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「Xperia 5 II」や「AQUOS sense5G」に加えて、2機種のフォルダブルスマホも登場

全機種が5G対応! auが2020年秋冬のスマートフォン6機種を発表

au(KDDI)は、2020年9月15日、今秋以降発売のスマートフォン6機種および、料金プランの一部見直しについて発表した。新登場のスマートフォンは全機種が5G対応となったほか、5G対応の料金プラン「ピタットプラン5G」を1,000円値下げするなど、5G導入の敷居を下げる内容となっている。

倍速ディスプレイを搭載するもうひとつのハイエンドXperia
ソニーモバイル「Xperia 5 II SOG02」

グローバルモデルが発表済みの「Xperia 5 II」が、auより「SOG02」として発売される。基本的なスペックはグローバルモデルに準じており、約68(幅)×158(高さ)×8.0(厚さ)mm、重量約163gのボディに、2,520×1,080表示に対応した約6.1インチの有機ELディスプレイを搭載する。このディスプレイは、120Hzの倍速駆動(駆動自体は240Hz相当で、1コマごとに残像低減の黒い画面が差し込まれる)と、240Hzの4倍速タッチスキャンレートに対応しており、ゲームプレイなどのレスポンスを重視したものとなっている。

メインカメラは、約1,200万画素の超広角カメラ(16mm)、約1,200万画素の標準カメラ(24mm)、約1,200万画素の望遠カメラ(70mm)という組み合わせのトリプルカメラで、いずれもT*コーティングの施されたZEISS監修のレンズを採用している。なお、「Xperia 1 II」に搭載されていた3D iToFセンサーは省略されている。

搭載されるSoCは、「Snapdragon 865 5G」で、メモリーは8GB、ストレージ容量は128GB、1TBまで対応するmicroSDXCメモリーカードを組み合わせる。OSはAndroid 10だ。5G通信機能は、Sub-6のみの対応でミリ波は非対応。NFC・FeliCaポートを搭載する。

カラーバリエーションは、ブラック、グレー、ブルー、ピンクの4色。2020年10月下旬の発売を予定している。

書き込み時の遅延を大幅に短縮して、よりリアルな使用感を実現
サムスン「Galaxy Note20 Ultra 5G SCG06」

ペン入力に対応する大型高性能スマホ「Galaxy Note」シリーズの最新モデル。約77(幅)×165(高さ)×8.1(厚さ)mm、重量約208gのボディに、3,088×1,440のQHD+表示と120Hz駆動に対応する約6.9インチの有機ELディスプレイ「Dynamic AMOLED」を搭載する。「Galaxy Note」シリーズの特徴であるペン入力デバイス「Sペン」は、書き込み時の遅延を従来の42msから9msへ大幅に短縮しており、本物のペンに近い書き心地を実現した。

メインカメラは約1,200万画素の超広角カメラ、約1億800万画素の標準カメラ、約1,200万画素の望遠カメラという組み合わせのトリプルカメラで、5倍の光学ズームと、AIを使った50倍の超解像ズームに対応。また8Kでの動画撮影やHDR10+動画の撮影、960fpsのスーパースロー動画撮影に対応している。フロントカメラは約1,000万画素だ。

基本スペックだが、クアルコムのハイエンドSoC「Snapdragon 865 Plus」に12GBのメモリーと256GBのストレージ、1TBまで対応するmicroSDXCメモリーカードスロットを組み合わせる。OSはAndorid 10。本機のSoCは、ベースとなる「Snapdragon 865」と比較して処理性能を追求した「プライムコア」の動作クロックを高めており、ピーク時の処理性能が約1割高まっているもの。また、グラフィック性能も1割ほど向上しているとのことだ。5G通信機能は、Sub-6とミリ波の両方に対応。NFC・FeliCaポートを搭載する。

カラーバリエーションはミスティックブロンズとミスティックブラックの2色。2020年10月中旬の発売予定だ。

前モデルと比較して約12%広くなった折りたたみディスプレイを搭載
サムスン「Galaxy Z Fold2 5G SCG05」

折り畳みディスプレイを備えた「Galaxy Fold」の後継モデル。2,208×1,768表示に対応する、折り畳み可能な約7.6インチのメインディスプレイと、ボディ裏面に配置される2,260×816表示に対応する約6.2インチのカバーディスプレイを備えており、いずれの画面も前モデル「Galaxy Fold」と比較して大型化された。ボディサイズは、開いた状態で約128(幅)×159(高さ)×6.1(厚さ)mm、閉じた状態で約68(幅)×159(高さ)×13.8(厚さ)mm。重量は約282gで、前モデル「Galaxy Fold」と比較して約6g重くなった。

メインカメラは、超広角、広角、望遠のトリプルカメラでいずれも約1,200万画素のイメージセンサーを搭載する。折りたたまれた内側に配置されるサブカメラは約1,000万画素で、背面のカバーディスプレイの面に配置されるサブカメラも約1,000万画素となっている。

基本スペックは、上記「Galaxy Note20 Ultra 5G」と共通で、ハイエンドSoC「Snapdragon 865 Plus」に12GBのメモリーと256GBのストレージ、1TBまで対応するmicroSDXCメモリーカードスロットを組み合わせる。OSはAndorid 10。5G通信機能は、Sub-6のみの対応。なお、NFC・FeliCaポートは非搭載だ。

カラーバリエーションはミスティックブロンズのみ。2020年11月上旬の発売を予定している。

5Gに対応した第2世代縦折りフォルダブルスマホ
サムスン「Galaxy Z Flip 5G SCG04」

今年2月に発売された「Galaxy Z Flip」の後継モデル。本機は前モデルでは見送られていた5G通信に対応しており、Sub-6を利用可能となっている。ボディは基本的に前モデルとほぼ同じで、開いた状態では約74(幅)×167(高さ)×6.9(厚さ)mm、閉じた状態では約74(幅)× 87(高さ)×15.4(厚さ)mm、重量約183gのボディに、2,636×1,080のフルHD+表示に対応する縦折り可能な約6.7型の有機ELディスプレイ「Dynamic AMOLED」を搭載する。また、背面には、約1.1インチのサブディスプレイが引き続き搭載されている。

メインカメラは、いずれも約1,200万画素のイメージセンサーを備えた広角カメラと超広角カメラというデュアルカメラ仕様で、光学2倍のズーム撮影が行える。フロントカメラは約1,000万画素だ。

基本スペックは、SoC「Snapdragon 865 Plus」に8GBのメモリーと256GBのストレージを組み合わせる。microSDXCメモリーカードスロットは非搭載だ。OSはAndroid 10。NFC・FeliCaポートなども非搭載となる。

カラーバリエーションはミスティックブロンズのみ。2020年11月上旬の発売予定となる。

5Gに対応したミドルレンジ向けスマホ
サムスン「Galaxy A51 5G SCG07」

サムスンのスマートフォンでは、エントリー〜ミドルレンジを受け持つ「A」シリーズ。その新モデルとなるのが本機「Galaxy A51 5G」だ。約74(幅)×159(高さ)×8.8(厚さ)mm、重量約189gのボディに、2,400×1,080のフルHD+表示に対応する約6.5インチのパンチホールを備えた有機ELディスプレイ「Super AMOLED」を搭載する。SoCは、「Snapdragon 765G 5G」で、6GBのメモリーと128GBのストレージ、1TBまで対応するmicroSDXCメモリーカードスロットを組み合わせる。OSはAndroid 10だ。なお、5Gの通信機能はSub-6のみの対応となる。NFC・FeliCaポートを搭載。

メインカメラは約1,200万画素の超広角カメラ、約4,800万画素の標準カメラ、約500万画素のマクロカメラ、約500万画素の深度測位カメラという組み合わせのクアッドカメラだ。マクロカメラは、被写体から40mmという至近距離からの接写に対応。超広角カメラは人間の視野角に近い123°の画角に対応している。

カラーバリエーションはプリズムブリックスホワイトとプリズムブリックスブラックの2色。2020年11月中旬の発売を予定している。

大容量バッテリーとIGZO液晶で長時間駆動を実現する5Gスマホ
シャープ「AQUOS sense5G SHG03」

シャープから発表されたミドルレンジスマホ「AQUOS sense5G」が、auより「SHG03」として発売される。約71(幅)×148(高さ)×8.9(厚さ)mmのボディに(重量は測定中)、2,280×1,080のフルHD+表示に対応した約5.8インチのIGZO液晶ディスプレイを搭載する。AQUOS senseシリーズはバッテリー持ちのよさが魅力だが、本機は4,570mAh(暫定値)という大容量バッテリーを搭載することで、5Gに対応しつつ長時間の駆動が行えるようになるという。

クアルコムから先日発表されたばかりの最新SoC「Snapdragon 690 5G」を採用。このSoCは、「AQUOS sense3」に搭載されていた「Snapdragon 630」と比較して約2.4倍の処理性能向上を実現しているという。メモリーは4GB、ストレージは64GB、1TBまで対応するmicroSDXCメモリーカードスロットを組み合わせる。OSは、発表されたばかりのAndroid 11が採用されるが、2年間に最低2回のバージョンアップを保証するという方針は変わらない。5G通信機能は、Sub-6のみの対応となる。NFC・FeliCaポートを搭載。

メインカメラは約1,200万画素の標準カメラ、約1,200万画素の広角カメラ、約800万画素の望遠カメラという組み合わせのトリプルカメラだ。AIを使ったシーン認識機能を搭載し、構図や被写体に適した撮影モードを自動で選択できる。フロントカメラは約800万画素となっている。

カラーバリエーションは、ライトカッパー、オリーブシルバー、ブラックの3色。2021年初の発売を予定している。

「ピタットプラン5G」を1,000円値下げ。新料金「データMAXテレビパック」も登場

5G向け料金プランの一部見直しも発表された。見直されるのは5G向けの段階制料金プラン「ピタットプラン5G」で、2020年10月1日から月額1,000円の値下げが実施される。これにより、月間通信容量1GB以内なら月額2,980円(いずれも税別、2年契約N適用時のもの)、4GB以内なら月額4,480円、7GB以内なら月額5,980円となり、現在サービス提供中の4G向け「ピタットプラン」と同額で利用できるようになる。

このほか、動画配信サービスのアカウントをバンドルした料金プランとして、「データMAX 5G テレビパック」と「データMAX 4G LTE テレビパック」が10月2日より追加される。これは、テレビ動画配信サービス「TELASA」「Paravi」「FODプレミアム」のアカウントと、通信容量無制限(一時的な帯域制限あり。テザリング・データシェア・国際ローミング通信の容量は月間70GB)のデータ通信がセットになっているもので、「データMAX 5G テレビパック」は月額10,180円(月間データ通信容量が2GB以下の場合8,700円)、「データMAX 4G LTEテレビパック」は月額9,180円(月間データ通信容量が2GB以下の場合7,700円)で利用できる。

「TELASA」「Paravi」「FODプレミアム」のアカウントをバンドルした容量無制限プラン「データMAXテレビパック」も発表された

「TELASA」「Paravi」「FODプレミアム」のアカウントをバンドルした容量無制限プラン「データMAXテレビパック」も発表された

また、「データMAX 5G ALL STARパック」「データMAX 5G テレビパック」「データMAX 5G Netflixパック」「データMAX 5G」を対象にしたキャンペーン「5Gスタート割」が10月1日より開始される。このキャンペーンは、加入の翌月から12か月間、月額料金を1,000円割引するというものだ。

さらに、新しい割引メニューである「スマホ応援割III」が10月1日から開始される。これは、新規または機種変更で対象となる料金プランに加入することで、最大6か月間月額料金を割引するというもの。割引額は「データMAX 5G ALL STARパック」なら月額1,500円、「データMAX 5G テレビパック」「データMAX 4G LTE テレビパック」なら月額1,700円、「データMAX 5G Netflixパック」「データMAX 4G LTE Netflixパック」、「データMAX 5G」「データMAX 4G LTE」なら月額1,000円となる。

モバイル事業を「au」「UQ mobile」「BIGLOBE mobile」「J:COM MOBILE」の4チャンネルに再編

今回発表されたスマートフォン端末はすべて5G対応という思い切ったものだ。しかし、KDDIグループは、モバイル事業の多チャンネル化を進めており、低価格帯の料金プランについては「UQ mobile」で、さらなる低価格プランについては、グループの「BIGLOBE mobile」「J:COM MOBILE」の各MVNO事業社でそれぞれ受け持つ体制になる。従来型の4G対応の低価格スマートフォンは、これらのチャンネルから今後発表されることになるだろう。

KDDIグループのモバイル事業は、使い放題・大容量向けの「au」、低価格帯向けの「UQ mobile」、さらなる低価格を追求した「BIGLOBE mobile」「J:COM MOBILE」という多チャンネル体制に移行する

KDDIグループのモバイル事業は、使い放題・大容量向けの「au」、低価格帯向けの「UQ mobile」、さらなる低価格を追求した「BIGLOBE mobile」「J:COM MOBILE」という多チャンネル体制に移行する

田中 巧(編集部)

田中 巧(編集部)

FBの友人は4人のヒキコモリ系デジモノライター。バーチャルの特技は誤変換を多用したクソレス、リアルの特技は終電の乗り遅れでタイミングと頻度の両面で達人級。

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