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マイクロソフトが2画面スマホ「Surface Duo」を9月に発売へ

「話のネタになる最新ITニュースまとめ」は、主に海外のIT業界やインターネットで先週話題になったニュースを紹介する連載です。知っておいて損はない最新情報から、話のネタになりそうな事柄まで、さまざまなニュースをお届けしていきます。

2画面Androidスマートフォン「Surface Duo」は2020年9月にアメリカで発売

マイクロソフトは、5.6インチのディスプレイを2つ搭載するスマートフォン「Surface Duo」を2020年9月10日に発売することを明らかにしました。

「Surface Duo」は、マイクロソフトが2019年10月に発表したスマートフォンです。2020年の年末に発売予定とされていましたが、少し早めの登場となりました。5.6インチのディスプレイを2つ搭載し、360°回転するヒンジ機構を採用。端末を開くと、8.1インチのタブレット的な使い方が可能です。ただし、2つのディスプレイは独立しており、間にはヒンジ分のスペース(ベゼル)があるため、曲がるディスプレイを搭載する折りたたみスマートフォンのように、開けると大きな1枚の画面をベゼルレスで使えるわけではありません。

公開された上記動画では、2つのアプリを2つの画面で同時に起動してマルチタスクを行う様子のほか、ひとつのアプリを大画面で使うシーンが確認できます。たとえば、メールであれば、左の画面にメールボックスを、右の画面に選択したメールの内容を表示するといった具合です。

また、2つの画面で同時に使うアプリのペアを登録し、ワンタップで両アプリを起動することも可能。たとえば、SNSとWebブラウザーのペアを登録すると、わざわざマルチウィンドウの操作をすることなく、タップするだけで2つのアプリを同時に起動できるというわけです。

ゲームをプレイ&カメラでプレイする様子を録画する、片方の画面を下にしてキーボードを表示し、もう片方の画面を作業用ディスプレイにするノートPCのような使い方も動画では紹介されています。

基本スペックは、CPUが「Snapdragon 855」、メモリーが6GB、ストレージが128/256GB、バッテリー容量が3577mAh。有機ELディスプレイを採用し、片方で1800×1350(4:3)、開くと2700×1800(3:2)。カメラは、1100万画素、F2.0、視野角84°となっています。

アメリカでの公式サイト販売価格は1,399ドル(約15万円)。折りたたみスマートフォンと比べると若干安いものの、スマートフォンでは超ハイエンドモデルに相当します。日本での発売については明らかにされていませんが、「Surface」シリーズの多くが日本でも販売されているため、投入される可能性は大いにありそうです。

ソース:マイクロソフト

「フォートナイト」がApp StoreやGoogle Playから削除。Epic GamesはアップルとGoogleを提訴し全面戦争へ

Epic Gamesの人気ゲーム「フォートナイト」のモバイル版が、アップルのアプリ販売プラットフォーム「App Store」から削除されました。これを受けて、Epic GamesはアップルやGoogleを相手取り訴訟を起こしたことを明らかにし、全面対決の様相を呈してきました。

ことの発端は、Epic Gamesが独自の決済システム「EPIC ディレクトペイメント」をモバイル版の「フォートナイト」に実装したことにあります。これは、ゲーム内通貨「V-BUCKS」が、App StoreやGoogle Playを介して購入するときよりも20%安く購入できるというもの。Epic Gamesは、プラットフォーム事業者であるアップルやGoogleが課している30%の手数料を、ユーザーが「EPIC ディレクトペイメン」を利用することで回避する代わりに、その分販売価格を安くするというものです。これが、App StoreとGoogle Playのガイドラインに反するという理由で「フォートナイト」は削除されました。

iOSやAndroid端末で「V-BUCKS」を購入使用とすると、App StoreやGoogle Playのほかに、20%安いEPIC ディレクトペイメントで購入するかの選択肢が表示されます

Epic GamesはアップルやGoogleが課す30%の手数料が高すぎるとして長年訴え続けており、ついにEPIC ディレクトペイメントを実装するという大きな行動に出ました。ただし、Android端末に関しては、Google Playだけでなく、Epic Gamesの公式サイトやSamsung Galaxy Storeからダウンロードすることが可能であり、今回のEPIC ディレクトペイメントも問題なく利用できます。

しかし、iOS端末に関しては基本的にApp Store以外からアプリをダウンロードすることはできません。そのため、iPhoneやiPadでは新規で「フォートナイト」ダウンロードすることはおろか、インストール済みの端末でもアップデートが利用できなくなり、新シーズンがリリースされても遊ぶことはできません。

Epic Gamesは、App Storeから削除されたことを受けすぐさまアップルを相手取った訴状を公開。また、Google Playから削除されたことを受けてGoogleも提訴しました。

公式Twitterでは「Epic GamesはApp Storeの独占に異議を唱えました。報復として、Appleは10億のデバイスでFortniteをブロックしています。フリーフォートナイト(URL)へアクセスし、2020年を「1984」にしないための闘いに参加してください」という抗議文を掲載。また、ジョージ・オーウェル原作の小説「1984」を題材にした有名なCMのパロディ動画まで公開しました。

このCMは、アップルが1984年にMacを販売する際に、リドリー・スコット監督が制作したものです。当時のPC市場で巨大な存在になっていたIBMに対し、アップルがMacを引っさげてIBM支配下のPC市場を自由にするというテーマで描かれました。Epic Gamesはこれをパロディ化し、アップルが1984年のIBMになりつつある、という強烈な皮肉を込めたというわけです。

削除後に即パロディ動画が公開されたことから、Epic GamesはApp Storeから削除されるのが想定通りと踏んでいたとみられます。

アップルは「Epic Gamesは10年前からApp Storeでアプリを提供しており、Appleがすべての開発者に提供しているApp Storeのエコシステム(ツール、テスト、配布など)の恩恵を受けてきました。App Store の規約とガイドラインに自由に同意しており、彼らがApp Storeでこのような成功を収めたことを嬉しく思っています。今回、彼らのビジネス上の利益のために特別な取り決めを求めるようになったという事実は、これらのガイドラインがすべての開発者にとって公平な競争の場を作り、すべてのユーザーにとって安全なストアを作るという事実を変えるものではありません。私たちは、Epicと協力してこれらの違反を解決し、フォートナイトをApp Storeに戻すことができるよう、全力を尽くします」とコメントしました。

iOS端末で「フォートナイト」を遊ぶユーザーのためにも、早く事態が落ち着いてほしいばかりです。

ソース:Epic Games

水川悠士(編集部)

水川悠士(編集部)

最新ガジェットとゲームに目がない雑食系ライター。最近メタボ気味になってきたので健康管理グッズにも興味あり。休日はゲームをしたり映画を見たりしています。

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