホワイト、プレミアムブラックの3色。発売は6月1日で、一括払いの際の端末価格は89,424円。「スマホおかえしプログラム」を使った場合、2年後のユーザー負担額は59,616円となる。

10億色対応のPro IGZO液晶やデュアルカメラなど、映像コンテンツをフルの楽しめるスマートフォンだ

10億色対応のPro IGZO液晶やデュアルカメラなど、映像コンテンツをフルの楽しめるスマートフォンだ

さらに洗練された定番高性能モデル。オリンピック限定モデルもラインアップ
サムスン「Galaxy S10 SC-03L」「Galaxy S10+ SC-04L」「Galaxy S10+ Olympic Games Edition」

サムスン「Galaxy」シリーズからは、3モデルが登場。すでにauからも発表されている画面サイズ約6.1インチの「Galaxy S10 SC-03L」(約70(幅)×150(高さ)×7.8mm(厚さ)mm、重量約158g)と、約6.4インチの「Galaxy S10+ SC-04L」(約74(幅)×158(高さ)×7.8mm(厚さ)mm、重量約175g)の2モデルに加えて、来年に迫る東京オリンピックを記念した限定モデル「Galaxy S10+ Olympic Games Edition」もラインアップされる。

「Galaxy S10」と「Galaxy S10+」の画面およびボディサイズ以外のスペックはほぼ共通。いずれも3,040×1,440のQuad HD+表示に対応する有機ELディスプレイ「ダイナミックAMOLED」を採用し、よりリアルな色彩と高いコントラスト比を実現している。なお、このディスプレイにはスマートフォンとしては世界初となる超音波式の指紋認証センサーが搭載されている。

メインカメラの仕様も共通。約1,200万画素の広角カメラ(スーパースピードデュアルピクセル、F1.5と2.4自動切り替え対応)、約1,600万画素の超広角カメラ(F2.2)、約1,200万画素の望遠カメラ(F2.4)という組み合わせのトリプルカメラで、光学2倍のズーム撮影が行える。フロントカメラはやや仕様が異なり、「Galaxy S10」が約1,000万画素のシングルなのに対して、「Galaxy S10+」は約1,000万画素+約800万画素(RGB深度カメラ)のデュアルカメラとなっている。

基本スペックは、最新世代のハイエンド向けSoCの「Snapdragon 855」に、8GBのRAMと128GBのストレージ、512GBまで対応のmicroSDXCメモリーカードスロットを組み合わせる。OSはAndroid 9。フルセグ/ワンセグのテレビチューナーとFeliCaポートも搭載されている。

各機種のカラーバリエーションおよび発売日と価格は以下の通り。「Galaxy S10 SC-03L」が、プリズムホワイト、プリズムブラック、プリズムブルーの3色で、6月1日の発売、端末価格は一括払いで89,424円だ(「スマホおかえしプログラム」使用した場合、2年後の負担金は59,616円)。「Galaxy S10+ SC-04L」は、カラーはプリズムブラックのみで、発売は6月1日。端末価格は一括払いで101,088円(「スマホおかえしプログラム」を使用した場合、2年後の負担金は67,392円)。「Galaxy S10+ Olympic Games Edition」は、プリズムホワイトのみのカラーで、7月下旬の発売を予定している。端末価格は一括払いで114,696円だ(「スマホおかえしプログラム」を使用した場合、2年後の負担金は76,464円)。

左が「Galaxy S10 SC-03L」、右が「Galaxy S10+ SC-04L」。サイズのほかには、フロントカメラが「SC-03L」ではシングルなのに対して、「SC-04L」はデュアルカメラという違くらいしかない

東京オリンピックの記念モデル「Galaxy S10+ Olympic Games Edition」。ベースモデル「Galaxy S10+」と比較すると、背面のロゴや専用の壁紙、専用のミニアプリ、ワイヤレスイヤホン「Galaxy Budz」が同梱されている点が異なる

安価でもボディはタフネス。ハンドソープで丸洗いも可能
富士通「arrows Be3 F-02L」

富士通から発売される「arrows Be3 F-02L」は、タフネスボディが特徴のエントリーモデル。ボディサイズは、約70(幅)×147(高さ)×8.9(厚さ)mmで、重量は約145gだ。ディスプレイには、2,220×1,080表示に対応する約5.6インチの有機ELパネルを採用する。本機のボディは、IPX5/8等級の防水、IP6X等級の防塵に加え、米国国防総省の調達基準「MIL-STD-810G」の23項目に対応するタフネスボディ。また、ハンドソープでボディを丸洗いも可能だ。基本スペックだが、ミドルレンジ向けSoC「Snapdragon 450」に3GBのRAMと32GBのストレージ、400GBまで対応するmicroSDXCメモリーカードスロットを組み合わせる。OSはAndroid 9。ワンセグチューナーとFeliCaポートを搭載している。

メインカメラは、約1,220万画素にF1.9のレンズと、約810万画素にF2.0のレンズという組み合わせのデュアルカメラでAIシーン認識や、背景をぼかしたポートレート撮影が行える。

カラーバリエーションはホワイト、ブラック、ピンクの3色。発売は6月上旬を予定している。端末価格は一括払いで33,048円。「スマホおかえしプログラム」の対象にはなっていない。

曲面を使った背面のデザインは、近年のarrowsシリーズとは少し異なるイメージ。背面の指紋認証センサーは、画面の拡大やスクロールを行う独自機能「エクスライダー」の操作にも使われる

シリーズ初のトリプルカメラや、プロ用モニターの色を再現するディスプレイを搭載
ソニーモバイルコミュニケーションズ「Xperia 1 SO-03L」

auおよびソフトバンクから発表済みの「Xperia 1」が、NTTドコモ版空も登場した。ボディサイズは、約72(幅)×167(高さ)×8.2(厚さ)mmで、重量は約178gだ。ディスプレイは、画面サイズが約6.5インチで、3,840×1,644表示に対応した縦横比21:9の4K HDR有機ELを採用する。このディスプレイはプロ向けモニターディスプレイの画質を再現する「クリエイターモード」を備えており、「Ultra HD」の放送規格である「ITU-R BT.2020」の色域や10bitの階調表現などに対応するなど、コンテンツ制作者の意図をより忠実に再現できるという。

メインカメラは、焦点距離26mmの標準カメラ、52mmの望遠カメラ、16mmの超広角カメラ(いずれも35mm換算)を組み合わせた、Xperiaシリーズ初のトリプルカメラで、3.25倍の光学ズームに対応。いずれのカメラもイメージセンサーは画素数約1,220万画素で共通だ。このカメラには、ソニーのデジタルカメラ「α」シリーズのアルゴリズムを取り入れた画像処理エンジン「BIONZ X for mobile」が搭載されており、10fpsのAF/AE追従高速連写撮影機能のほか、スマホとしては世界初の「瞳AF」も搭載される。

基本スペックは、最新世代のハイエンド向けSoC「Snapdragon 855」に、6GBのRAMと64GBのストレージ、512GBまで対応のmicroSDXCメモリーカードスロットを組み合わせる。OSはAndroid 9。フルセグ/ワンセグのテレビチューナーとFeliCaポートも搭載されている。

カラーバリエーションはパープルとブラックの2色。6月中旬の発売予定で、端末価格は一括払いで103,032円となる(「スマホおかえしプログラム」を使用した場合、2年後の負担金は68,688円)。

スレート状のボディが復活!「Xperia Z」の頃に人気を集めたカラーバリエーション「パープル」の復活もファンにはうれしい点だ

約6インチの大画面と大容量バッテリー搭載ながら価格を抑えたエントリーモデル
LGエレクトロニクス「LG Style2 L-01L」

5月末に廃止されるdocomo withの対象機だった「LG Style」の後継モデル。ボディサイズは、約76(幅)×158(高さ)×8.5(厚さ)mmで、重量約182g。これに、2,160×1,080表示に対応する約6.0インチの大画面液晶ディスプレイを組み合わせる。バッテリーも容量3,900mAhという大容量だ。端末価格は38,880円に抑えられており、低価格ながら大画面と大容量バッテリーが手に入るのが特徴だ。

メインカメラは約1,620万画素のイメージセンサーにF2.2の広角レンズ、約1,310万画素のイメージセンサーでF1.9の標準レンズという組み合わせのデュアルカメラだ。フロントカメラは約810万画素(F1.9)となっている。

基本スペックは、ミドルレンジ向けSoC「Snapdragon 450」に4GBのRAMと64GBのストレージ、512GBまで対応するmicroSDXCメモリーカードスロットを組み合わせる。OSはAndroid 9。ワンセグチューナーとFeliCaポートを搭載している。

カラーバリエーションはゴールドとブラックの2色。7月の発売を予定している。「スマホおかえしプログラム」は利用できない。

低価格ながら、大画面と大容量バッテリーを搭載するのが特徴

低価格ながら、大画面と大容量バッテリーを搭載するのが特徴

光学5倍ズームのクアッドカメラを搭載する今期注目のハイエンドモデル
ファーウェイ「P30 Pro HW-02L」

昨年の「P20 Pro」に続き、ファーウェイ「P30」シリーズの最上位モデル「P30 Pro」は、NTTドコモ専売の「HW-02L」として登場する。ボディサイズは、約73(幅)×158(高さ)×8.6(厚さ)mm、重量約192gという大型のボディに、2,340×1,080表示に対応する約6.5インチの大画面有機ELディスプレイを搭載する。

最大の特徴は4基のカメラを組み合わせたメインカメラだ。約4000万画のイメージセンサーにF1.6の広角レンズ、約2000万画素のイメージセンサーにF2.2の超広角レンズ、約800万画素のイメージセンサーにF3.4の望遠レンズという3つカメラの組み合わせで、光学5倍のズームを実現する。さらに被写体の奥行き情報を計測するTOFカメラは、高精度な背景ぼかしやAR撮影機能に利用できる。フロントカメラも約3,200万画素と高精細で、顔を立体的に認識して、自然で健康的なセルフィー撮影が行えるものだ。

基本スペックだが、ファーウェイ自社製のハイエンドSoC「Kirin 980」に、6GBのRAMと128GBのストレージ、256GBまで対応するファーウェイ独自規格のNMカードスロットを組み合わせる。OSはAndroid 9。なお、FeliCaポートを搭載、フルセグ/ワンセグチューナー非搭載という点は昨年モデル「P20 Pro」から変更はない。

カラーバリエーションはブリージングクリスタルとブラックの2色。発売は今夏の予定だ。端末価格は一括払いの場合で89,424円(「スマホおかえしプログラム」を使用した場合、2年後の負担金は59,616円)。(2019年5月22日に、事前予約受付が停止された。予約受付再開は後日連絡する。)

光学5倍ズームを実現するクアッドカメラが魅力。FeliCaポートを搭載しており国内でも使いやすい

光学5倍ズームを実現するクアッドカメラが魅力。FeliCaポートを搭載しており国内でも使いやすい

SIMフリー版やソフトバンク版より少し安めの価格設定となった。Googleの新型スマホ
Google「Pixel 3a」

ソフトバンクおよびSIMフリー版が発表されている「Pixel 3a」がNTTドコモからも発売される。なおNTTドコモで扱うのは64GBモデルのみで、6インチ版の「Pixel 3a XL」は取り扱われない。ボディサイズ約70.1(幅)×151.3(高さ)×8.2(厚さ)mmで、重量約147gのボディに、2,220×1,080表示に対応する約5.6インチの有機ELディスプレイを搭載する。

1,220万画素、F1.8というメインカメラは、「Pixel 3」で定評のあった高性能なAIカメラをそのまま継承。シングルレンズながらソフトウェアとAIによって奥行きのあるポートレートやシーン識別などが行えるのが特徴だ。

基本スペックだが、ミドルレンジ向けSoC「Snapdragon 670」を搭載し、4GBのRAMと64GBのストレージを組み合わせる。OSはAndroid 9だ。このほか、FeliCaポートが搭載される。

カラーバリエーションは、ジャストブラック、クリアリーホワイト、パープリッシュの3色で、6月上旬の発売を予定している。端末価格は46,656円で、SIMフリー版の48,600円やソフトバンク版の57,120円よりも安めに設定されている(いずれも一括払いの料金)。なお、「スマホおかえしプログラム」は利用できない。

NTTドコモでは「Pixel 3a」の64GBのみの取り扱いとなる。なお、発売日も6月上旬で少しタイミングが遅くなる(他社は5月中旬頃の発売)

田中 巧(編集部)

田中 巧(編集部)

FBの友人は4人のヒキコモリ系デジモノライター。バーチャルの特技は誤変換を多用したクソレス、リアルの特技は終電の乗り遅れでタイミングと頻度の両面で達人級。

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