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毎月20GBの大容量! ワイモバイルとUQ mobileの新プランは何が違う?

2020年10月28日、大手キャリアのサブブランド「ワイモバイル」と「UQ mobile」から新料金プランが相次いで発表されました。ワイモバイルの新プラン「シンプル20」は2020年12月下旬から、UQ mobileの新プラン「スマホプランV」は2021年2月以降に提供が始まる予定です。

ワイモバイルとUQ mobileから新しい料金プランが登場します。どんな料金プランなのでしょうか?

ワイモバイルとUQ mobileから新しい料金プランが登場します。どんな料金プランなのでしょうか?

この新プラン発表の前日となる10月27日、低廉で多様なサービスから自分のニーズに合ったものを選べる環境の整備を目的とした「モバイル市場の公正な競争環境の整備に向けたアクション・プラン」が総務省から公表されていました。武田総務大臣はサブブランドの新プラン発表について、両社がアクション・プランに対応したものと評価した上で、ユーザーにも料金プランの見直しを呼びかけています。

今回発表されたワイモバイルとUQ mobileの新プランはどちらもデータ利用量が毎月20GBまでで、データ利用量を使い切ったあとの通信速度は最大1Mbpsとなっており、これまでサブブランドではカバーできなかった大容量志向のユーザーにも選びやすいプランとなっています。

そこで今回は、執筆時点(2020年11月13日現在)で発表されている情報をもとに、両ブランドの新プランと従来のプランの違いをチェックしてみたいと思います。

※記事中の価格は特に断りがない限り税別です。

ワイモバイルの新プラン「シンプル20」と従来のプランをチェック

まずはワイモバイルの料金プランをチェックしてみましょう。新プランの「シンプル20」と従来のプラン「スマホベーシックプラン」の内容を以下にまとめました。なお、新プランの名称のみ赤字で記しています。

ワイモバイルの新プランと従来のプランの比較

ワイモバイルの新プランと従来のプランの比較

新プラン「シンプル20」はデータ利用量が20GB/月で、月額料金は4,480円。データ利用量を使い切ったあとの通信速度は「スマホベーシックプランM」「同R」と同様に上り・下りともに最大1Mbpsとなっています。

「スマホベーシックプラン」には各通話最初の10分間が無料になる通話料割引があらかじめ組み込まれていますが、この特徴は「シンプル20」にも引き継がれています。無料時間を超過した分の通話料は30秒あたり20円です。なお、「スマホベーシックプラン」では国内宛の通話が話し放題になる毎月1,000円のオプション「スーパーだれとでも定額」を追加できますが、「シンプル20」については執筆時点(2020年11月13日現在)で言及されていません。

ただし、「シンプル20」には「スマホベーシックプラン」との違いもあります。「スマホベーシックプラン」では家族で契約する場合に2回線目以降(最大9回線)の月額料金が毎月500円割り引かれる「家族割引サービス」や、新規契約の翌月から6か月間の月額料金が毎月700円割り引かれる「新規割」などが適用されますが、「シンプル20」は「新規割」「家族割引サービス」「おうち割 光セット」「おうち割 でんきセット」の適用対象外となっています。

また、「スマホベーシックプラン」は毎月500円でデータ利用量を増量する「データ増量オプション」(スマホベーシックプランSは毎月1GB、スマホベーシックプランM/Rは毎月3GB増量)が利用できますが、「シンプル20」では「データ増量オプション」も対象外となっています。

UQ mobileの新料金プラン「スマホプランV」と従来のプランをチェック

次に、UQ mobileの料金プランをチェックしてみましょう。新プランの「スマホプランV」と従来のプラン「スマホプランS」「同R」の内容を以下にまとめました。ワイモバイルと同様に新プランの名称のみ赤字で記しています。

UQ mobileの新プランと従来のプランの比較

UQ mobileの新プランと従来のプランの比較

新プランの「スマホプランV」はデータ利用量が20GB/月で、月額料金は3,980円。データ利用量を使い切ったあとの通信速度は上り・下りともに最大1Mbpsで、「スマホプランR」と同じ。通話料は30秒あたり20円です。

従来の「スマホプランS」「同R」と同様に通話料割引は組み込まれておらず、各通話最初の10分間が無料の「かけ放題(10分/回)」(月額700円)や国内宛通話が話し放題になる「かけ放題(24時間いつでも)」(月額1,700円)などを別途追加する必要があります。

また、新しいタイプの料金プランと言えるワイモバイルの「シンプル20」とは違い、UQ mobileの「スマホプランV」は従来のプランがそのまま大容量化されていて、家族で契約する場合に2回線目以降(最大9回線)の月額料金が毎月500円割り引かれる「UQ家族割」の対象になっています。

新しいタイプの「シンプル20」と従来型プランの新たな選択肢「スマホプランV」

ワイモバイルの「シンプル20」とUQ mobileの「スマホプランV」は、どちらも毎月20GBまでデータ利用量が付与される料金プランですが、通話料割引オプションの有無や従来のプランに対する位置付けには違いがあります。

ワイモバイルの場合、新プランの「シンプル20」は月額料金が4,480円で固定されており、「家族割引サービス」などの割引やデータ利用量を増やすオプションも適用されない、新しいタイプの料金プランという位置付けになっています。

割引が適用されない場合の月額料金は、「シンプル20」の4,480円に対して「スマホベーシックプランR(データ利用量は14GB/月)」が4,680円と200円割高ですが、「家族割引サービス」が適用されると「スマホベーシックプランR」は4,180円になるため、「シンプル20」よりも300円安くなります。「シンプル20」と「スマホベーシックプランR」のどちらを選ぶべきかは毎月の通信量が14GBを超えるかどうかだけでなく、各種割引が適用できるかどうかも含めて検討すべきと言えます。

いっぽう、UQ mobileの場合、新プランの「スマホプランV」は従来のプランにおけるデータ利用量の新たな選択肢という位置付けであるため、単純にデータ利用量と月額料金の兼ね合いだけでも選ぶことが可能です。

また、「スマホプランV」に「かけ放題(10分/回)」を追加すると月額料金は4,680円となり、同様の通話料割引が組み込まれているワイモバイルの「スマホベーシックプランR」と金額が揃います。データ利用量は「スマホプランV」のほうが毎月6GB多いため、ブランドやエリアの違いを気にせずに検討できるユーザーにとって、通話料割引の有無が選べる「スマホプランV」は有力な選択肢になりそうです。

松村武宏

松村武宏

信州佐久からモバイル情報を発信するフリーライターであり2児の父。気になった格安SIMは自分で契約せずにはいられません。上京した日のお昼ごはんは8割くらいカレーです。

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