特別企画
写真撮影に失敗しても慌てない!

スマホで撮影した写真をサクッと見栄えよく編集するテクニック

写真撮影はもっぱらスマートフォンで、という人は多いだろう。ただ手軽さゆえに時間をかけて撮影することが少なく、後から撮影の失敗に気付くことはよくある。でも、心配はいらない。限界はあるものの、大抵の失敗写真は見栄えよく修整できる。

スマホに標準で搭載されている編集機能でできないことは、写真編集アプリを活用しよう。歪みの修整やオブジェクトの除去、モザイク入れなどが手軽にできる

写真編集ではどんなことができるの?

まずは、写真撮影の失敗例を列挙してみよう。おおよそ、以下のような状態ではないだろうか。

(1)そもそも構図がおかしい
(2)水平、垂直方向の傾きが気になる
(3)露出が合っていない(暗すぎる、明るすぎる)
(4)実際に見たものと色が違う
(5)逆光で顔が暗い
(6)フラッシュで目玉に赤い光点が写り込んでいる
(7)暗所撮影でのノイズが気になる
(8)レンズの特性による歪みが気になる
(9)不要物が写り込んでいる

これらのうち、(1)〜(5)の写真に関しては、iPhoneなら「写真」アプリ、Androidスマホは「Google フォト」などの標準装備の写真管理アプリに付属する編集機能である程度の修整ができる。

(6)のいわゆる赤目写真の修整は、iPhoneなら標準で機能が用意されている。Androidは、別途編集アプリが必要だ。

(7)〜(9)に関しては標準の編集機能では修整が難しいので、これらはサードパーティの写真編集アプリが必要になる。さらに失敗ではないが、SNS等に投稿するときに写真の一部にモザイクを入れたい、といったケースも写真編集アプリで対応できる。

こうした状況を踏まえ、状態に合わせたおすすめのアプリを使って写真を修整する方法を紹介していきたい。

なお、今回スマホは「iPhone XS(iOS 12.4)」と、「Pixel 3(Android 9)」を使用した。

構図や気になる傾きを修整する

メインの被写体に対して背景が広すぎたり、写真の周辺に電柱などの不要なものが写ってしまっているような場合には、写真を切り取る「トリミング」を利用する。また、傾きが気になるときには、写真を任意の角度に回転させればいい。

●iPhoneの場合

「写真」アプリを起動し、編集したい写真をタップして開いたら、画面右上の「編集」をタップ。これで、編集ツールが使えるようになる。

iPhoneの「写真」アプリの編集画面。画面右上と下部に並ぶ編集ツールを使って写真を修整する

iPhoneの「写真」アプリの編集画面。画面右上と下部に並ぶ編集ツールを使って写真を修整する

写真をトリミングするには、画面下部の左から2番目にあるボタンをタップ。画面が切り替わると同時にiPhoneでは、写真内に傾きがあると判断すると自動で修整してくれる。もちろん、これを手動で再修整することもできる。

トリミングは、写真をピンチアウトする方法と、写真の四隅の太い白線をドラッグする方法がある。いずれも、ドラッグで位置の微調整が可能だ。前者は写真の縦横比がそのままだが、後者は比率が変わる。

写真をピンチアウトしてトリミングする。四隅の太い白線をドラッグして調整してもいい

写真をピンチアウトしてトリミングする。四隅の太い白線をドラッグして調整してもいい

縦横比は、変更が可能だ。画面下部左右に編集ツールボタンが追加されるが、右側をタップすればメニューが開き、縦横比を選べる。ちなみに「スクエア」は「1:1」の正方形だ。

追加表示される編集ツール右側のボタンをタップすると、写真の縦横比が選べる。左のボタンは、タップするごとに90度ずつ、反時計回りに回転する。「戻す」をタップすると、トリミング前の写真に戻る

トリミングを終えたら、画面下部右端の「✓」ボタンをタップして保存する。このボタンは、未編集ならグレー、何らかの編集がなされると黄色に変わる。また、編集後に左端の「×」ボタンをタップすれば「変更内容を破棄」が選べる。

なお、iPhoneの写真編集は必ず、オリジナルの状態が保持されている。編集を適用して保存した後に再度「編集」をタップして開くと、画面右下に「元に戻す」が表示される。これをタップし、「オリジナルに戻す」を選択すれば、撮影直後の写真に戻る。

編集を適用しての保存や、「元に戻す」操作はすべての編集ツールに共通なので覚えておこう。

画面右下の「元に戻す」→「オリジナルに戻す」をタップすれば、いつでもオリジナルの写真に戻せる

画面右下の「元に戻す」→「オリジナルに戻す」をタップすれば、いつでもオリジナルの写真に戻せる

傾きの修整は、トリミングと同じ画面で写真の下部に表示されるホイールを左右にドラッグする。

写真下部のホイールをドラッグすれば、任意の角度で傾きを修整できる

写真下部のホイールをドラッグすれば、任意の角度で傾きを修整できる

●Android(「Google フォト」)の場合

Android(「Google フォト」)でトリミングや傾きの修整を行うには、「Google フォト」を起動して修整したい写真をタップして開き、画面下部左から2番目のボタンをタップ。編集画面になるので、画面下部左から3番目のボタンをタップする。

写真を表示したら左から2番目のボタンをタップ。編集画面で左から3番目のボタンをタップ

写真を表示したら左から2番目のボタンをタップ。編集画面で左から3番目のボタンをタップ

トリミングは、写真をピンチアウトする方法と、写真の四隅の白い「●」をドラッグする方法がある。いずれも、ドラッグで微調整が可能だ。前者は写真の縦横比がそのままだが、後者は比率が変わる。

写真をピンチアウトしてトリミングする。四隅の白い「●」をドラッグして調整してもいい

写真をピンチアウトしてトリミングする。四隅の白い「●」をドラッグして調整してもいい

縦横比は、変更が可能だ。角度調整のスライダー左にあるボタンをタップすればメニューが開き、縦横比を選べる。

角度調整のスライダー左にあるボタンをタップすると、写真の縦横比が選べる。スライダーの右にあるボタンは、タップするごとに90°ずつ、反時計回りに回転する

トリミングを終えたら「完了」ボタンをタップ。また「リセット」をタップすれば、元に戻せる。「完了」ボタンをタップした場合はひとつ前の画面に戻り、右上部に「コピーを保存」の文字が表示されるのでタップして保存する。これで、オリジナルの写真を残したまま編集済み写真が新たに保存される。

なお、「コピーを保存」の右にある三点ボタンをタップすると、「編集内容を元に戻す」も選べる。このとき、左上の「×」ボタンをタップすれば、編集内容を「破棄」して保存できる。

「コピーを保存」をタップすると編集内容を適用した写真がオリジナルとは別に保存される

「コピーを保存」をタップすると編集内容を適用した写真がオリジナルとは別に保存される

傾きの修整は、トリミングと同じ画面で写真の下部に表示されるスライダー部を左右にドラッグする。

写真下部のスライダー部をドラッグすれば、任意の角度で傾きを修整できる

写真下部のスライダー部をドラッグすれば、任意の角度で傾きを修整できる

露出や色を修整する

写真が暗すぎたり、明るすぎたりするのはありがちな失敗例だ。また、実際よりもくすんだ色になったり、逆に鮮明すぎたりすることもある。こうした写真は、まずは「自動修整」ツールを使ってみよう。ワンタップで露出や色が修整されるので便利だ。

「自動修整」ツールでイメージ通りに修整されないときは、明るさや色を詳細に修整する方法もある。逆光で顔が暗くなってしまった写真も、この機能で修整が可能だ。

●iPhoneの場合

写真を選んで編集画面を開く。画面右上にある魔法の杖のようなボタンが「自動修整」ツールだ。タップすれば、明るさや色が自動修整されるので試してみよう。「自動修整」が適用されると、ボタンが黄色に変わる。

「自動修整」のみで、雰囲気はガラリと変わる

「自動修整」のみで、雰囲気はガラリと変わる

それでも満足できないときは、明るさや色を個別に修整する。画面下部の左から4番目にあるボタンをタップ。メニューが開き、「ライト」「カラー」「白黒」が表示される。

明るさを修整するには「ライト」(右端のボタンではないところ)をタップ。スライダーが表示されるので、左右にドラッグして修整する。逆光写真は、この機能で明るくしてみよう。

画面下部、左から4番目のボタンをタップして「ライト」の文字部分をタップ。色の修整は「カラー」だ

画面下部、左から4番目のボタンをタップして「ライト」の文字部分をタップ。色の修整は「カラー」だ

スライダーを左右にドラッグして明るさを修整する

スライダーを左右にドラッグして明るさを修整する

逆光写真も、周囲が明るくなりすぎない程度に修整してみよう

逆光写真も、周囲が明るくなりすぎない程度に修整してみよう

それでも満足できないときは、スライダー右端のボタンをタップすれば、より詳細な修整もできる。操作は、各項目をタップしてドラッグすればいい。ただここまでやると時間もかかるし、どこまで修整すればいいのかわからなくなりがちだ。写真編集に慣れてきたときに、チャレンジするといいだろう。

本格的に詳細な修整も可能だ。興味のある人は使ってみよう

本格的に詳細な修整も可能だ。興味のある人は使ってみよう

色の修整は「カラー」をタップ。スライダーが表示されるので、左右にドラッグして修整する。また「ライト」と同様に、より詳細な修整もできる。

スライダーをドラッグして色を修整。「彩度」や「コントラスト」を個別に修整する機能もある

スライダーをドラッグして色を修整。「彩度」や「コントラスト」を個別に修整する機能もある

●Android(「Google フォト」)の場合

修整したい写真を選んで編集画面を開く。画面下部、左端のボタンが選ばれているが、これは「エフェクト(効果)」ツールだ。ここで「自動」をタップすると、明るさと色が自動修整される。

「エフェクト」ツールの「自動」を選ぶと、明るさと色が自動修整される

「エフェクト」ツールの「自動」を選ぶと、明るさと色が自動修整される

明るさと色を個別に修整するには、画面下部の左から2番目のボタンをタップ。「明るさ」「カラー」「ポップ」の3項目のスライダーツマミを左右にドラッグすれば、個別に修整ができる。

また、「明るさ」と「カラー」に関しては右端のボタンをタップすると詳細な修整項目が表示され、より高度に修整をすることもできる。

画面下部、左から2番目のボタンをタップして「明るさ」「カラー」「ポップ」を修整する。「明るさ」と「カラー」は、より詳細な修整も可能だ

フラッシュによる赤目現象を修整する

フラッシュを使って人物を撮影したときに赤目現象が発生したら、赤目の修整ツールを使ってみよう。

なお、iPhoneには標準で修整機能があるのだが、うまく修整できなかったときには「Androidの場合」の項で解説する「Adobe Photoshop Express」も試してみよう。

●iPhoneの場合

iPhoneの「写真」アプリには、赤目の修整ツールが用意されている。これは、フラッシュを使って撮影した写真を編集モードにしたときのみ表示されるツールだ。

赤目現象の発生した写真を表示して「編集」をタップ。編集画面が開くと、画面左上に赤目の修整ツールが表示されるのでタップする。

あとはピンチアウトで目の部分をできるだけ拡大しておき、赤目部分をタップ。これで、修整される。

画面左上の赤目修整ツールをタップし、必要に応じて写真を拡大して赤目部分をタップ

画面左上の赤目修整ツールをタップし、必要に応じて写真を拡大して赤目部分をタップ

●Androidの場合

Androidの場合は、写真編集アプリを利用する。おすすめは、「Adobe Photoshop Express」。写真編集ではおなじみのアドビが提供するアプリであり、とても高機能なのでインストールして、赤目の修整以外にも使ってみてほしい。

【使用したアプリ】
Adobe Photoshop Express
価格:無料
iOS版:https://apps.apple.com/jp/app/adobe-photoshop-express/id331975235
Android版:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.adobe.psmobile&hl=ja

「Adobe Photoshop Express」を起動すると写真が一覧表示されるので、赤目現象の発生している写真をタップして読み込む。読み込んだら、画面下部に並ぶツールボタンの中から目玉のアイコンボタンをタップする。

赤目の修整画面になるので、ピンチアウトでできるだけ写真を拡大して赤目部分をタップ。これだけで、赤目が修整される。修整できたら、画面左上の「×」→「保存」とタップして保存する。

写真は、Androidでは「ギャラリー」(「Pixel 3」は「ファイル」アプリの「画像」フォルダー)に保存される。iPhoneは、「写真」アプリのアルバムに「PSExpress」が作成され、そこに保存される。

赤目修整ツールを選んだら、赤目部分をタップして修整する

赤目修整ツールを選んだら、赤目部分をタップして修整する

気になるノイズを軽減する

暗所で撮影すると、写真全体にザラザラとしたノイズが発生しやすい。これは、ある程度までは修整が可能だ。iPhone、Androidとも「Adobe Lightroom」を使ってみよう。

「Adobe Lightroom」も高機能な写真編集アプリだが、基本的な機能は無料で利用できる。ただし、選択範囲だけの修整、不要物の消去、歪みの修整といった機能を使うには、プレミアム版へのアップグレードが必要になる。またプレミアム版では、100GBのクラウドストレージも利用できるようになる。

無料の機能だけでも多くの写真編集ができるので、こちらのアプリもインストールしておくといいだろう。

【使用したアプリ】
Adobe Lightroom
価格:無料(プレミアム版/iOS:月額550円、Android:月額540円)
iOS版:https://apps.apple.com/jp/app/adobe-lightroom-for-ipad/id804177739
Android版:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.adobe.lrmobile&hl=ja

「Adobe Lightroom」の利用には、アドビアカウント、またはFacebookかGoogle アカウントでログインする必要がある。アプリの起動時にログイン画面が表示されるので、いずれかでログインしよう。アドビアカウントは、「新規登録」からその場で取得(無料)が可能だ。

ログインしたら、画面右下に表示される青いボタンの左側をタップ。写真が一覧表示されるので、iPhoneはノイズを軽減したい写真をタップして開く。Androidは写真を選択後に「追加」をタップ。続けて「すべての写真」をタップし、開く画面で写真をタップする。

編集画面になったら、画面下部に並ぶ編集ツールボタンをスワイプし、「ディテール」を選択。上にメニューが表示されるので、修整項目の「ノイズ軽減」を表示する。あとは、スライダーツマミを右方向にドラッグすると、ノイズを軽減できる。写真を確認しながら、最適な設定を見つけよう。

「ディテール」の「ノイズ軽減」を使うと、ノイズを軽減できる

「ディテール」の「ノイズ軽減」を使うと、ノイズを軽減できる

修整が済んだら、iPhoneは画面右上の「✓」ボタンをタップして保存。Androidは、画面左上の「←(戻る)」ボタンのタップで保存される。画面が写真を読み込む初期画面に戻り、「すべての写真」を開くと修整済みの写真がある。このように写真は、「Adobe Lightroom」のアプリ内で管理される。

iPhoneで「写真」アプリに保存したい場合は、「すべての写真」にある写真をタップして開き、画面右上、右から3番目の「共有」ボタンをタップ。表示されるメニューで「カメラロールに保存」を選び、画像サイズを選んだら、「写真」アプリのアルバムに作成される「Lightroom」に保存される。

修整した写真は、「カメラロールに保存」から「写真」アプリに保存できる

修整した写真は、「カメラロールに保存」から「写真」アプリに保存できる

Androidは、「すべての写真」にある写真をタップして開き、画面右上の三点ボタンをタップ。表示されるメニューで「デバイスに保存」を選び、画像サイズを選んだら、「ギャラリー」(「Pixel 3」は「ファイル」アプリの「画像」フォルダー)に保存される。

修整した写真は、「デバイスに保存」から「ギャラリー」に保存できる

修整した写真は、「デバイスに保存」から「ギャラリー」に保存できる

レンズの特性による歪みを修整する

たとえば高層ビルを撮影したとき、上へ行くほど内側に歪曲し、不自然な写真になる。また、看板などを撮影するとき、真正面でない限り、上下や左右の長さが異なりいびつな形になることもある。これらはレンズの特性によるものなので撮影時には対処のしようがないが、撮影後に修整が可能だ。

こうした歪みの修整には、歪みの修整に特化した「SKRWT」がおすすめだ。有料アプリではあるが、持っておいて損はないほどクオリティは高い。

【使用したアプリ】
SKRWT
価格:iOS:240円、Android:160円
iOS版:https://apps.apple.com/jp/app/skrwt/id834248867
Android版:https://play.google.com/store/apps/details?id=accky.kreved.skrwt.skrwt&hl=ja

「SKRWT」を起動したら、修整したい写真を選択。インポート画面になるので、画面右下の「インポート」をタップする。インポートできたら、画面下部にツールボタンが表示される。たとえば縦方向の歪みを修整したいなら、左から4番目のボタンをタップする。

縦方向の歪みを修整したいので、左から4番目のボタンをタップ(画面は「iPhone XS」の使用例、Androidも操作は共通だ)

スライダーメモリが表示されるので、上の写真を確認しながらスライダーを左右にドラッグして修整する。修整できたら、画面右下の「✓」ボタンをタップして保存する。

歪みの大きな写真も、ここまで修整できる

歪みの大きな写真も、ここまで修整できる

修整した写真をiPhoneの「写真」アプリやAndroidの「ギャラリー」に保存したいときは、画面右下の「共有」ボタンをタップ。メニューが表示されるので、「ギャラリーに保存する」をタップして保存する。

「ギャラリーに保存する」で、iPhoneの「写真」アプリ、Androidの「ギャラリー」に保存できる

「ギャラリーに保存する」で、iPhoneの「写真」アプリ、Androidの「ギャラリー」に保存できる

そのほかのツールも、使い方は共通だ。歪みが気になる写真があれば、いろいろなツールで効果を試してみよう。

不要物を取り除く

風景写真では、どうしても通行人などが入ってしまうことを避けられないシーンが多い。また、撮影のときには気づかなかった不要物が背景に写り込んでいたり、電線が景観を損なってしまうこともある。

こうした写真は、不要物を取り除いてしまおう。取り除きたいモノと背景の重なり具合によっては少しいびつに修整されることもあるが、やってみる価値は大いにある。

不要物を取り除くアプリのおすすめは、オブジェクトの取り除きに特化した「TouchRetouch」だ。こちらも有料アプリながら、クオリティが高い。

【使用したアプリ】
TouchRetouch
価格:iOS:240円、Android:210円
iOS版:https://apps.apple.com/jp/app/touchretouch/id373311252
Android版:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.advasoft.touchretouch&hl=ja

「TouchRetouch」を起動したら、「アルバム」をタップして修整したい写真をタップする。編集画面が表示され、画面下部にツールボタンが並ぶので左端の「オブジェクト除去」ボタンをタップする。

編集ツールが切り替わり、「ブラシ」「投げ縄」「消しゴム」「設定」が選べる。ここでは、指先のドラッグで消したいオブジェクトを選択するために「ブラシ」を選択。「設定」から筆先の太さの調整も可能だ。

可能ならピンチアウトで消去対象を大きく表示し、ドラッグで塗りつぶす。このとき、なるべく消去対象のみを塗りつぶすのがポイントだ。はみ出したところは、「消しゴム」で消すことできる。

塗りつぶしたら、最後に画面右下の「GO」ボタンをタップ。これで、不要物が違和感なく取り除ける。うまくいかなかったときは、画面上部の「戻る」ボタンを使うと、やり直しができる。

「オブジェクト除去」の「ブラシ」を使い、取り除きたいオブジェクトをドラッグして指定する。「GO」ボタンをタップすれば、違和感なく不要物を取り除くことができる(画面は「iPhone XS」の使用例、Androidも操作は共通だ)

写真の一部にモザイクを入れる

最後は修整ではないが、モザイクを入れる方法も紹介しておく。使用するアプリは、「Fotor」だ。同アプリは加工・編集機能が充実していて、使い勝手もいい。いろいろな機能を使ってみよう。

【使用したアプリ】
Fotor
価格:無料
iOS版:https://apps.apple.com/jp/app/fotor画像編集加工-写真効果-補正-コラージュアプリ/id440159265
Android版:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.everimaging.photoeffectstudio&hl=ja

「Fotor」を起動したら、「編集」をタップしてモザイクを入れたい写真を選ぶ。編集画面になるので、画面下部の編集ツールの右端にある「モザイク」をタップ。

「ブラシ」を選んで写真をドラッグすると、モザイクが入る。このとき、「サイズ」と「レベル」を調整できるので、思い通りのモザイクを入れることが可能だ。はみ出した部分は、「消しゴム」で消せる。

モザイクを入れたら、画面右下の「✓」ボタンをタップしてひとつ前の画面に戻り、右上の「保存」をタップする。これで、iPhoneは「写真」アプリ、Androidは初めに読み込んだ写真のあった場所に保存される。

またメニューが表示され、「Instagram」や「Facebook」「Twitter」などへの投稿も直接ここからできる。

「モザイク」ツールを選んだら、「ブラシ」でモザイクをかけたい部分をドラッグする(画面は「iPhone XS」の使用例、Androidも操作は共通だ)

まとめ

写真編集は、パソコンを使うまでもなく、スマホ上で十分にできる。慣れるまでは多少時間を要するかもしれないが、慣れてくるとおおよそパターンができあがり、好みのツールや設定なども決まってくる。

せっかく撮影した写真なのだから、大事に保存しておくにせよ、SNSなどに投稿するにせよ、積極的にトライしてみよう。

また、今回いくつか写真アプリを紹介したが、紹介し切れていない機能がたくさんある。異なるアプリでも基本の編集ツールや操作方法には共通する部分が多いので、紹介できなかった機能もぜひ、使ってみてほしい。その中で、自分なりに使いやすいアプリを見極めるのがいいだろう。

小野均

小野均

パソコンからモバイルまで、ハード&ソフトのわかりやすい操作解説を心がける。趣味は山登りにクルマという、アウトドア志向のIT系フリーライター。

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