ニュース
デュアルディスプレイで作業効率アップ

ASUS、キーボードの上にセカンドディスプレイを搭載したノートPC「ZenBook Pro Duo」を発表

ASUSは2019年5月27日(現地時間)、28日から台湾で開催されるコンピューター関連の世界的見本市「COMPUTEX TAIPEI 2019」にさきがけて、新型ノートパソコン「ZenBook Pro Duo」を報道陣に披露した。キーボードの上にメインディスプレイと同じ幅のセカンドディスプレイを搭載したユニークなモデルだ。14型モデルと15.6型モデルをラインアップする。

ZenBook Pro Duoの14型モデル(左)、15.6型モデル(右)

ZenBook Pro Duoの14型モデル(左)、15.6型モデル(右)

セカンドディスプレイ「ScreenPad Plus」で作業効率アップ!?

ASUSのZenBookは、タッチパッドがタッチ画面にもなる「ScreenPad」に力を入れてきたが、その進化版がZenBook Pro Duoの「ScreenPad Plus」だ。

このScreenPad Plusは、キーボードの上に搭載されたタッチ操作ができるディスプレイ。メインディスプレイと同じ横幅で、縦に並べたデュアルディスプレイのように、表示領域を拡大したり、別のウィンドウを表示したりできる。キーボードはそのまま手前側にレイアウトされ、タッチパッドはキーボードの右側に搭載されている。

15.6型モデル。メインディスプレイにパワーポイントを表示し、ScreenPad Plusに3つのアプリやウィンドウを表示している。タッチパッドはテンキーとしても使える独自の「NumberPad」

14型モデルは、メインディスプレイはタッチ非対応。NumberPadも搭載しない

14型モデルは、メインディスプレイはタッチ非対応。NumberPadも搭載しない

同社によると、ディスプレイを拡張するニーズは、クリエイターやゲーマー、プログラマーなど、パソコンをよく利用するユーザーを中心に多いという。その要望に応えたのがZenBook Pro DuoのScreenPad Plusである。

ScreenPad Plusには最大3つまでのウィンドウを並べられる。何を表示するかを記憶することができ、動画編集ならメインディスプレイに編集ソフト、ScreenPad Plusに素材が保存されたフォルダと音楽再生ソフト、それにメールソフトといった具合だ。動画編集ソフトのツールをScreenPad Plus側に移動することで、メインディスプレイを広く使うということもできる。ScreenPad Plusは作業効率アップにつながりそうな機能だ。

ScreenPad Plusはカスタマイズが可能。ツールが多い動画編集ソフトや音楽再生ソフトなどでは便利そうだ

ScreenPad Plusはカスタマイズが可能。ツールが多い動画編集ソフトや音楽再生ソフトなどでは便利そうだ

ゲームのプレイ動画を配信するユーザーは、ScreenPad Plusに自分のプレイする様子やチャット画面を表示しつつ配信ができる

「ScreenPad Plus」の使い方

ScreenPad Plusの設定やコントロールは、左に表示される「>」をタッチすると行える。輝度の調整や、メインディスプレイとScreenPad Plusに表示しているアプリの入れ替え、前述の記憶したアプリ(やウィンドウ)の並び順の選択などができる。

そのほかにも、「Quick Key」ではコピー、ペースト、Undo、Windows settingsなどよく使うショートカットを呼び出せる。「Handwriting」ではScreenPad Plusで手書きした文字をテキスト化して、パワーポイントに貼り付けるデモが披露された。ScreenPad Plusにピアノの鍵盤を再現して、メインディスプレイに楽譜を表示するといった面白い使い方もあるという。ScreenPad Plusはアイデア次第でさまざまな使い方ができる機能だ。

ScreenPad Plusのコントロール画面

ScreenPad Plusのコントロール画面

「Handwriting」では手書きの文字をテキスト化して、パワーポイントなどに貼り付けられる(左)。「Quick Key」ではよく使うショートカットを呼び出せる(右)

“Pro”にふさわしいハイスペックな仕様

最後にスペックをチェックしておこう。

15.6型モデルは、メインディスプレイが15.6型で解像度が3840×2160のOLED。コントラスト比が10万:1、デジタルシネマ規格のDCI-P3を100%カーバーする高画質なディスプレイだ。ScreenPad Plusが14型で解像度3840×1100のIPS液晶。どちらもタッチ操作ができる。CPUは第9世代のCore i9(8コア)、GPUはGeForce RTX2060という高性能な仕様。Wi-Fi 6にも対応するという。

14型モデルはメインディスプレイが14型、ScreenPad Plusが12.6型。どちらもフルHDのディスプレイだ。15.6型モデルと違い、14型モデルはメインディスプレイがタッチ操作非対応。タッチパッドにテンキーを表示するNumberPadも搭載されない。CPUは最新のCore i7、GPUはGeForce MX250。こちらもWi-Fi 6をサポートする。

価格は未定。日本で発売されるかも未定だが、ワールドワイドでは今年夏に発売する予定だという。面白いモデルなので、ぜひ日本でも発売してもらいたいところだ。

三浦善弘(編集部)

三浦善弘(編集部)

パソコン関連を担当する双子の兄。守備範囲の広さ(浅いけど)が長所。最近、鉄道の魅力にハマりつつあります。

関連記事
パソコン本体のその他のカテゴリー
「価格.comマガジン」プレゼントマンデー
ページトップへ戻る