レビュー
10倍ズーム対応のトリプルカメラを備えたハイエンドスマートフォン

カメラがすごい! OPPO「Reno 10x Zoom」ファーストレビュー

オッポジャパンは、2019年7月3日、スマートフォンの新モデル「Reno 10x Zoom」(リノ10倍ズーム)を発表、同月12日より発売を開始する。その名前からもわかるように10倍ズーム対応のカメラが特徴だ。その特徴をレビューしよう。

創造性とデザインをコンセプトにしたハイエンドモデル

「Reno 10x Zoom」は、ハイエンド向け「Find」シリーズ、ミドルレンジ向け「R」シリーズ、エントリー向け「AX」シリーズというラインアップに加わるOPPOの新しい製品シリーズ。OPPOによれば創造性とデザインの美しさが特徴のハイエンド向けスマートフォンだ。

OPPOのスマホといえば大画面という印象だが、本機も2,340×1,080表示に対応する約6.
65インチの大型有機ELディスプレイを搭載する。ボディサイズは約77.2(幅)×162.0(高さ)×9.3(厚さ)mmで、重量は約215gとなっており、近ごろのスマートフォンの中でも大きな部類だ。

ノッチのないディスプレイを採用。「Find X」のような曲面ディスプレイではなくオーソドックスな平面ディスプレイとなる

背面はカメラやロゴマークなどが一直線に並ぶ特徴的なデザインだ

背面はカメラやロゴマークなどが一直線に並ぶ特徴的なデザインだ

ボディ下面にUSB Type-CポートとSIMカードスロットを搭載。USB Type-Cポートは、USB 3.1およびUSB OTG(On-The-Go)に対応している

SIMカードスロットは裏表にそれぞれ1枚装着するタイプの2スロット。なお、片方はmicroSDXCメモリーカードスロットと排他利用となる

同梱される充電器は、OPPO独自の急速充電方式「VOOC 3.0」に対応しており、容量4,065mAhの内蔵バッテリーを約80分でフル充電できる

基本性能を見てみよう。SoCは、ソニー「Xperia 1」や、サムスン「Galaxy S10/S10+」、シャープ「AQUOS R3」などと同じ「Snapdragon 855」で、RAMは8GB、ストレージは256GBと、今期のスマートフォンの中でも屈指のハイスペックぶりだ。なお、256GBまで対応するmicroSDXCメモリーカードスロットも搭載している。OSは、Android 9をベースにOPPO独自の拡張を施した新開発の「ColorOS 6」を採用する。

実際の処理性能を、ベンチマークアプリ「AnTuTuベンチマーク」を使って計測したところ、総合スコアは358,059(内訳、CPU:122,103、GPU:154,816、UX:70,011、MEM:11,129)となった。「Snapdragon 855」搭載機としては順当なスコアと言えよう。なお、本機にはベンチマークテスト向けのパフォーマンスモードもあり、そちらに切り替えた場合のスコアは374,047(CPU:126,429、GPU:157,812、UX:75,663、MEM:14,143)と、総合スコアが約2万ポイント向上した。

AnTuTuベンチマークの結果。左が通常モードのもの、右がパフォーマンスモードのもの。サブスコア全般が向上し、トータルで約2万ポイントのスコアアップとなった

通信機能だが、LTEのB1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/25/26/28/29/32/34/38/39/40/41/66/に対応する。2基のnanoSIMカードスロットを備え(1基はmicroSDメモリーカードスロットと排他利用)、DSDVにも対応。auとワイモバイルのVoLTEを利用可能だ。

メインカメラは光学5倍、10倍のハイブリッドズームに対応

メインカメラは、約4,800万画素のメインカメラ(26mm)、約800万画素の超広角カメラ(16mm)、約1,300万画素の望遠カメラ(130mm、いずれも35mm換算の焦点距離)を組み合わせたトリプルカメラだ。特に注目なのは光学手ぶれ補正付きの望遠カメラだろう。焦点距離は130mmとなっており、メインカメラに対して5倍、超広角カメラに対しては約8.1倍のズーム撮影が可能だ。なお、ハイブリッドズームを利用すれば10倍ズームまで、デジタルズームを最大まで効かせれば60倍のズーム撮影が行える。現状のスマートフォンの中でも、トップクラスのズーム性能だ。

フロントカメラは、「Find X」のようなリフトアップ式で、利用する際に本体上面から現れる

フロントカメラは、「Find X」のようなリフトアップ式で、利用する際に本体上面から現れる

縦一列に並んだメインカメラ、一番下の望遠カメラはプリズムを使い、イメージセンサーを90°傾けた位置に搭載している

以下に本機のメインカメラを使って撮影した作例を掲載する。いずれも初期設定のまま、カメラ任せのオートモードを使用している。

超広角カメラ

超広角カメラで撮影。35mm換算で16mmという超広角撮影が可能。ディストーション(ゆがみ)は見られるが、周辺部も含めて解像感は保たれている

上と同じ構図で、メインカメラを使って撮影。画素数が約4,800万画素と高いこともあり、建物を飾るレリーフのディテールもはっきり写っている

望遠カメラ(ハイブリッドズームなし)

同じ構図を、望遠カメラで撮影。メインカメラに対して光学5倍のズームとなり時計台が構図全体に収まる

同じ構図を、望遠カメラで撮影。メインカメラに対して光学5倍のズームとなり時計台が構図全体に収まる

望遠カメラ(ハイブリッドズーム)

ハイブリッドズームを使い、10倍のズーム撮影を行った。時計台を飾るレリーフの様子までキレイに写っている。画質の劣化や手ぶれもほとんど見られず、十分実用になる画質だ

本機は、IIJmio、X- mobile、NifMo、LINEモバイル、楽天モバイル、LinksMateのMVNO各社から発売されるほか、家電量販店やECサイトでも発売される。価格は税別で99,800円で、7月3日より予約を受付中だ。

田中 巧(編集部)

田中 巧(編集部)

FBの友人は4人のヒキコモリ系デジモノライター。バーチャルの特技は誤変換を多用したクソレス、リアルの特技は終電の乗り遅れでタイミングと頻度の両面で達人級。

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