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SIMフリーのエントリースマホ「Xperia 8 lite」が9月1日に発売!

ソニーモバイルは、2020年8月26日、SIMフリースマートフォン「Xperia 8 lite J3273」を9月1日以降に一部MVNO事業者を通じて発売すると発表した。既存の「Xperia 8」をベースにしながら機能を一部簡略化した製品で、エントリー向けXperiaとして注目を集めそうだ。

「Xperia 8 lite J3273」は、2019年秋・冬モデルとして、au、ワイモバイル、UQモバイルから発売された「Xperia 8」をベースにしたSIMフリースマートフォン。約69(幅)×158(高さ)×8.1mm(厚さ)、重量約170gのボディに2,520×1,080のフルHD+表示に対応する約6.0インチの液晶ディスプレイ「トリルミナスディスプレイfor mobile」を搭載する。このボディは「Xperia 8」同様にIPX5/8等級の防水仕様と、IP6X等級の防塵仕様に対応している。FeliCa・NFCポート、ヘッドホン端子を搭載し、フルセグ・ワンセグチューナーは非搭載という点も「Xperia 8」と同じだ。

上位モデル「Xperia 1 II」などと同じ縦横比21:9の超縦長のディスプレイを採用。迫力のある映像を楽しめる

上位モデル「Xperia 1 II」などと同じ縦横比21:9の超縦長のディスプレイを採用。迫力のある映像を楽しめる

基本的なスペックも「Xperia 8」と共通。搭載されるSoCは「Snapdragon 630」、4GBのRAMと64GBのストレージ、512GBまで対応するmicroSDXCメモリーカードスロットを組み合わせる。OSはAndroid 9だ。なお、「Xperia 8」では今年5〜6月にかけてAndroid 10へのバージョンアップが行われたが、本機でのバージョンアップについては明らかにされていない。機能面での違いは、「Xperia 8」に搭載されていたサウンドエンハンサー「DSEE HX」が非搭載となっている点くらい。バッテリーは若干強化されており、容量が2,760mAhから2,870mAhに増えた。なお、バッテリーへの負荷を抑えた充電を行う「いたわり充電」や、電力消費を抑えた「STAMINA モード」は引き続き搭載されている。

カメラも「Xperia 8」と同じだ。メインカメラは、約1,200万画素の標準カメラ(35mm換算の焦点距離は27mm)と約800万画素の望遠カメラ(53mm)という組み合わせのデュアルカメラで、光学2倍のズーム撮影や背景をぼかしたポートレート撮影などが行える。なお、フロントカメラは約800万画素(24mm)で、美肌や輪郭補正など5個の機能を備えた「ポートレートセルフィ―」を搭載している。

標準カメラと望遠カメラという組み合わせのデュアルカメラを搭載。2倍の光学ズーム撮影が可能だ

標準カメラと望遠カメラという組み合わせのデュアルカメラを搭載。2倍の光学ズーム撮影が可能だ

カラーバリエーションはホワイトとブラックの2色のみ。日本国内の一部MVNO事業者を中心に発売される予定で、販売価格は販売各社から別途発表される。

田中 巧(編集部)

田中 巧(編集部)

FBの友人は4人のヒキコモリ系デジモノライター。バーチャルの特技は誤変換を多用したクソレス、リアルの特技は終電の乗り遅れでタイミングと頻度の両面で達人級。

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