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「Pixel 4」は799ドルから!

Google「Pixel 4/4 XL」発表! 星空が撮れる2眼カメラ搭載

Googleは、ニューヨークで開催した自社イベント「Made by Google '19」にて、最新スマートフォン「Pixel 4」「Pixel 4 XL」を発表した。ハンズフリーで行うジェスチャー操作「Motion Sense」や進化したデュアルカメラ、リアルタイム文字起こしを行うボイスレコーダーなど、多数の新機能を備える。アメリカでの公式サイト販売価格は、「Pixel 4」が799ドルから、「Pixel 4 XL」が899ドルからとなっている。

「Pixel 4」と「Pixel 4 XL」

「Pixel 4」と「Pixel 4 XL」

「Pixel 4」「Pixel 4 XL」基本スペック

まずは、両モデルの基本スペックを紹介する。CPUはSnapdragon 855、メモリーは6GB、ストレージ容量は64GBと128GBから選択可能。これに加えて、機械学習エンジンの「Pixel Neural Core」を搭載し、処理性能の高速化が図られている。「Pixel 3」シリーズは、メモリーが4GBだったが、「Pixel 4」シリーズでは6GBにアップした。バッテリー容量は、「Pixel 4」が2800mAhと前モデルの2915mAhからスペックダウンし、「Pixel 4 XL」が3700mAhと前モデルの3430mAhからスペックアップしている。充電は18Wの急速充電、Qi認証ワイヤレス充電に対応する。

ディスプレイは、「Pixel 4」が5.7インチ、「Pixel 4 XL」が6.3インチで、両モデルともフルHD+、有機EL、HDR対応。特筆すべきは、90Hzという高いリフレッシュレートだろう。Webブラウジングのスクロール操作や、ゲームのプレイ時でもなめらかな動作が期待できる。

防水・防塵はIP68等級。生体認証は指紋認証から顔認証へと変更。なお、「Pixel 4」シリーズの日本投入はまだ明らかになっていないが、すでに日本語のサポートページが公開されており、日本市場への投入はほぼ確定と言っていいだろう。サポートページによれば、日本モデルはeSIM対応、FeliCaポート搭載となっている。

基本スペック
CPU:Snapdragon 855+Pixel Neural Core
メモリー:6GB
ストレージ容量:64GB/128GB
OS:Android 10
ディスプレイ:5.7インチ、フルHD+、有機EL、HDR対応、444ppi(Pixel 4)、6.3インチ、フルHD+、有機EL、HDR対応、537ppi(Pixel 4 XL)
アスペクト比:19:9
リフレッシュレート:90Hz
本体サイズ:68.8(幅)×147.1(高さ)×8.2(厚さ)mm/162g(Pixel 4)、75.1(幅)×160.4(高さ)×8.2(厚さ)mm/193g(Pixel 4 XL)
バッテリー容量:2800mAh(Pixel 4)、3700mAh(Pixel 4 XL)
充電:18W急速充電、Qi認証ワイヤレス充電対応
メインカメラ:1220万画素/F2.4(標準)+1600万画素/F1.7(望遠)
フロントカメラ:800万画素/F2.0
動画:1080p@30 FPS, 60FPS, 120 FPS/720p@240 FPS/4K@30FPS(メインカメラ)、1080p@30 FPS(フロントカメラ)
生体認証:顔認証
Wi-Fi:IEEE802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth:5.0+LE
SIM:nanoSIM+eSIM
USBポート:USB Type-C
防水・防塵:IP68等級
カラバリ:Clearly White、Just Black、Oh So Orange

シングルからデュアルカメラへと進化し、星空も撮れる「夜景モード」が強力

「Pixel 3」で評価の高かったカメラは、メインカメラがシングルから標準と望遠のデュアルカメラへとアップグレードされた。標準は1220万画素/F1.7/デュアルピクセル像面位相差AF、望遠は1600万画素/F2.4となっている。

カメラ部は「iPhone 11」のようなスクウェア型

カメラ部は「iPhone 11」のようなスクウェア型

「Pixel 3」はシングルカメラながらもデュアルピクセルにより高度なポートレート写真を撮影できたが、「Pixel 4」はデュアルピクセルとデュアルカメラを組み合わせることで、より精度の高いポートレート写真を撮れるとのこと。イベントでは、毛と背景の境界線の処理が難しい犬のポートレート写真もキレイに撮れることをアピールしていた。

ポートレート写真

ポートレート写真

「iPhone 11」シリーズに代表されるように、超広角カメラがスマートフォンでトレンドだが、Googleは「超広角より望遠」と言い切り、ズーム撮影に力を入れている。望遠カメラは光学2倍に対応するが、複数の写真を撮影し、それぞれのピクセルの情報からデータを復元することで2倍を超えても解像度の高い写真が撮れるという。

ズーム撮影

ズーム撮影

また、9枚の写真を合成する「HDR+」、リアルタイムでHDRのプレビューを確認できる「Live HDR」、HDRでも明るさやトーンを細かく調節できる「Dual Exposure Controls」、機械学習ベースのホワイトバランスなど魅力的な新機能が満載だ。

HDRでも明るさやトーンを細かく調節できる「Dual Exposure Controls」

HDRでも明るさやトーンを細かく調節できる「Dual Exposure Controls」

「Pixel 3」で好評だった「夜景」モードは、新たに天体撮影モードに対応。周囲が暗い夜景の撮影はもちろんのこと、最長4分の長時間露出により星空の撮影もできるようになった。三脚での撮影推奨だが、長時間露出でも星の動きを補正し、ブレのない写真が撮れるとのこと。また、「HDR+」により月と、月の光に照らされた風景のどちらも白飛びなし、黒つぶれなしで撮影できるとしている。

「夜景」モードでの星空写真

「夜景」モードでの星空写真

こういったカメラ機能のすべては、機械学習エンジンのPixel Neural Coreにより実現しており、ハードウェアではなくソフトウェアからのアプローチはGoogleらしい戦略だろう。

ジェスチャー操作「Motion Sense」とリアルタイム文字起こしを行うボイスレコーダー

最後に紹介する注目機能は、前面上部に搭載する「Soli Rader」を利用した「Motion Sense」という機能。これは、画面に触れることなくスマホの前でジェスチャー操作を行うことができるようになるもの。具体的には、着信の応答や音楽再生のスキップといった操作を手を動かすだけでできてしまう。この「Motion Sense」により、手でスマートフォンを持つ動作を検知し、高速な顔認証が可能だ。ただし、日本では発売時非対応となっており、発売後の実装が期待される。「Motion Sense」が使えない状態で、顔認証がどのくらいのスピードで行えるかは気になる点だ。

「Motion Sense」

「Motion Sense」

もうひとつの注目機能は、録音アプリ「ボイスレコーダー」。リアルタイムの文字起こしに対応する点に加え、衝撃なのは文字起こしがクラウド経由ではなくデバイス内で処理されること。そのためオフライン時でも使用できる。なお、こちらも「Motion Sense」同様に日本では発売時非対応となっている。

「ボイスレコーダー」のリアルタイム文字起こし

多くの新機能を引っさげて発表された「Pixel 4」と「Pixel 4 XL」。日本での発表にも期待したい。

追記:2019年10月16日 16時

「Pixel 4/4 XL」の日本発売が発表

「Pixel 4/4 XL」の日本市場への投入が発表された。公式サイトでの販売価格は、「Pixel 4」の64GBモデルが89,980円、128GBモデルが103,950円、「Pixel 4 XL」の64GBモデルが116,600円、128GBモデルが128,700円(すべて税込)。本日10月16日より予約受付開始、10月24日に発売予定だ。

日本モデルの「Motion Sense」は、2020年春にアップデートで対応予定。FeliCaポート搭載でおサイフケータイに対応する点以外は、グローバルモデルとの違いはない。

注目の機能「Motion Sense」は2020年春提供となった「Pixel 4/4 XL」。キャリア版はソフトバンクの独占販売となる

注目の機能「Motion Sense」は2020年春提供となった「Pixel 4/4 XL」。キャリア版はソフトバンクの独占販売となる

背面カメラは突起部が黒色のためレンズは目立たない

背面カメラは突起部が黒色のためレンズは目立たない

Clearly WhiteとOh So Orangeは、背面がサラッとした手触りで指に吸い付き指紋が付きにくい。いっぽう、Just Blackはつやがあり、ほかの色と比べると指紋が付きやすい印象だ

Googleアシスタント対応のワイヤレスイヤホン「Pixel Buds」も発表された。単体で連続使用5時間、ケースと合わせると24時間動作する。こちらは2020年発売予定

カメラ搭載のスマートディスプレイ「Google Nest Hub Max」と、壁に設置可能なスマートスピーカー「Google Nest Mini」もラインアップに加わった。前者は28,050円、後者は6,050円(どちらも税込)。11月22日に発売予定

これはメッシュネットワーク対応Wi-Fiルーター「Nest WiFi」。ルーターは19,800円、拡張ポイントは18,150円、2つがセットになったパックは31,900円(すべて税込)

水川悠士(編集部)

水川悠士(編集部)

最新ガジェットとゲームに目がない雑食系ライター。最近メタボ気味になってきたので健康管理グッズにも興味あり。休日はゲームをしたり映画を見たりしています。

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