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何を重視するかでピッタリの格安SIMが見つかるはず

安さ、速度、通話、アプリなど、ケース別で注目すべき格安SIMはこれだ!


月額料金の安さだけでなく、バリエーション豊かな料金プランやオプションサービスが選べることも魅力のひとつであるMVNO(仮想移動体通信事業者)の通信サービス「格安SIM」。

格安SIMを提供する事業者の数は、2019年3月の時点で1000を超えています(総務省発表の資料より)。選択肢が多いのは歓迎すべきですが、どの料金プランが自分に適しているのかがわからず迷ってしまうのが、格安SIM選びにおける悩みのタネでもあります。

そこで今回は、スマートフォンユーザーのニーズを満たす注目の格安SIMを、ケース別にピックアップしてみました。

1.とにかく安上がりな格安SIMがいい!

何はさておき、安さを徹底的に追求したい。そんな人が注目すべき格安SIMは、ソニーネットワークコミュニケーションズの「0SIM」です。

0SIMでは毎月の通信量に応じて月額料金が変わる、いわゆる段階制の料金プランが採用されています。音声通話SIMの場合、月の通信量が500MB未満なら月額料金はわずか700円(税別、以下同)。500MBを超えると、100MB増えるごとに月額料金も100円ずつ加算されていきます。月額料金の上限は2GB以上の2,300円で、5GBまで通信することが可能です。

ただ、0SIMを選べば誰でも得をするわけではありません。なぜかというと、同社の一般的な格安SIM「nuroモバイル」ではデータ利用量が2GBで1,400円の「Sプラン(D)」が提供されているのですが、0SIMでは通信量が1100MBを超えると月額料金が1,400円に達してしまい、Sプラン(D)の価格に並んでしまうからです。

0SIMがお得なのは、毎月の通信量が最大1GB程度の人。大手携帯キャリアの段階制を契約していて、月額料金がいつも最安価格で済んでいるような人は、0SIMに注目です。

0SIMの料金プラン詳細

0SIMの料金プラン詳細

2.月の途中から低速通信になるのを防ぎたい!

SNSアプリやオンライン動画をうっかり使いすぎてギガ(データ利用量)が減ってしまい、毎月のように低速通信に悩まされてしまう。そんな人が注目すべき格安SIMは、NTTコミュニケーションズの「OCN モバイル ONE」です。

OCN モバイル ONEでは、通信量が1日単位で管理される料金プランが2種類用意されています。データ利用量は「110MB/日」コースが1か月(30日)換算で3.3GB、「170MB/日」コースが5.1GBに相当し、どちらのプランも深夜0時になるとデータ利用量がリセットされます。

たとえば、月曜日についついオンライン動画を見すぎてデータ利用量を使い切ってしまっても、日付が変わって火曜日になれば1日分のデータ利用量が復活します。どれだけ通信しても速度制限を受けるのは日付が変わるまでなので、月の途中から月末までずっと低速通信で我慢するような状況にはならないのです。

ただ、YouTubeやInstagramを利用すればあっという間に100MBくらいは消費してしまうので、好きなサービスをストレスなく楽しみたい人には向きません。毎日スマートフォンを利用する上での「ついうっかり」を防ぎたい人向けです。

OCN モバイル ONEの料金プラン

OCN モバイル ONEの料金プラン

3.好きなアプリを我慢しないで楽しみたい!

毎日少しずつしか通信できないのはつまらないし、動画やSNSを我慢しないで楽しみたい。そんな人が注目すべきは、一部アプリの通信が無料になる「ゼロレーティング」を導入している格安SIMです。

たとえばBIGLOBEの「BIGLOBEモバイル」では、YouTubeやApple Musicなど18種類の通信が無料になるゼロレーティング機能「エンタメフリー・オプション」(月額料金は音声通話SIMが480円、データ通信SIMが980円)を提供中です。エンタメフリー・オプションに申し込んでおけば、YouTubeをどれだけ視聴してもデータ利用量が消費されなくなります。

BIGLOBEモバイルの月額料金(音声通話SIM)

BIGLOBEモバイルの月額料金(音声通話SIM)

また、LINEの「LINEモバイル」では、LINE、Twitter、Instagram、Facebook、LINE MUSICの通信が無料になる「データフリー」を、申し込み不要の基本機能として無料で提供しています。データフリーの対象サービスは料金プランのデータ利用量を使い切ったあとでも速度制限を受けることがないので、LINEやSNSでのコミュニケーションはいつもスムーズです。

LINEモバイルの月額料金(音声通話SIM)

LINEモバイルの月額料金(音声通話SIM)

ただし、こうしたゼロレーティング機能の対象となっているサービスのうち、YouTubeへの動画アップロードやSNSでのライブ動画視聴など、一部の機能による通信は無料の対象外となっています。

完全な使い放題ではありませんが、オンライン動画やSNSを毎日愛用している人は、BIGLOBEモバイルやLINEモバイルに注目です。

4.スマートフォンでも長電話がしたい!

スマートフォン全盛の時代でも音声通話が欠かせない。そんな人はOCN モバイル ONEの通話料割引オプションに注目しましょう。

通話料が半額になったり、毎回最初の何分間かが無料になったりするような通話料割引オプションは、今ではほとんどの格安SIMで提供されています。OCN モバイル ONEも「OCNでんわ」の名称で通話料の半額オプションを提供しており、各通話最初の10分間が無料になる「10分かけ放題」(月額850円)に申し込めば、通話料をさらに安く抑えることができます。

注目すべきは、もうひとつの通話料割引オプション「トップ3かけ放題」(月額850円)です。トップ3かけ放題に申し込むと、毎月の国内通話先のうち、通話料が多かった順に1位から3位までの通話料金が0円になるのです(4位以下の通話料金は30秒あたり10円の従量制)。

たとえば、電話をかける相手がガラケーを使っている地元の両親ばかりだったり、仕事上連絡が必要な職場や取引先などごく一部に限られていたりした場合、通話時間が何時間に達していても、すべての通話料が無料で済んでしまう可能性さえあります。

大手携帯キャリアの通話定額オプションのようにすべての通話が無料になるわけではありませんが、通話先がある程度限られているのなら、トップ3かけ放題を提供するOCN モバイル ONEに注目です。

なお、「1位から3位までの通話料は無料になり、4位以下の通話料も最初の10分間が無料になる」という、トップ3かけ放題と10分かけ放題を組み合わせた「かけ放題ダブル」も月額1,300円で提供されています。

OCN モバイル ONEの音声通話SIMに通話料割引オプションを追加した場合の月額料金

OCN モバイル ONEの音声通話SIMに通話料割引オプションを追加した場合の月額料金

5.格安SIMでも通信品質にこだわりたい!

月額料金の安さは魅力的だけど、通信品質もよいほうがいい。そんな人が注目すべきなのは、大手携帯キャリアの「サブブランド」と呼ばれる2つのキャリアです。

ソフトバンクのサブブランド「ワイモバイル」とauのサブブランド「UQ mobile」は、価格.comマガジンが毎月実施している格安SIM主要12回線の通信速度調査において、毎月のように下り通信速度のトップを占めています。

一般的な格安SIMは、平日昼の12時台や、夕方から夜にかけての時間帯における通信速度が遅くなりがちです。ワイモバイルとUQ mobileにも同様の傾向は見られるのですが、極端に速度が落ちることはなく、通信の需要が高まる時間帯においても一定の通信品質が確保されています。

ただし、主力の料金プランである「スマホプラン」(ワイモバイル)や「おしゃべりプラン」「ぴったりプラン」(UQ mobile)には通話料割引オプションが組み込まれていることもあり、料金プランの月額料金は一般的な格安SIMよりも高めです。

データ利用量が毎月6GBのスマホ向け料金プランにおける月額料金は、どちらも3,980円(1年目は2,980円)。OCN モバイル ONEの「6GB/月コース」(月額2,150円)に月額850円の通話料割引オプションを追加した場合の月額料金は3,000円なので、2年目以降はサブブランドのほうが1,000円ほど割高と言えます。

とはいえ、快適な通信速度は一度慣れてしまうとなかなか離れられないもの。コストも通信環境も追求したいという人は、ワイモバイルやUQ mobileに注目です。

ワイモバイルとUQ mobileの料金プラン(音声通話SIM)

ワイモバイルとUQ mobileの料金プラン(音声通話SIM)

松村武宏

松村武宏

信州佐久からモバイル情報を発信するフリーライターであり2児の父。気になった格安SIMは自分で契約せずにはいられません。上京した日のお昼ごはんは8割くらいカレーです。

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