レビュー
スペックとディスプレイがスゴすぎる

ゲームにステ全振りのゲーマー向けスマホ。ASUS「ROG Phone 2」登場

ASUSは、性能やデザインなどをゲーミング向けに特化したスマホブランド「ROG Phone」シリーズの最新モデル「ROG Phone 2」を発表した。本モデルは、ハードウェアデザインから処理性能、ディスプレイまで、ゲームをプレイすることを第1に考えられた、ゲーミングスマホにふさわしいモデルになっている。

ゲーム最優先で開発されたASUS「ROG Phone 2」

ゲーム最優先で開発されたASUS「ROG Phone 2」

Snapdragon 855 Plus搭載、メモリー12GB、UFS 3.0対応の爆速ストレージ

「ROG Phone 2」は、ゲーミングスマホというだけあって、他社のフラッグシップモデルがかすむほど高いスペックを備える。CPUは最新の「Snapdragon 855 Plus」で、このチップセットを搭載するスマホは、「ROG Phone 2」が日本初になるという。

ハイスペックでゲーミング用途にピッタリな「ROG Phone 2」。本体デザインもゲーミングを意識しており、一般的なスマートフォンとは一線を画す

本体サイズは約77.6(幅)×約170.9(高さ)×約9.4(厚さ)mmで、重量は約230g。一般的なスマホよりも重たくなっている

メモリーは12GB、ストレージ容量は512GBと1TBモデルが用意される。このスペックだけでもゲームをプレイするには十分に思えるが、「ROG Phone 2」にはメモリー解放を行いゲームに特化したパフォーマンスに切り替える「Xモード」が用意されている。ストレージは、最新バージョンであるUFS 3.0規格に対応しており、アプリの起動時間や読み込み時間など処理速度の高速化に期待できる。

定番のベンチマークアプリ「AnTuTuベンチマーク(Ver 8.0.3)」のテスト結果は495701(「Xモード」オン時)。すべての項目において高いスコアを記録した

バッテリー容量は6000mAhで、大容量バッテリーを生かしてほかの端末を充電するリバースチャージも可能だ。一般的なスマートフォンとは異なり、USB Type-Cポートを底面と、側面に1基ずつ備えるのも面白い。底面のポートは、Quick Charge 3.0、USB PD 3.0に、側面のポートはQuick Charge 4.0(最大30W)に対応。充電しながらゲームを遊ぶ際は側面のポートを使えば、操作のじゃまにならない。すべてはゲームのために作られているのを実感できる設計だ。

底面にUSB Type-Cポートとイヤホンジャックを搭載。音声の遅延が命取りになるゲームでは、無線よりも有線イヤホンのほうまだまだ需要が高い

本体左側面にもUSB Type-Cポートを2基搭載する。ひとつは「ROG Phone 2」専用のアクセサリー向け、ひとつは充電と映像出力に対応。本体を横向きでゲームを遊んでいるときに、側面のUSB Type-Cポートを使えばゲームのじゃまにならないというわけだ

リフレッシュレート120Hz、タッチサンプリングレート240Hzなど破格のスペックを備えるディスプレイ

ゲーミングPCでゲームを快適にプレイするにはモニターのスペックが重要になってくる。これと同じように、スマートフォンでもディスプレイのスペックが高ければゲームを快適に遊べるのだ。

「ROG Phone 2」は、6.59インチのフルHD+有機ELパネルを搭載し、リフレッシュレートは120Hz、応答速度は1ms、タッチサンプリングレートは240Hzなど、パソコン用モニターもビックリの性能を備える。

発色がよくゲーム以外の用途でも使えるディスプレイ。ディスプレイの上下(画像では左右)にはスピーカーを備える

ゲームが120Hzに対応していれば、ヌルヌルの画面動作を体験できる。また、1秒間に何回タップ入力できるかを表すタッチサンプリングレートも240Hzと非常に高い

「HDR10」に対応しており、同方式をサポートするHDRコンテンツを視聴するときには、ハイクオリティな映像体験をもたらす。また、SDR(スタンダードダイナミックレンジ)画質のコンテンツをHDRにリアルタイムでアップコンバートする「SDR2HDR」を搭載。映像視聴という点においては、他社のハイエンドスマホの一歩先を行く。

ディスプレイ関連の特殊な機能としては、「Air Trigger 2」が便利だ。便利を通り越して、もはやチートレベルの便利さと言っても過言ではない。これは、端末を横向きでシューティングゲームなどを遊ぶ場合、側面上部の左右をボタンとして使えるというもの。PS4のコントローラーのように、L、Rボタンがスマートフォンでも使えると言えば、イメージしやすいかもしれない。

「Air Trigger 2」の設定画面。側面の左をタップすると、画面の特定エリア(青い円の部分)をタップする、というように設定可能

「Air Trigger 2」を使うと、シューティングゲームの遊びやすさが超絶快適になる。画面上の仮想ボタンが苦手だった人でも、これなら本来の腕前を発揮できるはずだ

ディスプレイ以外にも、同梱の装着式ファン「AeroActive Cooler II」や、CPUクロックやメモリー使用量などを確認できるアプリ「Armoury Crate」など、ゲーミングのための機能が盛りだくさんだ。ヘビーなゲーマーでもきっと満足できるだろう。

「Armoury Crate」ではCPU、GPU、使用メモリ、使用ストレージ、温度などのシステムの状態を確認したり、各種設定を行える

ゲームを起動中に画面を左から右にスワイプすると、ゲームの設定を調節する「GameGenie」を呼び出せる。ここから、ゲーム特化モード「Xモード」や「Air Trigger 2」のオン/オフもワンタップで切り替え可能だ

標準と超広角のデュアルカメラ&画面内指紋認証などゲーミング以外の機能も妥協なし

「ROG Phone 2」は、もちろんゲーミングを念頭において作られたスマホだが、ゲーミング以外の部分も妥協はない。4800万画素/F1.79の標準カメラと、1300万画素/F2.4の超広角カメラで構成されるメインカメラは、AIシーン認識に対応し、さまざまな環境でも美しい写真を撮れる。カメラのスペックは、ASUSのフラッグシップモデル「ZenFone 6」とほとんど同じだ。

4800万画素/F1.79の標準カメラと1300万画素/F2.4の超広角カメラで構成されるメインカメラ

4800万画素/F1.79の標準カメラと1300万画素/F2.4の超広角カメラで構成されるメインカメラ

メインカメラ(左)、超広角カメラで撮影した写真。カメラを向けるだけでAIが最適な撮影を行ってくれる。ゲーミングスマホでも、カメラ性能はハイエンドスマホと比べても見劣りしない

「夜景」モードを使えば、夜でも明るい写真が撮れる

「夜景」モードを使えば、夜でも明るい写真が撮れる

また、指を添えるだけで画面をアンロックしたり、買い物時の認証を行える画面内指紋認証に対応しているのもうれしい。顔認証と合わせれば、高速で端末をアンロックしてくれる。

ディスプレイ下部(写真の青い指紋部分)に指を添えると端末をアンロックする画面内指紋認証

ディスプレイ下部(写真の青い指紋部分)に指を添えると端末をアンロックする画面内指紋認証

PCに接続してキーボードやマウスでゲームをプレイできるようにする「Mobile Desktop Dock」や、専用のコントローラー「ROG Kunai Controller」など、豊富なアクセサリーも用意されている。

市場想定価格は512GBモデルが105,500円(税別)、1TBモデルが125,500円(税別)。

ゲームをまったくプレイしない人は、いくらスペックが高くても本体の重さやデザインなど気になる点が多いかもしれない。しかし、スマホでゲームを遊びまくるユーザーや、そこそこゲームをする&スペックの高いスマホを探しているユーザーは、購入の候補に入れてみてもいいだろう。それくらい完成度の高い端末になっている。

水川悠士(編集部)

水川悠士(編集部)

最新ガジェットとゲームに目がない雑食系ライター。最近メタボ気味になってきたので健康管理グッズにも興味あり。休日はゲームをしたり映画を見たりしています。

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