話のネタになる最新ITニュースまとめ
最新テック情報をキャッチアップ

テレワークで注目の「Zoom」に脆弱性やZoom爆弾などの問題が発生

「話のネタになる最新ITニュースまとめ」は、主に海外のIT業界やインターネットで先週話題になったニュースを紹介する連載です。知っておいて損はない最新情報から、話のネタになりそうな事柄まで、さまざまなニュースをお届けしていきます。

Web会議サービス「Zoom」にセキュリティやプライバシー懸念の問題が発生

テレワーク、在宅勤務が増えるなか、Web会議やチャットなどが可能なオンラインコミュニケーションの「Zoom」が注目されています。しかし、セキュリティやプライバシーに関して多くの問題があるとの報告が相次いでいます。

セキュリティやプライバシーの懸念がある「Zoom」

セキュリティやプライバシーの懸念がある「Zoom」

「Zoom」は、オンライン通話はエンドツーエンドの暗号化により保護されているとしていましたが、実際には「Zoom」に復号化キーが保存されていたことから、エンドツーエンドの暗号化を行っていないことが発覚し、謝罪しました。また、カナダのセキュリティ研究所が調査目的で「Zoom」のWeb会議を利用したところ、暗号化キーが中国のサーバーを経由していたことも発覚しており、セキュリティの懸念が心配されています。「Zoom」によれば、中国のサーバーを経由したことは、トラフィックが混雑していたため、本来とは異なるサーバーをミスで選んでしまったとのことです。

もうひとつは、「ZoomBombing」と呼ばれる迷惑行為です。「Zoom」でWeb会議を行う場合には、URLを発行し、会議への参加にパスワードを設定することができます。しかし、パスワードの設定は必須ではなく、パスワードを設定していないWeb会議はURLさえ知っていたら誰でも参加可能になります。これを悪用し、何らかの方法でURLを入手して、Web会議を妨害したり、不適切な画像を送りつける問題が発生。これが「Zoombombing」と呼ばれる行為です。「Zoom」は、こういった迷惑行為の予防にパスワードの強化と待機室機能を追加して対処しています。

また、Windows版「Zoom」においては、攻撃者が送信したハイパーリンクをクリックすると、Windowsの認証情報を盗まれたり、実行ファイルを起動される可能性がある脆弱性が発覚。すでにアップデートで対処済みですが、ユーザーには不安が残ります。

こういったセキュリティの懸念を受け、ニューヨークは市内の学校で「Zoom」の使用を禁止し、オンライン授業はマイクロソフトの「Teams」へ移行することを明らかにしました。

ソース:Zoom

イギリスで「5Gがコロナ拡大」のフェイクニュース。政府が否定する騒動に

イギリスで、高速移動通信システムの「5G」が新型コロナ感染症拡大に関係しているというフェイクニュースが広まり、携帯電話基地局が破壊されるなどの事件が発生。イギリス政府がデマを一蹴するなど波紋を呼んでいます。

2020年4月2日、イギリス、バーミンガムにある5Gの携帯基地局で火事が発生しました。警察や消防は放火事件とみて捜査を進めているとのことですが、イギリスでは5Gの携帯基地局の放火事件が相次いでいるとのことです。

原因は、FacebookやYouTubeなどを通じて広まった、新型コロナウイルスの拡大に5Gが関係しているというフェイクニュースにあります。5Gが人の免疫システムを妨害する、5Gの電波でウイルスが拡散されているなどのトピックがSNSで広まっており、この騒動に対して、イギリスのゴーブ内閣府担当相や保健当局までもがうわさを強く否定する事態になりました。

YouTubeは、こういったフェイクニュースを拡散する動画を削除する方針を明らかにしています。


Googleが位置情報で人の動きを可視化して都市の混雑データを公開

Googleは、スマートフォンの位置情報を利用して、飲食店や駅、公園、自宅などの人の人数の変化を可視かした特別サイトを公開しました。新型コロナウイルスの感染拡大予防のため、各国で外出制限などの対策が取られる中、人がどのような行動を取っているのか、自宅にいるのか、それとも外出しているのかなどのデータが各国ごとに閲覧できるようになっています。

特設サイトを開いて、下部にある検索ボックスに国名や都市名を入力し、右側の「Download PDF」をクリックするとデータを閲覧可能

データはグラフで表されており、ベースライン(2020年最初の5週間)と比べて、人数がどう変化したかを確認できます。記事作成時点で、最新のデータは3月29日のものになっていました。場所は、「小売り、娯楽」「スーパー、薬局」「公園」「駅」「職場」「自宅」の6種類に分けられています。

公開されている東京のデータ

公開されている東京のデータ

試しに東京を調べたところ、外出自粛などの対策もあり、3月29日は「小売り、娯楽」が−26%、「スーパー、薬局」が−7%、「公園」が−25%、「駅」が−41%、「職場」が−9%、「自宅」+7%という結果になっていました。外出に対して日本より強い規制が敷かれている国では、各項目でより高い数値が出ていました。

ソース:Google

水川悠士(編集部)

水川悠士(編集部)

最新ガジェットとゲームに目がない雑食系ライター。最近メタボ気味になってきたので健康管理グッズにも興味あり。休日はゲームをしたり映画を見たりしています。

関連記事
価格.comマガジン プレゼントマンデー
パソコンソフトのその他のカテゴリー
ページトップへ戻る